経理の心理

2002年09月21日(土) 優先順位とおぼろげなる留学について

今回もしっかり3連休頂いたのですが、1日目ぐうたらぐうたら。
男の1人暮らしらしい洗濯やたまった10枚ほどのYシャツを一気にアイロンがけ、そして本を出品していたオークションの返事メールや郵送の対応、なんかをしてあっという間に1日を使ってしまいました。
運動もビデオ鑑賞も勉強もしませんでした。
こりゃいかん、明日はがんばるべし。

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TOEICの受験票がきましたね。
私の受験地は明治大学。初めてです。
埼玉に住んでいた時は川越の方の大学で2回受けましたが、東京に引っ越してからは3回目ですが3回とも場所が違うので、毎回楽しみです。
基本的に知らない場所に出向くのは好きな性質なので、初体験の場所はものすごくウェルカムです。

それで受験の方はというと、私的には今回はただ受けるだけということになりそうです。
現段階では10月の中間期決算に向けて、決算書関連を初めてとして会計の勉強を今の内にしておかなきゃいけないというのがあります。
ただでさえ会社の本社経理で、さらにその中のアシスタント的な立場なので、業績にどうこう携わることもないのですが、そうはいえ、全社の上期の業績を取り纏め、外部に公表しないといけない、というミッションのもとでその公表資料を作るポジションにいる以上、基本的な会計知識がないと仕事にならないんですよね。

なんで、今回は特に対策もしないので、ただ英語のテープの音を聞きつづけたままの状態で受験します。
まあ、どんだけ音が拾えるかぐらいは、その点だけはチェックして、自分の学習の進捗具合をチェックし様と思います。
それだけをチェックしても、大した変化は見られないと思いますが。
11月になったら、この度ゲットしたコウビルド辞典を使い、もうちょい英語に触れて、「英語慣れ」していきたいなと思います。

9月に何らかの必要性を持って受験される方、是非頑張ってください。
試験会場にて他の方の迷惑にならないように陰ながら応援しております。

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さて、今日は『アソシエ』という雑誌を読みました。
初めて買った日経ビジネスの別冊のような雑誌なのですが、その購入理由は「使えるMBAいらないMBA」という特集があったからです。

小生ははずかしながらMBA留学しようというのは今後の予定に組み込んでいました。
5年後の30代前半に。
今は企業組織の1ファンクションのアカウンティングの業務で経験を積み、知識や業務遂行能力をつけたいと思って日々仕事しているわけですが(本当か?)、もちろん歯車で終わる気はなく、もっと会社を動かす仕事、できることなら事業を作り出して世の中に新しい価値を作り出す企業家になりたいと思ってるんです。実は。恐れ多くも。
その知識や、理念、苦しい壁を乗り越えるブレイクスルー能力、そして人脈など是非国外でチャレンジして身につけたいな、と。

ですが、今回の記事は見事に私のように”おぼろげながら留学を考えてる”人への戒めとなるような内容でした。
「MBAはとるだけではダメで、その後が大事」なんてことはどこでも言われるのですが、取得しても日本企業側でその取得者に対する処遇ができないために生かすことができない(配置や上司の認識など)といった自力ではどうにもならないような問題も含んでいるのは、自分では考えてなかったことでした。
でも、それ以上に衝撃的だったのが、留学にかかる費用。
確かに私もまだほとんど夢のまた夢のような位置付けのものなのでそれほど調べてないのですが、年間300万円くらいだろう、とたかをくくっていた私にとって、1500万円くらいないと安心できない、という現実には愕然としました。
残り5年ということは1年で300万円くらい貯金しないといけないわけですよね。
道は遠い、というかこのままじゃ120%無理ですな。
10年後でもどうでしょう、てなもんです。
でも、必要とする資本が大きいといって、宝くじや競馬に注ぎ込んでもしょうがない。だって、実務の遂行能力をあげるための勉強しにいくんですから。
やはりいろんな仕事に取り組み自分のスキルを高め、その市場価値を高めていくしか可能性を上げる方法はありません。

今はまだペーペーの経理課員。
でもいつの日か…。そんな思いで臥薪嘗胆で雑務もこなしていきます。
日々是精進です。


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