2004年10月29日(金) |
避難所のニュースに思う。。 |
新潟中越地震の避難所のニュースが流れる度、1週間近くも生命の危険を感じながらの避難生活は、精神的、肉体的にもそのストレスは相当なものだろうと思う。
必要なものはなんですか、というインタビューが繰り返される中、一日でも早く、安全で地震のない、ライフラインの途絶えていない、暖かく、トイレや入浴設備が完備した快適な場所に移動させてあげることは出来ないものか、と思う。
日本中には、そういった公的施設、保険や年金による保養所はたくさんあるはず。 なんのための保険、年金か。
10万人近くも被災者の方々がいるのだから、これは一つの県の問題ではなく間違いなく国単位でやる問題だ。 せめて仮設住宅のできるまでの間、受入先をどうにか割り振りできないものか、と思う。
必要なものはなんですかと訊くインタビューの答えのその必要な物とは、テレビの前にいる私たちには、手を伸ばせばすぐに得られるものばかりだ。 子供達は早く「勉強がしたい」そうだ。 こんな時に、と大人は思うだろうが、大事な受験前の子供達はさぞかし不安だろう。
被災者の方々に一日でも早く普通で安全な生活を、と切に願う。
10月23日土曜夕方の新潟中越地震は、阪神大震災の時よりも大きな揺れだったそうで、その当日にはよくわからなかった被害状況が日にちが経つにつれメディアで流されるのを目にするたび、それはやはりたいへんな地震だったろうと思う。
新潟上越に姪夫婦がいるので心配していたが、姪たちはその時ちょうど軽井沢にいて無事、上越は被害が少ないようなのだが、大事をとってしばらくは新潟には帰らないそうだ。
新潟では10万人近くが避難生活を送っているそうで、不安で眠れない夜を過ごされている事だろう。
少しでも早く地震がおさまり、復興することを強く願う。
2004年10月24日(日) |
イーグルスでふと思う。。 |
今日は、札幌ドームで初めてイーグルスを聴いてきた。
ドームにてのコンサートは音響のことがよく話題に上がるが、それはひとまず置いておくとして、ステージが進むにつれ感じるのは、'70年代のなんとも言えないあの独特な時代感じゃないだろうか。 ベトナム戦争の失敗で鬱々と引きずった失望や虚無感、 盛んだった平和運動でさえ、新しい時代の若い人達にとっては時代遅れで、反戦歌は段々と忘れ去られるようになり、そして。。 だから、'70年代は「その後」の時代なのだろうと思う。
それにしても、ソロシンガー揃いのイーグルスは声もソングライティングもそれぞれ個性的で聴いていて楽しい。
声と言えば、レコードやCDで聴いている時には、全然気が付かなかったのだが、 ドン・ヘンリーの声がフィル・コリンズに酷似していて驚いた。 立ち上がりの発音や発声までそっくりである。 頭部の骨格も似ているかも。。
2004年10月21日(木) |
ホワイトアウト?ブラックアウト?レッドゾーン?。。 |
今週は、なんだか公私共に忙しい。 良い事も悪い事もどうにか乗り切って、新しい週、新しい月を迎えたいものだ。 こんな時、普段は行動を制限する時計や暦があることがありがたく思えてくる。 時間に数列がなくて、暦もなければ、一日は永遠に続き、新しい一日、新しい週、新しい月はやってこない。。
と書き出して、すっかり書き終えたつもりになって、どうやら椅子に座ったままうたた寝をしたらしい。 次に気付いた時には、PCの画面は真っ黒(笑)、再起動して確認してみたら日記は更新されていないし、はてさて、何が起こったのかもさっぱりわからず。 小さな靴屋さんたちがテーブルの上に現われて、知らない内に何か作業を行なったのだろうか。
忙しい、気ぜわしい日々というのは、不思議な現象が起こるものである。
