ねぇそうる。今日は久しぶりにあんたと出かけた。 2人きりじゃなくて。いつものサークルメンバーも一緒やった。 楽しかった。ほんまにめちゃめちゃ楽しかったよ。
でもあたしは。楽しすぎて嬉しすぎて苦しかった。 あんたが隣にいるだけで。息が止まりそうなくらい苦しかった。 あほみたいやけどね。泣き出しそうなのをちょっと堪えるくらいやった。
あんたが愛しすぎて。幸せすぎて。ほんまに苦しかった。
メンバー8人。車は2台。 運転手はあんたとかなた。 今回はあんたとあたしが幹事やったから。 分かれて乗った方がいいってことになって。 あたしは最初。当たり前のようにかなたの車の助手席に座らされた。
ほんまはね。あたしそれがかなり不満やった。 だってあたしはあんたの隣に座りたかった。 あんたの横顔に見とれたかったし。 あんたの声を飽きるまで聞きたかった。 でもそこに座ったのは結局まひろで。 それがなんか寂しくて。悔しかった。
でも久しぶりのみんなでのドライブ&遠出は。 始まってしまえばほんまに楽しかった。 尽きることなく話をして。くだらないことで爆笑しまくった。 ごはん食べて。観光して。温泉入って。またごはん食べた。 移動時間もやることも全部。みんながいるだけでほんまに楽しかった。 かけがえない仲間がこんなにもいることを。心から幸せやと思った。
ねぇそうる。それでもあたしは。 いつも視線の端にあんたを捉えてた。 あんたが見つからんかったら。自然と探してた。 見つめて。見とれて。幸せな気持ちになってた。 あんたがそれに気づいてたかは分からんけど。
途中で席替えしようってことになって。くじ引きを何度かしたけど。 毎回あんたの車に行きたいなって思ったし。あんたの隣に座りたいなって思ってた。 結局3回したくじ引きのうち。2回あんたの車のくじを引いて。 それなりの時間をあんたの車で過ごすことができたあたしは。 実は強運かもしれんなって今は思う(苦笑)。
ねぇそうる。今日のあたしは。 ほんまに小さなことで。あんたにいろんな気持ちにさせられたよ。
あんたの車に乗ることになって。ガードレールすれすれに駐車してたから。 助手席座れんなー。後ろ座らなあかんかなーって迷ってたら。 「今のうちにこっちから移って。」って言われて運転席に押し込まれて。 あぁそう。あたしあんたの助手席に座っていいのねーって幸せになった。
そうかと思ったら。30分ぐらい乗ってコンビニに着いただけやのに。 あたしはまだまだあんたの隣に座ってたかったのに。 「じゃあ席替えしよっか。くじ作って。」とかあっさり言われて。 あぁそう。もうあたしはあんたの助手席にはいらんのねーって悲しくなった。
温泉入った直後のあたしに。「うわー化粧落ちてる。ぶさいく。」って冷たく言ったり。 助手席で地図見てるあたしに。「酔うからやめとき。」って優しいこと言ったり。 会計の計算でミスったあたしに。「それでも社会人かよ。」って言い放ったり。 最後みんな別れるときに。「幹事お疲れさん。」ってさりげなく言ってくれたり。
なんか。なんかもう。優しい言葉にも意地悪な言葉にも。 毎回きぃーきぃーって思わされて。ほんまにほんまに苦しかった。 苦しいって表現が正しいんかよく分からんけど。 とにかく胸の奥が。きゅうきゅうしてたまらんかった。
好きやなぁ。好きやなぁ。どうしよう。 あたしほんまに大好きやわ。このコのこと。 人生最大ぐらい。本気で好きやわ。
見慣れた運転姿。ちょっと真面目な横顔を盗み見ながら。 あほみたいに。繰り返し繰り返しそう思ってた。 こっち向いてくれへんかな。なんかしゃべってくれへんかな。 そんなふうに乙女モード全開で。五感思いっきりあんたに集中してた。 やばいくらい。あんたのことしか考えられんくなってた。
ねぇそうる。何を今さらって思うかもしれんけど。 今日はどうしても言いたいから言わせて。 自己満足って思われても。キレイ事って思われても。 もう別にいいから。まっすぐな今の気持ちを言葉にさせて。
ねぇそうる。好きやよ。 あんたのこと。大好きやよ。
きっと世界で1番。あたしはあんたを愛してるよ。 ↑「もう年かもしれん・・・」ってへこんでて。めっちゃかわいかった(笑)。 |