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えー。 前回の現場はそのままに、茅野市の方へ通っております雨宮です。 白樺湖の横を通ってね、行くわけです。 春休み真っ盛りの青年たちとすれ違って、こう、もやもやっと(笑) 私も春休みが欲しいデス。 それはさて置き。 今回の現場は、ボットン便所を簡易水洗に変更するというもの。 しかしただの簡易水洗ではなく、数年前から某メーカーが広告に良く出している、 水洗化対応トイレ。 普通、簡易水洗から水洗へと変更すると、便器そのものをそっくり交換しなければいけないのですが、この対応トイレは、フランジ部分(床まで立ち上がっている配管と、便器の接続部分ね)だけを交換すれば、便器本体はそのまま継続使用できるというもの。 本当はね、このお宅、とっくに水洗化が終わっているはずなのです。 表通りには下水の本管が敷設し終わっています。 そこからこのお宅まで、幅二の道路が50メートルほどでしょうか、その道路へ枝管さえ敷設し終われば、すぐにでも宅内の水洗化工事が出来るんです。 ところが。 この枝道のちょうど入り口のお宅の方が、強固に工事反対しているんだそうで。 枝道の部分で下水道を敷設する工事を行うと、この道路に面している生垣の木が枯れてしまう、だから絶対駄目だ、と。 工事をするなら、先に生垣の補償をしてくれ、とゴネて工事を止めてしまったんだとか。 対応する市役所の方でも、そんな話は通せるはずもなく、半年以上工事が止まったままになっているそうです。 で、お客さんの方でも色々考えてですねえ。 下水道を引かせないのなら、替わりに浄化槽を入れるから、その工事代金を負担しろと相手に要求しようと考えたわけです。 その前段階としての、今回のトイレ改装工事なわけ。 このままゴネ続けるなら、裁判所に訴えて、浄化槽工事の費用を負担させるぞ、という方向へ持っていくための、まあ脅しとでも言いましょうか。 や、そういう話聞くのって、嫌ですよね。 でも工事であちこち廻ると、結構耳にする話でもるんですよね。 隣の住人が、生垣の木が枯れたのはお宅のせいだって怒鳴りこんできたとか。 浄化槽の放流水が、うちの田んぼの上へ出るのはゆるせん、と言われたとか。 根っこには色々色々、積もり積もった感情があるんでしょうけど、ね。 その反対しているお宅の方とは、結局ぜんぜんすれ違いもしないままなんですけれどね。微妙に気になりますです。 一体どんな人なんだろう……(笑 お隣同士で暮らしてて、そういうゴタゴタを起こして、全然平気なのかしら、とか。考えちゃいます。 田舎、なのにねえ。
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