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2002年07月30日(火)
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趣味の悪い笑い |
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くっきりと。 ステキなくらいにくっきりと。 ゴム草履の跡がついた足をどうしよう。 本日の俳句 byあるひ
バーベキュー被害が色濃く出てきた夏模様。仕事も沢山湧いてきましたの。 あーーーっ!また、お盆休みないかもしんないっ!
ってことで、デジカメを充電したのに忘れ。バーベキューのおかしな連中を撮れなかった悔しさが、日記を書くたびに思い出されるのですが。 そのバーベキュー。飲み屋のバーベキューでして。酔っ払い大集合♪でした。 その中に、いつもいぢめられ役の加藤君もおりまして。 彼は100円で購入してきたという麦わら帽子を被っておりました。 そして、お相手が付けた呼び名は「ぼくの夏休み」 彼は、バーベキューが終って解散されるまで、ずっと「おいっ!ぼくの夏休みっ!」と呼ばれ続けておりました。 ってことで。本日のイラスト。
タイトルは勿論「ぼくの夏休み」ですわ。へい。
その飲み会の中で、とりあえず一人泥酔者がおりまして。 そのおじさん。えー、剥げてます。テッペンハゲであります。 して、水をかけられることをこよなく愛した結果。 そうですね・・・孫悟空に出てくる沙悟浄(さごじょう)のようになってました。 その沙悟浄オヤジ。 「ケツだけ白いのは嫌なんだ〜〜っ」 と妙な拘りを見せ、ズボンを下げ下げ。あたしはそこだけ真っ白であるお尻を拝見させられましたの。
して、沙悟浄オヤジはバーベキューが終了して片づけが終っても、一人ベンチで眠ってしまい、仕方が無いのであたしとお相手とで「行くよ」と起こしました。 だのに、「今、いい夢観てたんだよなぁ〜〜」と悪態をつき、乗ってきた自転車をフラフラと運転しだしました。 へい。沙悟浄です。白髪の入った沙悟浄です。 それが、何やら小さ目の車輪の自転車をがに股でフラフラこいでるのです。 それだけでも異様なのに、さらには 「ウラウラウラウラァ〜〜〜っ」 と、意味の無いうめき声を上げながら後ろから付いて来るのです。 擦れ違う観光客は、もれなく失笑してました。中には「ウラウラウラ〜〜」とつい言ってしまい、 「あ、うつっちゃったっ」 とうっかり観光客まで出る始末。本当に本当に恥ずかしかったです。 陽が暮れだした17時過ぎで良かったです。じゃなかったら観光地江ノ島の沙悟浄が名物になるところでした。
実は、このバーベキュー。我姉妹が行きたい!と申しておったのですが誘いませんでした。 正解です。沙悟浄オヤジみたいな酔っ払いは、彼女の好物だと思われるので、身内の恥までさらすところでした。 その沙悟浄オヤジの話を報告する時、あたしは沙悟浄とは思いつかず、思わず「ドザエモン」と表してしまいました。 要は、落ち武者的と言うか、ちょんまげを刀で切った感じの頭だからですわ。 その時、確かに我姉妹は失笑してました。「ドザエモン」という表現が悪すぎたのでしょう。 そう。バチが当たりました。酷い夢を見ました。あまり書かない方が良いかもしれませんね。 まー、簡単に書くと。亡くなった人が起き出してスタスタ歩いていくという、まことに奇妙な夢を見てしまったのですな。 しかも、亡くなってるのは父上で、起き出して歩き出したのは父の母親。つまり、おばあちゃんであるという。 確かに。おばあちゃんの話も最近しました。今年94歳なのに元気すぎると最近言ってました。 本当に書いてはならぬので書きませんが、スタスタ歩く前までが、怖かった次第で。
夢を見た原因は他にもあるのです。 数日前。我姉妹がHPの改装を行い、トップに頂いたイラストを載せたとのこと。
我姉妹:「Oさんから頂いたイラストにしたんだ」
あるひ:「え?なんだOさんって、工場のOさんかと一瞬思ったよ」
Oさん。同姓の人が、父上の工場で働いておりまして。 土地持ちの経済的には困らないおじさんなもので、よく工場を休んでおりました。 ついでにどんな人物かと言うと、顔は、ブルドッグ。言い切れます。 更には「嘘つき」なんですな。言うことが「しったか」なもんですから、父上は常々「Oの言うことは信用ならねーっ」と言っておったという。 しかしながら、20数年のお付き合いを頂いたおじさんであります。
我姉妹:「違うよ。病室で一緒だったOさんだよ」
あるひ:「なんだ。(工場の)Oさんが絵を描くんだと思ったよ。」
我姉妹:「そのOさんじゃ、
恥はかいても、絵は描かねーよっ!」
あるひ:「・・・・・・・」
我姉妹。言う事が毎度の事ながら口が悪すぎます。決して、江戸の生まれじゃないっす。いや、もっと柄悪い地域か・・・ とりあえず、困っているあたしに対し、容赦無い我姉妹は続けます。
我姉妹:「お父さんなら、笑うぞ?
墓場はドッカーンっ!だっ」
あるひ:「・・・・・・・」
えー、はい。あたし達姉妹の父上は、一昨年亡くなりお墓に入っておりますがね。 さらに、彼女は続けます。
我姉妹:「今ごろ、骨壷ゴトゴトいってるぞっ!」
も〜十分です。あたしは反応しきれまへん。それでもまだ続けます。
我姉妹:「どうする?骨壷からはみ出てたりしてっ!」
ど〜するもこ〜するもありませんっ!て。有り得ませんってっ! そして、彼女は自分の発言に「分かるか?茶の間はドッカーン!をもじったんだぞ?」と解説をつけ、ヒーヒー笑っておりましたが。 あたしの家族。まことに妙です。まともな感覚であるのは、あたしぐらいかも?と時々疑います。 そういえば。以前のHPの日記にも書いておったのですがこんなこともありました。
父上が亡くなり、仏壇がやってまいったその日。あたしは母上に招集されました。 大抵、食事を昼間とり忘れる面倒臭がりのあたし。実家に行くと必ず「腹減った」と申します。 その日も確かに言いました。「腹減った〜」と言いつつ、冷蔵庫を開け、食べ物が存在する事を確認したあたしです。 して、父上が居ない・・そう思って母上に「父上は?」と聞くと、仏壇設置の為に、一旦二階の部屋に居ると答えました。 よって、あたしは「おじじぃ〜」(父上をこう呼んでましたので)と言いつつ、二階に上がり、しばし横に並んで寝転んでおりました。 時間にして・・5分程度じゃないかと勝手に思っておりますが、階下から、母上が何やら言っております。
あるひ:「え?なに?」
母上:「○△□・・・」
あるひ:「なによ?聞こえないよっ」
仕方ないので、父上を残し階段を降りかけたその時ですわ。母上の声が聞き取れました。
母上:「あんた、
お骨食べてんじゃないでしょ〜ねっ!?」
まじっすよ?まじで、この言葉を3回繰返し母上はあたしに言ってたんすよ? 思わず、階段で立ち止まりましたよ。
あるひ:「何言ってんのよっお母さんっ!」
慌てて、母上を窘めようとしたあたしなんですな。しかし、母上はケロっとして答えました。
母上:「だって、あんたお腹すいたって言ってから、食べちゃってるかと思って」
・・・・・(TT)
この趣味の悪い笑いがコダマする一家。 あたしの脳裏には、父上の困ったような怒ったようなハの字眉毛が、いつもいつも浮かんでおります。
父上。 あたしは、今でも連日、この母上と我姉妹の餌食になっておりやす。 おかげで、あたし、父上が亡くなってから白髪を2本も発見しました。 さらに不思議なのは、こんな二人でも落ち込んでいるらしいってことですわ。 人間って、本当に不思議だわよね。
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2002年07月29日(月)
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風水に拘る |
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ヒリヒリするよ〜〜〜っっ 仕事が来てないよ〜〜〜っっ 入金されてないよぉ〜〜〜っっ
本日朝一番の叫びですわ。 昨日は、海でバーベキューでしたの。大して焼けないと勝手に思い込んだ結果。 くっきりと、Tシャツ焼けした二の腕が痛いのです。 どうやら、普段紫外線に当たらないあたしは、他の人より焼けてしまった模様。 あたしって、肌が弱いからぁ〜〜〜っっ♪ うそです。はい。めっぽう強いです。歳を追う事に強くなっちまいました(TT)
ってわけで、届いているハズの仕事も昼過ぎまで無いらしく。生活費も月末ギリギリになるらしく。 朝っぱらから、母上の「幸せちょうだい」という変な電話であたしの幸福感も奪われておりやす。
して。 ってことでここの日記に写真を公開した【芸術作品】なんですがね。 なにやら、めっちゃ不評。我姉妹の
風水的に悪いからっ
の一言により、涙を飲んで撤去されることとなりました。えーんえーん
して、実は何気に風水を信じるフリをしているあたし。 よって、南側の窓は赤。西は黄色と勝手に決めている。 例の芸術作品は南側の窓ゆえ、下のようにカーテンまで赤。
写真にすると、なかなか美しく見える部屋模様。 まー、下のほうを写して無いから、ちらかっててもバレまい。 この窓辺に芸術作品は君臨なさっておった。 ちょうど、芸術をかもし出した例の蝋燭をくれた友人に、土曜日会った。 よって事の詳細を話したところ、気の毒そうな顔をして快く撤去を承諾していただいた。 よって、もう少し溶けて頂いたところで、雪だるま君とドナルド君を剥がし、風水的に悪いと証された蝋燭は、燃えるゴミの日に出す事にする。
何故に、風水的に悪いのか。 実は、芸術作品の日記のタイトルを、あたしも悩んだ。
『運命を象徴』
これが、本当は最初につけようと思ったタイトルだ。 なんせ、あたし。人に巻き込まれ易い。いや、意志薄弱とかかわゆい方じゃなく。 なぜかやっぱり、お人良しらしく、人のゴタゴタのお手伝い。手助け。愚痴聞き。なんでもいいや。 とにかく、蝋燭に飲まれている雪だるま君達が、あたしのようだと言う事だ。 ここ数年の我姉妹から見れば不幸と思える、この巻き込まれ現象。 これを解消するためにも、撤去が必要という結論に至った。
しかし。 風水に拘る。引越しの時に貰った赤いお花のある絵。 わざわざ、生地屋でメーター幾らで購入した手作りのカーテンの赤。 それだけでは、やはり物足りないあたし。 だので、変わりにコヤツを置く事にした。こやつだ。
どうだっ! UFOキャッチャーで得た品だっ!
しかし、心配事がある。 まずは、色あせないか?ということ。 我姉妹に貰った、これまた赤いミッキーの胴から下だけの貯金箱は、見事に『朱色』に変化した。 ならば、ムックも朱色になっちまうかもしれぬ。
それよりなにより、もっと心配なのは、ムックのプロペラと手である。 プラスチック・・・・・・・ なんっつっても、まん丸の蝋燭を四角くする日差しである。
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2002年07月26日(金)
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花火大会 |
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へい。 昨日、晴れ女らしく絶好の好天によって花火大会に行ってまいりました。
いやぁ・・・思いましたよ。 デジカメは、ちゃんと前もって色々使いこなしておくべきだと。
昨日も昨日で、作品一覧なんぞ作っておったので、すっかり取説見る時間が無くなってしまいましてね。 いつもより、少しばかり花火の影響か、渋滞中の車の中で見る始末。 よって、あたしが選んだ設定は「夜景モード」なんすけど・・・ この夜景モード。落とし穴がありました。
ええ。真っ暗なのに、花火の煙やら人影やら、透明ビニール傘まで花火と共に写ってしまうくらい鮮明ですわよ? でもね。この夜景モードって、ほら、車が渋滞中とかあるじゃない? あのテールランプやらが綺麗に線になって映ってる素敵な写真あるじゃない? ああいうのを写すやつだったらしいんですわ。 ようは、シャッタースピードを勝手にゆっくりにしてくれるという高機能。
そうです。花火。パっと開いた瞬間じゃなく、全て雨だれ式に写りましたの。おほほ。 カメラのせいばかりじゃありませぬね。 あたしの腕がエライヘタレなんすわね。 なんせ、ブレブレ。 その二つの相乗効果により、なぜか宇宙のような写真が沢山撮れました。悲しいです。
ってことで■□ヘタレ花火写真□■よろしかったら、観てください。重いです(汗)
花火大会での出来事と言えば・・・ お相手と一緒にいきましたがね。ヤツは、花火が上がるたびに値段を申すのです。
「あーっ!50万消えた」
「今のは、20万だな」
ムードも何もありまへんがな。 して、連続でバンバン上がる花火ありますな。 それは、それは、キレーキレー♪ しかし、ヤツは名づけました。
「おっ!ヤケクソ花火だっ!」
ヤケクソらしいです。サービス満点じゃないらしいです。 っていうかね?せっかくのヤケクソも、50万の大玉も、その殆どは
煙 煙 煙 煙 煙 煙 煙 煙
はい。見えませんでした。 好天は良いのですが、風すらあまり無く。
花火もデジカメも難しい・・・と実感した夜でした。
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2002年07月25日(木)
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芸術作品 |
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朝っぱらからメールチェックをした途端 『体重』 という件名で携帯からメールをくれた友人。 あなたは、本当にステキです。和みました。 彼女は、毎度のことながら唐突なメールを寄越します。 これはきっと。あたしが「動じない」ことで有名な証だと思っておきます。
あたしは、「慌てる」「驚く」「怒鳴る」などというリアクションがほぼ無いと思われがちです。 確かに。無いかもしれません。 けれど、心の中では、色々焦ったりもするし、一人でPCの前でシャウトすることもあります。 が、「驚く」。これに関しては、虫やらが飛んでこない限り、あまり無いかもしれません。
実は本日、今、ちょい雨が降っておりますが花火大会なのです。 今日、やってくれないと、明日は嫌がらせに近い宴会が入っているので観れません。 あたしは、晴れ女のつもりなので、きっと波も穏やかになり決行されると信じ込んでいます。 よって、購入してから埃が被るほど使用していない、デジカメを充電しようと思いました。 ここ数年。写真をほぼ撮ってません。あたしの成長記録は止まっています。
デジカメは、昨年、経費で買ってもらいました。 なかなか高機能らしいのですが、全然使い方が分かりません。 確か、6万円ちかくしました。社長さん、有難う。
そして、そのデジカメの電源を本日入れたところ、先日「面倒見のいい黒ひょう」を撮った時に使用したのを思い出しました。 よって、充電されていた模様なので、せっかくだからと、家のものをパチパチとりました。
これは、あたしの南側の窓辺の風景です。
夏は暑いですね。 あたしの家の窓は、南と西にあります。東にあるのは小窓です。 そう。一日中、嫌がらせほどに日差しが入ります。 あたしは、変わった蝋燭が時たま好きになります。 一階と二階にも、それぞれ、吊り下げ式の蝋燭が展示されております。 そして、蝋燭。それは、火によって溶ける代物であります。 そう。
蝋燭は窓辺に置いてはいけませんっ!