ニュースで、「タイの動物園の虎、鳥インフルエンザに感染して死亡」というのをやっていた。 一頭くらいかなぁと思っていたら20頭以上がすでに死亡、他の30頭も感染、発病している模様。 餌の鶏が原因の感染だそうで、気の毒すぎる。 与えられた餌を何も疑わずに食べる(疑うはずがない)虎が可哀想である。 それに、餌である鶏はすでに感染していたのだから、充分に大問題である。
さて日本では、この秋、熊の出没が話題になっているが、 人を襲い「やむを得ず射殺」というのは仕方ない、とは思う。 だが、毛皮の敷物のようにぐったりと命を失った熊を見ると、 虎と同様、可哀想に思えてくるのは否めない。
熊たちはただ単に、山には餌がないので里に下り、なーんだ、こんなに美味しいものがたくさんあるんだ、いただきます、あれっ?見たことのない熊!(実は人間)恐いよう!えい!という具合なんだと思う。
中には、ちゃんと麻酔で眠らされ、山に帰してもらう熊もいるようだが、その山には餌がない。
素人頭で思ってしまうのは、ヘリやセスナで、柿やら栗を山にばらまいたら、熊のお腹も少しは落ち着かないかなぁとか。。 やっぱりそれは、生態系には良くない影響を及ぼすのだろうか。 どうも、こういう事が相次ぐと、トキやニホンオオカミを思い起こして、絶滅する前にどうにかならないものかと思ってしまう。
人間と動物の共存って、単純に口では言えるが、なかなか実行できない難しい課題なのだなぁと思う。
2004年10月17日(日) |
コンビニについてふと思う。。 |
今日の夕食は、娘たちのリクエストで焼き鳥屋さんに行く事になり、 平岸にあるお店に初めて行ってみた。 場所が今一つわからなかったので、コンビニのお兄さんに訊いてみたら、親切にすぐ教えてくれた。 昔は道がわからない時などは交番だったが、今では、街なかのどこにでもあり、便利で入りやすい点から、コンビニじゃないだろうか。
先日のTVニュースでは、札幌市内にて、子供が家庭内で虐待を受け、 コンビニに逃げ込んだことで事件が発覚。 街でのコンビニの役割について、ふと考えさせられる。
映画の「誰も知らない」でも、コンビニは随分と登場する。 親に置き去りにされた子供達のたった一つの命綱は、店舗の裏口でコンビニの店員さんからもらう賞味期限切れのおにぎりだったのだ。
大人はとにかく、子供達にどこか安心感を感じさせる「何か」がコンビニにはあるのだろうか。
それは学校でも家でもない、また交番にもない「何か」なのかも知れない。
2004年10月15日(金) |
これからの展開がとても楽しみな「PLUTOプルートウ」。。 |
手塚治虫の原作である鉄腕アトム「史上最大のロボット」を土台として、浦沢直樹が新しい視点から書き下ろした「PLUTOプルートウ」の001(第一巻)を読んだ。 本来アトムが主役の原作を、刑事役のロボットを主役に置き、連続ロボット殺人(殺ロボか?)事件の謎を解いていく物語。
あの「モンスター」のような淡々とした語り口で、しかしこの物語の背後にある何か不可解な謎や巨大な陰謀までを予感させる。
手塚氏のアニメのイメージでは、子供の為の健康的で前向きな楽しいイメージで捉えられているかも知れないが、手塚漫画を読んでいる方はおわかりのように、原作の漫画の方はというと、なんともその運命にやりきれない(アトムやジャングル大帝なんかもほんとうに悲しい物語なのだ)作品や、暗くおどろおどろした作品も多い。 その陰の部分が、この「PLUTO」には見事に受け継がれているのだ。 浦沢氏の筆はまるで浄瑠璃かなにかの語り部のように、この謎の闇に包まれたロボットの物語をあますところなく「今」に甦らせる。
これからの展開も非常に楽しみである。
2004年10月12日(火) |
英字新聞読解用大人のための参考書。。 |
