なので近くのダンナの実家のお墓参りに行って来た。昨日の話です。 もう彼岸花が真っ赤にたんぼの畦に咲いている。どんなに暑さが残ってもいつも この時期に一斉に咲いて、あっという間になくなってしまう。不思議な花だ。 ぐりぐらも一緒。ぐりと私は車で待機、ぐら、ダンナ、ダンナ母がお花とお水とお菓子を持って小高い山を登っていく。その上にお墓があるんですね。途中にどんぐりが落ちていてぐら大喜びの様子。お義母さんが後で教えてくれたのだけど上で風がざわざわ木の梢を揺らせていて「かぜみえた〜」と言っていたのでお義母さんが「何色?」と聞くと「みどりいろのかぜ〜」と言ったそうな。妙に詩的で感心。
私の実家はうちの母の実家とも父の実家ともかなり距離的に離れているので、私自身にはお盆、お彼岸とお墓参りをする習慣が小さい頃からあまりなかった。ダンナと結婚してからの習慣になった。結婚したばかりの時は「なんかめんどくさいなあ」とも思ったこともあるけど、今はこういう習慣って子供の頃からあるということは幸せなことなのかなとも思う。自分の命ってのが長い連鎖のなかの一つであることを理屈抜きで理解しつつ成長すれば、みっともなく自分に奢ったりすることが無いような気がするから。
そのあとダンナ実家で夕ご飯をご馳走になって帰宅。ぐらは心なしかここでは慣れているのだけれどお行儀がいいいような気がする。お義母さんおいしい散らし寿司ごちそうさまでした。 ぐりはお義父さんお義母さん両方から「散髪したの?」と言われた。いいえ・・・抜け替わってるんです(涙)おまけに頭をぐるぐる自由自在に回してきょろきょろするので、頭のその箇所が帯のように髪の毛が擦り切れてる。そのまたおまけに襟足だけ抜け替わりが遅いのか黒々と残っているので親の私からみてもかなり奇妙で笑える髪型。とほほほ。髪の毛に可愛いピンを付けたかった私や私の妹からするとちょっと寂しいのだけど、大丈夫だよね。
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