お分かりですか? この写真のピンクのコラージュ系の品。 元は、丸い蝋燭でして。友人からプレゼントしていただいた品であります。 右手の雪だるま君も、プレゼントでして。ライターなのですな。 そして、後方に寝そべって見えるのは、かつてマックで景品としてもらったドナルドダッグ君であります。
そうです。 あたしは、窓辺に頂いたプレゼントを並べて楽しんでおりました。 おりましたが、家にいる時間が少なくなり、すっかり放置しておりました。 よって、蝋燭は溶けました。 まるで、ベムベラベロのオープニングシーンのように、ドロドロと流れ出すかのように溶け出し、したたり落ちる手前で夜にでもなったのでしょう。 急速に冷やされ、このような形で思いとどまられたようであります。 きっと、自分だけ溶けるのは悲しかったのでしょうか。 周りにいた、雪だるまくんとドナルドダッグ君を抱きこんでしまいました。 いい迷惑です。
ね? 見事な芸術作品の完成です。 さすがの、あたしでもこれには驚きを隠せませんでした。 普段、あたしが描いてるお猿なんてすっ飛ばす勢いのバクハツ作品です。
あたしは、この芸術的な作品が、今年の夏にどのように変化を遂げるか。 観察していきたいと思います。
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2002年07月24日(水)
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反応 |
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昨日今日と二日分更新です。 今日は歯医者。かれこれ3週間ぐらい行って無かったので今日こそは! しかし、父上の墓参りで日差しにやられ。仕事が入り、めっきり気力ダウン。 またもやキャンセルしてしまいましたの。 今週もまたもや、土曜日は出勤の模様。ってことで。こり。
あー。また、我姉妹から「気味悪いっ」って苦情がきそうな物を作ってしまいました。 酷いのですよっ!カオナシをけなすんですよっ! なぜだろう・・・あたしが、力を入れたものに限って、我姉妹は嫌がります。 きっと、趣味の問題なのでしょう。うんうん。
その千と千尋。あたしは、購入した日曜の晩に観ましたが、お相手は眠ってしまったため、月曜に観ておりました。 えー。ネタバレっつーんですか?観てない方。ここ飛ばした方が良いかと。
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ 千尋を助けてくれる、「ハク」っていう男児がおりますな。 彼は、白龍に変身するんすな。 千尋が「千」であるのは、湯婆婆が相手の名前を取って支配するってことからきてる訳で。 同じように、「ハク」にも本当の名前があって、でも忘れておるのですな。 要は、名前を思い出すと、湯婆婆の術が解けるという。 その「ハク」。銭婆の呪いによって瀕死の重傷になり、千尋が助けるために銭婆のところへ行きます。 そこへ回復した「ハク」が迎えにきて、白龍である彼の背中に乗っている時に幼い頃、川で溺れて助かった時のことを思い出すのですわ。 して、千尋が言います。 「あなたの名前は・・・「コハク川」」 そう。彼は、かつて溺れた幼い千尋を、助けてあげた「川」だったんです。 まぁ、川の精とか、川の神様ってことなんでしょう。きっと。 そして、「ハク」は、自分のフルネーム(難しくて忘れた)を思い出し、元の姿に戻っていくという。 ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
ええ。感動的なシーンのはずですな。しかし、お相手は言いました。
「なんだよ。川かよっ!」
・・・・・・ あたしも、ちょっと思いましたよ?川かぁ・・・って。でもね。 その川は、今はマンションになって無くなってしまってるんす。 色々と、含んでいるもんなんですわよ。だのにね、
「川じゃ〜なぁ・・・しょーもねーなー」
なんて反応は、如何なものかと思いますの。 そんなお相手。その夜、寝言で「こっちだよこっち!千尋っ!」と叫んでおられました。 あまりにもおかしいので声をかけました。 「あんた、もしかして セン なの?」 寝ているはずのお相手は、答えました。 「ハクだろ」
正解。あたしのいい間違いです。 どうやら、ヤツは寝言を言うと、自分の声によって少し眠りが浅くなる模様。 うかつな事を言うと、指摘されます。 先日も、 「そこに設置したほうがいいだろ?」と寝言で聞かれたので 「そうだね。そうしなよ」と答えてあげたところ 「なにが?」と聞き返されました。 お前の寝言の中味なんか、あたしが知るかいっ!当然、怒ってやりましたがね。
そして、あたしは「ハクだろ」と指摘された仕返しに、その後も事あるごとに「千尋」と言い、千と千尋の夢を観つづけるお相手に呪文をかけてやりました。
「それは、カオナシではなくて、本当はカナシオと言うんだよ。カナシオ。カナシオ。」
お蔭様で、翌日「カナシオ」観る?とビデオの再観を勧めても、 「いや、今日はガチンコあるからいいや」 と、「カナシオ」が間違いであると気付かないようでありました。 うふふふふ。彼の中ではすっかり定着した模様。
間違いといえば。母上から電話がありまして。 毎晩、窓を開けて眠るそうで、朝方になると寒くて蒲団をかけると言います。
母上:「窓、全開にして寝てるからダルいのかしら?」
あるひ:「ん〜・・そうかもね」
母上:「窓開けて寝てるなんて、パッキングにあったらイチコロね。」
あるひ:「お母さん。それは、
ピッキングですっ!」
まー、こんなん良くある間違いですわな。母上は、自分の間違いに笑いもせずにいいました。
母上:「ああ、そうね。ピッキング」
しかし、まだ間違いはあります。あたしは、念のためいいました。
あるひ:「お母さん。その前に、
カギが掛かってるのを開けるのがピッキングなの。
窓が空いてたら、ピッキングじゃなくても入れるからっ!」
どうだっ!正しい指摘だろうっ!うほほほほほ。 これぞ、ボケとツッコミだと言わんばかりのこの会話。 しかし、母上は、力無く 母上:「ああ、そうね・・・」 とだけ答え、話を変えやがった。
せっかくツッコんでやったのに、その反応はねーじゃんかーーーっっっ ねぇ?悲しいわ。
悲しいと言えば。 先日、真剣になにやら新聞を読んでいるお相手を、面白いので指でつっついてみた。 すると「ぷぎゅっ」と音がした。 正確には、あたしが押すと「ぷぎゅっ」と口で言うサービスらしい。 楽しいので、脇腹を押してみた。 「ぷぎゅっ」 ではではと、二の腕を押してみた。 「ぷぎゅっ」 じゃー固いところで実験と思い、肩を押してみた。 「ぷぎゅっ」 これは、面白いものを発見した。次は頭を・・・と押してみた。 「・・・・・・」 反応が無い。あら?と思い、また脇腹に戻って押してみた。 「あきた・・・」 と言われた。 かなしい。あたしは、とっても悲しい。
実はこのお相手と母上。時として非常に似ている。 一日に暇があれば電話を必ずしてくること。しかも内容が大抵愚痴系統や質問ばかり。 大変だ大変だといつも言ってること。大変じゃないことなんて世の中に無いかもしれない。 そして、何より、あたしに肩透かしを食らわせる反応が多いこと。 やれやれ。
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2002年07月23日(火)
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口封じ |
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暑いです。 本日水曜日。 夏休みの絵日記を、一日もさぼらずつけたあたしとしては、空白があるのはいかがかと。 そんなバカたれな拘り捨てた方が宜しいかと。うむ。 火曜日のこの日は、とにかく仕事仕事仕事に仕事って感じで、父上の月命日のお墓参りすら行けずに一日が終った。
午前中、あたしはこってり暇だった。 だので、作りかけの猿を描いて、夕方にでも出かけようと目論んでいたのだが。 一通のメールによって、その野望は打ち砕かれた。これは、仕事の愚痴である。
先週の金曜日にまず見積依頼がきた。 通常、PDFを送信してくれるはずが送ってこない。 確認のため電話をすると、その男性は「印刷物しかない」と言い張る。 そんな事は無い。昨年の8月に、確かに何度も貴方の上司とPDFでやりとりしている。 でも、「無い」っつーんだから仕方無い。FAXで確認するので送ってくれと言う。
あたしの仕事の納品形態は、「印刷物」か「PDF」のどちらかである場合が多い。 その確認をする。担当の男性は、「印刷物です」とハッキリ言った。 しかも、「200部ほど」と部数まで言った。 だから、あたしは金曜の夕方で捕まらない印刷業者のために、土曜日までも見積だけの為に仕事に使った。
しかしだ。メールがきた。何故か、担当が男性から女性に変わっている。 「今回は、印刷はしないのでPDFのみで結構です」
がーーっっ!!あたしの土曜を返せっ!と頭にきたが仕方無い。過ぎたことだ。 そして、添付されてきた画像を使って修正作業に取り掛かる。 修正自体は簡単だし、なんてったって、見積金額もあたしの一時間の時給換算程度しか取れない。 さっさと終らせたいと思う。思ったのだが、あたしは根が親切設計だ。
PDFという代物。ネットで配信する書類であるからして、ファイルサイズは出来る限り軽いに限る。 しかしだ。専門的なことなんで省くが、このカタログ。元が印刷物なだけに元々、画質はとてもよく、よって使用されているファイルサイズはめちゃデカい。 そこへ、修正してくださ〜いと渡された画像。これがまた、画質が粗い。 そう。バランスが取れないのだ。 この画像を綺麗に出そうとすると、ファイルサイズがめちゃ大きくなる。 かといって、ファイルサイズに気をとられると画質が悪い。 そんなこんなで、間をとろうと何故か苦労してしまったあたし。
大体。送ってきた画像が悪い。それが見えるかどうかなんて、あたしが心配する必要があるような無いような・・・ この時点で既に、余計な気苦労な気がした。したが、結局、2時間近く調整にかかって納品した。
ところが。電話がきた。なにやら、印刷物と違うという。 正直、大したことじゃない。あたしのミスでもないし、気にする必要さえ感じないこと。 でも、お客様だ。分かりました!とまたもや修正作業に取り掛かる。 と、ここで、フっと人の良さが頭を出した。 「あの・・カラーコピーで配布なさるんですか?」 思わず、担当に心配の電話をしてしまった。そして、自分の仕事を増やすハメに。 カラーコピーで配布するってからには、画像がある程度見えなくては困るだろう。 今の状態では、画面で拡大表示すればなんとか見えるが、コピーでは無理だ。 気のいいあたしは、「では、ファイルサイズは重くなりますけど、高解像度でおつくりしますね」と言った。 あんなに、ファイルサイズを小さくする事に時間を費やしたと言うのに。このザマだ。
念のため、「プリントしてみて如何でしたか?」なんてサービス発言までしてしまうあたし。すると、 「プリントは出来たんですけど。なんででしょうねぇ?本みたいに頁の部分が白くなるんですよ」
意味が分からなかった。えー・・・すみません。どういう風に?と聞き返した。 「白いフチが、下のほうにいっぱいできてしまって・・・」
・・・・・・・・「そのフチは、上も横も全部とられてます?」丁寧に尋ねた。 「ええ。全体的に白いフチが取られてて。PDFはちゃんとなってるんですけど。サイズは、A4ですよね?」
はい。A4です。間違いなくA4です。レターサイズのものをA4にしろと前に言われて、大変苦労したので、限りなくA4です。 あたしのお客様。皆さん、業種が違うゆえかどーかは知らんが、ビックリする質問を良くしてくださる。 お宅の会社のコピー機のことや、プリンターのこと。PCの環境なんて、あたしには関係ねーだよ。社内で聞きやがれっ! 何度思ったことか。しかし、あたしは答えるのである。
「それは、プリンター側の設定なんだと思いますよ」
そう。例え会社で使用してなくとも、自宅にプリンターを持っている人。今の時代は「フチなし印刷」が出来るプリンターが出たが、お分かりのはず。 必ず、マージンってやつを上下左右にとってしまうのだ。
「お使いのプリンターが分からないのですが、設定画面があったら、そこで印刷領域とかの設定ができると思いますので、そちらで最大になさるとか」
アドバイスまでしてあげた。何故に知らないのだ?今まで、プリントしたことが無いのか? まー。いいや。とにかく、今度は画像が鮮明に出るようにPDFを作成し、またもや人の良さをかもし出して自分のプリンターで確認。納品した。
もともと、この会社。トンチンカンが多くて社長にもよく愚痴る。 今回の一件も文句言ってやろ〜っ!って思っていたらメールが来た。 「ご無理を聞いていただき有難うございます」
くぅ〜〜〜っっ!低姿勢じゃないすかっ! やられました。低姿勢でこられたら、文句は言えません。まさに口封じメール。 この時点で時刻はもう16時をまわっていた。父上の墓参りに急がねばっ! しかし、電話は鳴った。まったくもって、容赦無い。社長からだった。 何度も書くが、あたしが相手にしているお客さんは、あたしの仕事について何の理解も無い人ばかりだ。 ファイルが無ければ作れないとか言ったところで、それを飲み込んでもらうのにも一苦労することが多い。 魔法じゃないんだから、コピーのカタログが、データ化されるわけねーだろーが。 写真データが無いのに、白黒コピーからカラーのもんが出来るわけねーだろーが。 そんなことすら、理解してもらうのが大変だ。面倒になるとすぐに他に出すと言い出しやがる。 他に出してみやがれっ!あたしが出来ないっつーもんは、余所でも出来ねーんだっ!
しかし、この不況。出来るだけ作業してお金はいただきたいという状況。 よって、その面倒な説明を何回も分かり易くしなければならない。 社長の電話は、そのための表つくりと説明文作りの指令であった。 あるひ:「わかりましたよ。父上の墓参り行けないんすけどねぇ」 とりあえず、嫌味を言ってみた。仕事なので仕方ないと思うが毎月行ってるのを社長は知ってるので一応伝えてみた。 社長:「他に仕事なかっただろー?行かなかったのはお前が悪い」
この社長。社長を通さずあたしに仕事が来てることを知らない事が多い。多すぎる。 だので、言ってやった。 あるひ:「社長が知らないところで、あたしは大変なんすよ。仕事がわんさかあったんすっ!」 少々、あたしはキレ気味であった。少しは仕事を把握しやがれっ!もう少し苦情を言おうと思った。しかし。
社長:「ぅ〜〜〜わんさくんっ!?」
・・・・・・わんさか=わんさくん 下らなすぎて、声が出なくなった。大体、わんさくんなんて、懐かしすぎる。 あたしは我姉妹のお下がりの筆箱が、確かわんさくんだったと思う。 さすがは社長だ。脱力のままに、口を封じられ電話を切ったあたし。
その電話を切った後に、これまた他の仕事も入り、結局墓参りに行けず。 そのお寺さん。とても小さくて、夜になると門が閉まってしまうので17時前に行かないと無理なのだ。
そして、水曜である今朝。あたしは、本日は墓参り&歯医者のため「ほぼ休み」を勝手にとってあった。 しかし。いつもより1時間ほど寝坊をかまし、シャワーを浴びてメールをチェックすると・・・仕事だ。
そのお客さん。一年以上も前のカタログを何度も何度も修正したがる。 先月は、移転のため住所変更をした。これで、もう無いだろうと思っていた。 どう考えても、配布しているハズだから。 しかし、メールがきた。「修正依頼」と件名が。 「またかよ。ったく・・一体いつの納品物だと思って・・・」 とブツブツボヤキつつ内容を読んで、あたしの文句は止まった。
「今更ですみません」
お客さん、自ら「今更」と表現なさった。 これほど、自覚があり尚且つ低姿勢では、文句も出ない。どうだっ!って感じだ。 あたしの仕事関係の人は、本当にあたしの口封じ(文句封じ)が上手すぎる。
そういえば。去年の夏もあった。急ぎだ急ぎだと言われ、けれど季節はお盆だ。 お盆休みが欲しかった。父上の新盆もあるしで、休みが欲しかった。 一応、何気に「お盆もございますので・・・この納期では・・・」苦言をお客さんにポロっと言った。 でも、結局。お盆休み無し。納品した。 それでも、間に合わないものもあったらしく、他の業者にも出したらしいお客さん。 だったら、全部他に出せば良かったじゃん?あたしの盆休みどーすんのよっ! などとブツブツブツブツ思い、二度と仕事やんねーぞと思ったその時。メールがきた。 そのお客さんからご丁寧なお礼メールであった。
「あるひ様のおかげで、本当に助かりました。無理をしていただいて大変感謝しております。 他の業者に出したものは手直しで返って大変でしたが、あるひ様が納品していただいたものは、完璧でした・・・」
とにかく、ベタ誉めの大感謝がそこにはあった。 うむ。では、許そう。なんちゃって。 すっかり、あたしの文句タレ口は、封じられ、変わりににやにやに変化したのである。
これは、あたしが何時も手を抜かずに、親切に仕事をしてるからかしらね? うふふふふ。
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2002年07月21日(日)
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いつも思うこと |
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本日外の為、全く内容と関係ないイラスト。
先日、我姉妹に進呈したネットみかん。名付けて「ぴょんみかん」ですわ。
して、 あたしは、毎週のように休日になると思うことがある。 普段から、朝は勿論食べず、昼もいつの間にやら時間がすぎ、おやつ時になって何やら食べるあたし。 そんなあたしの休日も変わらず、やっぱりおやつ過ぎになってお腹がすいた。
あたしは、毎週のように休日になると食べるものがある。
サッポロ一番 塩ラーメン
昔から、大好きだ。 みそではいけない。しょうゆは、もっといけない。 塩ラーメンが大好物なのである。 これに、卵を一つ必ず入れる。 時には、ふえるワカメちゃんも入れる。 気が向けば、ネギなんぞ沢山刻んで入れる。 そして、コショーをぱっぱとかけて食す。
小さい頃から変わらない味・・・だと勝手に思ってる。 以外と、あたし。ラーメンがあんまり好きって言えない。 ラーメン屋のラーメンで、唯一好きなのは「タンタン麺」。 えー、知ってる方は少ないか・・・ 川崎と横浜にもちょっとあるかな?他でもあるかも。 「たんたん麺」っていう店のたんたん麺。正式な表記は忘れたけど。
そこ以外のラーメンは、別になんとも思えない。 しいて言えば、とんこつ系ならいいかな。 かと言って、別に嫌いじゃないので、ラーメン屋には行くけれど。 近所にガチンコラーメン道で有名なおっさんの店がある。 平日でも、車で通るとみんな並んでいる。 残念ながら、並んでまで食べたいとラーメンに対して、あたしは思ったことがないので分からないし、行ってみたいとも思わないが。
して、とにかくこのサッポロ一番塩らーめんが好き。 そして、毎週のように思うことが。
ねぇねぇ。 どうして、サッポロ一番塩ラーメンの袋は お尻のほうからしか開かないの?
