2003年11月27日(木) |
ウォーターベッド、パンク・・・ |
ウォーターベッドの継ぎ目に亀裂が入って、じわじわと水が漏れはじめた。
ベッド脇から流れこぼれることはないけど、水に囲まれたビニールのマットは見ていていい気はしない。 本来、水は中にあるべきなのだ。冷や汗タラリ。
あーぁ、買ってから二年半しかたっていないのに。 毎晩激しくやりすぎたかなぁ・・・ん? んなわけないか。 じぇったいにトランポリン代わりにしたボーズたちのせいだー。
日曜日に、業者さんにメンテナンスにきてもらう。それまでに、中の水を抜いておかないといけない。
パパが会社帰りにOBIで電動ポンプを買ってきて、試行錯誤の上、何とか水を出した。モーターを回して水を動かすまでが大変だった。 車がなおったとおもったら、今度はウォーターベッドだよ。 もう、次々と一体全体、なんなんだ!
日本に帰っているときに、韓国ドラマ「冬のソナタ」のDVD限定3本セットを買った。
船便が届いても、しばらく放ったらかしになっていたけど、先日、一度見はじめたら、どっぷりはまり込んでしまった。私だけではなく、パパまでも。
これは全7巻で、三巻目の最後、ちょうどおもしろいところで終っている。どうしても続きが気になって、10月の終わりに発売された残りの4巻セットを、即IPSでオーダー。
このドラマの主人公カップルは、絵にかいたように一途に純粋で、思わず涙をそそる。韓国人の恋愛って、こんな感じなんだろうな。儒教の国だしな。
めずらしくパパのほうが熱心に見ている。 パパはさ、どっちかといえば、この女主人公のようなあっさり顔の楚々とした女性が好きならしい。妻は、目鼻立ちのはっきりした派手な顔つきで、傲慢な性格だしねぇ・・・。
2003年11月24日(月) |
へ、へ、へくしょい! |
とうとう、風邪をひいてしまいましたのら。ぐー、ぐるじい・・・。
昨日朝からずっと頭が痛かったので、前夜の商工会忘年会の二日酔いなんだと思っていました。いやいやこれは風邪でした。 ぐー、こめかみがどくんどくんするー。
つれづれなるままに近況を。
先週、修理に出していた私の愛車アルファロメオが、一ヶ月ぶりに戻ってきた。エンジンを積み替えて、回りの塗装を直した。すると、新型のモデルと同じ塗装になって戻ってきた。修理代は高くついたけど、新型アルファをやや高めで買ったと思うことにする。
「赤のアルファロメオは奥さんの趣味ですか?」 とよく質問される。赤のアルファは日本のミーハー娘っ子に人気があるからだろう。 いや私は別にそんな理由で乗っているわけじゃないんだけど、ただ、大家さんも乗っているし、フィアット・ランティア・アルファロメオのディーラーが歩いていけるほどの近所にあるから、そこで一番見栄えのいい手ごろな車を買った。
車もなおってきたことだし、乗りたくて乗りたくてうずうず。 先週早速、北ワルシャワのいつも行っているゴルフコースまでエンジンを回しに行ってきた。
私は打ちっぱなしを一時間ほどやってきただけだけど、コースにでてラウンドしている人がいっぱいいた。 最近お天気もいいからねぇ。あーん、あーん、うらやましーい。
こちらのゴルフ仲間に話してみたけど、もうシーズンオフだからといって、誰も一緒にいってくれる人がいない。特にいつも回っているお友達は、アジアかアフリカの温かいところで、ゴルフ三昧してきた人たちなので、こんな寒い国で、冬にゴルフなんてもってのほか・・・という。
年末には、仲間たちと避寒に南の島に行く。そこでゴルフをするかもしれないから、それまでに多少の練習をつんでおきたいんだけどなぁ。
ねぇねぇ、誰か一緒にいこーよー、ねぇ、一緒にいこーってばぁー。
先日、日本大使館領事部で、理人のパスポート更新に行ってきた。
大使館の敷地内に入る際に、門の脇の小部屋に連れて行かれ、持ち物と全身のX線検査をされる。空港の手荷物チェックのように。
子供たちは一発でクリアしたけど、私は、身体検査で引っかかってしまった。
アノラックのポケットに入れていた家の鍵が引っかかったようだ。 慌ててポケットのなかをまさぐり、中身を全部だす。
恥かしいぐらいにいろんなものがはいっていた。 鍵の束、ガム、キャンディの包み、レシートにピンクちらし。
げ、よりによってなんでこんなタイミングでこんなことろから出てくるかなぁ?子供には見せられないほど、思いっきりきわどい写真だった。 いっておきますけど、こうしたピンクちらし、いくらなんでも、私の趣味なんかじゃありませんからね!
