|
|
■■■
■■
■ 先生と言えない先生
高校2年生の時、生徒会で保健部の副部長をやっていた。
保健部の仕事はこの頃、 やっと取りつけられるようになった トイレットペーパーの補充や、 ポスター貼り、石鹸の補充、 体育祭や行事の救護などだった。
特にこの時期にトイレットペーパーが取りつけられたのは 自分達の生活に取って大きな進歩だった。
保健部となれば保健の先生と密接な関係をもつようになるが この先生が曲者だった。
大柄で派手な顔立ち、髪は茶色に染めて服装も派手だった。 とても気性が激しい先生だった。 お子さんは某有名私立に通っていると自慢していた。
そして何故かスリップを着用するようにと 生徒達に厳しく言う先生だった。
自分が着けてないんじゃないの?と 元気のいい子達は陰で言っていたが(爆)
その頃大学進学に際し、推薦を希望していた自分は かなり真面目に真剣に高校生活を送っていたが 何が気に入らないのかこの先生が
「○○さんは、職員室で有名なのよ!」
とある日私に言い出した。
それもとある宗教行事の救護の場で二人だけでいた時に。
それはまさに虐めに近い状態で その後心配で早速担任の先生に相談するが そんなことはないわよ、と先生はおっしゃる。
しかしながらその先生は会う度に私にその言葉を言い続けた。 これで真剣に悩んでしまった。 大きなストレスになってしまっていた。
後日、母が機会があってその先生にご挨拶すると 掌を返したように待遇が変わった。 頭を撫でられたり褒められたり・・・。
信じられなかった。
先生という職業は聖職だと思っていたが この時見事にこの考えは崩れた。
ある種の挫折感を抱いたものだった。
とても先生とは言えない先生。
心から尊敬する先生もいらっしゃったが 反面こんな人間も居た。
2010年09月03日(金)
|
|
|