2006年03月30日(木) |
冬と春が行ったり来たり。。 |
札幌はここ数日は大荒れの天気で、雷が鳴ったかと思えば、強風が吹いたり、みぞれや降雪も。
このまるで初冬のようなお天気が過ぎれば、春ももうすぐといったところだろうか。
残念ながら、大相撲千秋楽、優勝決定戦にまで持ち込んだ(朝青龍に勝った栃東はよくがんばった!)が、白鳳の優勝はまたのお預け。 白鳳の大関昇進はまず間違いないので、また次の場所に大期待。
残念ながら、春の選抜高校野球、道代表ニ校は一回戦にて敗退。 また夏に向けて、思いっきり大好きな野球をひたむきにやってほしいなぁと思う。
さて、連日熱い闘いを繰り広げている大相撲。 白鳳・朝青龍共に1敗にて明日千秋楽へと持ち込まれる。 栃東は3敗にて今回優勝がないだけに、白鳳に是非初優勝を!と陰ながらに応援中。
2006年03月22日(水) |
企業の隣人〜手を差し伸べられますか? |
南の島の旅から帰ると、札幌はまた真っ白な雪が降り、冬に逆戻り。 どこか川端康成の心境。(笑)
さて、旅の終わりのフライトでの出来事から思ったことをひとつ。
羽田で乗り換えの便に、娘と二人ですでに席についていた私は、ふと見上げると、にやにやと笑っている背の高い三人ほどのビジネスマン。
あら、何かしら?と思ったら、その前方(私達の席の横)に、155センチほどの身長の女性が、荷物を棚に押し上げられなくて、ぴょこんぴょこんと飛び上がっている。 私が真ん中に座っている三人掛けの席の隣に座る予定の女性のようだし、彼女が諦める気配もないし、もっといけないのは、ビジネスコートを着た背の高い三人が立ちはだかっている為に、CAがその様子に気付かない。
結局、私が席を立ち上がって、ちょっと手助けしたら、ほんの3秒ほどで荷物は無事、棚に収められた。 だが、その後がいけなかった。
「後でやりゃいいのに。」とその三人のビジネスマンのうちの一人がつぶやいた。
はてさて、にやにや笑っている暇があったら、そのエレガントなビジネスコートを羽織った185cmほどの体躯から伸びている、ブ○ガリだかロ○ックスだかの時計をした手(ここ大事。笑)を、彼女のためにコートと同様エレガントに差し伸べていたら、私がわざわざ席の真ん中から立ち上がる必要もなく、ほんの2秒もあれば解決していたはずである。
相手の立場を思いやれないどころか、臨機応変に対応することもできないビジネスマンが、部下のしでかした突拍子もないアクシデントをフォローしたり(こんな上司のフォローが足りない為に悩んでいる若い人達は多いはずだ)、ユーザビリティを考えた安全な製品が作れるだろうか。
落ち着いて振り返ってみると、会社の経費を使って乗っている飛行機の中を、彼らは、どうも社内と勘違いしているような気がする。
だから「利害関係の無いように思える人」には「手を差し伸べない」。 そんな小さな事から、偽装やら粉飾やら、真っ黒なエトセトラが生まれる。
そもそも企業倫理や企業の良心というのは、もっと崇高なものだったはずだ。 実は企業の倫理と良心は、団体ではなくて結局はそれぞれの個人の肩にかかっている。
定年退職して会社を離れ、初めて「俺はたった一人の普通の人間だった」と気付く前に、どうか「利害関係の無いように思える人」(実はそれが企業の隣人)に、今からでもいいから手を差し伸べて欲しい。
2006年03月16日(木) |
ごくごく普通のテレビの楽しみ。 |
WBCは、期待の王ジャパンが惜敗だが二敗(そのうち一敗目はある意味散々である)してしまうし、変な事件が目白押しなのでニュースはあまり見て見ぬふりをすることにして、目下テレビは、ドラマ「白夜行」と「輪舞曲」の最終回がどうなるのか、大相撲今場所の優勝は誰か?といったところ。 栃東の綱取りも楽しみだが、実力と身体が充実してきた白鳳の初優勝も楽しみ。
野球と相撲とドラマ。 衛星だの地上デジタル化だの言っても、結局、昭和の時代とテレビの楽しみ方って大して変わっていないなぁと思う今日この頃。
またまた冬に逆戻りの札幌。 ニュースの方もまたまたひどい事件が目白押し。
無関心は良くないと思うが、ここ最近のひどいニュースは本当に耳を塞ぎたくなってくる。 ニュースの裏側にひそむ、他人の心の奥底でうごめく妬みや憎しみ、苦しみ、あらゆる罪深い欲などを知らされると、こちらまで心がすさんでくる。
知らなければ良かった、知らない方が幸せ、ということは世の中たくさんある。
今日はプラス気温なので、気持ちもまったりと。 首里フジコのアルバムをかけ、旅の情報収集。 娘の東京みやげの浅草芋きんでお茶。 なかなか春になりそうでならない3月の札幌。
2006年03月05日(日) |
映画「ローレライ」 うーん。。 |
レンタルで映画「ローレライ」を観る。
うーん、なんというか、見れば見るほど、とにかくつくづく残念(笑)な映画だ。 キャストは豪華(役所・柳葉・堤・石黒・妻夫木その他多数。)で演技部分は申し分なしの名演がどっさり。 したがって、映画は名作!になるはずなのだが、映画の本流を占めるその無理な設定に(どんな感じなのか予告で多少期待していたのだが)実際ついていけなかった。
敵から「ローレライ」と呼ばれる潜水艦の高度な技術の秘密は一人の超能力少女!