ワルシャワ在住の方は、すぐにあぁ、あれね・・・とお判りになると思うけど、車を街中で路上駐車すると必ず、ぴら配りのアルバイトが車のワイパーにソープとか怪しげなナイトクラブのちらしを何枚もはさんでいく。
車に戻ってすぐに捨てればいいんだけど、まさかそこらにぽい捨てするわけにもいかない。かといって路上のゴミ箱を探しにいくのも面倒である。また車の中に放置すると、エッチなことに興味を示す年頃のボーズたちの目に触れさすことになる。だから、当然そのままママのポケットの中へ・・・となる。
いつはさまれたのかわからないけど、こうしてポケットの中で暖めておいた例のピンクちらしが、ハイ、ここでお目見え〜というわけでした。 よりによって大使館で。
顔を真っ赤にしながら、ごみ類を握りつぶし、もう一度、X線ゲートをくぐる。 またもや、び、び、びー。
えー? 今度はなにぃ〜?
反対側のポケットをまさぐると、キーホルダータイプのストラップ。あぁ、これだったのかぁ。この前のワルシャワモーターショウでもらったやつね。そして、一緒に出てきた紙片が、なんと、またしてもピンクちらし数枚。
きゃー、はずかしー!!! うわ〜ん、もういやーん。
あのー、私、裸のちらしのコレクションしてるわけじゃないですからね。 もう、誰にどう弁解したらいいものか・・・。
IWG(International Women's Group)のプログラムに「エリアコーヒー」というのがある。同じ区画に住んでいるメンバーが集まってお茶を飲む会。 今回は私が住む区画であったので、初めて参加してみた。 集まったのは英語を母国語とする女性6名にドイツ人と日本人の私、 計8名。
人数が少なかったこともあり、個人的に話をするよりも、全員で一つの話題で盛り上がった。 私のレベルではみんなの会話についていけない。当然ながら。 テンション上げ損ねて失速、撃沈・・・。
いろいろ気遣って話し掛けてくれた人もいたけど、社交的なこの私でも脳の言語野の回線が切れたままだった。次回、頭の中に酸素を注入して出直すことにする。
帰り道、放心状態のまま車をスタートさせた。 せめて運転中ぐらいはテンション上げなきゃ・・・と思い、私を追い越していった救急車の真後ろにくっついて、がんがんかっ飛ばしながら帰った。
英語、何とかしなきゃなぁ。
面識のある出張者が3名来ている。
月曜日の夕食後、みんなでボーリングをすることになった。 時間も遅いし、私はいくのやめるっていったけど、やっぱり居ても立ってもおられずすぐさまタクシーをオーダー。夜の10時半。
ネクタイ姿のパパたちのところに風呂上りのすっぴん祐子さん乱入。 「お、お、おまえ、化粧ぐらいしてこいよ」とパパ。 「いいの、私、女捨てたから」
いきなりハイテンションにビールもがぶがぶ。2ゲーム目あたりはかなり酔ったまま球を放り込んでいた。
ストライクやスペアの度に踊ったダンスが面白おかしかった。 私、ボーリングはそれほど得意なほうじゃないけど、みんなにプレッシャーをかけまくり、堂々の上位入賞。けへへへ。
そして昨晩は、我が家で夕食を食べてもらった。 私なりに手間隙かけて何品か作った。
なかでも一番大好評だったのが、海草グリーンサラダ+市販のドレッシング。あのう・・・、私何も手をかけていないんですけど。野菜を切って海草をもどしただけで。
かれこれヨーロッパ勤務も長い人ばかりで、共通の古い知人のことや出張先でのおもしろ体験の話に花が咲いた。 もう、げらげらげら〜って、みんなおっかしぃ〜んだもん・・・。
ハイ、みなさん、約束通りここを読んだら、「秘密の花園BBS」に書き込みしていってくださいね〜。げらげらげら〜 日記は過去の分もさかのぼって読んでね。せめて11月分だけでも。
朝、テレビをつけたら年末の紅白の司会が決まったと特別番組をしていた。