だって。そうなんだもん。 普通、上が開くと思わない? らーめんって正しく読める向きの上の方が開くと思わない? なんで、毎回毎回、ひっくりかえさないと開かないの? お尻じゃないと開かないの?
いや。大丈夫。 5袋入ったヤツ買ってるから。一つだけじゃないの。 5袋入ったヤツを、二人で消費してるから、そのパックだけじゃないの。 必ずなの。 かなりの、毎週起きる疑問なの。 しょうゆも、みそも、同じなのかな?
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2002年07月17日(水)
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ぴちぴち |
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んっとですね。 この背景を作成してた時には、確実に雨ざあざぁだったのですってば。
本日は、なにやら気分がノリまへん。 仕事の回答が来ないのが、嵐の前の静けさと身を持って知ってるあたしの本能が、全ての気力を奪っていったようです。 こんな時は、猿のようにゲームをしましょう。ってことで ■□しんけいすいじゃく□■ こりは、我姉妹作。イラストあるひ提供であります。 ちなみに、あたしはしょっぱなからBランクでした。 やはし、絵を作った本人ゆえ、鼻が利くものと思われます。へい。
では、本題。 昨日のイラストの「ぴちぴち」魚バージョン。なにやら「気持ち悪い」と不評です。 作った本人もゲゲーっと思ったので、正解。 今日は頭をとにかく回せないらしいので、「ぴちぴち」の連想戯言を書き連ねます。
「ぴちぴち」というと、お姉ちゃん。 などという発想で、妙な検索で引っかかってこないといいのですが。 検索といえば、昨日「悪 上司」で検索していらっしゃった方がおります。 「悪 代官」だったら時代劇。「悪 金融」だったら消費者センターへどうぞって感じでしょうか?
ぴちぴちと言えば、「雨雨ふれふれ かあさんがぁ〜♪」の歌でしょう。 あたし、この歌、大嫌いでした。 母上が傘を持って迎えに来てくれるなんて、絶対に有り得ない子供だったからですな。 大体、童謡系というのは、お母さんが当然のように家に居て、石鹸の香りがしたりして、夜なべしてくれたりして、迎えにも来てくれるなどと言いすぎですわ。 世の中には、母親が忙しくて「そんなん無いもんっ!」と言うご家庭が一杯あるはずです。 でも、幼い子供は、習った歌の歌詞のような母親像と自分の境遇を比べちゃったりするもんなんですわ。 それって、とっても悲しい想いをするんですわよ。羨ましくもあり、けど健気に我慢する結果を生んだりもするんですわよ。 大体、ジャノメって何さ? みんな、ミシンだと思ったんじゃなくて? ミシンといえば、ブラザーってメーカーありますね? あたし、3-4年ほど前に、仕事でカタログを依頼されて初めて、ブラザーがミシン以外も作ってるって、知りました。 よって、あたしの家のFAXは、ブラザーですの。安くていいのですわよ。
ぴちぴちと言えば・・・はとやのCMもそうでしょう。 「前はう〜みぃ〜後ろ〜はハートーヤーのぉっ大漁苑♪」って言いつつ、男児が大きな魚を持ってたCMですわ。 活きの良いお魚を抑えるのに一苦労してましたよね?あの男の子。 もしや、あの魚は男の子が故意に動かしてるんじゃなかろうか?と一瞬でも疑ったことあり? ところで、「大漁苑」って書くって知ってました? あたしはてっきり「大漁園」だと思ってました。 なんせ、風呂をぐるりを魚の水槽で取り囲んでるんすからね。 そりゃ、「大漁」な「園」だわさってね。
ぴちぴちと言えば、WCの頃、テレビでよく聞きましたね。 そうそう「ピッチ」ですわ。 あたし、サッカー全然知らないもんで、「ピッチって何処さ?何さ?」とずっと言ってましたわ。 で、ある日ですな。テレビで「ピッチ」「ピッチ」言うたびにですね。 酔ったお相手が「はいっ!」「はいっ!」って返事するんすわ。 最初、こいつ何だ?と疑問だったんすけどねぇ・・・分かりましたの。
あたし、お相手を「ぴっちゃん」って普段呼ぶんですね。 えー。なぜに「ぴっちゃん」か・・・くだらないので説明しない方が賢明かと。 呼び名って、変化しません?最初は勿論、名前のどっかを取って呼んでるんすよ? 例えば、「一郎」だったら「いっちゃん」とか。 でもね、そのうち変形していってしまうんすよ。 酷いのが、最終形が「ぽーちゃん」でしたね。もはや原形は誰にも分かりませんな。 分かり易く説明すると「いっちゃん」>「いち坊」>「ぼー」>「ぽーちゃん」となる訳で。 そんな感じで、ある日「○○ぴち」ってお相手を呼んでしまってから変化は止まらず、いつの間にやら名前部分を切り捨て「ぴっちゃん」化されることに。
「ぴっちゃん」と「ピッチ」・・・違いますな。あきらかに違います。 あたし、気付きました。普段は愛着を込めて「ぴっちゃん」なんですがね。 頭に来るとお相手に、あたしは「ぴちっ!」って怒鳴ってるんですね。 まるで、子供を叱るかの如くですわね。 なので、「ピッチ」に反応して、まるで子供のように返事をなさっていた訳で。 しかしですな。テレビに集中しているあたしには、その返事もうざかった次第でして。 よって、元気にお返事するぴっちゃんは、 「お前は、ピッチじゃなくて、ぴち!なのっ!」 と叱られる事になりました。 ちなみに、お相手を説得する時や、疲れきってる時は「ぴち子」に変形いたします。 まるで、PHSのような扱われ方だなぁ・・・と少し同情する今日この頃ですわ。
話が大分逸れついでに。 呼び名で思い出した昔々のお付き合いしてた方の話をば。 その頃、「金魚注意報」ってアニメあったのですね。 その金魚キャラの名前が「ギョピちゃん」だったかと。 その頃の職場の人が、ゲーセンだかで手乗りギョピちゃんを取ってくれましてね。 確か、手に乗せると「明日は晴れるよ♪ぎょっぴ〜んっ」とかナントカ言うんですわ。 その時のお付き合いしてた方は、当初「じゅんちゃん」と呼ばれていました。 これは、あたしだけじゃなくて、妹にも親戚にも「じゅんちゃん」って呼ばれてましてね。 ある日、あたしは提案したんですわ。
昔のあるひ:「ねぇねぇ、今日から『じゅんぴちゃん』って呼んでいい?」 じゅんちゃん:「嫌だ」
この頃は、まだまだ従順だったのでしょうね。相手に許可を求める辺り。 でも、6歳も年上のその彼は、まだそれこそピチピチのあたしの発想にはついてけないらしく、即座に却下されました。
昔のあるひ:「じゃさ、じゃさ、あたしの事も『あるぴちゃん』って呼んでいいからっ」 じゅんちゃん:「嫌だよ。呼びにくい」
実際には、あたしの名前は違くて。えー、仮に「あみ」とすると、「あみぴちゃん」と呼んでも宜しくてよ?と交換条件を出した訳ですな。 しかし、それも却下。心の狭い男でした。 まーね。最初のはちゃんと「さん」付けて呼んでたのに、いつの間にやら「ちゃん」になり、その上「ぴ」まで付けられた日にゃ、男の面子が保てなかったのかもしれませんがね。 して、これであたしがメげるハズもなく。 彼は、最終的には「じゅんぴ」と呼ばれ、「ちゃん」すら取られてしまいました。
そんなじゅんぴの昔のアルバムを見た事がありまして。 まだ学生時代のその顔を拝見し、 「肌がピチピチしてた頃に会いたかったよぉ〜」 と文句たれた事がありますな。 これは、今のお相手にも言えます。 あたしが出会うよりも5-6年前に、あたしの友人Hが六本木で出会ってましてね。 結婚披露宴の時だったそうで。 「あの頃は、すんごいカッコ良かったよぉ〜っ 武田真二みたいだった」 と申すのですな。ええ。「あの頃は」ですな。 確かに、今のお相手からは、何の想像も付きません。逆さにしても、無理ですわ。
とか人の事を文句言うあたしですが・・・ へい。言われます。二十歳前後の写真見せると必ず言われます。 「この頃に会いたかったなぁ〜」とか「この子、紹介してっ!」とか。 不思議ですわ。あたし、変わってませんのよ?少なくとも、身長&体重は変わってません。 一つだけ、変わったことと言えば・・・ 20代半ば過ぎまで、何をしようとも、にきびなんぞ出来ませんでしたがな。 それは、それは、何を使ったらそんなにツルツルでいられるのか?と先輩方に聞かれるほどに。 へぇ。なので、手をかけないでおりました。かけようが掛けまいが変わりませんでしたから。 そして、仕事も忙しくなり、化粧を落とさず眠ることもしばしば。 よって、気付いた時には、「きゃぁ〜っにきびぃ〜」と鏡で発見するようになり。 その頃には「それは、にきびでは無く、吹き出物というのです」と指摘されるようになっておりました。
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2002年07月16日(火)
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台風だから? |
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おお!もう4時じゃんっ?本日はこれ以上仕事が来ないことを望む。 とりあえず、本日のイラストはこり。
お猿3変化。ってか、キミ悪ぅ〜〜っ。その前に、魚にはならないでしょう。ええ。
昨日、ナル男の電話をかわしつつ、なんとかかんとか一区切りまでファイル探しを漕ぎつけ、100MGを越えるファイルと70MGのファイルと二つをダウンロードすべく、PCを一晩放置することに決め、ヘロヘロになって駐車場へ向いました。 あたしん家の辺り。田舎認めます。ついでに、駐車場の目の前はお寺さんの大きな駐車場になっております。勿論、お寺さんは丸見えです。 それじゃなくても、街灯が少なく薄気味悪いです。ついでに、台風が近づいている影響で、夜19時をまわった空は、何やら不気味な感じでしたわ。
少しずつ駐車場に近づき、我愛車が見えて参りました。 と、普段なら車のみ見つつ残り2mあるか無いかの辺りで、キーをプッシュしてロック解除し、まっしぐらに愛車の前面を通り抜けて運転席に向います。 んーや?空きません。応答ナシってヤツっすか?更に車に近づきます。 ふっと、左前輪辺りの地面に、手の平大の物陰があります。 ここは、注意が必要です。よく、吹き溜まりなんでしょうかね?枯葉やら空き缶やらを深夜見つけては「なに!?」とビビる地帯なんであります。ロープなんぞが何故か落ちてた日には、もれなく「へび!?」と勘違いするくらい、薄暗いんですわ。 一度はロックに気を取られ、運転席の真横まで行きました。直接キーを挿すのも不愉快なので、もう一度プッシュ。なんとか、今度は反応しました。 購入して一ヶ月の車なのに、もうセンサーがイカれたんかい?と不満気ながらも、あたしは二日酔いの影響で頭が回りません。 回らなかったけれど、そういえば・・・と、先ほどの左前車輪の物体を確認しに戻りました。
手の平大っすからね。えっと、ちなみにあたしの手はデカいっす。並みの男の人には負けません。(かなぴきぃ〜っ) そんな大きさの石ころであれば、車を出した時にいくらタイヤとは行っても、踏んだから嫌なもんですわ。 どけようと思いました。手を使うのが嫌なので、勿論、足で蹴っ飛ばそうと勇んで、その物体に向おうとしました・・・ が、足が止まりました。1m手前で、何やらあたしの頭で「だめよ」警報が発令され、佇む事に。 しばし、ジ・・・・・・・・・・と見つめました。 どうやら、石にしては妙な具合です。どう妙かは分かりませんが、とにかくあたしの第六感が妙だと発しています。 ここは、山に囲まれてます。でも、道路はちゃんと舗装されています。けど、台風の前触れの強風により、山から木の根っこでも転がってきたか・・・? いやいや、違います。何やら、「ドッシリ」しています。そう、コロコロ転がりそうな、そんなヤワな物体では無く、確かにドッシリと。 これは、いつか見た影。なにかの面影。なんだっけなんだっけ?
ああっ!そうそうっ! 実家の庭にあったじゃなぁい?
えー。庭付きの御家庭にお住まいの皆さん。 よく、いらっしゃいますね?7人の小人の置物とか。犬の置物とか。草花と一緒に置かれてる家って結構多いでしょ? 御多聞に盛れず、あたしの実家も犬の置物やら、はにわやら置いてあります。あ、はにわってぇ〜のは、ちょっと変わってますか? そうです。そうです。実家の庭と入り口の塀のところに、まさしく同じ影をあたしは見てました。色んな姿かたちで全5種類くらい居たでしょうかね? そのうちの一点は、あたしが買ってあげた記憶があります。 ええ。そうそう。ファンタスマルトかなんかで見つけてプレゼントしましたよ。 結構、愛らしい顔してますのよ?そのカエルちゃんたち♪
カエルだとぉっ!?
ええ。ええ。そのシルエットはまさしくカエルちゃんですわ。 後姿ね。ドッシリとおすわりになってるカエルの後姿ですわ。 田舎ですよ?都心に比べりゃ田舎ですけどね?田んぼなんて無いんです。畑だって無いんです。道路もバンバン走ってるし、とにかく田舎っつっても、そんなに田舎じゃないんです。 だから、仕方ないです。まさか、カエルが居るなんて。ここに6年住んでて初めて出あったカエルちゃんなんですわ。 しかもね、手の平大。デカすぎですっ!もー。怖いやらなんやらで、声にならない悲鳴っていうのも体験しましたわ。
それでもね。やっぱりカエルを見たことないもんで、半信半疑だったんす。もしかしたら、置物かもしれないし。 ちょっと、足で砂地を蹴ってみました。ほんの少しだけ、カエルちゃんにかかったかな?ぐらいに。 ビクともしません。 じゃ、ってことで、もうちょっと力強く地面を蹴ってみました。今度は確かに砂がかかったはずです。 微動だにしません。 ってことは、やはし置物?疑いたくもなります。でも、恐怖心が先立って、あたしは近寄って確認が出来ません。 20cmぐらい近づいてみました。あきらかに、人間の気配を感じるハズです。 動きません。息すらしてるか分かりません。っていうか、そこまで見えるハズない距離ですかね。 更に、今度は石ころも大勢混ぜて蹴り飛ばしてみました。 ダメっす。ムキになって、更に3回。大量に砂利がかかったハズです。
なぜに貴方は動かないのぉ〜〜っムきーっ!
