***☆For My Dearest☆***



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男でも女でも関係ない。1人の人間として。
そうるはあたしにとって。かけがえのない最愛の人。

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2004年07月07日(水)不安定な感情。

久しぶりの日記。今日はちょっとある男の人のことを書こうと思う。
職場の先輩であたしの指導係。あきらさん。

とても言葉が巧みな人で。
とてもスキンシップが多い人で。
たぶん一般的に見れば。軽い人なんやと思う。

でも仕事に対する姿勢はすごく熱心で。
常にいろんなことを調べてて。あたしに教えてくれて。
マジメな面もいっぱい見られて。ひそかに尊敬させられた。


新しい環境の中で。ちょっと疲れ気味なときに。
あきらさんはあたしの1番そばで。優しいことをいっぱい言ってくれた。

今日はどうやった?明日はいけそうか?
分からんことあるか?心配なことあるか?

仕事が終わったら必ず聞いてくれたし。
勤務が重ならないときは。いつもメールをくれた。
ほんまに気にかけてくれてるのが分かった。

お前ができんかったとしたら。それは俺の教え方が悪いからや。
だからお前は何も気にせんでええ。最初やからできんのは当たり前や。
完璧なんか目指さんでええ。お前はよくやってる。俺が知ってる。
他の人にちょっとぐらい怒られてもへこまんでええ。大丈夫や。

しんどいときにこんなことを言われたら。多少なりとも揺れるもんじゃないやろうか。
分かりやすいその励ましに。あたしはいつも救われてた。


そしていつの間にか。忙しくてあたしの相手をあんまりしてくれへんそうるより。
身近で相談に乗ってくれるあきらさんを。あたしは頼るようになってた。
実際。院生のそうるにあたしの悩みは通じてへんときもあったし。
疲れすぎてるあたしは。説明するのが面倒に感じることもあった。
ちょっと言葉が足りんかった気もする。努力が欠けてた気もする。
何がどこでどうなったんか。今となってはよく分からんかったりもする。

そうると違って。おしゃべりなあきらさん。
そうると違って。表情がクルクル変わるあきらさん。

ウォッカが好きなそうると。ジンが好きなあきらさん。
バイクが好きなそうると。車が好きなあきらさん。
ブランド嫌いなそうると。ブランド好きのあきらさん。

全く違うその魅力が。いつからか少しずつ気になりだした。


指導する立場ってこともあって。
あきらさんは。よくあたしのことを「俺の子」って言った。
「先生。この子俺の子やねん。よろしく。」
「俺の子やからしっかりしてもらわな。」

そんなあきらさんの表現を真似て。
あたしもあきらさんのことを「うちのパパ」って言った。
「うちのパパ見んかった?」
「じゃあパパに聞いてみるわ。」

年は2つしか変わらんのに。社会人4年目のあきらさんは。
あたしよりずっと落ち着いてる感じがして。ほんまにパパって感じやった。
だからあきらさんから見ても。あたしはきっと子どもっぽかったんやと思う。

ポンポンって肩を叩かれたり。頭を撫でられたり。
ちょっとした優しさに。あたしはどんどん支配されていった。
あきらさんのその行動に。さほど深い意味はなさそうやったけど。
勝手にあたしは意識させられて。ひそかにドキドキするようになった。

「手のかかるやつやなぁ。」とか。「お前はほんまにかわいいなぁ。」とか。
「お前には俺がおるから。」とか。「何も心配せんと俺に任せとけ。」とか。
そーゆう調子のいいことを毎日言ってくるのは反則やと思う。
仕事上の関係やって割り切れたらええんやろうけど。
まだそこまでうまくやれへん新人のあたしとしては。ちょっとキツイ。

ずっとそばにいたから。あたしはいつの間にかあきらさんの匂いを覚えた。
大好きなそうるの匂いを忘れかけてるときに。その事実は痛かった。
もしかしたら好きになりかけてるんかもしれん。そう思った。


すごい人やなぁと思って。憧れるのは悪くないと思う。
しゃべれて嬉しいとか。飲みに連れていってもらえて楽しいとか。
そーゆう刺激は仕事においても必要やと思うし。活力にもなるし。
多少あるくらい全然いいと思う。

でも。今そうると微妙になってるあたしとしては。
いつか自分がぐらつきそうな気がして。正直怖い。

だから深入りせんようにしてるのに。あきらさんはどんどん入ってくる。
あたしを分かろうとする。あたしを支えようとする。
1人で立たんでええよって。寄りかかっておいでって。
優しいことをいっぱい言って。あたしを甘えさせようとする。

ちょっと愚痴るとため息をつくそうるを思い出す。
あたしの愚痴を受け止めてくれるあきらさんを思う。

当たり前のようにそうるの方に傾いてた天秤が。ちょっとずつ動き始める。
動いたらあかん。動かんといて。そう思うほどに動いていくのを感じる。
また怖くなる。どうしたらええか分からんくなる。


ねぇそうる。あたしはあんたを嫌いになったわけじゃない。
でも。前ほどあんたが好きじゃなくなった気がする。
毎日のように顔を合わせて。毎日のようにくだらん話をして。
何も考えずに笑っていられたあの頃とは。もう違う。

あたしの回りにあきらさんみたいな人が現れたように。
あんたの回りにも。同じような人がいたって不思議じゃない。
あたし以上にあんたを理解できる人なんておらんって。
以前のあたしなら強気で豪語できたけど。
今は正直。ちゃんとそうるを理解できてるか自信がない。

ねぇそうる。いつからこうなったんやろう。
いつからこんなに弱いあたしになったんやろう。
あたしはあかんところもいっぱいあるけど。あんたの愛に関してだけは。
どこまでも自信に満ち溢れてたはずやったのに。
いつからこんなにも。すべてが不安でたまらんくなったんやろう。

・・・でも不安やとか言いながら。あたしはちゃんと分かってる。
「好きじゃなくなった気がする」なんて言いながら。実はそうでもないこと。
普遍的に。ずーっと一定してあんたを思ってたあたしではないけど。
あんたを忘れる時間が増えた分だけ。あんたを思う時間は強くなった気もする。

ある瞬間。もうあんたのことなんてどうでもよく思えて。
次の瞬間。会いたくて抱き締めたくて死にそうになってる。
要するに不安定な感情。そーゆうことなんやと思う。

ねぇそうる。ぐらぐらする気持ちはしんどいね。
あんたも以前は。もしかしたらこんな気持ちに苦しんでたんかな。
そしてあげく。あたしを裏切るあの事態になったんかな。

あぁ。あたしはあんたを裏切ることにならんようにせんと。
だってどうしたって。やっぱりあんたが必要やから。
どこをどう考えて巡ったところで。あんたを忘れられんから。
あんたを大切にしたいから。そして自分も大切にしたいから。


7日7日。七夕の今日。夜空の星に祈りを込めるよ。
どうかあたしがこれからもあんたを愛せますように。
どうかあんたがこれからもあたしを愛してくれますように。

どんなに揺れても縺れても。切れることのない絆でありますように。





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*ひとりごと*
久しぶりの日記。どっさり書きすぎた(苦笑)。
書いてるとやっぱりそうるが愛しくなってくる。
どうしてもどうしてもそうるじゃないとあかんのやと思える。
でも普段。目の前にいるあきらさんには弱いあたし。
ちょっとしたことで。勝手にドキドキさせられてたりするし。

どうなんやろう。こーゆうのは普通なことなんかなぁ。
今までそーゆうぐらつきがなかったのが不思議なことなんかなぁ。





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