今年も白組は阿部渉、高山さん。むふふ、阿部さんはもろ私の好みです。ニュースキャスターや歌謡番組の司会もいいですけど、カジュアルなトークもいい感じ。目がハート。。。 赤組は竹内陶子、繕場貴子、有働由美子、おなじみの見てて安心できるアナウンサーたち。
司会者発表の記者会見で、竹内陶子さんが話していたこと。
彼女は、紅白の総合司会という大役を任命され、プレッシャーに押しつぶされそうになったという。そこで、郷里でもありアナウンサーとしての出発地でもある松山に仕事でいく機会があったので、ゆっくり道後温泉につかり、裸になって初心に戻って考えようと思ったそうだ。 ぼんやり風呂場で考えていたら、全く見知らぬおばあさんが近寄ってきて、背中を流してくれるという。「いつも応援していますよ」と。そしておばあさんは背中越しに一言、「前に進みなさい」といってくれたそうだ。 その一言で何かが吹っ切れた。 今となっては、あのおばあさんはあの世の人かこの世の人かわからないけど・・・などといっていたけど、彼女にとってはタイムリーにありがたい一言だったらしい。
両手足をくもの巣にとられたみたいに、身動きができなくなっているときって、わかる人が見ればわかるんだろうなと思う。 私も、同じようなケースが今までにあった。 いつのことだか忘れてしまったけど、ドイツにいたときのこと。 ちょっとした精神的ダメージを受けたときだったと思う。 ある日、私ひとり、田舎の町中をぼとぼ歩いていた。ぼんやーりと。 そんな私を見つけて、今まですれ違っても挨拶ぐらいしかしないような知り合いが、わざわざ向こうから近寄ってきて声をかけてくれた。そして、そこでしばらく立ち話をした。人と合えば笑顔の一つも作らないといけない。ぎこちない笑顔が、そうこうするうちに自然にほぐれていくのがわかった。 別れ際、お互い晴れ晴れとした笑顔で別れの挨拶を交わした。その日、きびすを返して歩き始めた一歩が、とても軽快になったのを覚えている。
きっとその人は、どん底でもがいている私の悲壮な表情に見るに見かねて声をかけてくれたんだと思う。 もしかしたら意図的ではなく、神様がどこかで見ていて、祐子をひとりで放って置くとますます壊れてしまうとみて、通りがかりのその人に声をかけさせてくれたのかもしれないし。 でも、その人と話をしたことによって、何か自分の中の気の流れがすっかり変わって前向きになったのは確かだったのだ。 今となっては、何に対してくよくよ悩んでいたのかすら思い出せない。たいした悩みじゃなかったのかも。思い出せないくらいだから。今の私の人生に何の影響も無いようだし。あのころ青かったしな・・・。
私って、いつも目に見えない、何かに守られているような気がする。 それが守護神とか、守護霊っていうものなのかもしれない。言葉どおり、守って、護ってくれる神様。大切にしてもらっているなと思う。だから私も、その守護神に余計な心配かけないように、自制心を持って生きている。それが理性というのかもしれないし。
思いついたままに霊について書く。 思うに、守護霊というのは誰もが持っていて、パパも子供たちも持っている。その霊がいつもお互いの家族を護りあっている。実家の両親、親戚、友人知人、ご先祖、今までに知り合った無数の人たち。みんなの霊がみんなお互いを護りあっている。
その人たちが、「あ、あの人は元気にしてるかな?」と思うそういう優しい心が守護霊となって相手の元へ届くのだと思う。だから多くの人に思われる人はそれだけ手厚く守護霊に護られている。
反対に人に恨まれたり、憎まれたりすると、それだけ護ってくれる霊は薄く、ツキがおちたり、運がおちたりするのかもしれない。
いつも自分の戒めに使っている座右の銘
「因果応報」
