日記雑記
ソンナモノハ妄想ダ 表紙|以前|以後
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「蒼路」、読み終わりました。旅人シリーズは大長編になりそうです。 ヒュウゴ少年時代編がかなーり読みたいです。どうして旅人シリーズはこうも立て続けにおいしい人ばかり出てくるんでしょう。本編と毛色が違うったら。 皇子が懐かしい人たちに会える日がくるといいなと思っています。最後のときが来るその前に。
| 2006年05月28日(日) |
「蒼路の旅人」読みかけ。 |
もう印刷機なんて嫌いだーと思った。でも皆の役に立つことができてちょっとよかった。ビバ裏方。 昨秋も同じようなことがあったけど今度のほうがずっと大掛かりである上に、ちゃんと製本しなきゃなりません。…まだ製本作業が残ってますが、こちらは応援がくる予定です。
読んでるもの:「蒼路の旅人」上橋菜穂子 既刊最新刊。 わああついにチャグムが元服してしまった…! でもトーヤとサヤがいつのまにか夫婦になってた上に今回サヤが身重だったことのほうが数倍ショックです。ねえ。 シュガが相変わらず殿下を想っていて、読みながらだいぶ視線が泳いでいます。 今回は、もしかして皇子は全然違う方向にいってしまうんじゃないかなと気がかりであります。
守り人シリーズは本当に面白いので、時間がある人は児童書だとか気にせずに読むといいと思います。むしろ読んで。
| 2006年05月27日(土) |
「まほろ駅前多田便利軒」 |
浮上しました、よ。
「まほろ駅前多田便利軒」 軽トラが出てくる三浦しをん作品。
便利屋の多田が、高校時代の変人同級生行天を拾うところから話が始まります。 同居です。事務所兼自宅に同居です。
勿論BLではありません。でも、世界観そのものが所謂女性向っぽい気がします。なんか女性から見た素敵な関係の男というか…。多分、池袋ウエストゲートパークと並べてみたらちょっと乙女入ってます。 ポイントは、常識派(私はこの対照的な二人がコンビを組んでいる時点で楽しくなってしまうタチです。ごめんなさい)多田にも傷があるところです。行天と多田でひとつのテーマを共有しているのがだんだんわかってきます。
星が何だかとてもおいしい人のようです(笑)。 自分は行天が好き。変だけど本人はいたって真面目なんです。………彼は、救われるとか開放されるとか、作中では既にそういう対象じゃない感じがします。もう突き抜けちゃってるような。他人には踏み込めないだろうし、劇的な変化も起こりえないと思う。 この作品の中では出来上がってるけど、続編が出るとしたらそこで過去が明らかになる、とかそういう方向に持っていかれそうな人。大体察せられるだけに、読みたいような読みたくないような。
何はともあれ読みやすくてたまに(主に変人の言動が)おかしくて、楽しかったです。扉絵も素敵。
体調がよくないのが精神の状態に影響したのか、それとも嫌な気分でいたせいで具合が悪く見えたのか、どちらなのかは分からないけど心身は切り離せないものなんだなあと思います。
寝てれば治る。一晩で治る。
読んでるもの:「まほろ駅前多田便利軒」三浦しをん よく心得ていらっしゃる……(笑)。面白いと思う方向にやっているだけなんでしょうが。 また軽トラが出てきます。そんなノリです。
現実逃避として勢いよく読んでいます。
用事あって外出した帰りに友達と牛丼チェーン店に入って豚丼を食い気づいたら周り男ばっかりだね、みたいな日常を送っています。
かばんが欲しいなあ。丈夫な布製で辞書と表紙の分厚い本が何冊入っても逝ってしまわない持ち手が付いててファスナーか蓋がついてるけど開けたままでも使えるやつ。この、開けたままでも使えるというのは結構重要で、何故かというに途中で嵩張る荷物がもりもり増えたときに対応できるように。手荷物の数が増えると面倒なのです。…もっと優雅な生活をすればいいのにねえ。 今のは1年以上使いつづけていてそろそろ持ち手が駄目になりつつあります。
フジリュー版封神のノリでハリポタをやるのなら、ラスボスが俺様であろうと違和感が少ないんじゃないかなあと思いつきました。 勿論シリウスのビジュアルは玉鼎です。 スネイプ先生は弄られキャラと化しそうですが。