英字新聞を読むための単語集、特に政治経済、法律系の単語などをピックアップした本が欲しいなぁと思い本屋さんで探してみたら、‘英字新聞を読むための〜’とか、‘英語ニュースを理解するには〜’など、英語ニュースガイド関連本がたくさん並んでいる。
取りあえず、パっと見開いてすぐに調べられる参考書のような形態のキーフレーズ式「英字新聞はこうすればどんどん読める〜政治分野」(あまりに直球な題名にちょっと引くが、とても見やすい本)と「話すための英語〜ニュース・ビジネス英語実践編」を買ってきた。
二冊とも、レイアウトや色使いがまじで参考書。 パラパラ開いて読んでるうちに、なんだかノートにまとめたい気分になってくる。
題名が直な「英字新聞は〜」は、いきなり「立法・行政」から始まる。 選挙・国会・政党・内閣関連語が並び、その後「内政」では、国防・危機管理、治安・司法へと続々重要語句が並ぶ。
いやぁ〜ありがたや。そうなのだ、これなのだ。 私は、この政治関連の英語情報が弱かったのだ。 党名でさえ、英語だとさっぱりわからないが、 こうして一覧にしてあるとすっきりとしてわかりやすい。 その他にも、今まで調べては見たもののどことなくうやむやだった部分も、 はっきりと正解が書いてあり、目からウロコでこの上なく楽しい。
この英字新聞読解参考書で、テストも提出期限もないゆったりとした勉強を楽しもう。。
2004年10月11日(月) |
映画「スウィング・ガールズ」。。 |
ある方から、チケットをいただいた(大感謝!)ので、早速、観に行ってきた。 ストーリーは、いわゆるスポ根的展開なのだが、いろいろと面白い映画で楽しんできた。
まず、音楽を始めようとした時に、一番最初に必要なのは演奏する楽器で、その楽器を手に入れるためにはどうするか?(音楽を始めようとする人間は誰もが一度は経験する)、登場人物はさまざまに真剣な努力をするのだが。。うーん、笑いました。
あるいは、ものすごく高価なオーディオ機器に何千枚ものレアなレコード、音楽知識は人一倍あるのだが、自分では演奏が全く出来ないジャズファン。 気持ちだけは、マイルスやキャノンボール並みに崇高にジャズを愛しているのだ。 それは他人から見ると、とても滑稽なのだが、本人はいたって真剣。 だが、彼のような人がいたお陰で、女子高生たちは俄然音楽に打ち込むようになる。 人間、なにがいつ役に立つかなんてわからない。
観客席には60代70代らしき方々もいて、年齢に関係なく楽しめる映画なのだなぁと思った。
2004年10月10日(日) |
映画「モンスター」に思う。。 |
シャーリーズ・セロンがオスカーを獲得した映画「モンスター」を見てきた。
映画自体はR15指定で、R指定のアカデミー賞受賞映画といえば、黒人女性(この表現も今ではどうかと思う)では初めてのアカデミー主演女優賞を受賞したハル・ベリーの映画「チョコレート」がR18だったように記憶しているが、確かに、二作共「子供」に見せようとは思わない。大人の為の映画だ。
MONSTER。 異常な連続殺人犯や猟奇的事件などの極悪犯の事をモンスターというそうだ。 実際、映画のモデルとなった連続殺人犯アイリーンは逮捕後モンスターと恐れられたそうだが、見終わった後に、果たして彼女をモンスターと括って良いのだろうか?という思いが湧きあがってくる。
こうなる前にどうにかならなかったのか?とは誰しもが思うかも知れないが、 一見、正義の名のもとに人々の平和な生活が営まれているかのような現代社会は、裏を返せば矛盾だらけで、人々は誰しもが平等で幸福な生活を営む権利があると言われるその裏側には、様々な偏見や弱い者への悪意などで満ち溢れ、社会からドロップアウトし二度と暗闇の世界から抜け出すことの出来ない人々は、世の中にたくさん存在しているのではないのだろうか。
