2002年09月08日(日) |
Peace People |
「溺レルアナタ」の余韻を引きずりながら、昨晩寝る直前に突然、ある曲が聴きたくなりました。それは「Peace People」という曲。ウォン・ウィンツァンさんの曲です。 この曲のはじまり方が好きでした。硝子のかけらのような音が降ってくるのです。
「静かな音」というのはあります。「静かな」ということは聞き耳を立てるような気持ちになる、とも言えるかと思います。 WIM、つまりウォン・ウィンツァン・トリオの演奏には静謐な力と言うべきものがあります。
その「静謐な力」というのは「溺レルアナタ」でも感じたことでした。 言葉の数が減り自分の内面を自然と覗きこんでしまう。そうしむける力、とでも言いましょうか。
ここのところ「雨」に関することばかり書いてます。いや、続けている詩作の事ですけどね。雨の降る場面ばかりを追いかけています。 雨が降ると無口になるでしょう。そのぽかんと開いた時間が綺麗だな、と。 そのあいた狭間にいろいろな気持ちを埋める事ができるな、と思ったのでした。
そうそう、それとトップページの画像もやっと落ち着きました。動画があまりにも面白いんで調子に乗ってたんですけど、「ぼくとジャンの足の写真」にすとんと落ち着きました。これ、自分では気にいってます。
「静か」、「雨」、「足」、たぶんぼくは落ち着いていたいんでしょうね。 この日記もウォン・ウインツァントリオを聞きながら書いてます。 たぶん、自分で感じている以上に「溺レルアナタ」にインスパイアされているのかもしれません。もし、そうだとしたら未明さんからのプレゼントだと思っておきましょう。それほどミメイワールドは「静かな力」に満ちていました。
同じような力。最近聴いた音楽だと、鈴木重子さんの「プレゼンサ」からも感じとれます。 実はそう感じとれる自分に、自分が一番ほっとしているのですが。
ところでホームページのトップ。ぼくのデッキシューズはシアトルマリナーズのマーク入りです。へへ、まぁどうでもいいんですけど。
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