地域社会の奉仕活動として、青島海岸沿いにある大伴家持の碑の清掃をしました。
昨日の雨とは一転して、お天気に恵まれた昼下がり。
青島海岸、碧がかった海の色がきれいで、ずっと沖を眺めていたかった。
蜃気楼日和だったそうだけど、確認できず。
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最近、よく年輩の方とお話をする。
幼馴染のお母さんだったり、総代さんだったり。父の知人だったり。
私たちがいろんな神事で神明奉仕している様子を新聞やテレビを通してご存じで、みんなに励ましてもらって嬉しく思う。
益々、いい神職になって皆さんのためにご奉仕しないといけないな、と身に染みて思う。
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今日は、住吉小学校の3年生の児童、30人と先生二人が、宮津八幡宮に校外学習に来てくれた。
禰宜の私が応対したんだけど、みんな素直によく話を聞いてくれて、本当にうれしかった。
拝殿にあがってもらい、太鼓を叩いた後、みんなで二礼二拍手一礼でお参りしたんだけど、太鼓の音色が全く違う響きをした。
神様が児童がお参りしている様子を、しっかり見守って、喜んでくださっているのだろう。
目には見えない神様だけど、身近に感じてもらえたようで私も嬉しかった。
月・火曜日と、北陸地区女子神職研修会がありました。毎年持ち回りで、今年は富山県が当番県。
伏木神社で正式参拝の後、祭式実技を受け、ホテル磯はなびに移動して懇親会。翌朝、ウィングウィング高岡にて、座学の祭式講義。
研修会を受講すると、県の神社庁から修了書が授与されるんだけど、その修了証を社務所の神棚にお供えするたび、立派な神職を目指さんとて、遠い道のりながらも一歩一歩、歩み始めているんだな、と実感。
不思議なことに、神様に向かい合うときの心構えが、研修前とは全く違ったものになっている。きっと神様も喜んでくださっているからだろう。
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二日間、社務所に行かなかったら、どっぷり仕事が溜まってました。
日にちだけが過ぎていく。。。6月に入ったら、またまた忙しくなる。
今年は全てにおいて初めて尽くしなので、準備にも自信が持てなくて、独りでイメージトレーニングしていると、あっという間に時間ばかり過ぎちゃうんだよね。
臨機応変に……というけど、そうなるまでにはある程度の経験が必要。
先日、事業所の所長さんクラスの方々とお話ししていた。
地元で美味しいと評判の店について盛り上がっていたんだけど、皆さんそれぞれに初めて耳にするお店の名前と場所を、びっくりするほど熱心にメモしておられた。
食べログやグルメ雑誌に載るようなところじゃなくても、昔から支持のある地元住民の生の声のほうを信頼されるのだろう。
皆さんお忙しいようだし、メモしたところへ実際には行けなくても、周りとのコミュニケーションのツールにでもされるのかな?
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先日、妹の知人の実家が経営している評判の食堂に行ってみようという事で、母と私たち姉妹の女三人で出向いてみた。
お昼過ぎだったんだけど、15人くらいが座れるテーブルは、ほぼ満席。
客層は、作業着にタオル鉢巻のグループ、さっきまでニッカポッカを穿いていたであろう青年たち、口コミで立ち寄った感じの中年夫婦。ってな感じ。
いいとこの御嬢さん上がりの老母も、女医さんの妹ももちろん神主の私も、その客層ではすっかり浮き上げっておりました。
女三人、はじめ落ち着かなかったけど、座ってしまえばのんびりリラックス。
そこの五目そば、無茶苦茶おいしかったー。
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昨日今日と、こちらは物凄く暑い。
紫外線で目がやられそうだ。。。
2013年05月23日(木) |
ぷらぷら暇人してます |
週の前半は、思いきりぷらぷらしています。 庭の手入れをしたり、家の中を夏仕様に替えたり。
眼科にも行きました。新しいコンタクトを処方してもらいに。