・・・・・・ピクっ
ぎゃーぎゃーぎゃー動いたよっ!動いたってばっ! ね?ね?やっぱり、本物のカエルでしょ? さて。カエル。蛙と書いてカエル。手の平大であってもカエルですわ。人間の方がデカイっすね?強いっすね?逃げますよね? 如何様に逃げると想像なさいますか?カエルちゃんです。 カエルぴょこぴょこみぴょこみょこ。合わせてぴょこぴょこむぴょこぴょこ。 ほら、やっぱり。飛ぶでしょ?逃げる時は特に飛ぶでしょ?小さい時、緑カエル捕まえるのって苦労しましたもの。ぴょんぴょんしちゃってさー。 逆に言えば、大人になって虫達が苦手になってからというもの、彼らは飛ぶから、余計に恐怖なんすわ。
そのカエル様。もー数回の砂利攻撃に身じろぎせずに居たお姿は、カエル様とお呼びせざるを得ないでしょう。 ピクッのあとは、またもやジーーーーっと動きませぬ。もはや、この物体が生きたカエル様であると知ったからには、逆に車を出せません。運良くカエル様は、狙ったかのように左車輪のまん前におられます。 いくら、右にハンドルを切って出るとは言っても、未熟なあたしにはカエル様の命を賭ける度胸はございません。 仕方ないので、もう一撃。砂利を今までで最大量ぶっかけました。
その瞬間!動きました。ええ。動きました。 心の中で、ギャ―ギャ―悲鳴を上げながら、あたしは運転席に逃げ込みました。 ぴょんっ!って飛んだから? 違います。いえいえ。飛ぶのは、あたしも知ってます。人間知ってる事に対しては、免疫がございます故、例えゴキブリが向ってきても、これほどまでに驚いたりはしませんってっ! だって、だって、そのカエル様はぁ〜〜〜(号泣)
四足で歩いて行かれるんですぅ〜〜っ
知ってます?カエルが歩くって知ってました? えっと。よく休日にある風景ですよ。奥さんが掃除していて、寝転がってる旦那さんに「あんた、邪魔!」って言うと、旦那さんは面倒そーに、のそのそ四つん這いになって移動しますよね? あれっすよ?右手を前に出してー、左足を前に出してー、左手を前に出してー・・・のそのそのそーっと しかも、その足ときたら人間の足の親指より太いんすよっ! すんげー怖いっ!すんげー気持ち悪いっ!けど、見届けないと轢いちゃう方がもっと怖いっ! まじ、心臓バクバク言いながら、フロントガラスからカエル様を見送りました。
人間、怖い体験をすると、逃げ込んでもなかなか安心できないものです。特に、虫とか、爬虫類とかの小さいヤツ。 一緒に車に入ってないか?とか落ち着きません。居るわけないと分かってても、一通り、車の中を点検し、カエル様が左窓から見届けられるぐらい歩かれるのを待って、車のエンジンをかけましたわ。 して、気を落ち着かせ一刻も早くこの駐車場から立ち去りたいっ!とサイドブレーキをおろしたその時・・・
いや〜んっ♪右斜め前に、同じシルエットが居んじゃんねぇ〜? もーいやっ!何が何でも、早くこの場を立ち去ろうっ! 心に決めて右にハンドルを切り、駐車場を出るところで、そのシルエットがライトに浮かびあがりましたの。 ええ。やはし、カエル様でした。ちょっと小さめ? あたしは、怖いながらに想像いたしました。 きっと、あたしの車の前のカエル様は、旦那様であったのでしょう。 後からくる、カエルの奥様をお待ちになられて居たようで・・・ 「男は黙って・・・・」まさに、3歩以上だけど後ろを歩く奥様を待つ、今時珍しい寡黙なその背中。そのお背中に、あたしは砂利をかけて追い払ったのですわね。 すみませんねぇ・・・
しかしだ。あたしはその後のラジオで「台風が明朝東関東を云々」を聞き、ものすごい不安に襲われたのですわ。 6年間。見たことの無いドデカイカエル様。しかも、つがいで現れるっ!しかも、カエルなのに四足で歩いておられた。 こりは、天変地異の前触れじゃございませんこと? もしかしたら、明日の朝になったら、山が崩れていたとか。家が流れていたとか。ありえる地形なだけに、かなりの不安を抱えてお相手の家に向かったのですわ。 して、着いて早速お相手に御報告したところ・・・ 「うしガエルは歩くんだよな〜」と暢気な答えが返って参りました。 そうなの?知らなかったわ。 さすがは、元はやんちゃな少年時代があっただけあるわね。物知りだわ。
結局、本日も朝早くから宅急便が届くことと、仕事があることで7時過ぎには自宅に舞い戻って来たわけですが、何事も無く。 夜中中動いていたであろうネットは切れていたけれど、朝の4時にダウンロード完了していたようで。良かった良かった。 しっかし、その後、10時頃からすごかったですな。雨風が。 あたしん家のトイレの水がボコボコいってましたわ。 逆流してくんじゃねー?とか、かなり不安でしたけど、なんとか水も引いたようで・・・ってか、あの程度でそんなんじゃ、あたしの家って、やっぱり台風の時はヤバクねか?
今回の台風による被害は、母上が携帯電話を水溜りに落としたことくらいかしら。 これで、何回、彼女は携帯を水没させたのだろう?
そういえば、台風の前って毎年、何かしら我が家に来てたわね。 ある時は、女郎蜘蛛。ある時は、ヤモリ君。 外は嫌なんだよね。だから、非難してくるんだよね。でも、あたしにとっては迷惑なんすわ。 今回は、家の中じゃなくて、外での目撃だっただけ、良しとしよう。
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2002年07月15日(月)
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月曜の憂鬱 |
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月曜日。今回はイラスト抜きで。
夜中にアイスを食べた後、まったく眠れずに朝を迎え、いつもより1時間半早く帰宅し、仕事に取り掛かる。 「明日の早い時間に欲しいなー」とのメッセージを受け作業をしたところ、ものの30分程度で仕事が終ってしまう。 始業時間より早くにメールで納品したにも関わらず、電話の一本も昼間で掛かって来ないのは、急ぎと言った本人が、寝坊していたからに違いない。 あたしの朝の時間を返せっ!
日曜にしこたま飲んだつけは、寝不足と二日酔いとなりあたしを襲う。 二日酔いのデロデロな胃にカフェオレをガンガン入れる辺り、あたしは間違っているのかもしれない。おかげで、気持ちの悪さは一日中免れなかった。
二日酔いには、とりあえず物を食べろと言うけれど、あたしの冷蔵庫にはカレーパンしか無かった。二日酔いにカフェオレ&カレーパン。どうよ?この組み合わせ。 きっと、胃は「おまえ!嫌がらせすんなよー」と叫んでいたに違いない。
ついでに、原因不明に背中の背骨の一個だけが、触ると妙に痛い。背骨の一個だけっていうのは、如何なることか?思案するが答えが出ない。明日も痛ければ病院に行こう。レントゲンマンだと覚悟を決める。 が、ふと思いつく。姿勢の悪いあたしが通常の状態で壁に寄りかかったら、そこの一個だけの骨が当たるんでは無かろうか? 確か、飲み屋の壁は下半分が木であり、ちょうどその背骨の一個だけが当たっていた気がする。 酔っていたので、座っていてもグラングランしており、その時は痛みは感じなかったが、多分、その背骨一個だけを結構強打していたに違いない。
もう、今日は他に仕事無いかしらん?とさくらんぼを作成していたところ昼過ぎになり。 あきらかに、金曜日の打ち合わせで持って帰って来た仕事を、今日になって言い出し、「最近ドライブしてる?」と暗に「取りに来い!」という社長は嫌なヤツである。 金曜の夜は無理としても、土曜も日曜もあったのにギリギリになって言うのは何なんだ?しかも、不親切な客からの依頼で元のPDFすら無く、印刷されたコピーを見ろという辺り。そのカタログから、勝手にWEBに行ってファイルを探せという見事な不親切ぶり。発注されるかどうかも分からぬ見積の段階で、こんなに手間がかかるのは、絶対的に嫌がらせに違いない。 しかも、あたしは二日酔いだ。頭がフラフラ胃がムカムカ運転なんて出来やしない。かれこれ1時間以上かかるのに、絶対に行きたく無い。 よって「具合悪いんす」とお断り。結局、カタログナンバーがあるってことで、それをメールでもらって探すことにて一件落着。
一件落着ではなく、それからがあたしの大変さが始まる。日記は勿論書く暇なし。 英語のHPなんぞ、あてずっぽう以外の何物でも無いあたしが11個のファイルを探すのが如何に大変であるか。 結局、3つしか同じNOのものは見つからず。 しかも、それらの作業ファイルをダウンロードしようとしたところ、何考えてるんだ?圧縮してあるのに「100MG」越えてるじゃんかよっ! ADSLに乗り遅れている自分を呪うことにし、ダウンロードは夜にまわす。
ファイルがありませんが?と報告するも、もしかしたらバージョンアップされてるかもしれないとのこと。番号が変わってるってわけね。 ってことは、全てのファイルに対して中味を見ないと「あるのに無い」と言う失礼を犯すことに。 仕方ないので、一つ一つのタイトルからまた見直す。とにかく、目が回る。冗談良子さんと善しの助さんがきっと居たに違いない。 それでも気合でバージョンアップ版らしきファイルを2つ見つける。が、おいおい!PDFなのに、7MG越える大きさって、ぜってー嫌がらせだろっ! が、ダウンロードしないことには確認も出来ないので動きが遅くなるの覚悟で落とす。
大体、二日酔いで画面の文字なぞを目で追うのは御法度だ。でも、あたしは仕事人だーっ!コン畜生根性で頑張ってると、母上から電話が入る。 毎度のことながら、自分で考えてもいいのに人にアドバイスを求める。二日酔いで食べ物を見るのも聞くのも嫌なのに、二週続く宴会の料理の話をするあたしは、かなり偉いと思う。 その母上に「鬱だ鬱だ」「不調だ不調だ」と言われても、「それは湿気のせいだ。みんなそうだ」と慰め、「あたしは父上と義兄がグルグルして眠れないわ、二日酔いで食べ物なんか考えたくもないわ、それどころか仕事で目がまわってるんすけどねぇ?」と言わなかったあたしは、仏様に近いと思う。 そんなあたしに「あるひちゃんは、いつもマイペースで、明るくていいわね」と言った母上は、嫌味ではなく、多分尊敬されているのだと思う。 その尊敬しているらしい娘に電話をしてきて、開口一番 「くだらない親ですみませんねぇ」と言った母上は、謙虚で健気で相手にせざるを得ないというあたしの弱点を突いている物と思われる。 誰だって、弱気な相手には冷たくできなかろうが。
もう、すでに時刻は終業時間を迎えようとする辺り。早く決着を付けて横になりたい。何より、ご飯を食べた方が良いと必死になっている時に、例のナル男から電話が入る。 ナンバーディスプレイなので無視しようかと思ったが、条件反射で出てしまう。 「忙しいのか?」と偉そうに聞かれ「ああ、忙しいし、二日酔いで具合が悪い」とアピールするも虚しく、電話を切ってはくれない。 「この間、北海道いってきたよ」とナル男が言うので「その報告の電話なんだろ?」とスバっと指摘したやったのに、「いや、単に移動中だからさー」と本気でムカつく理由で電話をしてきたことが判明する。 「お土産は無いんだけどね」というナル男に対し「期待してなかったから」とあっさり答えるあたしは、お前の惚気を今日は聞かねーぞオーラを発したつもりである。 大手に勤めるナル男の財布事情を知っているあたしは、ヤツの年収があたしを超えることは知っているし、ボーナスが100万を越えることも知っている。ついでにあたしは不況によって、今回は寸志程度しか手に入らない。だのにヤツは「ボーナスがよー、去年の夏と比べて25万減ったんだよなー」とのたまう。 ついでに、北海道にて25万使ったと言うので、「ぴったりじゃん?」と何で減った額と遣った額がピッタリでいいのかは分からないが、とにかく面倒だったので教えてあげる。 25万減ったところで、とりあえず90万以上はありそうなナル男のボーナス話など聞いても腹が立つだけなのに、ヤツは構わず愚痴りはじめる。あんなに働いたのにとかなんとか、転職してやろうと思ったなどとほざくので「他の会社に行ったら、もっと酷い目にあうぞ」と身の程を知って欲しくて忠告する。 「そうかなぁ・・・」とピントがずれているらしきヤツにさらに追い討ちをかける。「アンタんとこの会社は、どうせ倒産しないけど、他の会社は倒産すんだぜ?」と。 すると「倒産しないと思ってるヤツが一杯いるから、お金ガンガン使ってるらしいよ」と大手ならではの回答が返って来る。大体、大手ってヤツが嫌いなあたしは「アンタんとこなんて、銀行と一緒で、潰れそうになったところで再生法だかなんだかで潰れやしないじゃねーか」と日頃の世の中の鬱憤をぶつけてみる。 ざけんな。テメー気分だ。
そろそろ、電話がとにかく切りたくて「恋人とも順調で何より」と終盤に差し掛かろうと試みる。が、「おー、なんか名古屋に転勤かもしんねーって言ったら、付いてく!って言いやがってよー」と、あたしには名古屋に結婚して行くんだ宣言してたくせに、さも迷惑そうに惚気やがる。 「ああ、そう。だって結婚するって言ってたじゃん?」とと当然じゃんかと言い放つと、「でもよ、名古屋の話は無しになったんだよな」と言いやがる。 だったら、最初から「名古屋は無し」の一言で報告はいいじゃねーかっ!結局惚気たいんかよ!と言いたいのを我慢して、「あらぁ、残念ねぇ」と嫌味タップリに、遠くへ行けば、電話代がかかるので惚気を聞かなくて済んだのにさーという気持ちを暗に込めて答える。 「そっちはどうよ?」社交辞令かのように、あたしの方へ質問をする。「いや、変わらずよ」と面倒なので答える。「変わり映えしないのかっ!歳だなぁ〜」と本当にこいつ、神経逆撫でするよなぁと感心するような返答に対し、「なにごとも無いのがなによりなんだよ」と声を殺してなんとか返す。
最後の最後にお互いの恋人状況で締めくくるはずが、まだ話は続く。移動時間を全てあたしの邪魔で潰そうって魂胆らしい。 「最近、メッセはじめてよー」今ごろメッセデビューらしいが、相手がなんと彼女だと言う。しかし、あたしは決して「あたしもメッセ持ってるよ」とは言わない。 毎日惚気聞かされて、仕事の邪魔されたら堪らんからのぉ。 しかもヤツ等は、音声付らしく、マイクまで買ったらしい。ハッキリ言ってしまえば、ヤツ等カップルは大した距離ではなく、多分市内通話の範疇かと思われる。だのに、「おう。これやるとな、電話代かからないんだよなー」と威張る。そりゃ良かった良かった。 メッセから今度はHPの話になり、ナル男がHPを更新したと言う。「全然見てないし、もう閉鎖してると思ってたよ」と興味ナシをアピールするあたし。 更には昔のチャット仲間が痩せたのなんだのと、これまた興味の無いことを言い出す。大体、今だにチャットをしていたこと事態が、あたしを驚かせる。チャットのヤツラをバカにしきってるナル男なクセに、結局、抜けられないらしい。 しかも、関西オフがどーのと言い出し、欠席すると申すので「そりゃそうだろ。遠いし」と言うと「いや、前は行ってたんだけどな」と答えるので「今は、彼女に金がかかるからな」とピシャリと言ってやる。 嫌味だ。嫌味に決まってる。普通は嫌味と気付くはず。だのに、ナル男は「そーなんだよなー。前と事情が違うんだよなー」と嬉しそうだ。仕方ないので「人は月日と共に事情は変わるからな」と訳の分からない締めくくりを口にしてみるも、無残に打ち砕かれた。 「でもよー、最近、なんだか機嫌よくってニコニコしてるからいいんじゃないの?」これまた、なんでそこ行くかな?彼女の惚気だ。そりゃそうだ。北海道旅行全額支払ってもらって、殆どのデート代を男が持ち、更にはプレゼントだなんだと買ってもらってて機嫌が悪い彼女がいたら連れてきて欲しいわ。もれなく蹴っ飛ばしてやるからさ。
とにかく、そんなんでナル男との長い長い不毛な会話は、ヤツが事務所に着くまで・・・と思いきや、「事務所ついたよー。ネット上げて・・・」とまだ続くらしい。ネットの話はもう勘弁だ。ネットで知り合ったナル男とあたしだが、もうその頃とは違う。あたしは、その頃のネットの誰とも今は関わっていないし、大体、HNも変えてるんさ。 だのに、ヤツは「あれ、変わったな」と急に言い出す。あたしが放置しているHPのとある一ページの画像らしい。 「ああ、あれ、放置してるし」話を打ち切る方向で答える。しかし無駄だ。「え?でも変わってるぞ?」とさらに言うので「変えたのなんて、数ヶ月も前だ」とぴしゃりと跳ね除ける。跳ね除けてるのにヤツは「いつからかは分からないけどな。前のなんだっけ?かぼちゃが無いぞ?」と言い出す。「それは、かぼちゃじゃなくて、みかんです」と思いっきり間違いを指摘すると、ナルであるからして、自分のボケをさも嬉しそうに笑い出す。
最悪だ。とにかく、30分は電話が切れなかった。 「そうそう、土曜日は何してた?」とこれまた唐突に聞かれ「何も。多分仕事」と嘘をつくと「そうか。請美(彼女の名前)が居なくてよー、暇だったから顔でも見に行こうかと思ってたんだよ」と、あたしに会いに来ようとしたことを告白する。 「いいよ。土曜はゆっくりと休むのが一番だよ」とあたしは答える。暗に「惚気話は聞きたくないので、あたしは結構です」と含めて。 これは成功したらしく、「そうだよな。そう思ってゆっくり寝てたよ」と返ってきた。 して、またも唐突にナル男が言い出した。「ご飯は?」と。「まだ、夕飯には早いんじゃねーの?」と投げやりに答えると。「え?今、もう5時だろ?」と言う。 大体、夕方5時にご飯食べるんは、さざえさん一家とか、ちびまるこちゃん一家とか、そんな感じの家庭だって早いと思うんですがね。 「いえ、6時になりますが?それにしても夕飯には早いだろ」と時刻を訂正してやると「そうかなぁー」と天然を装ったボケが返って来る。 そこで、やっとこさ良い区切りを見つけたあたしは「もう終業時間だ。急がないと」と電話を切りたいニュアンスをたっぷり染み渡らせる。 そして、やっと電話を切れた。
疲れた。大いに疲れた。読んだ貴方もこってりお疲れ。
この後、駐車場でビックリしたが、それは本日火曜日に書くことにする。 早く書かないと仕事がくるかも〜(焦ってまで日記書くなって!)
