NHKの「世界遺産イタリア縦断1200キロ」というドキュメントを観る。 紹介される一つ一つが、とても生々しくておもしろかった。 古代から現代までが一つに同居している感覚。層になっていたり、継ぎ足したり、上にものを立てたり。 遺産が生きている、という実感がひたひたときた。 日本とはずいぶん扱い方が違う。 それに空が広く、哀しいぐらい青いのが印象的だった。
ふとイタリア文学を読んでみたい、と思った。 イタリアの詩人については、須賀敦子さんの訳によるものを読んできた。 ウンベルト・サバなどを。
だけど「ただいま現在」が知りたい。 こんな環境下での文学ってどんなだろう、と。 古代と現代とのミックス。 やはりアメリカの文化に浸食されている風景が散見されたけれど 文学はどうなのか。とても興味がある。
日本の作家では 吉本ばななさんがとてもよく売れているというし、村上春樹さんのものも出ているようだ。 特にばななさんの受け入れられ方は普通じゃない。 どうなっているんだろう。
そう思うと読みたくてたまらない。 日本における若手の外国文学は、圧倒的に米英に集中していて、かろうじてフランスが続いているぐらいじゃないのかな。 イタリア文学はどうなっているんだろう。 読んでみたい。
ツール・ド・フランスもサイボーグみたいなアメリカ人の強さはよくわかったから、男前のイタリア人を応援している。
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