2002年09月03日(火) |
デザイナー系のサイト。そして、ジャンと「時の雨」 |
厳しい暑さが続きます。まだ2,3日は続くそうです。この時期の暑さはこたえます。 昨晩はデザイナー系のサイトをあちこち放浪。やっぱりさすがに素晴らしいですよね。特に映像作家の宇田敦子さんのサイトがとても楽しかった。 新しいしんですよね感覚が。動画の作品もよかったけど、インタラクティヴムービーがとてもいいのです。 「上海日記」「とうきょうぐらし」はとてもキュート。「たけ子」にはしばし爆笑。こんなのできたら楽しいだろうな。
それからアート系のプラスグルーカフェとかクリエイターズチャネルとかをぶらぶら。 アーキテクトのデザイナーからWebデザイナーまで、目の保養になりました。 宇田さんのサイトはあんまり教えたくないけど、興味のある方覗いて見てください。 http://www.imas.ac.jp/~makura/index.html
いま、朝の3時45分です。起きてから30分ぐらいかな。また続きの日記を書きますから夜にでも見てくださいね。
今、21時30分すぎです。 ほんの思いつきでジャンの動画を入れてみました。もういちどプロバイダの容量をチェックして見ます。ジャンとハナ、猫3匹もやってみたいですね。 ジャンと立ち止まった右側にハナがいます。ここが「折れる。」に書いたストレートな大学横の道。犬二匹とカメラですからとりあえず、ってかんじです。 これからは短い動画も入れよう。
夜になって高橋順子さんの「時の雨」を再読。この詩集はフェヴァリツトのなかの1冊です。削ぎ落とされた平易な言葉で精神の嵐とそれに向かって立ち続けようとする精神が見事に表現されています。 ご夫婦の結婚から闘病にいたる時系列にそって詩が続きます。で、そのなかに植物が登場するんです。アロエと沈丁花。沈丁花は数編に渡って登場してきます。
新婚で入った家に植え付けられ、遂に咲かず。家賃が払えなくなって掘り起こして次の家に運ばれた沈丁花。 水浸しになった家の中で絶望のあまり「枯れておくれ」と問いかけられた沈丁花。 しかし、この家に新しい朝が訪れたように思えて詩集は閉じられます。 (アロエは冬の中で枯れます。アロエはまるで毒の塊のようにご主人の呪詛を浴びせられたのでした)
この詩集を読むたびに沈丁花を思います。ぼくにとっての犬や猫、薔薇なのかもしれないから。
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