優しい物腰の眼科医の先生に、「はい、きれいですねぇ。あぁ、本当にきれいですねぇ……」と繰り返し声をかけられて、上機嫌。←角膜のことだけど。
たとえ自分の容姿じゃなくても、女性であればきれいといわれて悪い気はしないもの。
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昨日は、隣町の海岸線にできた、「Molto Buono Mahalo」という具だくさん生パスタの店に行ってきました。
海辺の小洒落たリゾート地のレストラン風で、若い客層のランチ客でものすごく混んでいました。
で、そこのオーナー風の男性、名前にも風貌にも見覚えあると思ったら、なんとなんと高校のクラスメートでした。腰を抜かすほどびっくりしました。
お互いの短い近況報告をして、みんなちゃんとやってんだなー。。。もうすぐ50だもんなー。。。とかって立ち話。。。
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昨日、今日とシルバー人材センターから、4人の職人さんに来てもらって、境内と家の庭の草むしりをしてもらっています。
ものすごい量の袋がでました。
今後はもっと早い時期に草むしりを依頼しないといけないな。。。
昨日は、町内会のバーベキュー大会。 私の住む区画は1年前に完成した分譲地なので、隣ご近所さんはこの春にこうして町内会デビューしました。
少し離れた近所の方の顔がわかるようになって有意義な会でした。
まだまだ飲み足りない。。。けどお店はこんな早い時間は開いていないから。。。という事で、我が家に移動。 古くからの地元民のおじさん3人と隣近所の若いパパさんたち4人。 なんだかんだと暗くなるまで延々飲み続けました。
わいわいがやがやと飲んでいたんだけど、若い子たちはみんなお酒好きで、ザルのように飲む。改めてビールに日本酒に甘いリンゴ酒にワインと、片っ端から飲んでいました。
突然のことで買い物に行っていなくて、冷蔵庫もからっぽっぽ。 私が準備したのは、ただのゆで卵!!!
殻ごと皿に持ったら、せめて殻くらい剥いてくれと言われて、塩をぶっかけてどんっ! っておいたら、みんな喜んで食べてくれて、あっという間に無くなってしまいました。
みんな、私の手料理を喜んでくれてありがとう。。。
龍石神社 春の祭礼 中日新聞掲載←クリック
神様というのは、無意識下でさっと人の心の中に入ってくるものなのであろう。
兄と二人でご奉仕した、14日の片貝別又発電所の工事安全祈願祭、16日の龍石神社の春の祭礼、共に北陸電力魚津支社の神事だったんだけど、水を司る神様に対し、最高の崇敬心と綿密な準備をもって臨んだ。
昨日、大きな行事をこなし、心身ともに少なからずの疲労はあった。 夕飯の準備をしようと思ってキッチンに立ち、「やれやれ、大変だった……」と、決して本心からじゃないけど、一瞬だけふと心をよぎった。
と、同時にキッチンバサミが、何かに引っかかって、私の裸足の小指の横の床にブスッと突き刺さった。
神様のおおいなる戒めである。
神様にご奉仕することに対して、大変だと思うことは、神様に対して失礼千万の極みであって、脳裏をよぎる事も許されないことなのである。
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一昨日、社務所で来客があるとわかっていながらも、玄関を清めずに出迎えてしまった。
お見送りのときに気付いて、もう赤っ恥。 慌てて、竹ぼうきをもって落ち葉、落ち花を始末していたんだけど。
これからいつでも来客があった時に快く、お迎えできるよう、小ざっぱりとしておかないといけないなぁ。。。と内心思った。
同時に、家の木枠のガラス窓がガタガタなり始め、ものすごく恐ろしい音を立て始めた。地震ではない。足元が揺れていないし、神社の境内を見渡しても揺れているものはない。
ガラスが揺れているのは、御霊舎がある北側のガラス窓と玄関の入口のみ。
そうだ、ようやく気が付いたか、祐子よ……。という神様の言葉だったのだと私は解釈した。
そのあと、私はあわてて、榊を入れ替え、塩も新しくして、御霊舎と神棚の掃除をして、きれいさっぱりお浄めをした。
神棚を浄めると、神様がすごく喜んでくださる。
神様にお仕えしていると、不思議なことがいっぱい起きる。本当に。
今日は、兄と二人で北陸電力の片貝別又水力発電所建設工事の安全祈願祭を執り納めました。
