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■ 怪しい先生
当時の学校の校長はシスターだったが 英語の先生を紹介して下さった。
奥様が同窓生で故人。 男の子が二人いらっしゃる先生だった。
しかし、この先生、 どうも怪しい先生だった。
他にも二人同級生が習っていたが お父さんが死別されていたお友達宅では 不自然にお宅に居座ったりと 怪しい行動をしていたらしい。
シスターの人を疑わない心を逆手に取って 同じ後輩の生徒宅で何か目論むとは以ての外。
教えてもらう場所はとある教会のお部屋。 テキストは全て先生の手作りで それを訳して勉強していくスタイルだったが、 内容的に怪しい部分があった。
訳していく自分も口にするのを躊躇う表現があった。
しかしそれに動じると相手の毒牙に嵌るので 知らん顔してスルー。
ギラギラした中年の男の汚い顔が見え隠れし 気持ちが悪い、と思った。
しかしながら誰もそれに対し 紹介して下さった校長様に苦情は言わなかった。
亡くなった奥様はきっと悲しんでいただろう。
2010年09月02日(木)
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