自分の心にちょっとでもやましいことや後ろめたいことがあると、必ずやどこかで自分の身にそれに相応する忌まわしいことが降りかかってくる。実際に、今までに何度か体験してきた。近年は特に切々と実感する。 だから、できるだけ邪念というものを抱かないことにした。因果応報を恐れて邪念を抱かないことにしたわけではないけれど、邪念を持たないことで、心が清浄なままでいられるのも確かであり、そういう精神状態が心地いいのも確かである。
因果応報なんて、神様か守護霊が絶対にどこかから見ているからなのだ。そうでないと世の中のからくりに説明がつかない。
2003年11月13日(木) |
ナントカカントカブンカイコーソ |
毎朝、家族が出て行ったあと、一人でゆっくり紅茶を飲む。 今朝も、大きいマグカップになみなみと注ぎ、はぁ〜と一息。 いつもよりやや濃い目になってしまったので、牛乳をいれミルクティーに。 おいし〜いけど、今度は甘味が足りない。 最近、またぽっちゃりしてきたので、お砂糖を控えることにしている。 だから、ラズベリーのシロップを入れることにした。
それに紅茶(ストレート)にラズベリーシロップを入れたものは喉風邪に良いそうだ。これを飲むようになってから本当に喉風邪は引かなくなった。 気のせいかもしれないけど、気休めぐらいにはなる。
で、ミルクティーにたら〜りとシロップを入れたとたん、牛乳がぶつぶつぶつと分解し始めた。げ、ナンダナンダ、きもちわるー。 そのまま放っておくと、きれいに二層に分かれてしまった。 乳成分が沈殿し、紅茶の上澄み液ができていた。
よく知り合いのお宅で、ジュース色の二色ゼリーをご馳走になる。 誰もが 「簡単なのよー。市販のジュースと生クリームを混ぜただけなんだからー」 とおっしゃる。
ジュースの酸が生クリームを分解して二層になるらしい。
今日、目の前で牛乳が分解していったのと同じ原理なのであろう。 どうして二層になるんでしょうね。 たんぱく質分解酵素とか脂肪分解酵素が働くんでしょうかね。 加水分解? エンカルタ百科事典で調べたけど、化学記号ばっかりでわからなかった。日本語の説明だったけど。
昨日は、ポーランドの建国記念日で祝日だった。
学校は土曜日から昨日までの四連休。でも会社のほうは月曜日は平常通りの勤務だったので、ずっとワルシャワにいた。
昨日は、急遽、同僚ファミリーとボーリングをすることになった。で、一旦、我が家で待ち合わせることにした。
玄関先で、「いらっしゃ〜いまっせー!」と笑顔でお出迎え。 家に入って開口一番、 「うわ! な、何かクサイですよ、この家。イカが腐ったような・・・」
実は、直前まで血眼になってその匂いの原因をくんくん探していた。血眼とはいわないか。血鼻。ぶふふ。 でも、どこを探しても匂いの元は見当たらない。これは確実に腐乱臭。生き物が腐ったような。それも下の方ではなく、上のほうが臭うのだ。 天井からつるしたプランツかと思い、椅子に登ってかごの中をクンクンしたけど、どうも違う。食べものが入っている戸棚でもない。生ごみではない。家具の裏にも何にもない。
「これって、イカの臭いですよ絶対。イカって腐りやすいですからね。どこかにあるんじゃないですか?」 「えぇ? いか????」
今日までのことをぐるぐるぐるとプレイバック。 で、突然思い出した。先週末、イカ大根を作ろうとして、イカのきれっぱしを生のまま捨てたのだった。その生ごみが、後で捨てようとしてそのまま玄関ホールに置きっぱなしになっていた。
家の中にはないけど、ドアの隙間から家の中に腐乱臭が入ってきていたようだ。どおりで玄関先の上のほうだけが臭っていたんだ。いまや玄関ホールもおそろしいまでに異臭が。慌ててゴミ袋を戸外のゴミ捨て場へ。
でも、その日、祝日でよかった。このマンション内のオフィスはお休みだったから、働いている人たちに臭いの迷惑をかけることはなかったからね。
東洋人の発する料理の臭いも、こちらの人にしてみれば好き嫌いがあるんだろうなと思う。例えば、おでんとか、するめとか、うどんとか、味噌汁とか。臭いんだろうな・・・。
