kaorinのしょーじき日記
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2002年12月08日(日) うれしいたより

雪が降っています。
昨日も降っていましたが
今すっかり積もって
全部が真っ白になっています。

明日の朝は雪かきでしょう。

体調が悪くて
今日はずっとパジャマで過ごしました。
こういうのは久々です。

雪が降る前は必ず頭痛と腹痛&下痢です。
寒さにも暑さにも弱い軟弱モノです。。苦笑


で・・うれしいたよりがありました。

村上春樹の”海辺のカフカ”を
読んで感想をメールしたところ
期間限定サイト
村上春樹さまからのお返事がありました。(^_^)b

とってもうれしい。こういうのってすごい感激です。。

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mail no.400クリックして解凍Sent: Monday, September 23, 2002 1:20 AM
『海辺のカフカ』・・
発売前日にネットで発売を知り翌日購入、
一気に読み終えてしまいたい気持ちを抑えて
2週間かけて読了しました。

読み終えてなぜか涙がでてきてしかたありません。

自分が損なわれてしまうカフカ少年と同じ感覚が
15歳の少年でない34歳の兼業主婦の自分にあります。

ここ数年個人的にとてもしんどいことがあって
生きながら死んでいる焦燥と切なさが
読みながらどうしてかとても癒されていました。

なんでなんだろう?

旦那にも3歳の息子にも何で泣いているか
聞かれましたがうまく言えませんでした。
こんなことは今までありませんでした。

私はナカタさんが高層ビルの谷間の公園で出会う
黒髪の女の子の役をやりたいです。
その役をやるには
年をとりすぎているかもしれませんが
やってみたいですね。

本当に読めてよかったです。
多分何度も読みかえすことでしょう。
春樹さんの作品はどうしても何度も読みたくなるんです。
無人島に持っていくなら村上春樹って思っています。



こんにちは。僕の本があなたの何かのお役に立てたのだとしたら、それにまさる喜びはありません。僕らの中にはいつも15歳の少年(少女)がいます。佐伯さんの中に15歳の少女が生きていたのと同じように。僕はこの本を書きながら、あなたの中にあるそういうものをクリックして解凍したかったのだと思います。
村上春樹



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