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■ やはり007ダイ・アナザー・デイの北朝鮮の描写が不満らしいということで
韓国のネチズンさんたちがお怒りのようです。 http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2002/12/02/20021202000031.html
>映画の中の韓国は、農夫が牛を連れて歩くなど、東南アジアよりも遅れているように描写されており
そういえば「二度死ぬ」で人力車、「ムーンレイカー」剣道スタイルの殺し屋、「消されたライセンス」忍者と、いろいろありましたねジャパンも。
>一緒に登場するすばらしい大自然のアイスランド、世界最高の医学技術国のキューバとあまりにも対照的だと指摘する。
ここいら辺が大韓民国のお国柄がでてますね。なんというか、これのせいでリック・ユンが韓国での仕事を失ったというのが。・゚・(ノ<`)・゚・。 ・・・・なんとも儒教の国というか。
>また、非武装地帯(DMZ)でホンドと米軍が作戦を行う時も、韓国軍は何ら役割もないなど、まったく主権国軍隊として描かれておらず
主権国軍隊がでてきたら、特殊工作でなく、もう既に戦争だとおもうのですが。
>ラストシーンにはボンドとボンドガールが寺の中で情事を行うシーンが登場、神聖な寺院を侮辱したと指摘した。
「二度死ぬ」では姫路城壊されたし、日本名物トルコ風呂なんて紹介されましたし、寺で神道の婚礼なんかやられましたが・・・
でも、現地でロケしたんだからいいじゃんっていわれそうだけど、韓国ロケを拒絶したのは韓国当局であって・・・・ねぇ
こういう問題は、いつの時代もあるので、ただポリティカルな部分には凄く配慮をしているこのシリーズの北朝鮮に対する扱いは、もう完全に「敵国」というが、配慮なくバッサリいってますね。アメリカが敵と認めた国はもうやっちゃっても大丈夫ということのなのかなあ?
例えばソ連と闘った時「オクトパシー」では悪いソ連人とボンドに協力的なよいソ連人をだしてバランスをとってたり、「トゥモローネバー・ダイ」では悪い中国軍の黒幕に対する、中国情報部のウェイ・リンがボンドガールとして登場。 あるいは沖縄米軍基地とは言わずに東シナ海米軍基地と呼称と、いままで結構配慮していたのが、こと、北朝鮮に対してはゼロ。
いや、だって、フツーだったら、この内容だったら、悪事を働く悪い北朝鮮軍人に対して、良い北朝鮮軍エージェンドのボンドガールがでるものでしょう。ご当地女優が登場でしょう。ハル・ベリーじゃなくて。
だから、素材としては使うけれど政治的意図は伏せていたこのシリーズが、かなり挑発的に政治的メッセージをアメリカの代弁者として発してるは、興味あることで、それこそ、この映画の製作発表時に韓国側が発した、内政干渉発言が公開後、さらに高まるのかとおもいきや・・・・
文化的なところにクレームが摩り替わったということは・・・ 無知の知の勝利というか。 日本での公開差し止めはなさそうだなと。
まあ、あちらの雑誌で、監督選べる立場じゃないだろっていう主演俳優が、初登場ではショーン・ビーンに食われ二作目ではミッシェル・ヨーに喰われ、前作ではソフィー・マルソーとジュディ・デンチに食われて、もっとも影の薄い主演俳優が、「ダイ・アナザー・デイ」は「スパイゲーム」の監督にメガホン取らせたかったとのたまってますが、「スパイゲーム」が北朝鮮ならぬ中国に捕まったスパイを救出する話だったからという理由だけで言ったとしたら、さあ、もう┐(゚〜゚)┌と思われ。
CG全盛で人間味がないといわれる昨今ですが、人と人のドラマの積み重ねで魅せられる役者がいないから、CGを駆使して視覚的刺激を強くすることで、それを補ってるのが、今の映画界の現状であるというのも、一理あるようですね。 演技で客呼べれば越したことない。出来ないからCGに頼るしかないじゃんか、みたいな。
神聖な寺院が汚された瞬間・・・だそうです。
2002年12月04日(水)
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