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2002年07月14日(日)
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日曜日の嫌 |
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たった二日、日記を書かなかっただけで、書こうと思う事が頭に沢山になって、結局何も書けない気がするのは何故? 珍しく仕事が大変で書く暇もご飯食べる暇もありまへんでしたがな。 ってことで、日曜月曜本日の昼までの統括を腐った気分で書き連ねます。
いや、なに。湿気のせいさ。台風のせい。何もかにもが「嫌がらせ」に感じるのは。 とりあえず、昨日の午前中にサクっと作ったやつ。
えーっと。さくらんぼ猿です。カチカチボールを思い出して作りましたん。 では。本題。何故にさくらんぼかも出てきます。
日曜日 早起きのお相手が、洗濯機はまわすは、居間でテレビを見るはで目が覚めた。 目が覚めて「貴方は、一体何時から活動なさってるので?」と質問したところ 「7:30。俺、これから野球観に行って来るから」 と、勝手にあたしを目覚めさせといて、一人で出かけたのは嫌がらせに違いない。
仕方なく起き出し、前日からの約束であったランチに行くべくシャワーを浴びて待ち望んでいたところ、昼過ぎてやっと帰ってきたお相手が 「負けちゃったよぉ〜っホームラン3本も打ったのにぃ〜」と泣いていた。 「すごいね。それでも負けちゃうわけ?」と尋ねると 「そのうち2本は敵のホームランなんだけどね」と、絶対に間違っている日本語で、あたしのスッキリした頭を混乱させたのは、嫌がらせに違いない。
珍しくお出かけということで、数週間前に買った服でおめかし。が、試着して買ったハズのジーパンが何故かパンパンに。 そこで、お相手が「お前、太った?」とニヤケつつ、「髪の毛はそれでいくのか?」と伸び放題でまとまらなくなった頭を正しく指摘する辺り、確実に嫌がらせに違いない。
街に繰り出しランチタイム。バイキング形式よって食べ放題。隣の席は娘っ子一人の3人家族。よく食べる。3人一緒に席を立ち、それぞれ両手に皿を持って帰ってくる。 計6品の往復を、あたしが一皿食べるうちに3回は繰り返していたのは、暗に「お前、食べるの遅いじゃん?」を含んだ嫌がらせだったに違いない。
せっかくの食べ放題。ドリンクバーも頼んだけれど、ここ数週間に及ぶ不摂生によって、胃がすっかり小さくなっていた矢先にランチに誘ったお相手は、きっと嫌がらせだったに違いない。
デザートのアイスが、大きな入れ物ごとであり、クルクルと丸くとる器具で取る形式になっていた。あたしは、アイスクリーム屋でアルバイト経験は無い。 よって、ヘタクソ。しかも、器具の固いこと固いこと!せっかくアイスを詰め込んだのに、皿にポコっと着地できず、スプーンで書き出す始末。 あたしの握力が、18しか無いのをバカにした嫌がらせに違いない。
そのアイスを、スプーンで書き出していたとき、背後にさくらんぼがチラチラする。どうやら、あたし待ち(アイス待ち)の人間らしい。 待っているのはいいけれど、これ見よがしに背後に立つのは嫌がらせとしか思えない。 だけど、めげすにもう一つ。お相手の分も取ったあたしは偉すぎる。
アイスを持って席につき、「大変だったぞ」と報告した矢先に、例のさくらんぼが隣の席に戻ってきた。 「ほら、簡単にアイスなんてとれるのよ」と言わんばかりの嫌がらせに違いない。 大体、今時、ピンク地に大きなさくらんぼ柄のツーピースだなんて、ほんと嫌がらせとしか思えない服装のババーだ。
そのさくらんぼババーが、「あんま美味しくない」という娘に対し、「じゃぁ、ジュース飲みなさい。何十杯飲んでもいいのよ」と勧める辺り。テーブルには満杯に皿たちが並んでいるその様。 卑しい卑しくない、エゲツ無い品が無いの問題を越えて、「私たち、普段ロクなもん食べてないから」というアピールかのようで、それは、旦那に対する嫌がらせか?と思ったが、旦那も酷いくらいに食ってたので似たもの夫婦を見せ付けたかったんだろう。
帰り道のホテルの教会から、新郎新婦が出てきた。「きゃ〜っ新郎がホストみたいよぉ〜」というあたしをその場では無視したクセに、車に乗った途端 「ジャンジャカジャーン」と合唱を強制したお相手は嫌なヤツだ。 しかも、「合唱してくれるのは、あたしくらいなもんでしょ?」と鼻高々に心の広さをアピールするあたしに対し 「残念ながら、違います」と、あたしが本当に残念がるのを予測して答えたヤツは、相当嫌がらせのプロに違いない。
狭い道をガンガン走るお相手に、新車であるからしてヒヤヒヤし、「危ない」「ゆっくり」「ぶつかる」を連呼するあたしに、「運転中にそういう事言わないでくれる?」とお相手が警告するにも関わらず、「だって、新車だし。ほら、あぶないよー」とまだ言うあたしに、嫌がらせをしているつもりは無い。
お腹パンパンで家に着き、速攻でお相手がトイレに入った途端、あたしの携帯が鳴った。「ねぇ、お茶しない?」ともう水一滴も入りそうにないあたしに電話してきた友達は、多分嫌がらせのつもりは無い。 念のため、トイレのお相手に「お茶してくるぞ」と確認すると、便座に座ったままの状態で戸を開け、その友達に質問をしたお相手は嫌がらせでは無く、単に羞恥心が無いだけに違いない。 その羞恥心が無いにも関わらず、話が済んでもトイレの戸を閉めずにいたクセに、手に紙を持ち、お尻を浮かせたところで「にやっ」と笑い、慌てて戸を閉めたお相手は、やっぱり、お尻を拭くところは見せられないぐらいの羞恥心はあるのかもしれない。 が、出てきたところで「お尻拭く所は、さすがに見せられないのか?」と聞いたあたしに対し、「いや、そこまでは見せない方が良いと思って」と今更教養番組ぶった答えを出したお相手は、単にケチなだけなんだと思う。
「10分後には出るから」という友達の言葉を信じ、それでも15分後に出て行ったにも関わらず、店で30分も待たされたっていうのは、いつもの事だから仕方無いと思いたい。 店の前が駅であるからして、今時の若いねーちゃんが肌の露出度最大にして沢山通るのを眺めていると、友達同士と思われる片方の姉ちゃんの肩ヒモワンピの背中から、白いタグが顔を出しているのを発見。 あきらかに、上から見てもタグであり、あきらかに後ろにいる友達も気付いているにも関わらず、絶対に教えてあげないその姉ちゃんたちは、実は友達では無くライバル同士であるに違いない。あたしの方が綺麗じゃん?みたいな。 そのライバル関係を考えている時に、やっと友達が駅向こうから姿を見せ、あたしに手を振った直後、やっぱりタグが出ている背中に視線が釘付け。 店に入ってきた途端に「タグでしょ?」と聞いたあたしに「そうそう」と答える友人は、説明無くとも話が通じる仲である。
お腹一杯のあたしの目の前で、こってり甘いパフェなんぞ食べるその友人は、嫌がらせではなく、きっと妊婦なんだからってことにしておく。 その友人の旦那が電話をかけてきてた時に、実は店にいるにも関わらず「今、商店街なんだ」と答えた友人は、嘘をついた訳ではなく、「商店街の中の店」という言葉を短縮しただけだと思ってあげよう。 その旦那が「海パンどこ?」と尋ねたらしい電話を切った後に、カバンに携帯を仕舞おうとする友人に、「またかかってくるよ。」と教えてあげたあたしは、半分嫌味のつもりである。 案の定、それから3回も旦那から「どこにあるんだ?」電話がかかってきた辺り。あたしは、素晴らしく人の旦那を知ってるものだと感心する。
夜、結局またもや飲みに出かけ、いつも以上の量を何故か飲んでしまってから、大した知り合いでも無い人たちと映画の話。 トム・ハンクスの話になって、「プライベート・ライアン」の彼の演技は最高だっ!最後の撃たれるシーンは迫真だ!と言うあたしを、「こいつ酔ってるから」とあしらったお相手は、本当に嫌なヤツだ。 どこがどう素晴らしいのかを説明しようとして、ああ、酔ってても言えないわ・・・と、本当なら馬鹿にされてるので、頭に来て、同じ表情をお前たちは見たことあるのか!あたしと同じ体験をしたことあるのか!と言いそうになったところで、理性を保ち黙ったあたしは、かなり偉いと思う。 飲んでる席で、しんみりしなければならない話は、してはいけない。
しこたま酔って、飲み屋を出てから「腹減った」というお相手は、嫌がらせでは無く、単に大蔵省であるあたしに遠慮して食べなかったらし。 で、いつもより遠回りであるセブンイレブンでおにぎりを購入し、ついでにあたしが「牛乳とコーヒー」の計2本のデカイパックを買ったのは、嫌がらせのつもりはない。そこから徒歩20分は歩くというのを分かっていても、それをなんだかんだと言いつつも相手が持つのだと知ってたとしても、「明日、車でコンビニ寄ればいいじゃんかー」と文句を言われてたとしても、あたしは朝、コンビニに寄るのは車であるから余計に、面倒で好きじゃない。
大酔っ払いと化したあたしは、テレビが付いているにも関わらず眠りに入り、しかしその2時間後には強烈な喉の渇きで目が覚める。 やはり、ビールだけが良かったかもしれない。安い焼酎はダメだと一人でアイスガイを暗闇の中でガシガシ食べ尽くす。すると「ね?お酒飲むとアイス欲しいでしょ?」と自慢気にお相手が聞いたのは、普段、あいつがアイスを一日に何本も食べ、この日の前日もそれで喧嘩になって、あたしが頭にきて自宅に戻ったことに対する挑戦状に違いない。
飲み屋でトム・ハンクスの言葉を飲み込んだせいか、病院での父の姿、父の側に座っていた義兄の姿が頭を駆け巡り、眠れなくなってしまったのは、多分、お盆が近いからに違いない。
土曜日にくるハズだった仕事を日曜の夜に送られ、結局、月曜の朝も早くから作業をしなければならなくなったのは、社長の都合以外の何物でもない。 それにも関わらず、いつも以上のお酒を飲んで眠れなくなったのは、あたしの最大の失態だ。
月曜につづく。
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2002年07月13日(土)
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ごろごろごろごろ |
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ああ・・・・・ 予測はしてたけど、本日土曜日に仕事は上がって来ず。 「明日は予定入ってるわけ?」と社長殿に聞かれ、別に特別はございませんが・・・ 言いよどんでみると、月曜の朝早くから取り掛かれば出来るっしょ?とのこと。 ええ、多分。きっと。出来ると思いますよ。超特急で昼までに上げますよ。 ってことで、大抵はお相手の家でビデオ消化にあてる大事な土曜日を、家で何をするでもなく過ごすあたし。
うむ。やはり技術不足が目立つ作品でございまし。 いいのですわ。スム〜ズにゴロゴロなんて、あっしには似合いませぬ。 人生は凸凹の連続であります。坂道に身を委ねたとて、気持ちよさげに下れる訳ではありませぬ。
我人生において、最大の甘えといえば、ゴロゴロ出来る事なんだなぁ・・・と常日頃思います。 おばちゃんの膝に乗っかってる猫が、ナデナデされて喉をゴロゴロしてた日にゃ、羨ましくて代わってくださいと懇願したくなります。 よく、犬派猫派って言いますな?あたしは犬派です。 して、犬系猫系って言いますか? よく、女性を表現するときに「猫っぽい」とか言いますわよね? 聞くのは、彼女にするなら犬っぽい方が良いけれど、憧れるのは猫っぽい女だとかなんとか。
あたし、勘違いされる事多かった気がしますな。 あたしは、犬です。占いHPを徘徊すると 時には「忠犬タイプ と診断されました」 時には「あなたを動物に例えるとイヌさん」 と出た結果にガックリする人間です。
要は忠犬ハチ公ってことです。結局、飼い犬な人間です。 決して、野良にはなれません。野良のフリをする飼い犬です。 だのに、「猫っぽいよね。気まぐれで」なんぞと言う理由で好かれても困るんですわ。 そりゃそうさ。あたしは、他人には気まぐれ通しますわ。だって、他人ですもの。 自分のペース通すので、それが気まぐれに見えたとしても、仕方ないですわね。 でもね。あたしは、所詮飼い犬なんす。他人の中にいる時のあたしは、一匹で散歩に出ている状態なんですな。 飼い主やその家族が居ないから、のんびり気ままに行動しているだけなんす。
例えば実家。 あたし、実家で横になることが出来ません。ここ数年、ほんの少しだけ出来るようになりましたけどね。横になってる自分に違和感を覚えるんすわ。 ええ。過ごしておりました。あの実家には、高2の時から3年ほど。 あら?びっくり!考えたら、住んでた期間ってそんなもんだったんすな。 まー、それじゃぁ慣れて無いから・・・ってことではなく。親の家で「ゆっくり」って感覚をあたしは持てない性分でして。 実家でゆっくりしてこよ〜♪って世間の友達は申しますが、実家はどこよりも神経を遣う場所なんですわね。 かと言って、我姉妹宅も、別家族であるので、やっぱり無理ですな。 友人宅はもっともっと気を遣いますね。横にはやっぱりなれません。 あたしの友人達は、あたしの家に来ようが、別の友人宅に行こうが「横になっていい?」ってなもんで気楽そうです。 本来なら、それでいいんだと思いますわ。
家族・友人・恋人の前では、誰もが気楽でいるのが、通常であり理想系なんでしょうね。 いやいや。あたし、別に心を許してないとか、そんなんじゃありません。 習慣でしょう。単なるクセです。嫌なクセです。 遠慮とか、気遣いとか、そんなんでもないですわ。ほんと、クセです。 基本的に、あたし、口から出る言葉や態度はデカいかもです。 だから、単に、落ち着かないんですわ。誰と居ても、それなりに落ち着かないんですわ。 「何かをしなければならない」っていう、一種の強迫観念って言ったら大袈裟よね。 でも、そんな感じです。 電話は、会話が途切れてはダメ。これはね、せっかく電話してんだから当然の配慮とあたしは思ってますわ。 お茶しててもそうですな。会話は重要です。楽しく笑える話に漕ぎ着けたいと思います。 一緒にテレビを観てたとしても、テレビに集中できません。側の相手の気配に半分は気を取られてます。 まーそんな感じで、結局、あたしは親しい人の中であればあるほど、どこに居ても「自分のしたいように」ってことが出来なくなる訳で。
普通は逆ですかね?他人様の中でこそ、気を遣ってみるんですかね? こんなんだから、初対面の人に「変わってる」とか言われちゃうんですかね? 不思議なもんで、通常は、親しくなれば成るほど、甘えが出るもんなんでしょうがね。あたし逆でして。 親しくなれば、それだけ相手のことが気になるというか。 だから、飼い犬なんす。飼い主の言動を見て、夫婦喧嘩を食っちゃうような犬なんす。 そうそう。我が家の飼い犬じゅんも、夫婦喧嘩食ってました。だって、眉毛は無いけど、あるかのように「ハ」の字状態の困った顔してましたしね。 飼い主第一主義なんですわ。 あ、けど、だからって人と居て、常に疲れてる訳でもなく。あたしにとっては、それが普通なんでなんともないんですけどね。十分に楽しんでるし。
そんなんなんで、今のお相手と居るって訳で。 それでも、お相手に「まるで、お前の家みたいだ」と泣かれていても、 あたしなりに「ああ、こいつが居るから」っていう理由でしたいようにの半分くらいは気を遣ってるんですがね。 お相手じゃなかったら、多分、あたしは彼氏の家であっても、横になれない人間なんだと思いますわ。 まして、今でも出来ないのは、相手が起きてるのに自分が眠る事。 お相手が、たまたま早寝早起きなんで、先に眠ってくれるからいいものを、夜更かし型の人間だったらどうするんでしょ〜ね? そのクセ、最初はお相手が出かける朝6時には起きてたのに、今では行ったのさえ気付かない状態。 でも、休日一緒の時に昼寝をしたくても、相手が起きてたら出来ないんですわね。 だので、土曜の、相手が居ない時間に、ゴロゴロしてビデオ消化し、相手の家で昼寝するのが、あたしにとって何より嬉しく、最高の贅沢なんですわ。