昨日は途中までは青空と日差しがまるで夏でした。前の日に学校に忘れていった傘、面倒だからまあいいや、と思って置いたまま次の目的地に向かったのです。 地下鉄を一駅区間乗って降り、地上に出ると暗雲が垂れ込めていました。道の脇で人待ちをしていて何だか水滴が吹き飛んでくると思っていたら、あっという間に風吹きすさび、道路が白く見えるような勢いで雨が降り出しました。 最近しとしと雨ばかりだったのでいっそ気持ちのいい降り方でした。
| 2006年05月18日(木) |
「神の守り人」読みかけ。 |
読んでるもの:「神の守り人 来訪編」上橋菜穂子 今度はロタ王国です。何やら王様がいい人っぽくて気になってたんです。
言うなれば見どころはバルサとタンダです。 「昨日、おまえの手をさわったとき、すごく冷たかった。おまえの、あんな表情をみたのも、はじめてだ。」 この二人はずっとこのまま微妙な幼馴染でいればいいと思います。もう三十路に差し掛かってるのに。
ハリポタ邦訳、発売しましたね。六巻は自宅では購入する気なのかよく分からないのですが。 思わずネットの海を漂って状況を調べてしまいました。 一番問題のシーンに関して最悪の事態は免れたみたいですが、私は別に好きでもなんでもないやばい人(子供好きの…)の訳され具合が気になって仕方がない。
英語の時間の前に、次の授業のくずし字の予習をやっていました。くずし字はなかなか憎たらしいやつです。これは「そ」なのか「に」なのか或いは「た」なのか、ああでもないこうでもない、みたいな。 英語ではリスニングの内容を書き取りをしました。 大急ぎで二行くらいばーっと書き取る問題が幾つかあって、全部終わってからほっと一息ついて採点しようと思ったところ、自分が書いたのが「h」なのか「b」なのか既に分からない状態になっていました。どうも自分は筆記体が使いこなせないので、自然英語はくずし字になるのですね。ただ単に字が汚いだけですけど。
読んでるもの:「ヨーロッパ文化と日本文化」ルイス・フロイス これは実は「われわれは……日本のは……」という文章が延々と続いているもので、結構楽しいです。 余程カルチャーショックを受けたんだろうなとおもう文章が多々あります。今考える日本文化からではピンとこないものもありますね。 「44 われわれは嬉しい愉快な顔を示して主人の葡萄酒を褒める。日本人は泣いているように見える厭な顔をして褒める。」 私が物知らずなだけかもしれませんが、この状況凄く気になります。
秋にK談社から綺麗系オタクのための雑誌が創刊されるそうですよ……もう何が何やら。公式見てきたけどイメージキャラクター(のイラスト)があまり可愛くないなあと思いました。 綺麗系オタクというからには女子向けなんでしょうが、この場合の オタク ってどういう意味合いなんでしょう。どうやら腐女子ではないようです。
今は「まりとしんご」(漢字不明)が読みたいなあと思っています。私から本と漫画を取ったら何が残るのでしょうか。少し疑問です。
朝刊にいきなり「百�寮萓厳遒鯑Г�」という書名を発見。久世さんって何か聞いたことあるなあと思ったら、最近亡くなった方なんですね。とりあえずこれ借りてこなくては。
朝、電車に乗ったら化粧を始めようとしている女性がいました。明らかにコンディションが良くない感じの人。 車内で仮眠を取ったあとでふと見たら、いつのまにか普通の綺麗な人になっていました。 化粧ってやっぱりすごいな、とそんなことを寝不足の相が顔に表れている私は実感しました。
良く考えてみたら時間が足りない。 昼間がもう少し長ければ家帰ってきてもピアノができるんですけどね。
| 2006年05月12日(金) |
「村田エフェンディ滞土録」 |
「村田エフェンディ滞土録」 梨木香歩 19世紀末に、土耳古に滞在している主人公が下宿で色々な国の人と交流したり、たまに神様の足音を聞いたりする話。 下宿の人は皆魅力的で、中でも鸚鵡は非常にいい味だしています。
ひとつひとつのエピソードがゆるく繋がって時間が経っていくのは「家守綺譚」と似ています。何だか取り留めがないのでやや物足りない気になったりもしましたが、最後がすごく良かったです。全部思い出として収束してしまうのです。
お稲荷さんと他の神様が駆け回ってる足音だけが聞こえてくる場面がとても好き。 梨木さんが書く話はモノに魂が宿ったり、或いは人が亡くなったあともモノだけが昔をしのばせたりするはなしが多いですよね。 家守と繋がってるのですが、肝心のアイテムの事が思い出せなくてちょっと歯痒い思いをしました。「成程、と、そこで分からんなりに分かった気がした」(205頁)。私も分からないけど、まあ良いのかな。
