午前3時20分過ぎに、地震があった。 ぐらぐら〜ときて、照明器具が揺れ、なかなか止まらない。 30秒以上に長く感じたが、実際はどうだっただろう。 「3か4ぐらいだったろうか」と家人と話す。
TVをつけたら、札幌は震度3だった。 釧路方面は震度5強だそう。
アナウンサーが地震の強かった地区の市役所や役場の人に電話インタビューをするのだが、担当の方は今自宅から急いで役場についたばかり。 これからの情報収集や避難勧告の是非やらで忙しいというのに、 人手の少ない深夜の緊急事態に何を悠長な質問を長々と、と思う。 担当の方の受話器の後ろでは電話が鳴っているのだ。 見ているこちらの方もドキドキする。 あれもこれもしなくちゃならないのに。
地方にだって記者はいるはずだ。 役場の人より、取りあえず電話報告はそっちが先じゃないだろうか。
2004年11月25日(木) |
フォーとボトルカバー。。 |
今日はベトナムから帰国したばかりの方にお会いして、おみやげ&おみやげ話。 Twenty−fourというお店(24時間営業のフォーの店?それとも20種類のフォーの店?)のフォーが美味しくて二杯目をオーダーしたら、テイクアウトかと間違われたそう。 美味しそうなお話にフォーが食べたくなる。
おみやげは真赤なシルクのチャイナの可愛いボトルカバーを頂いた。 ボージョレーのボトルに着せてみたら、ぴたり。 チャーミングなカバーである。
2004年11月23日(火) |
ハウルの謎〜呪縛を解く鍵は?。。 |
今日は娘たちと「ハウルの動く城」を見てきた。
感想はというと、私はナウシカとラピュタともののけが宮崎アニメの中では一番だと思っているので、次点的なランクだろうか。 今回のハウルは、戦争シーンなどはあるが、文明・戦争批判の部分が薄く、一種のラブストーリーだろう。 そう思って見れば、満足するかも知れない。
一つだけ最後まで疑問に思ったのが、主人公のソフィーにかけられた呪いを解く鍵だけが、いつのまにかうやむやとなっていて、どうもはっきりと示されてなかったように思う。 気付かなかった私達が悪かったのか、他に見た方はどうだったのだろう。
いまだ謎である。
2004年11月22日(月) |
フットマッサージでまったり。。 |
どうも、足の調子が良くない(膝やら足の付け根の痛み。最近ピアノのペダルが踏みづらい)ので、フリーペーパーに出ていたマッサージサロンに行ってみた。 それこそ街のど真ん中(札幌人だったら一度は必ず行く大通りデパート街周辺)だが、静かな店内に柔らかな間接照明、フェイスエステもやっている様子。
取りあえず、今日は30分のフットマッサージを受けることに。 アロマオイルはラベンダー。 マッサージを受けている間、気持ちが良くて、当然眠くなる。 たまにビリビリくる線があり、そこはリンパの流れが悪いそうだ。
最後の仕上げに足を引っ張ってもらうのだが、それが膝に効いたような気がする。 確実に歩きやすくなった。
パンフをもらい、次はどんなコースを試してみようか、などと愉しい思案中。。
今日の昼、地上波で映画「デーヴ」を見た。 最初はただのコメディだと思って見ていたのだが、 意外と内容もあって面白かった。
大統領のそっくりさんが大統領の代役を一度したばっかりに、大統領が重い脳梗塞で倒れたため、ずっと大統領の代役をしなければならなくなったという話。 彼は最初、側近の言うとおりに行動していたのだが、ファーストレディや副大統領とかかわりを持つうちに、段々と側近から離れ、真正面から政治に取り組んで行く。
だがしかし、そのまま代役を続けられるはずもないし、 ラストはどうなるのだろう?と思って見ていたら、なかなかな結末で楽しめた。
ちなみにケビン・クラインが大統領とそっくりさんの二役、シガニー・ウィーバーがファースト・レディ、ベン・キングスレー(あのガンジーの人)が副大統領。 キャストも良かった。
二回目のディナーコンサートが終了。 お花が届いたり、久し振りにお会いした方がいたりと、仕事ながら愉しかった。
さて、こうして仕事が一段落した時、次は何を?と頭をかすめる。
だが、まずは一休み。
2004年11月17日(水) |
映画「スターリングラード」。。 |