はぁ。。
これがもし、宮崎アニメとか押井アニメとか大友アニメ(それからえーっと。。浦沢コミックでもありだ。)だったら、誰も文句は言わないだろう。 そうでなければ、トムとスピルバーグの近未来映画とかベッソン(「フィフス・エレメンツ」とか)ならもちろん大ありの設定だ。
でも一応この「ローレライ」は、CG部分は多いが実写の映画。 それに、時代設定が第二次世界大戦も終わり頃、広島・長崎の話も出てくるので、すっかり戦争映画だと思って見始めてしまう為、戦争映画にはありえないSF展開についていけないのだ。
例えば、「この映画はSF映画で、出てくる戦争は未来戦争です」と言ってくれた方が、見る方も納得出来る。
それとも、ずっとリアルな戦争映画調で物語を進めておいて、潜水艦の深部に何故か存在する謎の少女の能力をずっと我慢して最後の最後でやっと明かしてくれたなら、反対にその大どんでん返しに感動できたかも知れない。
今さら私が考えてもしょうがないのだが、とにかくもったいない。 ほんと残念な映画なのであった。。
偽装、粉飾、条例違反、ガセメール。
オリンピック前後の日本のニュースはしょうもない事件ばかり。 やっぱりスポーツはいいなぁ、さわやかで、と思っていたのだが。。
まさか、あの駒苫にまたまた不祥事発覚とは。。 卒業式後、3年の部員が居酒屋で飲食&喫煙と、同情の余地がない。 もう、なんというか、あまりの考えの無さにあきれたとしか言いようが無い。
可哀想なのは1年と2年の野球部員。 春の選抜は出場辞退、校長先生や香田監督も辞任とか。
春夏連覇も夢じゃなかったのになぁ。はぁ、ため息が。。
先週、お料理中に小指を包丁でさっくりと切ってしまったので、以前TVで見た食品用ラップで表面を覆う(もちろん消毒後。)方法を試しにやってみた。
ガーゼ付きの傷絆創膏だと、取り替え時にガーゼに血が固まって傷口がくっつくために痛み、ひどい時は傷口がズレたり開いたりとエライことになるのだが、ラップだと取り替える時もすっきりと取れて痛くない。
今現在、問題の傷口は、ズレもせず、綺麗についた。 最初はちと不安な感じであったが、意外に良い結果で驚いた。
TVで紹介されていたのは、こどもの膝のすり傷を水道の流水で洗い、ラップでおおう方法で、「えっそれだけで本当に大丈夫?」と言った感じ。 医療用のフィルムも紹介されていて、確かにフィルムだけで作られた家庭用のキズバンのようなものもコマーシャルで見かけたことはある。
それにしても、ラップで傷の手当てなんてカルチャーショックというか、試した後でも、どこか抵抗感が。。
だが確かに今までの方法よりも痛くなく、傷口も断然綺麗なのであった。。。
PS:ちなみにピアノを弾くため、ラップの上から、傷バンは巻きました。 ラップは毎日取替えましたよ。消毒も毎回もちろん。でもやっぱり不安なのであった。。(笑)
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