散歩主義

2005年07月18日(月) イタリア

NHKの「世界遺産イタリア縦断1200キロ」というドキュメントを観る。
紹介される一つ一つが、とても生々しくておもしろかった。
古代から現代までが一つに同居している感覚。層になっていたり、継ぎ足したり、上にものを立てたり。
遺産が生きている、という実感がひたひたときた。
日本とはずいぶん扱い方が違う。
それに空が広く、哀しいぐらい青いのが印象的だった。

ふとイタリア文学を読んでみたい、と思った。
イタリアの詩人については、須賀敦子さんの訳によるものを読んできた。
ウンベルト・サバなどを。

だけど「ただいま現在」が知りたい。
こんな環境下での文学ってどんなだろう、と。
古代と現代とのミックス。
やはりアメリカの文化に浸食されている風景が散見されたけれど
文学はどうなのか。とても興味がある。

日本の作家では
吉本ばななさんがとてもよく売れているというし、村上春樹さんのものも出ているようだ。
特にばななさんの受け入れられ方は普通じゃない。
どうなっているんだろう。

そう思うと読みたくてたまらない。
日本における若手の外国文学は、圧倒的に米英に集中していて、かろうじてフランスが続いているぐらいじゃないのかな。
イタリア文学はどうなっているんだろう。
読んでみたい。

ツール・ド・フランスもサイボーグみたいなアメリカ人の強さはよくわかったから、男前のイタリア人を応援している。


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