カレーとかスパゲッティを作っているときは、おいしそうな匂いが外までもれてるんだろうな・・・と思いながら作っているけど。
2003年11月10日(月) |
Very irresistible Givenchy |
数年前に発売になったシャネルの香水「アリュール(魅惑)」のコピー eine unwiderstehliche Frau (独語版)
ドイツ語で直訳すれば、「抗しがたいほどの魅力的な女性」
私なりの意訳では、一旦彼女に出会ってしまったらその魅力にたちまちや魅了され、たとえ自分の意志をどう強くもっていても、自分を押さえきれないほど強引に惹きつけられてしまう、いや、彼女に惹きつけられざるをえないまでに魅惑的な女性。そんな女性。そんな香り。
ぞくっとするぐらいにインパクトがあるコピーだった。 数年前の発売当時、ドイツ語は自分の生活用語の言語だったし、そのオードトワレも持っていたから、なおさらそのコピーのニュアンスが身にしみて強く伝わってきた。
その「unwiderstehlich」という形容詞、先日、独英辞典で調べてみた。 「irresistible」だという。今度は「irresistible」を英和で調べると、「人を魅惑するような」だという。
へぇ、そうなんだー。でも、ドイツ語では決してそんな直接的で平たい意味合いではないぞ。うーむ。女性を形容する場合、強引で強力な上に、どこかに小悪魔的で憎めないというニュアンスが潜んでいるのだ、ドイツ語の「unwiderstehlich」には。 めぐりめぐって日本語にしてしまうと微妙にニュアンスが違ってくるもんなんだなー。
などと思いながら、街に出かけていってびっくりした。 ジバンシーの新作フレグランスが店頭に。「Very irresistible Givenchy」 おぉ、ここにも使われているよー。 「irresistible」・・・人を魅了するジバンシー・・・ってか? イレシスティブル・・・ねぇ。 英語圏の人は、どういうニュアンスで使っているんだろ。 英語の「irresistible」では、魅力的なところがみんなに愛される・・・という余計なニュアンスまで嗅ぎ取ってしまうのは私だけだろうか? それともドイツ語では単に言葉の奥深くまで読みすぎなのか? 人間と物を表現するときの形容詞の奥行きの違いか? よく、わかんないや。ま、いいや、どうだって。 ピンクのパッケージで、とにかくダグラスの店頭がピンクピンクしていた。 きっと、ローズ系のオンナオンナした香りなのであろう。 今、すぐにでも欲しいと思ったけど、年末の旅行先でパパに買ってもらうことにする。
それから・・・、ここを見てくださっている不特定多数の殿方へ。
たとえば、たとえばですよ、あなたに愛人がいるとします。若くてきれいな。 で、出張土産か何かで、愛人と自分の奥様に、全く同じ香水をプレゼントしたとします。お調子よく。
で、愛人宅で秘め事をした晩、別れ際に別れを惜しんで長い抱擁をすることもあるかもしれません。でその時、もし、背広の胸元に愛人の香水の匂いがついてしまい、かわいいあの子の残り香を自宅に持ち帰ることがあるとします。
そんな時、あなただったら、どう思います? 「ま、あれにやったのもこれと同じ香水だから、ちょっとした残り香は絶対ばれることはない」 なんて思いませんか?
ふふふ。でもね、さに有らずなのです。実は。
たとえ奥様が家でたまたまその日に同じ香水をつけていたとしても、香りというものは、混合成分のうちで、人によってそれぞれり立つ成分が違うし、つけた時間によっても、その人のコンディションによっても、香りの立ち方やその人へのなじみ方が全然違うものなのです。だから、一人一人全然匂いが違うものなのです、不思議と。ね、あなた、ご存知だったでしょうか?
