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15日の日記で、オール電化やIHヒーターに対しての疑問を書きましたが 他にも日頃、「?」と思っていることがあります。 それは。 トイレの水洗化 そもそも水洗化工事を生業にしていた人間が、こんな事言うのは問題アリですけどね(笑) もちろん、水洗化の目的である河川の浄化に、異論を唱えるつもりはありません。 そして、公共事業が進まない時期に、この水洗化工事が弱小設備屋の救いに なっている事も、身をもって体験しております。 しかし、しかしですよ。 夏になり、雨が降らない日が続いて、渇水情報が流されたりすると、思うんです。 「トイレを水洗にしなけりゃ、相当の量の水が節約できるのに」 トイレで小と大のレバーの切り替えを、一体どれくらいの人がちゃんと行っているかは知りませんが、一回に7リットルとか8リットルの水道水が、僅かの排泄ブツの為に捨てられるってのは、非常にもったいないと思いませんか? 一家四人、一日に風呂入れるくらいの量をトイレのためだけに使ってるんですよ? しかも。 下流の都心部から、上流の田舎へ。 水洗化はどんどん進んでいます。 当然、トイレの為に使われる水の量も、もの凄い勢いで増えてるって事です。 そりゃ、水不足にもなるわな……。 本来、川を汚しているのは風呂の排水や台所の排水。 いわゆる「生活排水」であります。 一方、ぼっとん便所へ排泄されたブツは。 川へ流れ出る訳ではなく、汲み取りされ処理施設に運ばれるまで、便槽の中に留まっております。河川の汚染とは、ほとんど関係が無い。 だからさ。 トイレはぼっとんのまま。 その他の生活排水は、下水道へ流す。 こうすれば、急激な水道使用の増加なんて起こらなかったじゃないですか? 汲み取り業者さんに支払う補償料も不要だし、彼らの仕事がなくなる事も無いしね(笑) まあ、旧式の「ぼっとん」は臭いとか衛生面で問題がありますから、 「簡易水洗」にするのがベストかとは思いますが。 他に、トイレには上水ではなく、中水を使用するとかね。 そういう考えもあって良いのではと。 むやみに電力消費をあおっておいて、節電を呼びかける電力会社とか。 水道の使用量が増えることが当然な事業を推し進めて、渇水期にだけ節水を呼びかける水道局とか。 首を傾げたくなっちゃうんですよねえ。 と。 雪が多くて、とりあえず、水不足の心配がなさそうな時期に言う事じゃないですか(笑)
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