Turn, Turn, Turn
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2003年03月13日(木) 浮気性

こと音楽にかけては、良いことだね。新しい音をってどこまでも求めてく感じ。おんなじような音ばっかり聞いてるヤツはこいつの頭って溶接されてるのかって思ってしまう。HR/HMしか聴か(け)ない馬鹿とか。つまんなくね? 普通に。歳を取るのはいいけど、はげてく頭のその中まで歳を重ねたくないですな。どんどん身体と脳みそが固くなっていっちゃう感じ、ね。

それで、アメーリカから帰ってきて、CD屋を覗くと十日ほどなのに最近また新譜がかなり出てるねー。そんで、そのほとんどがもう退屈。っていうかもう満腹ですって感じのものばっか。ほとんどがっかりだよ。あっちで死ぬほど流れてて聴かされた、ヒップホップやアメリカン・ロックの方が逆に聴きたい感じだな。

その中で圧倒的に新鮮で別格なのは、我らがリバティーンズの最新ミニ・アルバム TIME FOR HEROESと、t.A.T.u.、ザ・スリルズだね。

ザ・リバティーンズは新曲をどんどん聴きたいって感じだったから、UKでのシングルのB面曲のいい曲が網羅されたこのミニ・アルバムは超待望。そして、期待通り。こいつらの曲はなんて自分勝手な夢にのめり込んでて、カッコ良くて、生き急いでて、芸術的に下手糞で、そして切ないんだろうな。完璧だよ。わかんねえや。

t.A.T.u.は一発屋だろうけど、素晴らしい飛び道具。こういう音を最近聴いてなかったとこに飛び込んできてくれて、音楽的に痒いとこ掻いてくれたね。無謀なほどの悲しさに、あの時代錯誤したいかにもシンセな音達。いいですね。これは感動的なアルバムだよ。

ザ・スリルズは曲が良い。もう海ですね。俺も見てきた西海岸! ビーチ・ボーイズというかバート・バカラックというか、とにかく雪解けして春そして夏へっていう時の流れに照射してキラキラ光る太陽の輝きのような音楽。人生って素晴らしいですね。

片や、オアシスファンは必聴っていうモーターエースとミニットマンはどちらもならオアシス聴くよっていうレベルに留まってるんだよな。ロングウェイヴもデイヴ・フリッドマンプロデュースだから聴いたんだけどU2だった。ならU2聴くよ。

俺に今の気分を刷新するような音をどんどんくれ。


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