***☆For My Dearest☆***



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男でも女でも関係ない。1人の人間として。
そうるはあたしにとって。かけがえのない最愛の人。

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2005年04月17日(日)あたしの真実。

ねぇそうる。あたしは思う。
本音を見せて。ぶつかり合って。
傷つけて。傷つけられて。
めちゃくちゃになったその後に思う。

きっとこれからも。あんたはあたしを許してくれないだろう。
あたしもあんたを。完全に許すことはできないだろう。

許したいけど。許せない。
愛してるからこそ。どうしても許せない。
あんたはどうだか分からんけど。あたしはそう。
そうる。やっぱりあんたを許すことはできそうにない。

それでも。あたしのこれからに。
あんたを思わない日はないと思う。
先のことだからどうかは分からない。でも。
あんたを思わずに目覚める朝も。
あんたを思わずに眠る夜も。
これから先ただの1度もないような気がする。

そう思えるくらい。今のあたしは全身あんたしか考えられない。


話し合いは。予想以上にキツかった。
そうると話をする前は。冷静になろうと心に決めてた。
穏やかに。柔らかに。思いを伝えるつもりやった。
でも結局あたしは子どもで。そんなことはできんかった。
真実を明かして。思いを告げるうちに。
どんどん感情が高ぶって。止まらんくなった。

あたしはずいぶん汚い言葉を並べてた。
後から後からそうるにぶつけて。傷つけた。

ひどい話やけど。途中からもうどうでもよくなってた。
大好きな人が自分に対して。申し訳なさそうに俯く姿を見て。
余計に腹が立って。もっと苦しめたいと思った。
少しずつ歪む顔を見ても。その瞳から零れる涙を見ても。
あたしの胸はちっとも痛まなかったし。正直もっと泣けとさえ思った。

そんな涙じゃあたしは癒されない。
そんな程度の痛みなんかじゃない。
あんたには分からない。絶対分からない。

裏切られて。信じたいのに信じられなくて。
それでも信じようと決めて。そしたらまた裏切られた。
ねぇ。どこまであたしを傷つけたら気が済むんよ。
どこまでやりたい放題やったら満足なんよ。

あんたなんか最低や。そう言ってやった。
でもたぶん。そう言ったあたしも最低やった。
そうるの話を聞いて。後からそう思わされた。

あたしはやっぱり。自分1人の思いでいっぱいいっぱいやったから。


ごめんね。そうる。
もっとあたし。ちゃんとあんたを愛すればよかった。
あたしが言葉にならない思いを抱えてるのと同じように。
あんたもその胸の奥に。いろんな想いを秘めてること。
もっとちゃんと気づいてあげればよかった。

あたしはあんたを。また決め付けてしまってた。
言いたいことははっきり言える。いつだって堂々として自信に満ちてる。
やりたいことだってできる。迷いがなくてまっすぐ前を見てる。
そんな潔いあんたを。あたしの中でまた作り上げてた。

でも違ってたね。そうじゃなかったね。

あんたはかっちょいいけど。確かにかっちょいいんやけど。
別にスーパーマンでもヒーローでもなかった。
あたしと同じように。ドロドロした感情をその胸に抱えてて。
迷って。逃げて。流されて。そしてまた迷う。
葛藤したり後悔したり。そーゆうのも全部経験してた。
あたしはそれに。ちっとも気づいてなかった。


ねぇそうる。知らんかったよ。
あたしと付き合うことに。あんたがそんなにも真剣だったなんて。
真剣に思うからこそ。遠ざけてみたり。傷つけてみたりしたんやね。
嫌われようとしてみたり。終わらせようとしてみたりしたんやね。

たぶんあたし以上に。あんたは不安やったんかもしれん。
あたしを好きでいてくれても。ほんまにそれでいいのかって。
いつだって自信たっぷりに見えるあんたやったけど。
堂々としたその態度は。実は強がりやったんかもしれん。

簡単に男に流されるのも。きっとそう。
自分の中の迷いと。ラクな方向への逃げ。
あたしが嫌いなわけじゃなくて。
たぶんあたしが好きやからこその。

優しかったり冷たかったり。抱き締めたり突き放したり。
それは全部。あんたの中の葛藤やったんや。
あたしよりずっと頭がいいあんたは。その涼しい瞳の奥で。
いろんなものを見据えて。いろんなことを考えてた。
あたしを愛しいと思いながらも。このまま関係を続けていいか悩んで。
あたしがこの先苦しまないように。平凡でも穏やかな幸せを手に入れられるように。
ひそかにあたしとの関係を清算しようともしてたんやね。

ごめんね。ちっとも気づかないあたしでごめんね。


あたしたち。もうけっこう難しいところに来たのかもしれんね。
ただ愛しいから一緒にいるだけじゃ済まなくなってきたんかもしれんね。
今まで以上に。いろんなことを考えるようになってきた。
それは。あたしたちにとってはタブーとして避けてきたことなんやけど。
考えれば考えるほど。悲しくなる事実やから逃げてきたことなんやけど。
もうそんなことも言ってられなくなってきたのかもしれんね。

あんたの話を聞くうちに。少し冷静になってそう思った。

ねぇそうる。それでも伝えたい言葉がある。
どうしてもちゃんとあんたに届けたい言葉がある。
こんなことになっても。最後に浮かんでくるのはひとつ。
もうあたしは病気かもしれんけど。ひとつしか考えられない。

わがままでもいい。子どもでもいい。
どう思われたってもう別にかまわない。
たとえ別れても。離れても。会えなくなったとしても。
あたしの中には変わらない真実が残る。

ねぇそうる。愛してる。
ごめんね。でも愛してるよ。





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