経理の心理

2002年09月28日(土) 企業組織と家庭って

企業と家庭の役割が似てるって、こういう例えはよくされてるのかもしれないけど、ボーっとしてる時に何となく思い浮かんだので、残しておこうかなと。

<家庭>

お母さん(主婦)
・家庭の財布を握る
・家計簿をつける
・家庭に入るお金で食費や生活費をやりくりする
・家事など家庭のための仕事をするが、そのことでは収入は得られない

お父さん
・家庭の為に働き、給料を稼いでくる
・仕事で疲れているので、家事をはじめ、家庭サービスに協力的ではない(笑)

子供
・大人になるまでひたすら成長するために勉強したり遊んだり
・他の人に刺激を与えたり、目に見えない影響は与えるが、基本的に家庭の為の稼ぎはない
・でも、大人になると働いて稼いできてくれたりもする


<企業>

経理
・企業の財布の紐を管理(開くのはCFOなど管理職者)
・家計簿をつける(決算書のこと)
・何を買っていいか把握・指摘(企業活動をやりくりする)
・会社の為の仕事をするが、そのことでは収益は生み出さない

営業
・企業の為にサービスや製品を売り、収益をあげる

開発部門
・企業の発展(収益源を探す)の為に研究→研究開発費として償却
・基本的に収益はあげることができない
・でも、研究開発した商品があたると、収益につながる


かなりこじつけに近いところや、家庭の役割なんかも勝手に作ったものですが、それぞれ対応するところは似てるかなって。

で、例えば、お父さんはお母さんの家庭での仕事を軽視していて、自分が家庭をとりもってやっているんだと思い上がったりして、逆にお母さんも自分が家庭をやりくりしているんだから、給料を管理して分配するのは当然だと思い、すべてをコントロールしようとするとか、よくお互いをよく思ってないという話はいつも話題になるところ。
もちろん、子供も含めそれぞれ大事な役割を担っていて、誰かがいなくなるとその大事さがわかる、という結論にドラマなんかの1シーンではつながりますよね。

こうしたことは企業組織でも同じことがある気がする。
営業は管理部門の仕事は楽だと思っていて、その苦労を知らない為に、自分たちの方が偉いと思い、管理部門なんか無くてもいいよ、っていう考えを持つ人もいるとか。
逆に経理の人なんかは会社のお金を管理するってことで財務省のように権限があるように思い、他の部署に対して高圧的になる人もいるとか。

結論は上記した家庭の場合と同じで、誰が偉いとか何とか(「偉い」っていう言葉は私は大嫌いなんですが…)っていう次元の話しではなくて、分業してるってだけのこと。
よく「企業の歯車になる」なんていうけど、うまい例えで、無いとすべてが回らない。

それで、規模の小さい会社になると複数の役割を果たすので、処理できる分野は広がるが、家庭サービスの時間なんかは減ったりするんじゃないかな。

それに例外というのはやっぱりあって、どう考えても必要の無い部署なんかが、その会社の労働組合が強い為に存在し続けるとか、理屈に合わないものもありますよね。


これは詳しく書こうとすればする程、どつぼにはまっていきそうなので、こんなことを今日は考えたりしたんだな、っつうことで。

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今日はモネールを見に、夢の島まで。
今年いっぱいの契約ということで、コートに立っているのを生で見れてよかったです。

で、ここ数日は映画ざんまい。
お金が無いんで、インドアテイスト満点な過ごし方でした。
かなり遅ればせながら、『AI』『ハリーポッター』『パールハーバー』など。
明日のTOEIC対策ということで(笑)。他は何もしません。

さらに、オークションの出品・落札ざんまい。
落札は会計実務の本とか簿記の本とか。
結局今月は、まだ終わっていないものの、ほとんど読めませんでしたので、来月は実務と合わせて、この世界にどっぷり浸かろうかと思います。



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