それと、こういうことを考えるのはあまり好きではないものの、今の政治状況と重ね合わされているんだなあと思いました。
授業その他諸々を終えてから、夜の秋葉原に買い物に行きました。 A4印刷用紙500枚包み×3 とてもとても重かったです。コンクリートブロックみたいです。
毎度毎度お茶の水秋葉原間は歩いていくのを旨としているのですが、帰り道の上り坂でへこたれそうになりました。袋が破けるかと思いました。 秋葉原は相変わらずぎらぎらしてるんですが、ちょっと通りを離れると暗い坂道で、上のほうを電車が通っていくのを見て何故だか少し懐かしかったです。 秋葉原の景観は汚い汚いとよく言われますが、私はごみごみした景観が割と好きなので、総武線の線路が跨がってる交差点なんかは通るたびにほーっと上を見上げてしまいます。お茶の水橋から眺める聖橋とその向こうのぎらぎらネオンも好きです。
| 2006年05月10日(水) |
「悪魔物語・運命の卵」 |
「悪魔物語・運命の卵」ブルガーコフ 読みました。
「悪魔物語」は幻想小説っぽくてちょっと難しい感じでしたが、ロシアのマッチ工場という設定自体が私にとっては目新しかったです。
「運命の卵」は映画でありそうだなと思いました。こちらもロシアが舞台のSFというのが特異です。1920年代の近未来、生物を異常に成長促進する光線が見つかった話。 前半は普通の話なのですが、終盤に向かって物凄い事になるため、食後に読むのはお勧めしません。 私はこの手の人死にの場面は苦手ですが、これはとても衝撃を受けました。ただ単に映像として見るのとは違うのです。
今しがた夕刊を見て気になった記事です。
空飛ぶ円盤が存在する証拠はない と、 UFOは存在せず というのは、全然違う内容をさしてるんじゃないかなと思うのです。
宇宙人が地球に来訪しているとは信じてませんが、存在する証拠がないからって何故見出しでは存在しないということになるのか本気で分からない。私が夢見すぎなんでしょうか。
(夕食後 追記) ……存在しない、と存在せず、も意味合い違いますよね。日本語はムズカシインダネ!(ネイティブなのに) 恥ずかしや。
今日はサークルの都合で学校に行きました。明日から授業です。うわー。
大河は、一豊が戦いの最中で向かってきた敵方の女子供までも斬ってしまう回。
今日は蘭の出番が多かったです。落ち着きのある人で健全そう。 立場の悪い秀吉の目の前に立ちはだかったときなど微妙に威圧的でしたが、殿の前だと態度違いますか?(笑) 信長様も嬉しそうです。 因みに本当に渡辺謙のお子さんなんですね。身長184センチだそうです。蘭丸が小さくなければいけない法はありませんが少し驚きました。 信長と蘭の場面の後に千代が一豊に「女子でなければ殿のお側にいられませぬ」とか言うのですが、この流れからいうと別に女子でなくても望みはあるだろうなと思いました(笑)。多分大河でそういうネタは使わないのでしょうが。
今週の六平太は敬語モエですね!(笑) ちょうどいい場面で切れたので来週は見せ場が期待されます。それと来週は「命をくれええええ」に近い信長様が見られるのではないかと期待に胸を膨らませております。
| 2006年05月06日(土) |
アルバム「another sky」 |
■守り人シリーズを読んでいる勢いにのって上橋さんの「隣のアボリジニ」を読みました。 上橋さんは本当は文化人類学の人で、アボリジニを研究しています。文化人類学では実際にオーストラリアに行って現地調査というかフィールドワークをするのだそうです。 アボリジニというと私達とは全く違う生活をしている自然の民といったイメージでそれで私も憧れていたのですが、現代では多くのアボリジニは白人と一緒に町に住んでいるということです。 迫害されてきた歴史を乗り越えて今はどういう関係を作っているのかというと、それはやっぱり楽なことばかりではありません。文化が違う人たちが共に暮らしていくのは口で言うほど楽ではないんだろうなーと思いました。アボリジニの文化は色々素敵なことも沢山あるけど同時に怖い話もあって、どこの文化であってもそれが当然なのでしょう。何にしても実際に交流してみないと分からないものだと思います。
