| 2003年08月04日(月) |
京野菜とイタリア料理 |
久しぶりにテレビのドキュメンタリーを録画しました。 さっき終わったところです。 明日、もう一度見ます。
モノを作る真剣な顔。よかったです。 プライドと尊敬と。 かたや東京・代官山のイタリア料理店カンヴィアーノの「天才」料理人といわれる植竹氏。 一方は京都・鷹峰で京野菜を400年作りつづけている家を守る樋口氏。
カンヴィアーノの京都店がこないだオープンしたばかりなんですけれど、とにかく野菜にこだわることで、(それも素焼きで)東京のイタリアンのみならず料理界にショックを与えた植竹さんが、京野菜を知って、そのとりこになりました。だからこそ、次は京都でやりたかった、と。
樋口さんの畑には京都の超有名料亭の若い衆が手伝いにきます。 「吉兆」「和久傳」などなど。手伝い、野菜を知り、その日の新鮮な野菜を仕入れて帰ります。お互い半端な仕事ではだめですね。 もちろん樋口さんのところの野菜はそれだけやなくて、振り売りでも売られてはいますが。
お互いの発想の新しさとこだわり。そして努力。これは立派でした。 見ならわなあきません。
実を言うといちばん感心したのは、京都店のチーフを任された山口氏。 店が三条で、鷹峰が北西の端。金閣寺からさらに北へ、山へ向かったところが鷹峰です。近くには光悦寺と源光庵があります。本阿弥光悦が拠点にしていたところですね。で、この往復を自転車にバックパックでこなしていること。
鷹峰へはずっと坂なんです。それもかなり急なところがある。それを野菜を背負って走るんだからたいしたものですよ。 そして、三条と鷹峰の中間に彼の住まいを定めた、と。写ったのを見たら知ってるマンションだったのでした。あらまぁ。
京野菜には個性豊かなさまざまな野菜があります。賀茂なす、鷹峰唐辛子、九条葱、京にんじん、壬生菜、などなど。あと、樋口さんのところの黄色いトマトみたいな、その家にしかないものを持ってはる農家も多いです。
うちでは今年から家でトマトとキュウリを作り始めました。プランターだから「園芸」ですけどね。キュウリはそろそろ秋キュウリの植付けをしなくてはいけません。トマトもほとんど毎朝食卓をにぎわせてくれました。
でもね、なんといつてもあの眼と考える顔と動くからだが、凄いエネルギーを見せてくれました。
京都には「美山山荘」「中東」といった野菜を材にした素晴らしい料理をだしてくれる店があります。また、イタリア料理もイルパッパラルドはじめ、素晴らしいお店が競っています。彼らの目の色も変わるでしょう。 ほかの京野菜をつくっている農家にしても、よっしゃあ、とさらにいいものを創り出すと思います。
いやいや、京都も捨てたもんやないですよ。
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