KNBニュース 片貝別又発電所建設工事安全祈願祭(ニュース動画あり)
手水を取った参列者が席について、斎主参進の出番を待っているときが、一番緊張しました。心臓がバクバクなっているのがわかったくらい。
始まってしまえば、打ち合わせ通り、司会者の進行どおりに動けばよかったから、あがる事無く滞りなく執り納めました。
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終わった後、施主・施工の社長さん方から丁寧に挨拶をしていただいたのが、一番嬉しかったです。
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ニュースの動画を見た清二が、浄衣(白の装束)は、恐ろしく太って見えると笑っておりました。 ・・・・・
今日の富山県は、ものすごい霧。視界が悪い。
今日は午前中に、地鎮祭4件。
1件目は兄と二人奉仕。2件目は私独りで。3、4件目は兄が奉仕。 私のときは、何とかお天気が持ってくれた。 その後、兄が独りで奉仕した分は土砂降りの雨。 さぞかし大変だったろうに。。。
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地鎮祭では、祝詞を奏上した後、土地の四方のお祓いをして、地鎮の儀でその土地の神様に鎮まり頂く。そして祈りを込めて玉串拝礼をする。
今まで決まりきった儀式として、神事の流れを捉えていたけど、最近になって、はっと気づいたことがある。
この日本と言う国は、古事記では「豊葦原の瑞穂の国」として「神意によって稲が豊かに稔り栄える国」とされている。
初夏の水田の稲穂の美しさは、人の心までをも瑞々しくする。
そのような、天の神様からの思召しによって稲を豊かに育てている水田を、人間のエゴで宅地造成したり、山の樹を伐採して大規模な施設のために森林を潰したりする。
水田や森林を潰された土地の神様は人間に対して怒り心頭である。 その土地の神様の怒りを鎮めるための儀式が、地鎮祭なのだろう。
地鎮の儀では、「刈初めの儀(かりそめのぎ)」として、施主が神威が宿った鎌(=忌鎌)で盛り砂の上に刺した草(稲?)を刈る所作をする。忌鎌によって刈取られた瑞穂、草木の精霊が鎮められる。
次に「穿ち初めの儀(うがちぞめのぎ)」で施工側が、盛り砂に神威が宿った忌鍬を入れて、土石の精霊を鎮め、造成した土地が清められる。
「鎮め物の儀」はその時はしないけれども、後日、工務店さんに基礎工事の際に埋めてもらう。神威の宿った鎮め物を埋めて、おおとこぬしのかみ(大地主神)という、その土地の神様の怒りを鎮めるおまじないをする。
ネットで地鎮祭について調べると、どういう内容の事をするかは説明してあるけど、儀式の意味合いまでも書いてあるサイトは少ない。
自分なりに解釈した意味合いだけど、頭の片隅に意味合いがあると、堂々と斎主を務めることができた。今日は良いご奉仕ができました。 ・・・・・
今から新築の家を建てるファミリーは、たいてい子供がちょろちょろしている年代である。今日も、雨上りのぬかるみの土地で女の子が転んで、泥だらけに。両家の祖父母が思わず苦笑い。
明日、大安なので、神事が立て続けにある。 兄と手分けして出かけるため、玉串も多く必要。
ということで、私が玉串用に境内の榊の枝を切ることにした。 必要な本数を切ってしまったら、この鬱蒼とした榊の立木を小ざっぱりと剪定したくなってきた。
はじめ、ハサミで枝打ちをしたんだけど、枝の中はしっかりとした太い幹がぎっしり。そこでのこぎりを持ってきて、片っ端から下枝を切っていった。
ばっさばっさ面白いくらいにいっぱい枝を落としたぞう。 ははは、たのしかったー。
ところで。この枝、どうしたらいいんだろう。。。 大量に出たんだけど。。。普通のごみには出せないくらい。。。
途方に暮れて、近所のおじちゃんの家に、のこぎり片手に、ぼさぼさの髪に枯れ枝をつけたまま、相談に行った。境内の隅に集めて積み上げておきなさいとのこと。
私が自分で剪定したら、虎狩りみたいになったの……と言ったら、クスッと笑われてしまった。
今日は終日、お天気が良くてとっても気持ちのいい1日だった。
朝から、家の裏の田んぼでは田植えをしていた。 今日、田植えをした農家は多かったんだろうな。 いたるところで軽トラと田植えのトラクターを見かけた。