えー。自分の家があるんだから、自分の家でゴロゴロ・・・とすればいいのでは? ごもっともなご意見で。 しかし、仕事場を同じあたしの家は、どうやらあたしの中では職場になってしまったようで。 横になるのは、お相手の家って決まっちゃったみたいなんすよねぇ・・・
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2002年07月12日(金)
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今、何処・・・ |
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へーだ。今日は暇こいてるっすーだっ けど、明日は休日出勤でお仕事ですよーだっ(ヤケクソ) 暑いざんすねぇ。本日、暑中お見舞い頂きやした。ってことで。
えーっと。セミ猿です。動きが細切れでも気にしない方向で。技術不足でございまし。 宜しければ、これ貼っつけて暑中お見舞いなんぞ如何?人格疑われること間違いなしっ!
人格と言えば・・・関係無いですが、昨夜お相手がいきなり寝言で申しました。
「1cm のものが出来ましたっ!」
一体全体、何をお作りになったのか検討も付きませぬ。なので、聞いてみました。 「それは、社長に申しておるので?」 すると、
「社長は俺だっ!」
と威張ります・・・・・・えーっと、社長は社長でも社長は辛いよって感じの下請け社長なんでしょうかね。 フリーという立場が、ある意味自営業者=社長と申すのであれば、あたしも多分、「辛いよ社長」になるかと。 下請けは、辛いっす。あたし直のお客さんであれば、文句の一つも言えるんすが、元受ありのお仕事の場合、元受社長の立場を考えて何も言えないのが辛いっす。
さて。本日のタイトルはなにやら仰々しいのですが。 実は「あの人は今・・・」としたかったのですが、あたしが御気に召してる日記さんのタイトルであるので遠慮してみました。
先程、我最大の収入源であらせられる元受社長殿より、仕事のご連絡がございまして。 よって、冒頭の愚痴が出現した次第でありますな。 この社長さん。仰ることが毎度の事ながらステキです。 「今日は、俺、3時に出るんだけどさー。その後呑みだから、明日の作業ってことで」 へぇへぇ。いとも簡単に月曜納品の品の作業を「呑み」という理由で投げて下さいます。 毎度のことです。慣れてます。っていうか、社長さんは元同僚なんですな。 して、本日の「呑み」とやらは、その同僚時代に同じ会社の部長さんだった方が、定年退職されるということでパーチーなんだそうで。 ああ、あたしも行きたかったかもぉ〜〜っ その部長さん。部署も違うし、関連会社っていうだけで本来なら接点は無かったんすけどね? あたし、酒が呑めるからでしょうか?いっつも部長族と男性社員と、まぁ言うなれば呑んべぇ連中と共に紅一点で呑みに行っておりました。
今は、その会社は消滅してまして。へぇ。倒産したのか、それとも社長が消えうせたのか知りませんがね。 あたしが最初にその会社を辞め、その後芋づる式のように皆さんバラバラに。 その時代に一緒に飲んでいた男性陣は全て、大手の会社に転職なさいました。 今、思えば、すんごい人たちが集まってましたね。中には「先生いらっしゃいますか?」と電話がかかってるくという、何やら本を出されている方もおりました。 その方をS先生としときましょう。確か、月収が100万だったという話でヘッドハンティングされて来た方です。 今は、御自分の会社をお作りになり、本日のパーチーの主賓であるT部長の会には、避暑地の軽井沢におるため、欠席とのことです。 そのS先生は、ステキな奥様をお持ちで。しとやかで賢く、3歩下がってついてくる。そんな方だという話は、呑んべぇの間では有名でした。 そんな奥様をお持ちのS先生は、いつも仰いました。 「いやぁ、あるひちゃんみたいな子とも結婚してみたかったなぁ〜っ きっと毎日、楽しいだろぉなぁ〜」
「とも」っていうのは、奥様とは正反対って言いたいんでしょうか・・・複雑です。 でも、いくら出来た女房でも、S先生の年賀状まではチェックなさらなかったようで。 ええ。確かに、S先生ですからして、エライです。足元にも及びません。 でもですね?年賀状の宛名に「様」くらい付けてくださいよぉ 結構ね。ビックリしますのよ?当たり前のように「あるひ様」ってあるハズの年賀状にいきなり「あるひ」って書かれてるとね?え?呼び捨て?って正月早々、複雑になるんですわよ? まー、後々、数人に確認したところ、全ての人に「呼び捨て」状態だったようで。 皆さんも、宛名をPCで印刷するときは注意しましょうね。
さて。違うんです。S先生やT部長の話では無くて。 その会社、前にも書きましたが第一言語が英語という外人さんいらっしゃい会社でして。 勿論、社長も日本人違います。何故か、マギー司郎のような喋り方をしておりました。 えー、この社長の話も違います。本日は、レイさんって人の話です。 その会社、SEさんがメインの会社でしてね。その長としてこれまたヘッドハンティングされてきた外人さんです。 んーっと。お国忘れました。東南アジア系・・・あら?違ったかしら?もう記憶があやふやです。 彼は、こよなくあたしのことを「スゥィ〜トォ〜」と連呼した方でもあります。 その会社が、まだマンションの一室であった時代のお話です。
ある日、同僚のゆきちゃんとレイさんが、朝のエレベーターで一緒になりました。 この二人。とても良いコンビで、毎度毎度ふざけすぎておりました。 その朝も、出会った途端に意気投合状態で乗り合わせ、エレベータを降り立ちました。 いつものように、ケタケタ笑い合いながら玄関を空け、靴の数が少ないので「今日は早いんじゃない?」なんて事をゆきちゃんが申しますと・・・ レイさんが、鼻をクンクンと。そして一言「グッド スメル」。 えー、あたしは英語が分かりませんゆえカタカナですが、意味分かりますわね? とても、美味そうな臭いがしたといいます。 事務所がマンションってことは、お台所も付いてます。なので、時たま誰かが美味いものを運んできたりもするわけで。 ちなみに、お昼にスパ王の「たらこ」をあたしが作った時、このレイさんは「バッド スメル」と言って扉を非情に不愉快そうに閉めてしまいました。 外人サンは、生もの系の臭いがダメな人、多いっす。
して、ここで補足ですが、レイさんは目が悪い方でした。多分、少しでも薄暗いところだと、見えていないだろう方でした。 よって、明かりを付けていない曇った朝の時間など、手探りで廊下を歩いておりました。 でも、この日はゆきちゃんも一緒でしたので、危なげなく玄関に辿り着いたと思われます。 とても良い臭い・・・ゆきちゃんも「おいしそーだねぇ」なんて事を言いながら、「犯人は誰だぁ〜〜っ」などとふざけつつ、靴をぬぎぬぎ・・・・ 玄関の正面には、あたし達が詰め込まれていた部屋へ繋がる扉があります。 その扉が開きました。そして・・・
「貴方たち、誰!?」
見知らぬ老夫婦がそこには立っておりました。 ええ、お分かりですね?彼らは揃って、階を間違えていたのですわ。 マンションですからね。上から下まで同じ作りですわね。玄関も同じですわね。同じ位置であれば、階が違っても同じ間取りなんすね。 ゆきちゃんは、ビックリして即座に自分たちの間違いに気付きました。 ところが、レイさん。レイさんですわ。 見えないんでしょうね。玄関の明かりが点いてなかったそうなんで。
「ダレ?ダレー?」
まるで、言葉を覚えたオウムのように片言の日本語で、老夫婦の言葉を真似します。 出てきたのが、同僚だと思ってるんでしょうね。 毎度毎度、仕事中もふざけてたので、誰かがまたもや何かやってくれてると勘違いしたんでしょう。とても嬉しそうにおどけていたそうですわ。 そのレイさんを引っ張り、ゆきちゃんは「すみませんでしたぁ〜〜っ」と早々に退散したくも、事情を飲み込めないレイさん。
「マイ ネーム イズ レイさん」
なぜか、自分に「さん」付けで自己紹介を始めます。 必死なゆきちゃん。違うよ違うよと訴えているのに「チガウヨチガウヨ」とこれまたオウム返し。 そこで老夫婦に「警察呼びますよっ!」と一喝され、さすがに「ケイサツ」って単語は知っておられたようで、やっとこさ事態を把握なされたそうであります。 慌てて、脱ぎかけの靴をつっかけて「ごめんなさい〜〜」と余所様の玄関を出た二人。 エレベーターホールにつくと、そこは1つ下の階だったそうですわ。
して、事務所について事の次第をゆきちゃんから報告を受けたあたし達。 二人の主張は「誰かが、あの階でエレベーターを呼んだからいけないんだ」そうで。 まー、あるわね。エレベータ乗ってて、開いた扉に無条件で降りちゃう事って。 でもね。いっくらなんでも、同じつくりでも、玄関の雰囲気多少は違くないか? 飾りとか、置物とか、靴の状態とか、分かんないか? そんな事をあたし達が口々に突っ込むと、レイさんはいいました。 「そういえば、臭いが違った!」←勿論英語。勝手に翻訳 byあるひ
そんなレイさん。「ケイサツ」って単語に反応したレイさん。 前に書いた同僚のメッシュな靴下の彼に、いつもこんな風に言われてました。
「上野で偽造テレカ売っちゃダメだよぉ〜〜〜」
勿論、冗談です。 確かに、日本人が海外に行くとみんな同じに見えるように、上野のその方たちにレイさんは似ておりましたが、あんまりです。 メッシュ君は、英語喋れるにも関わらず、仕事用の大事な時以外は、日本語を使うんですな。 これを言われると、何故かレイさんは喜んでおりましたが・・・果たして意味が分かっていたかどうかは不明です。 一応、レイさんは、メッシュ君の上司だったハズなんすけどねぇ・・・ そんなレイさんは、一度アメリカ人だったかな?の奥さんと結婚し、子供が居るそうなんですが離婚なされ。 何やら、あちらの国の女性はキツイとぼやいておりました。 あたしが退職して1年後ぐらいだったかな?めでたく彼曰く「スゥィ〜トォ〜」な日本女性と再婚され、故郷に帰られました。 一度、日本に戻ってきたと、再会パーチーがありまして、その時に奥様に会ったのですが 「この人、何言ってもふざけてて、話にならないのよ」 と愚痴っておられました。 レイさ〜んっ そんなんで、母国で事業起こして、ちゃんとやってけてるんすかー?心配っすぅ。 そして、ゆきちゃんはというと、イスタンブールで旅行恋愛をし、そちらの方と一昨年結婚報告の手紙がきました。 今、日本に居るのか、向こうに居るのか分からないけど、彼女のことだから元気でしょう。 そして、メッシュ君。色々なほかにも逸話がありますが、本当に何処にいるのか分かりません。 最後は、確か名古屋方面への転職が決まったという話でしたが・・・ もう、5年ほど前の話なんで、他にも行方知れずな同僚が、いっぱいおりますな。
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2002年07月11日(木)
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酔っ払い |
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「漬けてぇ〜〜〜漬けちゃってぇ〜〜〜っ」て感じで
ああ・・・ちと、デカかったすね。 いやなに。時間無いんす。時間が無いので仕方ないから前に作ったヤツっす。 「うめ猿」君ですな。
今日は、朝から電話ラッシュでしたの。 昨日の夕方に、メールが来ていて「明日、内容確認と納品します」なんぞ調子いい事こいといて、すっかり忘れて朝を迎えましたの。 ほんでもって、朝っぱらから友人からのお茶の誘い電話を受け、だけども「もう自宅なんじゃ」と断ったんすけどねぇ・・・ なにやら積もる話があったようで。 ついでに、我姉妹のアイコンが変だったので指摘電話。 そんなんで午前中を過ごしてしまい、ハっと気付いたお昼30分前になって、やっと仕事に取り掛かりました。
しっかしですな。 えー。仕方ないですな。なぜって、それはお客様だからなんですね。 同じファイルを何度も送ってくるという嫌がらせがあっても、 うちが作ったんじゃないファイルを「修正してくれ」と無理な事言われても、 メールの文章がトンチンカンで、1時間かけて修正したのに「いらなかった」と冷たく返信がきても、 そりは、全てお客様の仰ることなんですわ。 だから、あたしは「ファイルは、全部で3点で宜しいですか?」とメールを送り、 「昨年、御見積依頼はいただいているのですが、発注はされなかった製品では無かったでしょうか?」とWIN & Mac両方を2時間近くかけて隈なく探した手間をどうしてくれる?などとは言わず、やんわり「勘違いだぞ」とメールを送り、 「こちらのファイルは、2種類とも必要でしょうか?」とほどほどな指摘加減で親切に教えてみたり、 「大変失礼致しました。こちらのファイルと差替え御願いします」と、腰低く、だけど、「お前の言い方悪いんじゃん?」などとは微塵も感じられぬメールを送り。 その合間に、友人からまたもや電話を受け、嫁姑問題やら初孫問題やら、あたしにへ縁遠い話に相槌を打ち、更には、母上から二度に渡る愚痴電話を受け、「その話は先のことだから今日じゃなくていいね」といちいちそんな事で悩むんじゃねーオーラを発したあたしです。
よって、本日、お相手の家から持ち帰ったスパは、食べられませんでした。 そういえば、昨日も昨日で、夕方5時過ぎてやっとこさ、シューマイ弁当を食べたのですわ。 まー、本来は、こんな姿があたしの通常なんすが、このところ暇すぎましたね。
ちと、愚痴が長いですな。 こんな日は、生中!って感じで。呑みに行きたいなりぃ〜〜〜っっ なぜに「なり」かと言えば、ずっとコロ助があたしから離れないのですわ。 本日のテーマ曲は「キテレツ大百科」の「すいみん不足」でありました。 ああ、空はとっても明るいのに♪ってヤツ。みんなが、あた〜しを悩ませるぅ♪ってな感じでの一日でした。
そうそう。よく、酔っ払いに「アンタ酔ってんジャン」と指摘すると「酔ってない」って必ず言います。 あたしは、確実につい先日まで、自分が酔ってる時は酔ってると把握しておりました。 そこいらの酔っ払いとは違います。誰もが「あるひちゃんは、まだ酔ってないねー」と言ったとしても、あたしは「完璧に酔ってるから」と宣言しておりました。 自覚のある酔っ払いが、あたしのモットーでした。 それが、崩れる日が来るとは・・・・寄る年波には勝てません。
ええ。店を出るまでは、少々足元がフラついてはいましたが、大丈夫でした。 お金もちゃんと払いました。酒量も生3杯程度だったかと記憶しています。 でも、その日、あたしの隣の隣の隣には、見たことのある男がおりました。 なにやら、喋る内容も話し方もカルい感じで、いけすかない男でした。 若そうに見えるのに、セクハラおやじまがいの言葉と、女の話ばかり。アホか。こいつ。 そんな事を考えながら呑んでいたのは事実です。 そして、店を出て数歩歩いたところで思い出しました。そうです。去年の夏のこと。 お相手が入院してまして、その間に一人で店に行ってたんすね。酒抜きでご飯だけ食べに。 そんな時に、その男が隣にいたことがありましたね。なにやら、「今日は友達が来るって言ってたんだけど、断って得しちゃったな〜」などと訳の分からないことを言い出し、店主が困っていたのを覚えています。 そして、何かと話し掛けるので適当に相槌をうち、終いに「家は近いの?」と聞かれ、「いや、遠いです。彼氏の家が近いので」とあたしが答えたきり、会話が無くなり、その5分後には立ち去った男でした。 それを思い出したあたしは、お相手に御報告。 そっから何やらあたしの中で始まったようで。
