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男でも女でも関係ない。1人の人間として。
そうるはあたしにとって。かけがえのない最愛の人。

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2004年07月16日(金)刻み込まれた記憶。

夏になると。あたしは毎年思い出すことがある。


そうると出会ってから。たくさんの思い出ができて。
季節が巡るたびに。いくつもの記憶が呼び起こされる。

そんな中でも。夏の思い出はちょっと特別で。
あたしにとっては。トップシークレットでもある。
誰にも話せない。そうるとあたしだけの思い出。

もっとも。そうるは忘れてる可能性が高いけど(苦笑)。


2回生の夏。サークルの同学年の仲間で行ったキャンプ。
川で遊んで。バーベキューをして。花火もして。
夜にはみんなでお酒を飲みまくって。ほんまに楽しかった。
ありえへんぐらい笑って。ありえへんぐらいはしゃいだ。

でもあたしは。そんな楽しかった記憶より鮮明な記憶がある。
どうしたって忘れられん。3年たった今でも忘れられん。

あんなことになるなんて思ってなかった。
ただそうるが好きで。くっついてただけやった。
でも。お酒のチカラで。酔ってたせいもあって。
そうるがあたしを求めて。あたしがそれに応えた。

酔ってたはずやのに。あたしは一部始終を覚えてる。
未だかつて。あんなにドキドキさせられたことがあったやろうか。
そして。あんな幸せの中に身を置いたことがあったやろうか。
それぐらい。あたしにとっては強烈な体験やった。

挑発的なそうるの視線。欲情した眼差し。
射抜かれたように。あたしは動けんくなってた。
抱き締められたいと思った次の瞬間。抱き締められてた。
息が止まるかと思った。でもあの瞬間は死んでもいいと思ってた。

愛がなんだか分からんかったけど。幸せやった。
まだ愛の痛みも苦しみも知らんかったけど。幸せやった。
1度抱かれただけで。愛されてるんやと勝手に思ってた。
そして自分のそうるへの感情も。永遠やと信じて疑わんかった。

夏が巡るたびに。そんな自分を思い出してちょっと感傷的になる。


ねぇそうる。あんたはどれぐらい覚えてるか分からん。
でもあたしは。今でも忘れることができん。
あんたがお酒の勢いでやったことやとしても。
あたしは。今でもその記憶に浸って簡単に溺れる。

あんたの言葉ひとつひとつを覚えてる。
抱き締める腕の強さも。触れる指先の温度も。全部覚えてる。
だって幸せやったから。嬉しかったから。愛しかったから。

ねぇそうる。あんたの中にも。そーゆうあたしの記憶があるかな。
あたしのしたこと。言ったこと。その一部始終。
あんたに刻み込まれてるような場面があるかな。

ねぇそうる。あんたはそーゆうのを暖めるタイプの人間じゃないけど。
ひとつでいい。あんたの中に忘れられないあたしがいるといい。
あんたの記憶の中で。あたしも生き続けていられるといい。

季節が巡るたび。鮮明に思い出されるあたしがいるといい。





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