昨年、新嘗祭の献穀田のご奉仕をしたこともあり、米の有難さがより一層深くわかるようになった。
田植えを終えた水田をみるたびに、秋に無事稲穂が実りますように……と、心から願う。
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連休が明けて、5月の神事が始まり、こちらもいろいろ慌ただしくなってきた。
午後から、神事の打ち合わせが2件あり、司会者と当日のリハーサルをした。神事の重要性を深く理解してくださっている方々なので、こちらもとてもやりがいがある。
・・・・・ 父が育てていたイチゴの鉢、3鉢を引き継いで、私が育てている。
株がたくさん増えて、葉もふさふさ生い茂り、白い清楚な花もいっぱいつけた。
最近、お天気がいいし、上手に育ってくれたらいいな……と思って楽しみにしていた矢先、今朝、イチゴが病気にかかっているのを発見。アブラムシも発生中。
どうやら葉と株が多すぎて、蒸れたらしい。 もっと風通しを良くしないといけないようだ。
私が丹精して育てているバラと一緒なんだな……と思ったら、イチゴもバラ科の植物だった。
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毎朝、フジテレビのめざましテレビを観ている。
6時49分くらいから、「紙兎ロぺ」っていうおとぼけ紙芝居的なアニメをやっているんだけど、「♪ちゃんちゃちゃちゃんちゃん、ちゃんちゃん♪」という始まりの音楽が流れると、私は台所に立つ手を休めて、テレビの前でかぶりつきで見ている。
いつもその頃、ちょうど清二のお弁当の卵焼きを焼いている時間帯で、熱したフライパンに卵を入れたと同時に音楽が鳴って、大後悔する事、週に2回くらい。「おいおい、清二のかーちゃんよう、わかっているんだったらもっと、時間配分しながら弁当作り始めりゃぁいいじゃんかよぅ。。。」
……って、アキラ先輩に言われてみたい。。。
連休前に目がゴロゴロして、コンタクトレンズが痛かったんだけど、眼科に行くタイミングを外してしまって、痛い痛いと騒ぎながらGWが明けた。
昨日、眼科医で診察を受けたら、角膜に細かい傷がいっぱいついているとのこと。しばらく目を休めて、メガネをかけるようにとのこと。
うーん、眼が痛くてつらい。目薬さした今日のほうがつらい。 目を閉じていても開けていてもつらい。わぁ〜ん。。。
横になって目を閉じたら、ぐーぐー眠ってしまっていた。
速攻で身支度をして、書類を届けがてら寄り道してから実家に来ている。
うーん。パソモニターもつらいぞ。
コメリでガーデニング用の苗を見に行こうかな。 太陽が眩しすぎるかな。
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なにげにかしわ手を打ってみたら、拍子木みたいな澄んだ音がした。 いい感じ。
今日、幼馴染たちとゴルフコンペをして、表彰式で一杯、飲んできた。
みんなは二次会に行ったけど、私は疲れていたのでそのまま自宅に帰った。
しばらくして、幼少時代によく遊んだたっちゃんが、携帯に電話してきてくれた。
で、携帯越しに、「ゆーこ、今どこ?」って聞いてきた。 「じゃ、ゆーこは来ないんだな?」とかって確認の電話だったんだけど。。。
通話を終えて。そういえば、男性で「ゆーこ」って、久しく自分の名前を呼び捨てに呼んでくれる人っていなかったなぁ。。。なんてしみじみ思った。
少しお兄ちゃん世代の幼馴染は、私のことを「祐子ちゃん!」と、親しみを込めてちゃん付けで呼ぶし、当然ながら、仕事関係は苗字で呼ばれる。婚姻姓が多いけど、たまに旧姓のままだったり。
ちょっと今、思いついたんだけど、そういえば私の携帯に番号が登録されている間柄の交友関係に限ってみると、名前で呼んでくれる異性って、兄以外で、大学の先輩1人とそのたっちゃんだけなんだよね。ふふふ、こっそり嬉しかったりして。。。
このGW中に私が心がけたいこと。
自分の女性らしい作法を身につけたくて。。 女子神職の作法にも共通することでもあるし。
・何種類もの動作を同時に行わない ・一つ一つの動作を簡潔させる ・動作の合間に一呼吸間を入れる ・機敏に優雅に堂々とを心掛ける
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