「へんなおっとこ♪ヘンなおっとこ♪」 二人で合唱して歩き出しました。まー、この程度はよくあります。シラフでもあります。 お相手といると、下らないフレーズを楽しむのが普通の状態なんで。 そのうちに、「あの男、やっぱアホじゃんなー?」と、なんで「やっぱ」なのか分からないけど、お相手の背中を叩きつつ主張。 その「あほ」は、「アホの坂田」に流れ出し、「あーほあーほ」と言いながら、二人で坂田歩きの練習を。 その時、お相手に「お前、酔ってるだろぉ?」と聞かれたけれど、「酔ってないよ。あんぐらいで」と確かに答えました。 そう答えたのに、アホの坂田は、そのまま懐かしの「UFO」に突入。 勿論、お分かりのように「あっほ♪ダララジャンジャンジャン♪」からですな。 ええ。勿論、振り付きで。 結構、ピンクレディーは覚えているもんですわね。 流れに流れて、ペッパー警部を歌い出し、「けいぶっ♪」のところで首を振って酔いがさらにまわり、渚のシンドバッドでは、片足相撲状態で小競り合いをし、サウスポーでは、ミー役ケイ役で揉め、モンスターのころには、近所に響く声が楽しくて仕方無くなっておりました。
えー。普段、夜、住宅街を歩く時、お相手の声がデカイので「しーっ」と注意するあたしです。 どんなに日本酒責めに遭おうとも、絶対に電車で寝過ごした事が無いあたしです。 翌日、全ての事柄を覚えていて、冷静に指摘するので「嫌なヤツ」と酔っ払い軍団には不評だったあたしです。 宴会では、いつの間にやら勝手に酔った幹事の代わりに、会計を任されることばかりだったあたしです。 みんなで走ろ〜〜〜♪なんていわれても、恥ずかしくて他人のフリで後から歩いていたあたしです。 おかしな事もあるもんです。 恥も外聞も無くなる日が、こうやっていつかは来ることになっていたのですかね?
でも、一つ良い事を覚えました。 やっぱり、お酒は酔ったもん勝ちですわね。 そー言えば・・・去年、二人で飲んでいたのに、他の女性客と意気投合してしまい、お相手に先に帰られてしまったことがありましたな。 「こいつ、酔ってるから、帰りにタクシーよんでやって」などとカッコつけてお相手は去っていきました。 普段から、飲酒運転だけはダメだと怒るあたし。 勿論、この日も徒歩で飲みに来てたので、お相手は、20分の距離を一人で歩いて帰ったのですわね。 そして、ほどよく酔ったあたしは帰りたくなって電話。 お相手は、ちゃんとシャワーを浴びて車で迎えに来てくれましたな。 でも、あの時は「酔ってる」という自覚ありでしたわ。
酔って眠くなる人、あたし苦手でした。 酔って、具合悪くなる人、あたし、困ってました。 どっちのタイプとも、遠慮しちゃって、あたしが呑めないからって理由で。 けど、最近、ちゃんと眠くなります。目がまわって具合悪くなるので日本酒のみません。 ちょいと、肝臓くんが弱ってきたと感じる今日この頃であります。
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2002年07月10日(水)
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傘 |
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動きがミョーです。まー、気にしない方向で。
なんか、台風接近なんだそうで。 本日もまたもや寝不足気味です。 っていうのは、お相手の仕事は大雨だとお休みだからなんですな。 おかげで、連日の睡眠不足を解消すべく、昨夜も0時台に眠りにつき、朝9:10まで眠っているハズのあたしは、ヤツの帰宅音と共に眠りから覚め、更には点けたテレビによって残り1時間もの睡眠を妨げられました。
眠った子を起こしてはなりませぬ。あたしゃ、めっちゃ不機嫌です。 「アンタは知らないかもしれないが、あたしはまだこってり眠ってる時間なんすけど?」 テレビをのうのうと観ているお相手に怒ってみました。 「だって、休みになったから嬉しいんだもん」 まるで、子供のような回答が帰ってきましたので、襖を閉めて我慢して二度寝。 携帯の目覚ましが鳴り、仕方なく襖を開けて起きると 「台風がきた〜〜っ!たいふーだぞぉ〜〜〜〜っ」 と嬉しげにヤツが呪いの呪文を唱えます。 普段なら、ヤツが休みの時は嫌がらせの如く、あたしも一緒に居てやろうと思うのですが、本日は残念ながら仕事があります。 「お前はなんなんだ?あたしが仕事があるってぇ〜のに、睡眠を妨げやがって」 と二度目の怒りをぶつけると 「仕事あんの?残念だなー。ランチ一緒にしようと思ってたのにぃ〜」 と、嫌がらせを仕返されました。ランチ・・・懐かしい響きですな。 「アンタ、一体、テレビのボリュームは幾つさっ!」と確認をすると「8」だと言います。
最近のテレビは高機能でして。「クリアトーン」なるものにすると、人の声だけハッキリ聞こえるんですな。 「あたしは、アンタが寝てる時は、いつだって1か2にしてんのにっ!それでも、アンタは時々うるさいって言うじゃんかーっ」 朝から、ボリューム論争が始まります。 「確かに、台所で点けてたテレビは五月蝿かったよね。ごめんね。」 と、寝ている隣である居間のテレビのことは棚に上げ、ヤツが謝ったのでとりあえず打ち切り。 そして、あたしは「お弁当もって帰る?」というヤツの甘い言葉に機嫌を直し、帰宅した次第であります。
人が作った弁当はおいしいです。 お相手の唯一誉められることは、朝5:30におきて、自分でせっせとお弁当を作り、水筒を用意し、ゴミの日には何があろうとも分別して出し、黙って仕事に向うところです。 先日、お手洗いに行きたくて目が覚め、しばらくヤツの弁当作りを眺めておりました。 ナポリタンスパを引き詰め、その上に可愛らしいハンバーグが2コ。そこへ更に可愛くケチャップが飾られました。まるで、幼稚園児のお弁当のようです。 全ては冷凍食品の為せる技ではあっても、少々羨ましくなりました。 でも、その日、ヤツはそのハンバーグを二個とも取り落とし、おかずがスパだけになったと泣いて帰ってきました。 そして、本日はシューマイ弁当です。
ああ、傘ですな。 通勤をしていると、傘って邪魔になります。混んだ電車では、嫌がらせの如く、足にペッタリ張り付いたりします。 あたしは、細心の注意を払って、出来る限り自分の前に傘を持ちます。人様を濡らすよりは、自分が濡れるしかないかと。 あたしは、こんなにも気を使っているってぇ〜のに、世の中には考えない人間が多すぎです。 大体、先端が尖った傘=凶器になるってぇ〜考えが足りなすぎます! ストッキングはデンセンさせられるし、ロクな事はありません。 電車で踏ん張っている、その靴の中に、傘の先っぽをさされたことありません? クツベラじゃねーんだから、そのトンガリ利用して入れてくれなくて結構なんですわ。 第一、靴はちゃんと履けてるんすからね。逆クツベラ現象で靴が脱げちまうってーのっ! 靴の中に入れられるのも最悪ですが、ヒールでそれじゃなくても体重がかかって少々痛めの足に、その傘を地面にトンと置くかの如く刺すヤツもいます。 あたしは、大人になってもしもやけ族なので、冬場にそれをやられると悲鳴もんです。 「いてっ」思わず声が出て、相手が謝れば許します。が、所により、しらんフリする輩がいるから嫌になります。 そんな時は、電車の揺れを最大限に利用して、傘の変わりにピンヒールの先端で踏んでお返ししますがね。
まー、大概は、朝から気分が悪くなるのも嫌なので怒らないことにしてました。 大概のことは、傘には神経が無いんだからで済ませることができます。 余談ですけどね。リュック背負った人間。なんとかなりませんかね? あの背負ったリュックで弾き飛ばされたこと、数回どころか数十回ありますね。 でも、この時も仕方無いんですわ。「リュックに神経は通ってない」んですから。 あと、オバちゃんっ!なんて、ペッタリくっつくわけ?クソ暑いのにさー。終いには、人のこと手すりだと思ってるんでしょーか?捕まって来る訳ですわ。 そんな時も仕方ないです。オバちゃんの皮膚は神経通ってないんですから。 年々、人の皮膚は硬くなると申します。鮫肌って言うんでしょうかね?ちょっとやそっと触っても、硬いもんだから神経系統に伝達されないんですな。 だので、あたしは、オバちゃんに関しては怒らないことにしてます。 あ・・・若いギャルは別です。そいつらがペッタペッタくっついて来た日にゃ、物凄い表情で睨みます。 だって、あいつらの皮膚は敏感なハズですからねぃ。まー、今の汚ギャルの場合は、皮膚の上の層によって感じないかもしれませぬが。いやだいやだ。
このように、あたしは長年の通勤により、かなり心が広がりました。 が、一つだけ。どーしても、何がなんでも許せない! そりは、やっぱり傘ですわ。傘の先端なんですわ。 階段で、傘を横持ちする人いますね?カバンの取っ手を持つ手に地面と平行に傘を一緒に持つ人。 普段の道路でも、勿論いますけど、通勤ラッシュのあの階段ですわ。 階段は斜めってますな。よって、前に歩くそいつの傘。 しかも、後ろに先端もってきやがってたら、ちょうど良い具合に、あたしの首とかに位置するんですわ。 まるで、時代劇風に刀を寸止めされて、「命だけは勘弁してやる」状態なんですな。 万が一。ちょっとのハズみで転んだら、あたしはイチコロです。 でも、いちいち声を掛けて「あのぉ・・・・怖いんですが?」なんて言いたくありません。 よって、以下のような行動になります。
ます、あたしは歩く時には傘を自分に平行に、縦にして傘の中央より上目あたりを持ちます。 地面について、階段で弾んでも危ないですから、宙に浮かせるんですわ。 こうすると、大概手を何かの弾みで振っても、傘が揺れる半径は少なくなり、大概人にぶつかる事はありません。 その手をですな、ちっと前方に捻ります。目の前の不届き者の傘の先端にコツンと当てるんすな。 大抵の人は、何かが当たると「おや?」と思います。人とぶつかる事を好む人は少ないですから。 最初は軽くです。しかし、気付かない人も居ます。仕方無いですな。 次は、ちょっとだけ手首を外側に捻ります。ほんの少し、前方の不届き傘が横に動きます。 大抵は、この段階で気付きます。自分の意志ではなく、何物かの障害物があったと認識できるハズですから。 しかし、それでも尚、知らないフリをする寝ぼけた人間も居ます。仕方ないです。 人の手は、グーの形になって物を持ちます。横への衝撃では、指が柔らかく動くため、大した振動は伝わりません。 ではでは。そりでは、参りましょう。 今度は、狙いを定め、手首を上方向へ思いっきり捻ります。 お見事命中!すると、目の前の不届き傘が上へと弾かれます。 これが如何なる効果かと申しますと、上へと弾かれた傘によって、手のひらに振動が伝わります。そこからは真っ直ぐ上へ伸びる腕があります。 腕には、骨がありますな?そして、肩へ続きますな?ええ。分かりますね?痛いんですわ。 所によっては、ビリビリビリってなる時もありますな。これなら、気付かないアホは居ません。 「危ないんだ」と気付いてはくれずとも、「痛い」という思いから、傘の持ち方を変えてくれるでしょう。
この際に、絶対にしてはならない事は、自分の腕を動かすことです。手首だけです。 腕を動かすと、近隣の通勤者に悟られると同時に、水が飛んで迷惑をかけたり、時には後ろの人にまで被害が及びます。 そして、前の不届き傘の持ち主が振り返ったとしても、絶対に目を合わせてはなりません。 朝の忙しい時に、言いがかりをつけられるのは嫌ですから。 その為にも、まるで自分の傘は自分と一体化して、微塵も動きませんでした状態を保つのです。 なので、動かすのは、手首のみ。お分かりでしょうか? 万が一、不届き傘野郎に気付かれて、目が合ってしまった際には、首のみを前にちょこっと出して「へ?」という顔をします。 何かありました?って顔ですわ。朝から勘違いで喧嘩をするのを大抵の人間は嫌がりますからね。 万事なにごとも無かったかのように、その後の通勤ラッシュの波は、改札へと向うわけです。
へへ。 こんな事を無言で日々するというあたしを、友人は「私には出来ないよぉ」と泣きながら誉めてくれました。 彼女には、他にも正しい電車の乗り方を数々伝授しましたが、やはり出来ないらしく、今でも毎日ラッシュに耐えておられます。 通勤ってヤツは、そんだけで身も心も大変やられてしまいます。 あたしは、一時間は乗車率200%どころじゃねーって感じの東海道線に揺られていたんです。 一駅10分近く開かない扉。チカンわんさか。乗れない・降りれない当たり前。容赦しねーって中で、あたしはヒールを履き、時には重い書類を持ち、賢くなりました。 いかに快適に通勤を楽しむか。それが、仕事よりも大きな課題だったOL時代。 と言っても過言ではありませぬな。
あ、そうそう。傘、電車に忘れたことあり? 前に、超満員の電車から降りた一人のおっさんの叫ぶ声がしたんすわ。 「あーーーっ!かさぁ〜〜〜!」 すると。 奥の方から、電車の中の人々の頭上を飛んで、一本の傘がホームに舞い降りました。 そのタイミングで扉が閉まり、去り行くホームを見ると。 おっさんが嬉しげに傘を持って振っておりました。美しい出来事でありました。 そういえば。前に常連の飲み屋で店主に「傘、忘れませんでした?」と聞かれました。 いいえ。忘れません。あたし、傘、忘れたこと一度もありません。 傘にも色々あるけれど、まして、そんな傘(TT)
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2002年07月09日(火)
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頭をやわらかく |
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最近、ぐっすりと朝まで眠れません。 必ず、2回ぐらい目が覚めてしまいます。 意識もーろー。目ぇ半開きー。目覚ましコーヒーなんて効きましぇーん。 そんな状態だのに、今朝はやけに車が多く、しかもカーブを突っ込んでくるくるくるっ! 一台目。「・・・」 二台目。「おいおい」 三台目。「あぶないよー」 四台目。「対向車居ないと思ってるわけー?」 五台目。「ヘタクソーっ」 六台目。「だからーーーっっ」 七台目。「何回も注意してんでしょっ!」
えー。お分かりかと思いますが、全て違う車です。あたしも進んでますからねぃ。 最後の車には、今までの対向車の連帯責任を取っていただきました。はい。
そんな訳で、またもや夢の続きは虚しく。スイマーには、勝てません。 っつっても大した事書かないんすが。
前フリが毎度の事ながら無関係に長かったですな。 以前にも書きましたが、あたしは普段、二階の部屋におります。 お隣は二世帯住宅で、その二階部分を娘家族が使用しているものと推測されます。 あたしの二階のその窓からは、台所・お風呂・階段の窓が見えます。 よって、夕方になると、台所で子供を叱る声。お風呂で子供が話す声。階段で子供が叫ぶ声が聞こえるのですわ。 して、昨日。こんな会話が聞こえて参りました。
子供:「ねぇねぇ、○○は、なんで△△なのー?」
↑猿を作ってたのでちゃんとした内容が聞こえませんでした。 ともかく、何かを疑問に思った子供が、親に「どして坊や」してるらしいのですわ。
母親:「なんでかなー?考えてごらん」
おや?珍しい・・・なかなか、優しげな言い方です。 でも、声質は、正直言って勘に触るほど大きくダミ声です。 普段から、ヒステリー気味な母親だと感じてる故の偏見かもしれませんが。
子供:「えーー?わかんないよー」
そりゃそうだ。わかんねーから聞いたんだもんな。坊主。正しいぞ。
母親:「頭、やわらかーくして考えてごらんっ」
ふむふむ。柔らかくね。 子供はまだ、柔軟性がまだまだあるハズの小学生なんだけどね。
子供:「わかんないってばっ」
子供もなかなか、強情そうだ。きっと、母親譲りよね。
母親:「だからーっ!頭、ゴリゴリして柔らかくしてごらんっ!」
ふーん・・・母親も強情だ。 ってか・・・ん?ゴリゴリ?
