きままくらし

2004年11月26日(金) No Title

やはりそれなりの暮らしはいいものだ・・
今日もすこし庭の落ち葉掃きをし、、昼前に実家に向かう

母は昨日退院した、、それで今日 姉とシクラメンの鉢を
もって出かけたのだ
母は手術前の実家にいたころのままの母とかわりなかった
ただ、やはり朝食は食べず(食べたくなかったから・・と
言っていたが) また貧しい食生活にもどってしまうのかなと
すこし心配になる、、母は大家族で育ったので
今で言う 孤食というものには耐えられないのだろう・・
夕食も家族の手前 自分勝手に食べるわけにもいかず
もちろん自分で作ることもしないから、、、やはり
粗食になっていると思う

それなりの私の暮らしはそれなりにいいものだと思うが
母はそれなりに暮していくには歳をとってしまっている
しかし そこにあわせるしかすべがないので
(自立した年寄りではない)、、食べるものがあわない→食べたくない
という図式になっていく、、
でも 母の性格ではちょっと無理だろう・・自立した年寄りには
なれそうもないからね・・

母はよき手本だと思おう、、自分が歳をとったときに
どんな心持で生きていったらいいか、、そのときに何が
手元にあるだろうか、、準備は怠らぬがよい・・・などと
今日は思った 何か趣味的なものか 生活の術だとか・・
それがいかがわしくあてにならないものだろうが持たないよりは
いいかなと言う程度だが、、

そうそう、、今朝がたから『シクラメンのかおり』の歌詞があたまから
離れず、朝食の用意をしながらつい口ずさんでいた
だからじゃないけど、、姉がシクラメンを持っていこうといいだしたとき
すんなり、、いいねっと答えていたのだった、、母の部屋の広縁には
以前は花がいつもあったけれど ここ数ヶ月は絶えていた

小さな鉢だけれど、赤と淡いピンクと二つの鉢を買って持っていったのだ
鉢に水をやろうと母が手にしたのは銅のやかんだったが
その口先にガスのホースと思われるのが10cmほどのながさで
ついていたが、、水遣りのためにあとからつけたらしい
『この やかんはジョウロみたい』と言うと「この先のは
お父さんがつけたんだよ・・」と、、おもわぬところで また
父が出てきたのだった・・・
というか、、持ち主が死んでも使えるモノって残っているんだなと
思ったりした

持ち主がいなくなっても、、





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