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■ バレエ教室の見学。予想に反して…
家を9時に出て親子体操。 今日はスポーツセンターの体育館。外より暑い。でも今日も比較的進行には素直についていく娘。 お友達のマネをして手を床に着き足を跳ね上げる動作をしていて、見事におでこから前に倒れ号泣した以外はなかなかご機嫌だった。 どう見ても運動神経はよくなさそうだけど、こうやってちょっと痛い思いをしながら自分の限界を知ったり回避方法を学んでいかないと。
帰りに公園に寄り、小1時間お友達と。 昼食はあまり食べず。体動かした後なのにホント小食。
ガッと1時間昼寝したあと、お友達2人と歩いていけるモダンバレエ教室を見学に行く。バレエは絶対クラシックをやらせたいと思っていたけれどモダンでも基礎の部分は同じだろうし、3歳半とか4歳でクラシックを始める前に、それこそリトミックの代わりにやるにはいいかも…そんな気持ちででかけた。 予想より広くきれいなスタジオ。娘も「早く踊ろうよ〜」と幸先いい感じ。先生は聞いていた通りサバサバ系で、いろいろ娘達に話しかけてくる。 こういうとき自分からさらにどんどん話しかける娘。名前を聞かれてもハッキリ答え、やっぱり場所見知り人見知りのない子だなぁと思っていた。そのときは。
時間になり、生徒が次々集まってくる。みんな娘よりもひとつかふたつ上くらいか。この街らしからぬ、ちょっとハイソな感じの親子もいる。いるところにはいるんだなぁ。 「はい!始めます!!」パンパン(手を打つ) 先生が大きな響く声を出したとき、娘の様子が変わった。 生徒と、一緒に来たお友達が中央に集まる中…娘は私に引っ付いた。どして?さっきまであれほど先生にまとわりついてたのに?? 結局基礎運動(このクラスではバーレッスンはないらしい)の間は私の隣で「見学」。「せっかく来たのにどうして?」と聞くと、「先生なんか怖いよ〜ママ今日は見に行くって言ったでしょー?」だと。 がっくり…
でもがっくりする必要はなかった。その後、ちょっとだけみんなに混じって動いたりしたものの、衣装をつけて踊る在校生をちゃんと見ていたのはホンの5分。あとは小声で「お茶飲みたい〜」を連発したり、カーテンに隠れて遊んだり、ぜーんぜんバレエに興味なし〜のよう。一緒にいったお友達も同じ。みんな9月に3歳になったばかりだし、やっぱりまだまだ無理なのだ。 見学してみて娘のヤル気が見えたとしても、なんだか私のイメージとは違う部分も多かったので、ここに入学することはなかったと思う。 低年齢のクラスほど先生が厳しいんだろうなとは思う。じゃないとまとまらないだろうからね。でも萎縮する生徒が何人もいたりするのはいいことじゃない。 もちろん心から楽しんでいる生徒もいる。でも衣装を着ていない(今回は何かの理由で出られないらしい)生徒に対して「邪魔〜見ててよ〜」と言う生徒もいる。それを誰も注意しない。というか、注意できる環境でない。 私は娘を純粋培養で育てようとは思ってない。むしろ逆。 いろんな子が集まるところに入れて自己確立させたい方。 でもなぁ、単純にここに娘を混じらせたいか、そうじゃないかを考えれば…ノーだなぁ。
それに第一! 見学を終えて階下に移動した私たちが見たものは! 子供レッスン中に暗い廊下で車座になって衣装をチクチクするママ達だった…。 ああ。どんなにここが気に入ったとしても、私は娘を入れられないのだわー。衣装関係は全部私の母(裁縫好き)にお任せだーなんて思っていたけれど、子供にバレエをやらせるってのはそんな簡単じゃないのだね。
教室を出てすぐに「おならがプってなったら、お水が出てきたー」と股間を指差す娘。見ると…パンツにうんちの染みが! 今はおもらしはほぼしなくなったので、いきなり水筒の冷たいお茶ガブ飲みしたせいだと思っていた(よく考えたらそんなわけはない)。お友達の家が近いのでオムツをもらい、小1時間遊ぶ。
まだまだ元気そうだったので、私の使い捨てコンタクトの補充のために眼科へ。普段私の通院などには絶対娘を連れて行かないけど、ここは眼科というよりコンタクト屋さんだし、目の病気に感染したりもないだろうってことで。 定期健診。顔を器具に固定した時点で横に立っている娘は私の肩に手を当てる。さらに眼に光を当てられたときには眼科医の側に立って覗き込んでいる。私は視線を逸らせない状態だけど、視界に娘の顔がどんどん入ってきている。最後にはほとんど眼科医の隣で一緒に私の眼を見ていた。近々娘がうなされたら、きっと上まぶたをひっくり返した私の夢だろうと思う。
待合室で女性誌を読む。 有名バレエ教室の発表会に現れた君島十和子さんと黒木瞳さんセレブ対決だってさ。その有名教室ってのはママが衣装をチクチクしなくていいんかいなとかいろいろ疑問はあるけど、中でも気になった部分があった。お教室のママ達が君島派と黒木派に分かれてるってところ。 うへー。嫌いーそういうの。女性誌に書いてあることを真に受けるなんてことしないけどさ。想像しただけでゲッ。
なんだか…娘がバレエに興味があるとかないとかそういうのの前に、私自身が理由で長年の夢「娘にバレエ」があっけなく消滅していくようだけれども。もしかして私の母が、私がバレエ教室に入るのを許さなかったのも同じ理由からだったのかな…。 いやいや、そんなんじゃだめだ。この歴史は繰り返しちゃいけない。3歳半になったら必ず本人の意思確認をし、それを尊重する。ちゃんと覚えておかなくては。
2003年09月17日(水)
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