脳内世界
柳

私が捉えた真実、感じた真実などを綴った処です。
時に似非自然科学風味に、時にソフト哲学風味に。
その時その瞬間、私の中で、それは真実でした。


※下の方の○年○月っていうのをクリックすると、ひと月ぶんはまとめ読みする事ができます

■■■
■■
■ 自立した、おんぶにだっこ

研修医の先生で、
指導医によくついていっているように見える先生がいる。
よく考えて、周りの言葉をよく聞き、患者さんのことを一生懸命考える。
上から教えてもらったことは着実に学んでいく、
そんなふうな先生。

すごいですね、とその先生に話していた。
しかし先生は、
「いえ、全然もう、(上の先生に)おんぶにだっこで」
と言われていた。


でも、ある程度首がすわってないと、
おんぶも抱っこも、ちょっと難しいところってあると思うんだよね。


そうポツリと言った私に、
「首がすわってないと… …深いですね」と言っていた。

ほらね。先生は、逃さないでしょう。
そういうこと、大事ですねえ。



2014年05月17日(土)

■■■
■■
■ 郷愁


急な傾斜ででこぼこしてて、つんのめりながら登った坂
新聞のチラシでお菓子をつつんでくれる駄菓子屋さん
ちょっとぼろい集会所と公園
とんぼが一面にとぶ田んぼ
気になって仕方がなかった墓地
ひそかにれんげをつんで蜜をすった田んぼ
いっつも吠えてくる犬

庭のブランコ
家族でキャンプに行ったキャンピングカー
こじんまりした六畳の自分の部屋
姉妹で使った二段ベッド
外の道路を走る、子どもの自転車の補助輪の音
ボールを壁に蹴る音
家の白い壁を琥珀色に染める夕日
近いけど遠い竹やぶ
雨戸を閉める音
細長くてせまい箪笥部屋にある、本棚をあさった思い出
ちょっとこわいトルソー
押し入れのにおい
お母さんが作ってくれたプリン
リビングでお父さんたちと見たテレビ
家族の息づかいのなかで過ごした自由な時間
自分の部屋で、わくわくしながら読んだ小説
クリスマスにお父さんがエレクトーンで弾いたジングルベル
散歩がてら歩いて行った図書館
日差しが強く、影の濃い中、
汗をぬぐいながら登った団地の坂道


音
空気
におい
気持ち
色
光

思い出を構成するもの
ぜんぶ、
あの状態で手にすることはできない
もう一度味わいたいなと思っても、
すでに私が変わってしまっていて、
それは過去にタイムスリップできたとしても、
手に入れることはできない


今なにげなく生きてる今すらも、未来で、大切に思い出す思い出になるかもしれない

子どものあのころは、あのときをこんなに大切に思い出すなんて、考えもしなかった

苦しい事、
忘れたいこと、
痛かったこと、
つらいこと、


色んなものが漉されて、

ずっと未来に思い出す景色は、どんな景色だろうか




2014年05月07日(水)

■■■
■■
■ each own world

とある心臓病の子は、生まれつき、ほかの人なら100%ある酸素飽和度が80%もないけれど、その中で生きている子がいる
サヴァン症候群の人は知的障害などを持つ傍ら、突出した能力を持つ人がいる
妖精のようだと称されるウィリアムス症候群の人は、発達障害や心疾患を持つことがあるが、コミュニケーション能力が非常に高い


何かを犠牲にしてるように見える世界は、
その人にとってはそれがすべてだから、
別に犠牲ではないかもしれない

更に、何かを得ているように見える世界は、
べつにプラスワンでもないかもしれない


たくさんいるから相対的に見てしまうし、その尺度しか持たないけど、
それぞれがそれぞれの絶対的な世界<each own world>の中で生きているわけで、

でも、

なにがどうって評するのはアホらしいけど、
それをわざわざ考えちゃうのって滑稽でかわいいね
だは! じがじさん!


2014年05月05日(月)
≪ ≫ 初日 最新 目次 MAIL HOME


My追加