香りってね、そういう風に考えるとすごく個性的なものなのですよ。自分の香水の匂いは嗅覚が麻痺してるから普段は全然気付かないくらいだけど、全く同じ香水を、他の女の人が身に着けていると「あっ、これは私とおんなじ匂いの香水・・・」ってわかるものなの。 間接的に上着につけて運んできた香りなんか、と・く・に、ばればれ。
ふふふ、どきっとした? いや決して、あなたが陰でそうなさっていると疑っているわけじゃないんですよ。けど、あなたのことだから隙あらば、そういうことをしたいなーとお考えになっているんじゃないかな・・・とふと思っただけなの。
ふふふ、でも、実際にはどうなんだろ。実は・・・とかいたけど、これは実体験ではないの、残念ながら。
誰かの聞きかじりでもなく、自分の想像だけで書いてみたの。だからね、奥さんにばれる、という確証ははじめっからないです。 でも興味深いとは思う、個人的に。香りに関しては。
どうなんだか実験してみたいくらい。あはは、実験当事者が迷惑か。
前夜に来客があったので、だらだらと起床。
朝食後、パパと二人でゆっくり入浴。
お昼にめがけて、ワルシャワモーターショウへ。 初めていく会場。意外と近かった。途中、ワルシャワ西駅前の大交差点の工事が終わっており、地下をくぐって左折できたのでびっくり。(ゴルフ場へ行くのに便利になる。)
規模はそれほど大きくなかったけど、なかなかおもしろかった。 パパはNISSAN「Z」のコンパニオンさんに釘付けだった。 子供らはHONDAのスポーツカーに興味を示していた。 私はスズキの四駆の新車をみて、ちょっと懐かしいあの人を思いだしていた。そういえば、あの人が乗っていたのはこの前のモデルだっけ・・・って。 車を何度も買い換えるには、サラリーマンの年収じゃ限界がある。うちの大家(不動産屋)なんか、車何台も持ってる。最近、正式に結婚した美人の奥さんには、ポンとベンツを買い与えているし。いいないいな。 いいの。私はポンコツでもアルファロメオに乗り続けるの。分相応に。
それから・・・明日、理人のパスポートの更新に行くので、写真を撮りにヴォラパークへ。その前に、伸び放題のボーズたちを散髪しに美容院へ。バリカンを怖がるので、仕上がりは今ひとつ。
私たちも書類用の写真が必要ということで、それぞれ撮ってもらう。
家に帰って見てびっくり! 私の写真だけ、顔が真っ黒に映っている。東南アジア人より黒い。黒人とアジア人のハーフみたい。化粧も落ちて、テカテカ顔だし。パスポートとかの証明写真じゃなく、ただの書類用だから撮りなおす必要はないと思うけど、これじゃぁ、あまりにも事実と著しく違って見えるんだけどなー。うーむ。
夕ご飯を早めに済ませ、友達に借りたキムタク主演のビデオ「グッド・ラック」を寝室で見る。家族全員で。 子供らがホットカーペットでコタツを作った。テレビ前でくつろぐにはちょうどいい感じ。
私たちは、ウォーターベッドに入って赤ワインを飲んだ。 イタリアのChianti グラスにワインを注いで、パパと乾杯。 ハハハ、ベッドでワインなんて、文字で表現すると映画みたいでかっこいいなー。映画なら、ベッドの上で半裸で抱き合ったりしてるのかもしれないけど。アハハハハ。
現実離れしたキムタクのかっこよさにため息。はぁ〜。
キムタクをみた後ゆえに、夫に背中を向けて寝る。
パパ、お願い、現実にもどさないで・・・。
2003年11月06日(木) |
ダンス・ダンス・ダンス・・・ |
今日、商工会婦人部の秋の昼食会があった。
メルキュールホテルのちょっと先の、イタリア料理店「サン・ロレンツォ」にて。お店の高級感がなかなかよかった。
そこで話題になったのが、ダンス講習会。一部の駐在員が週一回、社交ダンスを習っている。
以前から、おもしろそうだから習ってみたいなーと思っていた。でも旦那の仕事が遅いから無理なんだなー。
今年の年末年始は、3家族で南国のリゾート地で過ごす。大晦日はきっと、リゾート客に混じって派手に飲めや踊れやになるであろう。そういうときに、ステップの一つも踏めなければさまにならない。
だから、みんなで習おうよー、ということになった。 週一回ぐらい、仕事切り上げて少し早めに帰ってこれないかなー。 あはは、旦那たちは同意するかどうかわからないけど、それぞれの夫たちを説得してみることにした。(半強制的に)