社会のひずみが生んだ犯罪とは簡単に言えない、どうにも表現できないくらいに悲惨な果てしもなく哀しい一人の女性の物語だった。
わしたショップでお買い物。 シークワーサー100%ジュースは品切れで残念。 ちんびんミックス、さんぴん茶、ちんすこう、島豆腐、 生姜とニッキの黒糖、車麩、ゴーヤなどを買ってきた。
最近、はまっているのは麩チャンプルー。 かりゆし製麩の車麩を戻して卵液をつけて、じゃっと焼く。 他にねぎ、ニラなど。 味付けは塩胡椒だけでシンプルに。 卵液を吸った車麩がふかふかとして美味しい。 邪道かも知れないが、出来上がりにウスターソースをかけて食べてもなかなか。
2004年10月05日(火) |
指輪はどの指にしてますか?。。 |
今日、あるところで仕事を終えた後、ある方に「その指輪はその指にしていなきゃダメですか?」と聞かれたので、「あ。はい。なぜでしょう?」と逆にお聞きしたら「心臓の弱い人は、左手の薬指に金属の指輪をしない方が良いのです。」とのこと。 どうやら、左薬指と心臓に深い関係があるらしい。 それから「時計も出来れば右に。。」ともおっしゃっていた。
正直、私はかなり驚いた。
最近、たまに鎖骨中央の約10cm真下部分がチリチリと1〜3秒くらい痛むことがあるので、娘に訊いたら「狭心症かもねぇ。肩もやむんじゃないの?」(う。その通り)とおどかされ、この夏はかなりの猛暑だったし、もしかしたら心の臓がちと弱っているのかもとは思っていた。 仕事を始めた頃によく動悸やめまいがあって、救心を飲んでいたこともあるのだ。
取りあえず、言われた通り素直に指輪をはずしてみたら、胸を覆っていた何か重いものが消えて、不思議とすっきりとしたような「気」がした。
「胸がすっきりしたような気がします」と言うとすかさず、 「頚椎も左にずれてます」とご指摘が(笑)。 「ちょっと3分ほど治療しましょう」。 その後、結局10分近く、指のつぼを刺激しながら腹式呼吸をする治療をしていただいた。
それにしても、世の中、まだまだ未知で神秘的な部分ってたくさんあるのだなぁと感じた出来事であった。。
2004年10月03日(日) |
10月最初の日曜。。 |
10月に入った途端、かなり冷え込むようになってきた。 それで今日は部屋が暖かくなるように小豆を煮たり、海鮮チゲ鍋をしたので、おかげで人間の方もなんとか温まった。
それから、娘がレンタルしてきたDVDで映画「S.W.A.T.」を観る。 まぁ、なんというか、わかりやすいアクション物なので、ポテチをつまみながらコーラを飲みつつ、いろいろとみんなで突っ込み(笑)を入れながらのリラックス鑑賞。
夜は、たっぷりと餃子の仕込みをして、120個ほど冷凍した。 家族の誰もがちょっと食べたいという時に冷凍室から取り出して、焼いたり、茹でて水餃子やスープにしたりできるので、この手作り冷凍餃子は重宝する。 生生姜や山椒、ニラ、長ねぎのたくさん入った餃子は、体も温まる。
少しずつ、寒い季節に備えていこうかなぁといった休日。
2004年10月02日(土) |
おめでとうイチローー!。。 |
期待通りに、イチローが記録更新。
気持ち良いくらいにすっきりとやってくれるなぁと思う。 やっぱりホームのシアトルでタイ記録&更新は大正解だろう。 花火は上がるし、全体的に観客の雰囲気も良かった。 昨日の、オークランドだったらどうだったろう? そんなことは、まぁ結果オーライで、とにかくめでたいの一言。
ところで、あの例の追っかけマダムたちの姿をTVで見つけられなかった。 さぞかし何処かで、祝杯をあげていることだろう。
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