愛犬ジャンが亡くなってちょうど一年が過ぎた。 思い出は尽きない泉のように、いつまでも湧き出てくる。 胸がぎゅうっと締められるような気分にも時々なる。
とにかく感謝がの気持ちでいっぱいになる。 ジャンのおかげでぼくは「人生」をつくることができたんだから。
朝、ハナを散歩に連れて行った帰り、10月の開花を目指す家の前の薔薇たちの中から、先駆けて蕾の綻んだ「プリンセス・モナコ」を一輪切って、ジャンの写真に供えた。
好きだったクッキーとお水も供えたけれど、花がたりない気がして、いつも素敵なアレンジメントをつくってくれる千本今出川の花屋さん「フラワー豊」まで自転車で行った。店番は小学生の男の子とその友達。お父さんは配達、お母さんは別室で作業中。おや、新しい顔がこちらを見ているぞ、と思ったら、わんわんと吠える。
生後八ヶ月のミニチュアダックスだった。「クールっていうねん。おじさん抱いてみる」といわれ、抱きあげた。年の割には体が大きくて、エネルギーの塊。 お前はいいところにきたな、といって撫でてやると顔中をぺろぺろと舐められてしまった。 階下に降りてきた、お母さんにやっとのことで薔薇を入れたアレンジメントを注文する。 それが画像のアレンジメント。壊れないように持って帰る。
いまもハナとずっと暮らしているけれど、犬たちが与えてくれるものは肉体的にも精神的にもとても大きい。ジャンももちろんだった。
ジャン、ほんとうにありがとう。
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