レンタルで「スターリングラード」を見た。
第二次世界大戦時、スターリングラードにてのソ連vsドイツ攻防戦にて実在したスナイパー、ヴァシリ・ザイチェフの物語。 小さな頃から、ウラルの山奥で、狼から羊や馬を守る為に祖父からスナイパーとしても育てられた青年。
「リプリー」では大富豪の放蕩息子役だったジュード・ロウがザイチェフ。 「ザ・ファーム〜法律事務所」でFBI捜査官役だったエド・ハリスが、 スナイパーをしとめにベルリンからやってきたドイツの高級将校。 大攻防戦の裏で繰り広げられるスナイパー同士のスリリングな駆け引き。 周りの援護兵が狙われて一人一人といなくなっていく。 ザイチェフは、そんなスナイパー役がいやになって転属を申し出るが通らない。 そして。。
さて、この映画の色調がグレー系の霧のかかったような淡いブルーやグリーンで統一されていて、ダークな戦場の場面が続く中、たまにザイチェフの幼い頃の記憶、真っ白な雪で覆われた大自然の山奥、走る狼、白い馬がとても鮮やかで美しい。
とかく、ドラマチックになりすぎるような、よくあるラスト(見てください)もどことなく遠目がちな映像で、そこも良かった。
今日は雪模様。 冬用のコートを出す。
ある方とお話していて、「大丈夫」という言葉はなぜか心に効きますねぇーという話になった。
とても言葉に言い表せないほど気の毒な状況にある人に、なんと言ったら良いものか。
「がんばって」はあまり良くない、とはよく聞くが、確かにそうなのだ。 これから、試合や試験やらを控えた人などの場合には「がんばれ!」は合うと思うが、 たいへんな状況ですでに頑張っている人に、「がんばって」は当てはまらない。
「大丈夫」は語感も柔らかく、聴いてて安堵感がある。 いつか「がんばって」が言えない状況の時のために、この言葉を忘れないようにしよう。
2004年11月13日(土) |
ホット・ショコラの合う季節になりました。。 |
さて、昨日は一回目のディナーコンサートも終了して、一段落。 日記をupするのも久々。
今日、ラジオ局に向かう時に車の外気温計は4.5℃。外は肌寒い。 夏は30℃越えが当たり前だったのに、それでもちゃーんと冬はやって来る。
ストーブを微少燃焼から小に上げて、バンホーテンココアのプラリネショコラを飲みながら、まったり。
2004年11月07日(日) |
深秋にありがたいご招待。。 |
家人の知人が小樽から札幌に移り、宮の森でお鮨屋さんを始めるそうで、 まだ開店前なのだが、ご招待を受けた。
お店を目指して、深秋の閑静な住宅街の坂道を上がって行くと、 ひと際燃えるような赤い大きな紅葉の木がライトアップされていて美しい。 枯葉も綺麗に掃いてある。
お祝いがわりにBGMになりそうなCD数枚と日本酒などを携えて、 車から降りると、透明な空気がひんやり。
店内に入ると、仕立てられた小さな石庭や坪庭がなんとも良い。 どれも手作りだそうで驚いた。
出されたお刺身、お鮨、一品料理は心がこもって美味しく、 食材は取れたての飛び切り新鮮。 今回、ご飯は土鍋にて初挑戦なのだそうだが、お米が立っていて、感触が滑らか。 ネタと一緒に口の中で溶けていく。
ご主人のお話も聴いていてとても愉しい。 また行きたいなぁと思いながら、大満足で帰って来た。
開店したら知り合いみんなに紹介したい、そういうお店である。
2004年11月03日(水) |
文化の日と冬支度と読書。。 |
今日は昼からちょっとだけと家の中のことをやっているうちに、修理をしてみたり、新しい家具を探して買ってきて組み立てたりと、冬支度な一日だった。
先週から小川洋子著「博士の愛した数式」を読み始めた。 家政婦の主人公がお世話している博士は、ある理由により記憶が80分しかもたない。 1972年までの記憶は博士の頭の中にはっきりと刻まれているのだが、 新しい記憶が長く刻まれることはない。 博士の脳はメモリの容量がいっぱいになったハードディスクのようなのだ。 主人公にとっては初めての事ばかり。そして。。
この物語が大島弓子の絵だったら、 さぞかしぴったりだろうなぁ、と思いながら大切に読み進んでいる。
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