2002年08月20日(火) |
ミッドナイトウォーリア |
それは、今日の帰り道での出来事でした。
例に拠って終電間近に帰ってきた私。 長時間の酷使により、しぱしぱする目を半開きにして(…)家の側まで差し掛かった時です。 自動販売機の灯りが、白い光を路上に投げかけていました。 星も見えない夜の中、無機質で硬質な明かりのなか、発光するようなアスファルトの上を銀色に輝くものが駆け抜けていきました。 その滑らかな背は、白い蛍光灯の明かりを受けて、銀のロケットのように光って見えたのです。 幻想的な光景でした。
………。 …………………………。 ゴキブリだったけどな!
あーあ。 ゴキブリすら詩的。それが真夜中、霞の掛かった頭の見せる幻想。 なんて厭な生活だ。
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