2002年07月03日(水) |
56発目(鹿目攻略への道)感想 |
私は鈴木先生がこんなにすごい人だとは知りませんでした。 編集にあんな事を言われて自分の考えてきたstoryのほとんどを潰さなければいけなくなって、引いてきた伏線も使えなくたって、本当ならもう描くの止めると言い出しても不思議じゃないのに、さらにその後、もう一度テンションを上げてレベルを前と同じにする事が出来るなんて・・。 人間できていますね。 でもそれがプロだなんて言いませんけどね. そもそも編集がそんな事言うのがおかしいのだから・・。 jumpの編集って絶対漫画が芸術だ何て思ってないよね。 思っていたらそんな事できるわけがない。 思っていて出来るんなら芸術という意味を知らないんだ. 「千と千尋〜」は芸術でもjumpに載ってる漫画は芸術じゃないんだ。 とにもかくにも元に戻ってくれて嬉しいけど、辰羅川君が途中馬鹿だったという事実だけは覆らない. comicsになればまるで状況証拠のように載せられてしまう。 仕方のない事とはいえ悔しいです. きっとこれから彼に人気は下がるのだろうな。 大体ミスフルのcharaが、可愛いとかカッコイイとか皆さん仰いますが、それは性格・行動がです. 絶対、絵や、表面のカッコじゃないです。 (だってあの絵ですよ.) だからcharaの崩壊はそのままそのcharaの人気にひいては作品の人気に響くわけです. この作品のよさは表面に現れるところよりもむしろ、作者のchara設定の(しかも目には見えない)しっかりして尚且つ細かい所にあるのだからそういうことを理解して欲しいのだが其処までは無理か?
とにかく元の野球漫画に戻ってくれた良かった. 此処では安心した馬鹿なtalkをしたいと思います. 鹿目先輩は一塁の出塁を許したのでですね。 このあたりの事も作者は書きたかったでしょうね. たぶん、猿野あたりが野次を飛ばすのだろうけど、鹿目先輩は動じなかったでしょうね.その当たりも一宮とは違うというところを説明できたのにね。 しかし表紙は切ないです. もう打ち砕かれる事を前提とした、あの表紙・・くう・・。 いやねマジメな話をさせてもらえば、一年が負ける事はないんだよ〜。漫画において、いや物語において・・。 物語というのは起承転結で成り立ってるから、この場合監督が雄軍を発表した時が起だった。そしてそれから試合をする事になったのも試合が進んでいったのも承の部分だった. そしてこの試合で一年がかつのが転の部分だ. これはいくらなんでも覆らない. 漫画である限り。 もし万が一あるとすれば、これで一年軍が勝てる。と思わせておいて、その実やっぱり負けた. という風にすれば何とかなるかもしれないが、しかしそれも近視眼的に観て、なんとなく転になっている気がするだけで全体としてみればやっぱりおかしい. というわけでこれが現実だはなく漫画である限り、一年勝利は揺るがないわけです.(ああ、鹿目先輩が打たれてしまう) 片貝君、やっぱりエリートですね。(もとAチーム) 元々私は思っていたのだが、エリートと普通の人間はどう違うのか? いやそんなにまじめに考えていたわけではないのだが、エリートだって事を表すのに一番手っ取り早いのは、それ以下の人間を出してくる事なんですよ.そうすれば実力があるって事はっきり分かるから。 でも何処で切るかが問題でそもそも上には上が下には下があるのが世の中で、もしそのエリートが一番ランクが下のところで区切ったら、それがエリートだって事は非常ににわかりにくいわけです. でもミスフルではそれが分かる. 性格で・・。 たとえ、一年軍が二三年軍に叶わなくても、片貝君が八番であろうとも、性格がエリートです. 「あの野郎の真似すんのは悔しいが、四の五の言っていられねえ。」 そのとおりです。 勝利の為ならプライドも捨てる. だって一番みっともないのは負ける事だから・・。 それに大体一度しか見たことがないツッコミ打法を練習もしていないのに当てるなんて普通できねえよ、そんなの。 やっぱり此処に出てくるcharaは並じゃないわ。 まあ、難関を通って野球部に入ったんだから、その時点で分かっていることだけど。 で、いのりん。 これもすごい。 いや、難しいですよ、素手で打球取るなんて。 強烈だとかそう言う問題じゃなくて、そもそも手でというのが・・。 グローブが手より大きい事は事実だが、グローブなら何処でとっても真中に入るように出来ている。 でも手はたとえ指先掠っても、catchできないです。 はじかれますから・・。 さらに手の平の真中で取っても難しいです。 広げ過ぎるとはじかれますから・・. いのりんすごい。 兎丸君。 今更ですがVR改見せて欲しかったです. 多分作者は見せる予定だったと思いますよ. (でなければVR改なんていう名前付ける必要ないんですから封鎖野球だから実力が発揮できなかったという伏線なら、ただ特訓の練習風景だけで足りたのに、お風呂場は要らなかったのに) 多分封鎖2kgの段階で走ったのかもしれない. その後さらに封鎖。そんなとこでしょう。 そして、その後さらにそれでも何かの策はあると。 今丁度其処をやっているんでしょう。 でも足ふたつの封鎖でも走る男前のピノを観たかったなあ。 彼は外見に似合わず、一年一男らしいcharaだと思うから。
で次の策は何か? うう〜ん。自信はないのだがたぶんピッチャー前やショート前に転がすバントではダメだと思ったからhome plate前に転がすつもりでは・・。つまり三象さん前、あの体格では俊敏性はないでしょうね。 もしあったとしたら、やっぱりレギュラーはすごいという今までのパターンだけどね。 今回それはないだろう.
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