■聞いたもの:Grapevine「anotuer sky」 このバンドに関しては、何だかよく分からない攻撃的な歌詞の方が好きな気がします。「Tinydogs」は結構好きだなあ。「そして手を振りあうのもいい〜〜〜ィライラするぜっ」ですよ。「Let me in〜おれがおれが〜」の喧嘩腰具合もなかなか好きです。 「Sundown and hightide」はエロエロしくて良いのではないでしょうか。「マルキドが待ってる」だそうです。曲調もかすかに危ない感じが滲んでいます。ジュール攻めでも別にいいかな、って初めて心穏やかに思いました。私は阿呆です。 アルバムタイトルになってる「another sky」は優しい曲で、これもいい感じです。このアルバムの穏やかな曲の中では一番好きかも知れない。
電車に乗って相模の地へ参りました。移動距離が長いので読み物に「小説以外」を持とうかとも思いましたが、恩田さんに倣って翻訳小説を持って行ってみました。ブルガーコフの「悪魔物語・運命の卵」です。タイトル借り。岩波文庫持ってると何となく自分がクールであるかのような錯覚に囚われます(笑)。何故か。 鎌倉の八幡宮の前は人が多くて自分でも何しに来たのか分からなくなるくらいだった。
「虚空の旅人」上橋菜穂子 旅人は守り人シリーズの番外編なんだそうです。 それで、バルサとタンダの後ろにトロガイがいてはらはらどきどきな本編とはまたちょっと違う趣の話になっています。
今回は、優しさと強さを秘めたチャグム皇子とそれをたった一人で支えるシュガの話。……あまり鼻息荒く語ると聖域を汚すような気がするのは私だけでしょうか(笑)。 実のところ結構おいしい感じです。シュガが女性に囲まれて慌てる、チャグムを助ける、涙を流す等々。あ、シュガいいかも、と思ったのは今回がはじめてです。っていうか最終的には彼が「殿下…」と呼びかけるだけでこう…生温かい萌えが。確実に聖域汚してると思います。
南の海のサンガル王国の新王即位式に出向いた二人はまた、もうひとつの世界との交流を見ることになるのです。今回は5歳くらいの女の子が、向こうの世界に魂を引かれていってしまう話。そういう子供は神様として崇められるのですが、最後には海に返されてしまうんです。女の子の体を海に沈める儀式があるのです。 チャグムは精霊の守り人としての自分を重ね合わせて何とか彼女を助けたいと思ったり。それにまたもや王国間の揉め事が関ってきたり。
チャグムが自分の目の前で死んでいく兵士たちに傷ついてる場面が印象的です。この子ももう14歳なんですねえ。あまりにも真っ直ぐであやうい感じがまた魅力的です(終章を読んでください。是非読んでください。)が、本気で破滅することはないですよね?今回ちょっとだけ心配になってしまったけど、きっと色々乗り越えて後世に語り継がれるような立派な王様になるんじゃないかなと妄想しています。まだ続編書かれそうなので期待。タルサン王子がいつかまた素顔の殿下にまみえることを期待(笑)。 タルサンとチャグムも良いですよね。第一印象が悪いのがまた。
布団を干したら、乾いてなかったベランダの水溜りの上に毛布が落ちてしまっていてびしょ濡れでした。何やら惨めです。
「アド・バード」 椎名誠 全く長さを感じさせない大長編でした。すごく面白かった。
多分SF。改造生物が特に発達していて、「アド・バード」というのは早い話が宣伝活動をする鳥ですね。喋ったりします。でも結局、生命操作と情報化(商業化かな)が行き過ぎてしまって結果的には衰えてしまった世界のようです。 だから前半は、ヒゾムシとか赤舌とかと死闘を繰り広げつつ旅をする話なのかと、もしや臓物の温度を体感するような話かと思ったのですが、ちょっと想像とは違いましたね。 この間はたむらしげる絵のイメージじゃないと思いましたが、最終的には雰囲気に合ってるような気になりました。登場人物が少なくてしかも男ばっかりなところとか、目的に向かって只管に突き進む所とか、絵本にもありそうな気がする。 兄と弟が電気粛清に巻き込まれて都市に連れて行かれてしまった父親を探しに行く話なのです。男の話です。それに関しての決着がつくシーンはやっぱり「娘」ではこうはいかなかったんだろうなと思います。
菊丸萌えと言いましたが、やっぱり「兄さん」とか言ってしまう弟が好きな人にはおすすめできると思います!(笑) あと、油断してたらC4に大変和まされました。彼は加工人間でそういう来歴を考えると気の毒ではありますが、「鳥がこんなに大ぜいいるのでこういうのは見たことがないのでこういうのはおどろいた」なんて頭をぐるぐる回しながらいわれて御覧なさい。和むじゃないですか。
