2002年08月28日(水) |
「熱帯がきます」と彼は言った。 |
京都は午前中から雨が降りだし、終日降りました。 昨日書いた高野川もほんの少しましかな。コンスタントに降ればいいのですが。 ある気象予報士が「今日から、熱帯が入ってきます」と言ういい方をしていました。温かい湿った空気というより、そう言ったほうが適切だと。 たしかに台風からの影響であろう雨と蒸し暑さは彼の言っていることが、たしかに「適切」であることを証明しています。 だけど半端じゃないな、この「言葉」・・・・。
今朝の散歩で、エンジェルトランペットが咲き出しているのを見つけました。 この花もここ3,4年で急速に広まった花ですね。 ラッパが地面に向かって開いた形で咲きます。葉も花も大ぶり。けっこうざっくりしている「エンジェル」です。毒も持ってますしね。 タイムテーブルどおりに花が咲きだすと、季節の変わり目だというのがわかります。こんなに暑いのに。
「夢の封印」読みだしました。坂東真砂子さん。 いきなり表題作は社内不倫。男は立ちすくみ、置いてきぼりにされます。当然だろうな。彼女が自らに気づいていく瞬間がとても涼しい。 と、こういう短編が続きます。
文藝春秋の特別号も本屋さんに夜になって走りました。 特集「美しい日本語」。いつもより大きな字の特別編集。サイズもいつもの文春より大きいです。 なんと116人の作家の方の書き下ろし。読みたい人として高橋順子、車谷長吉、河野多恵子、そして松本隆さん。 読むぞォ。
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