Turn, Turn, Turn
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2003年06月10日(火) |
一言レビュー5 THE POLYPHONIC SPREE/The Beginning Stages of... |
宗教。すごいぞ、これは。フレーミング・リップスにまったく引けを取らない感動の狂いっぷり。いや、「ヨシミ…」は超えたかもしれない。ディズニー音楽&サイケデリックなぶっとびのドラッグ音&人類悠久の歴史を感じさせる楽器達の中での、大大大大合唱。アンドリューW.K.、エレクトリック6に続き、またも知恵に満ちた反則技。幸せへの願い。願い。願い。祝福。讃美。自殺するな。飛べ。遊べ。笑え。光を目指して。
男女混成の25人編成で、そして白いローブを纏う。違うとか言いなさんな。確信犯な宗教じゃないですか。そして、それでいいじゃないですか。分かりやすくていいじゃないですか。そんで歌と音楽が最高なんだから、まったく問題なし。とにかくこのタイミングでこれってのは、いろいろな意味でジャスト。
天国の音楽。天に召される時。息も苦しくて、かすかに見える最愛の人や家族の顔が見えなくなってきて、だんだん眠くなってきて、その時に流れる走馬灯のサウンド・トラック。
これをもっと過剰に過剰にしていって、ビッグバンさせたらどうなるんだろう。視覚まで組み合わせたらどうなるんだろうか。未知のライヴの驚異への更なる期待を込めて、満点はお預けの★★★★☆。聴かずに死ねません。サマソニは多分、ヤバイ。
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