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■ 河辺にて
さんさんと降り注ぐ太陽のひかり 河辺の親水公園は そのひかりに吸い寄せられたかのように 満員です。
空に舞うは無数のこいのぼり 水面には本当のこいが 口をおおきく あけています。
かもが泳ぎ ツバメは 水面を 低空飛行してゆきます。
チューリップ すみれ なずな たんぽぽ
青や緑や赤、黄色 他にも色とりどりに 色彩は 華やいでいます。
子供たちは 次々に水辺に集まり ズボンやスカートをまくり 突進してゆきます。
それを 誰が止められるでしょう 楽しそうに歓声あげて水面をゆらす きらきらと太陽の光は乱反射しています。
思い出します 幼い頃の自分 わたしたちもかつて小川に入り 時の経つのも忘れて遊びましたよね。
今は、濡れた靴脱ぎ捨てて はだしで歩く あの感覚のすがすがしさ きっと彼ら彼女ら感じているのですね。
堤防は そりすべりの 絶好の場所に 早や変わり
そこかしこに 子供たちの満面の笑みと 目を細めた おとなたちの微笑(びしょう)が広がっています。
今日は この河辺に来て本当に良かった 溢れんばかりの陽だまりのもと 私は静かに微笑みました。
2002年04月29日(月)
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