経理の心理

2002年10月24日(木) 連結P/Lの説明資料

そろそろ中間決算発表の準備も佳境に入ってきました。

今日、明日とまた会計士が来て、今までできている発表予定の資料が適正なものかどうかチェックをしています。

私自身はというと、社内の役員会向けの連結の業績資料(営収とか利益とかの前期比較など)をつくり、今日は公表用の資料のうち連結損益計算書の説明資料作成に取り組んでいます。

内容は、P/Lの各科目についての前期比較や連結と単体の比較、それと単純合算の数字と連結仕訳後の数字の比較をして、それぞれ増減数の理由を書きだし、どうして数字が変化したのかを説明するもの。

要は、本社単体の決算内容と連結対象会社の決算内容を単純に合計し(単純合算)、その中でグループ内の取引きや配当・利息などの受払いを差し引く(相殺仕訳をする)という連結決算作業の内訳を教えてやるんだと。
グループ内でそれぞれ売上を上げても、それは内輪での話しですから。
佐藤さんの家の中で、父が母に何かを売りつけたとしても、何も取引きをしていない加藤家や武藤家にとってはそれをみて、「佐藤さんの家は儲けてるなあ」とは考えないですよね、ってこと。
それを、佐藤家の母が加藤家に売ったとすれば、佐藤家は儲けたこと(売上を上げた)ことになる。
連結決算では最後の加藤家に売った時に初めて利益が上がると考え、父が母に売った時は「未実現利益(まだ利益ではありませんつうこと)」として、相殺消去したりします。


なんて事を考えながら、エムエン(こないだとりあげた)表示に合わせる為に、せこせこと辻褄あわせを先ほどまでしてたんですよ、これが。



今日の労働 9:00〜23:15
今日の英語 リスニング1.5時間(8/1からの累計:159時間)


 < 過去  INDEX  未来 >


ケイリノシンリ [MAIL] [BBS]

My追加