どうなることやら、わっはっは。
エッチなホームページいつも見ていますよ! というメールを知人から頂いたので、ここらで本当にエッチなことを書くことにします。
ドイツに住んでいたころのエピソードです。
グラーデンバッハの青空市場にて。 八百屋の屋台の前で、イラン人の古い女友達にあった。
「あらー、YUKO、ひさしぶりじゃないのー」 「あらー、ホントに久しぶりー、長いこと見なかったけど、どうしてたの?」 「実はね、先週までちょっとした手術のため婦人科病院に入院してたの。それで、手術するついでにね、……」 彼女は私に耳打ちするようにささやいた。
「Schamlippen(シャームリッペン)を切り取ったの」 「え?!」 ニュアンスはなんとなくわかるけど、その単語、普段使い慣れないので、もう一度確認するかのように大きな声で聞き返してみた。 「え?! 何? シャームリッペン?」
すると通りがかりの人が一斉にこちらを振り向いた。 彼女はあわてて私の腕をつかみ脇に連れて行った。 そして更に詳しく説明してくれた。
「私のあれってね、すごく大きかったの、だから手術のついでに人並みに小さくしてもらったのよ、ふぉっふぉっふぉ」 問題のその単語、皆さんは、お判りですか。 Scham=恥かしい+lippen=唇 ようするに、あ、そ、こ、の唇のことです。ぐじゃぐじゃっとした。 彼女は私に腕をからませ更に小声でささやいた。 「でね、パートナーとね、4週間、セックスしちゃいけないの。信じられる、4週間もよ?! ふぉっふぉっふぉっふぉ」 「ええっ?! 4週間も……、それはそれは……ふぉっふぉっふぉ」
などと、二人で青い空を見上げながら笑いあいました。 通りがかりに振り向いたおじさんは、そのあとも何度も何度も私たちを振り向きながら、向こうに歩いていきました。
しっかし、白昼堂々、いったい何という会話を交わしているオンナタチでしょう。
その上、彼女は美容整形にかなり興味をもっているらしく、胸も手術したいといっていた。豊胸ではなく、その反対。 「私の胸、大きすぎてみっともないから、YUKOのように、小さくしたいの」 「……」 「YUKOの胸ぐらいが小さくてちょうどいいのよ」 「……」
私、日本人にしてはかなりでかいほうだけど、アジア人以外の人と比較すると、確かにつつましいほうかも。
彼女にしてみれば、私のプロポーションがうらやましいそうだ。この大根足ですら、たくましくていい脚だという。ふーん、人種によっていろいろ価値観が違うんだねぇ。
しっかし、4週間のセックスレスってどうなんでしょう。多い?、少ない?
我が家の場合、そのくらいは……、いやいやいや……。
2003年11月04日(火) |
You have difficult character |
「You have difficult character」 と言われた。 ふーん、ディフィカルトなキャラクターねぇ。この私が。
実は、一ヶ月前からフラメンコを始めたんだけど、フレンチ・ユダヤの先生とそりが合わなくなって、いつもイライラしながら習っていた。 始めに四回分のレッスン代を前払いしてあったので、支払った分は我慢して習うことにした。正確には、5回のレッスンを受けた。
初回は、踊りの紹介と私の踊りのレベルを見ただけで、実際にはフラメンコは習っていない。大変つまらないレッスンだった。
だから、苦情を申し立てた。
三回目に、先生が連絡無しに大幅に遅刻したので、携帯電話に連絡して文句を言ってやった。そうしたら、遅刻もしたことだし、初回のレッスン代は無料にするといってくれた。
そして5回目の今日。私も外出の予定があったので、時間を切りあげておしまいにした。そして、もう続ける意志のないことを告げる。
すると、急に、 「あなたが続ける意志があるからと思って、一回分を無料にしたのに、もう続けないのだったら、今日の分をほしい」 と言い出した。
ブチンと切れた祐子さん。 いつもぼそぼそと片言の英語をしゃべっている私が、大声の英語で流暢にまくし立てた。あれ、私って、英語こんなに話せたっけ? ってなほどに。 向こうもかなりしつこく、玄関先で押し問答となったけど、私は毅然とした態度を崩さなかった。
そして、私が払わないとわかると、今までの交通費を請求し始めた。 そんなものはじめっから約束していない! ぶちん、ぶちん!!
