AS ‖BAGDAD Cafe‖ 暇喫茶的育児休暇

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日々つれづれ、育児休暇中の日記です。(2002/8-2003/3)
その後ぐら小学4年生、ぐり小学2年生になり
中学受験を視野に入れた勉強の記録

2002年11月10日(日) ブランコとお月さま

今日は昨日準備した夕食がまるまま冷蔵庫に残っているので外出しやすいな〜と近くの弓削牧場に行くことを企てるが、ダンナ風邪で頭が痛いと言っているのでまた来週となった。ぐらは「うしさん〜ひつじさん〜みたかった」とかなり残念そうでした。■LINK
ちょっと寒さが緩んで紅葉もまっさかりでとても行きたかったのに・・・おいしいチーズとワイン・・・。でもぐりぐらを一人で連れて行くだけの気力は無いぞ。ここはこじんまりとした牧場なのだけどチーズはグルメ雑誌に載るほど美味しい自家製、食べさせてくれるこれまたこじんまりした居心地のいいハーブのたくさん植えてあるレストラン併設なので気候が良ければちょくちょく顔を出していた。ぐらの1歳の誕生日はここで豪華野外ランチ、ワイン付き(もちろんぐらは飲めませんが)ぐらも野外で嬉しそうだが親のほうが嬉しげな顔をしている写真が残っていたりして。

と言うわけで予定の無い休日。お昼寝させたぐらを連れてお散歩へ。家を出て私がせっかくぐりはいないんだからと抱っこして階段を下りたのが気に障ったらしいぐら、「おかあさんだっこしたらあかん〜ぐらひとりでかいだんおりたかった〜」と大泣き。それこそ顔を真っ赤にして泣いて「ちょっとしたことで泣く子は嫌いだよ〜」と言いつつ先に歩いていく私のあとをついてくる。道行く人が笑いながら見ている・・・うう、しかしここで抱っこしてもきっともっと泣きそうだ。結局スーパーに入るまで大泣き(しくしくじゃなくうわーん)していて参った。かなりの頑固者と見たぞ。この頃の子どもってこんなに「自分の思っている手順」を外れると気に入らないのかどうなのか。

ぐら怪獣泣きも一段落、外を歩いているとかなり寒さも和らいで紅葉が家のまわりだけでもとても綺麗、ぐらもずっとかけっこで私と追いかけっこしながら走っていく。ちょっと食材を買い物して目的地は公園。滑り台を一回だけ滑って(下が濡れていてズボンが濡れちゃったので)ブランコのところへ行く。一人ではまだ乗れないので私が「ほらほら、こーやるんだよ」と実演してそれから膝の上に乗せてゆっくり漕いでみる。懐かしい感覚、黄昏かけている空にはちょっと太った三日月が。目ざといぐらが「おつきさま〜」と指差してブランコから手を離して落ちそうになるのを抱いて支えつつ「キー、キー」という耳障りなはずの音さえ柔らかく聞こえるブランコの感触を楽しんでいました。なんだか小さい頃を思い出すなあ。ただ遊びに夢中で幸せだった頃の。

「いちばんぼーし」とか言いながら幸せな気分で家に帰り着いたら、ダンナが憔悴しきった顔でこれまた泣いているぐりを抱いて出迎えてくれた。外出して2時間ずっと泣きっぱなしだったそうな。私にぐりをタッチすると布団に倒れこむ。頭痛がひどく38℃の発熱。(笑)おかげで私はぐりぐらの食事入浴寝かせつけすべてを担当して案の定ぐらの添い寝で撃沈。子どもを育てるのってほんと体力だね。

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