恩田陸の「小説以外」も読んでいます。エッセイや文庫のゲスト解説を集めたものだとか。だから短いのが大量に集まっています。 一気読みしようと思ったんですが、一編一編がかなり濃く作ってあるので断念しました。元々ばらばらだったものだからね。 新聞に載ってる現代批評みたいなのはあまり興味がないのですが(日常ネタが好きなので)、読書体験にまつわるエッセイは面白いな、と思います。恩田さん読みすぎ。大学時代に1000冊も読めたら良いなあ。
更には「虚空の旅人」にも手をつけています。ああ、挿絵が変わったからここ以降は読んでなかったんだな、と納得(オイ)。佐竹さんも好きなんですけど、挿絵が変わるとイメージも変わってしまいますね。これは外伝だから変えたのかな。日に焼けた肌をトーンで表現するのはどうかな、という点だけは引っかかってならない。墨絵が良い…(泣)。 王室サイドの話は美形率高いですよね。バルサ達メインの話とはまた違った趣があります。
| 2006年05月03日(水) |
映画「ブロークバック・マウンテン」 |
ブロークバックマウンテンを見てきました。 同性愛モノなんですが萌えとかの世界ではなかったです。ですが、それにも関らず当方腐女子につき以下はそっちの視点が入っています。二重に注意されたし、です。更にネタバレにも注意です。
まず、この作品が好きとか嫌いとかいう以前の問題で、こんなに悲しいやるせない気持ちになるとは思ってもみませんでした。いくらシリアスだからって。
男の恋人を選ぶことが相当きつい(場合によっては命に関る)にしても、イニスがどうしても素直に自分の気持ちに従えない所が大変歯痒かったです。あの状態で結婚してしまうのは、ねえ。その所為でホモは別腹、みたいな雰囲気になりそうでもあり、個人的には、恋愛というか衆道っぽいのかな?とちらりと思いました。でも、ジャックは本気でイニスと生きたかったのですよ!
友情から恋愛に発展する物語のように紹介されていますが、評判の通り友情面は短かったです。きっかけは、何かこう、即物的でした……。でもそういうのも有りです(初回は男気が感じられて素敵でした。その後はリバなのでしょうか)。 少なくともイニスの場合は、感情は後から追いついてきたのではないかと思われます。普段は殆ど愛想がないのですが、下山後一人になって物陰で激情してる場面は痛々しいようでした。素直じゃないな。 まあ…作品そのものの見せ方が淡々としているので、もっと早くから好意を抱いていたのかもしれません。サイドミラー越しに除くのとか後ろで素っ裸になってるのとか、結構意味ありげな場面もありました。
結婚後も釣りと称して外出を重ねたりしつつ(ここは本当にイニスの奥さんが惨めでもう本当に勘弁してよ、という感じです。切ない。)、あっという間に苦節二十年……どうもいつまで経っても幸せになる気配がありません。おかしいな葛藤ばかりで決着がつかないと訝りながらも、初老の二人の友情エンドというならそれでも私の気持ちは満たされるわ、と見ていたのですが。………そう来たか。 どうにもジャック萌えの症状が出てるので、もうちょっと幸せにしてくれても良いじゃん、とついつい思ってしまってやるせないです。実家に帰ってみたらシャツが出てくる、とか、他の男の名前が出てきた(他所の奥さんじゃなくて旦那さんと出来ていたんだろうと素で解釈してましたが間違ってませんよね)、とか。
イニスがやっとジャックを受け止められるようになったところで、ジャックはもうこの世にいないのです。いい話なのですがあまりにも切なく、ちょっとした覚悟が必要な映画だなあと思いました。
| 2006年05月01日(月) |
「アド・バード」読みかけ。 |
読んでるもの:「アド・バード」椎名誠 何かこう圧倒的に言葉が多すぎるっていうかもう半分以上読んでるのにまだまだ世界観がよく分からないままとにかく主人公にくっついて行っていますというか。 謎の動植物はいっぱい出てくるんですよ。で、何か変なのがいるな、とは分かるんですけど。
このノリも嫌いじゃないのです。ですが少なくとも、たむらしげるのやわらかそうな表紙絵から受けるイメージとはかなり違いますよ(笑)。
とりあえず菊丸萌えです。(にこやかに)
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