「Please go out from here! right now, please!!」
人に面と向かって、ここから出て行ってください! なんて興奮して大声でいったの、初めて。 うわー、きつい性格になったもんだ。
向こうも粘りに粘ったけど、私が一切お金を支払わないと彼女は諦たのか、すごすごと玄関の外にでた。そして、くるりと振り向いて、 「I have something to tell you」 などと前置きをし、冒頭のせりふを吐いた。 「It's really truth,really…」などと更に念を押して私にいった。 「I see」と思わず、言ってしまいそうになった。
5回のレッスン中にも、先生はおしゃべり好きで、時間が過ぎても帰らずにだらだらうちに居座るような態度だったので、せきたてるように毎回追い返した。実際に、私も締め切りが迫っていて、一刻も早くパソに張り付きたかったし、おかしな英語なまりの楽しくもない話を聞くのも苦痛であった。 「はいはい、ありがと、じゃ、さよなら」 私はばたんとドアを勢いよく閉めた。
今までは、人に邪険な態度で接したら、そのあと少し動悸なんか感じたりしたものだけど、今回に限ってはケロリとしていた。
あーあ、こうして人間、したたかになっていくんだわー。 私、もうこれ以上強い女になんてならなくてもいいのに……。
今日、ポーランドではカトリックの祝日。「死者の日」 この日に自分の先祖の墓参りに行く。日本でいうお盆に相当する。 大きな墓地には、たくさんのろうそくと花がそえられ、暗くなってから行くととてもきれい。そういえば、数日前から帰省ラッシュで、ワルシャワの街にも車があふれ返っていたっけ。
昨晩から読み始めた、小池真理子著「恋」新潮社文庫 昼前に読了。 久しぶりに、ちゃんとした長編小説をじっくり読んだ気がした。 直木賞受賞作品だから読みがいのあるのは当たり前なのか。 でも小池真理子って今日まで読まず嫌いだった。初めて読んだ。日本でもっと仕入れてくればよかったかな。 11時過ぎに子供たちが友達の家に遊びに出かけていく。 すっかり親離れ。 内輪のみんなとホリデーインで待ち合わせ。 私たちは夫婦二人で出かけていく。 先日おめでたいことがあったのでお祝いランチ。乾杯!
ランチの後、ボーリングでもしようかという話になったが、今日は祭日だから、 レジャー施設もお休み。そうとなれば行き先は一つ。 そのまま、みんなでなだれ込むように我が家へ。
ゼクト(ドイツのスパークリングワイン)が冷えていたので、再び乾杯。 お祝い事の乾杯をするならやっぱり我が家に限るね。 よく冷えた発泡酒をきれいに泡立つシャンペングラスに注いで、 「はい、カンパーイ!」 「カンパーイ!」 誰もが笑顔をこぼすこの瞬間が好き。
その後、幼稚園の男の子にテレビゲームの味というものを教えてあげた。「星のカービィ」。理人たちがいると、なかなか触らせてもらえないから、鬼のいぬまにこっそりと。 そのおちびちゃんたちは理人たちがやっているのを横で見ていたことはあっても、コントローラーを操作したのは初めて。パパがやり方をアドバイスをしてやると、全く初めてなのに案外じょうずにプレーしていた。傍でゲームを一緒に見ていて、こっちまで手に汗握った。何度もやられそうになるんだもん。でも私も楽しかった。 ボーズたち、帰宅すると来客があったのでびっくり! 玄関に入ってきたときの二人の表情がおかしかった。
それから深夜まで、マージャン大会。 (面子が揃わず、一人飛び入り参加)
近々またマージャンをする予定あり。 いつしか雀荘になりつつある我が家。
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