子供:「えーーーーっっ!!」
そりゃそうだ。ゴリゴリってなにさ?ねぇ?子供に同意。
母親:「ほら、ゴリゴリゴリゴリってやんのっ!」
えええええ?もしや、頭、グーで梅干されてんじゃねーの?
子供:「ひゃははははははひーひふふふっ」
笑ってるし・・・・・
母親:「ほらっ ゴリゴリゴリゴリって!ちゃんとやんなさいっ!」
自分で梅干やれってかぁ? あ?それとも、一休さんのアレかしら?指で頭クリクリってやつ?
ザッパーンっっ
ひゃーっ!!水かけますかい?我が子に水かけますかい? ひでーなー。ひでー親だよなー。 子供、黙ってるじゃんかよー。
母親:「はいっ!柔らかくなった?」
子供:「きゃはははははは」
あら?え?お?あ? あーーーんだよーっ!
風呂は入ってるなら、入ってるって言いやがれっ!!!
ちー。 どうやら、お子さんの頭を洗う指導をなさってたようで。 それにしても・・・
頭ゴリゴリ洗ったからって、柔らかくなろうはずがない!
という当たり前の突っ込みを、どーして子供はしなかったのでしょうか? やっぱり、彼女の息子は頭が固いのかもしれませぬな。うむ。
だので、本日のイラストはこり。
えー。「シャンプー猿」でありんす。 珍しく、本日はお題とイラストがマッチしております。 そーいえば、昔昔。スイカの香りのシャンプーってありませんでした?ない?あら? じゃー、工藤夕貴が出ていたシャンプーのCMってありましたよね? 正式名称忘れたんですが、なにやら、ものすごい香りを残すシャンプー。 色気付き出した女学生には、人気だった記憶があります。 が、あれ。本当に匂うんでしょうね。 まじで、虫がブンブン来てたまらなかった思い出があります。 ほら、ツブツブが入ってて、洗うとプチプチ潰れるやつさっ!
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2002年07月07日(日)
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七夕 |
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えー。全神経が下腹に集中されているため、眠く何もかも上の空週間であります。 この毎月行われる行事を、お金で売れるものなら1万円ぐらいで取引願いたいと思います。 よって、昨日は眠ること以外を考えられず、日記の更新を取りやめにしました。 (画像がヘンテコだったので、本日7/8に修正いたしました)
こりは、我姉妹がネットをつけた桃を見た時に、「ネット被ってネット猿」と言い出したので作成いたしました。 名づけて「ネット猿@キーバージョン」です。 押すと、「キー」って言います。いえ、言いません。そんな細工は出来ません。 えーっと。ちなみに、どうしてこの3種を選出したかと申しますと、普段のあたしがWINで良く使うキーだからです。 ショートカットを良く使うのでね。Ctrlキーは欠かせません。ちなみに、Macだとコマンドキーって昔は申しておりましたね。アップルマークがついてるキー。 両刀使いのあたしは、時々混同してしまい、酷い目に合うことも多いのですが。 そう、我が家には二台のPCおります。実際には3台分の箱があります。が、初代WIN様は、ある日突然氾濫を起こし、二度とお目見えできなくなっております。 あたしの頭も本日は、ネットを被らねばならないくらい、やられております。
そういえば。 こんな絵を作った罪でしょうか? 具合が悪いというのに、昨夜も七夕にかこつけて飲みに行って参りました。 ところが、そこへカップルさんがやってきましてね。 なんと、彼氏の方が、まさしく!このネットのような帽子を被っておったわけでして。 えー、言うなれば。猿回しの猿が被るような帽子ですね。 ほら、人によってはガラ悪くも見えるとゆー、丸い編み物系の帽子です。 シマシマ模様の囚人が被ってるような形式の帽子です。 しかもですな。色がいけません。 オフホワイトっつ〜んですか?クリ〜ム色のほんとに白に近い色。 まさに、頭怪我したネット状態に見えるんですな。 一応、下の方に赤のラインかな?入ってましたけどね。細すぎです。 しかも、その彼氏、茶髪短髪。まさしくお猿。顔もお猿系だったから、あら、不思議。 あたしの生活には、こうやって自分が描いた物が現実に現れるっつー偶然が、ほんとうに良くあるのですな。 もしや、あたしには予知能力があるんかもしれませぬ。 いや、もしかしたら、描いた事を現実にする力が秘められているのかもしれません。
えー。金曜日の続きを書こうと思ったのですが、足がしびれて書けません。 っていうのは、只今お相手の家のPCでして、その椅子が問題なんですわ。 お人形しか座れないような、それはそれは可愛らしい椅子なんです。 籐細工で、インテリアとしてはなかなかなんですけど・・・ お尻が入りきらないので、座って10分我慢するのが大変でして。
とか言いつつ、実は思考回路がまわらないっていうのが原因なのですが。 あたしの場合ですな。運転どころか、日常歩行もままならなくなります。 歩くたびに、何かを落とし、さっきまで持っていた物を無くし、取りに行ったものとは違うものを持って帰ってくる。 勿論、数回転ぶのは当たり前でして。車も勿論、ぶつけます。 何度切り返そうが、駐車場に車は入らず、バックをすれば壁に当たり、単なるカーブで塀にこすり、とにかく酷い状態になるのですわ。 なので、こんな日は外出禁止令を自分に出すようにしています。
あ、七夕ですわね。 昨日飲み屋に行くと、笹に願い事がいくつか下がっておりました。 最初は中に入ってたんですが、満席になり、一人で来たおっちゃんが中に入れず、外の笹の葉席になってしまったんです。 二人して気のいいあたしたちは、おっちゃんと共に外に出ることにしました。 その中に、よく出会うあたしと同じ歳。お相手の後輩であるT代という女性のお願い札がありまして。 「いつかT代も幸せになれますように」と書かれていました。
そのおっちゃんが来る前に、そのお願い札はひとしきり話題になっておりまして。 おっちゃんも目を付けた途端に「あの子は幸せじゃないのか?」と言い出したのですな。 えー。時々、幸薄そうなタイプの人って居ますね?見てくれの問題じゃ無く、多分、その人自体から滲み出ちゃってるんかもしれません。 彼女は、不倫をしてたんですね。その不倫相手と最近別れたそうなんですわ。 あたしも、数回不倫カップルで来ているのを目撃していましたがね。 ある日、ご近所のお姉さんに、T代ちゃんは泣きながら電話をしたそうです。 「彼が・・・彼が・・・」みたいな感じでね。飲み屋に居るっていうので、気のいいお姉さんが駆けつけたところ、外の道路で影が一つになってた・・・っつ〜話もございました。 この話で分かるように、まーなんつーか。不幸を撒き散らしちゃうタイプっていうんですか? 平気で外に不幸な感情を出せるタイプなんですね。 T代ちゃんの声は比較的大きいのと、大抵、お相手の隣に座るケースが多いので、嫌でも話は聞こえる訳で。 それが、いっつも愚痴なんですわ。愚痴以外に楽しい話は聞いた事が無いんですねぇ・・・ そんなもんだから、お願い札を見たお相手は言いました。 「いや、あいつは幸せになったことが無いんだろう」と。
いやいや。あたしも同感でした。 と言っても、そんな偉そうなお相手も、ハッキリ言えば同じタイプだったとあたしは思います。 最近、少しずつ「近い未来」をちゃんと想像し、向かう姿勢が出てきましたが、前までは酷いもんで。 具体化できる「夢」を持てないと、日々の戯言に気を取られてしまいがちだと。あたしは思って居るんですな。 その日その日の誰かの言葉。態度。それに気持ちが支配されて不幸気分いっぱいで職場から帰宅。ついでに、帰宅しても抜けきれずに家でも愚痴り、不幸気分いっぱいで眠る。目覚めても、不幸な職場にまた行くから繰り返す。
自分の中に、手に届く範囲での目標や夢を持ってたら、それに突っ走る自分が優先されて、外野の声なんて「そこまでの過程でしかないもの」になるんじゃないか?と思うんですわ。 だって、先を見ているんだもの。今日一日の嫌な事は、その時間が過ぎれば過去であって、永遠に続くわけが無いんだからね。 先を見ていないと、どうしても毎日が永遠に続くような勘違いを起こし、不幸な感情に身を包む結果になると、あたしは思うんですわ。
お願い事っていうのは、あくまでも願望であって、叶えてくれるのは神様じゃなくて自分ですからねぃ。 本気でそうなれるって思えば、なるもんです。そう「なりたい」じゃなくて「なれる」って思いこむことが肝心で。 けど、「幸せ」が具体的にどんな状態かを想像できなければ、多分、どんなに幸せな環境に身を置いても、きっと幸せは来ないのかもしれないな・・・ とか思ってみた七夕でありました。
ちなみに。 あたしは「何もかも順調で、何もかも手に入れて、順風満帆な人生を送ってきたって感じね」と言われた事が数回あります。 「とても、幸せな環境で育った人って感じ」とも言われました。 だから、「フワフワした印象ね」というのは良く言われます。 転職した先々で女性の先輩の大抵一人は、あたしを「お嬢」と呼びました。 そして、我姉妹にも「不幸ネタあるんだぞ」と言っても信じてもらえません。 母上にも「アンタでも落ち込むことはあるのか?」と聞かれます。 いやいや。 多分、あたしは外に出さないでしょう。その前に、不幸と自分を思うことは無いでしょう。 だって、自分が描いた未来は、必ずそうなるって思いこんでいますから。 偶然でも必然にでも、あたしの口にしたこと描いたことは目の前に出てくるパターン多いですからね。 ヘタな事は自分に対して考えてはいけませんっ!
なんつって。へへ。そんな能力があるわけないか〜っ ただ単に、どんなになってもプラス変換器が頭で回転しちまうってだけですな。 だから、今、結婚していないのも、子供が居ないのも、あたしには必要無いことで、きっと切に願っては居なかったっていう証拠なんだと思ってるんですわ。
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2002年07月04日(木)
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何に見えるか |
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へい。本日限定で、壁紙つけてみました。して、本日の追加猿はこれ。
先日、母上からモモをいただきまして。「もも猿」であります。 大概の桃の絵というと、天辺が尖っている感じで可愛らしいのですが、残念ながらすいか猿シリーズは、表情を見てお分かりの通り、ちとヒネっぽさが必要なんですの。 見ている内に「仮面ライダー」に見えてきたり、「ベム&ベロ」の変身解けバージョンに見えてきたり、はたまた「にこちゃん大王」に見えてきたりしますが、一切関係はございません。 例え、ここ数日、あたしのお腹が下降気味でも、 例え昨日の飲み屋の帰りに、お相手が急激にもよおし、「触らないでっ!」と触れられる事すら危険な状態で、必死にキュッとお尻を引き締めて歩き続ける後姿に、深夜の住宅地であるにも関わらず笑い声をコダマさせていたあたしだとしても、まったくもって「モモ」の形がこんなである事に関係はございません。 ついでに、その飲み屋の帰りに必ずちょっかいを出す友人宅の犬の名前が「もも」であることは、ほんの少し関係あるかもしれません。
あっと。関係無いんですが、昨日のQ猿は3日程前の作品でした。 ところが、我姉妹が「むしまるQ」などと不可解な事を残し、出かけてしまったが為に質問も出来ずに困ったあたしは、以下の用な想像の産物を進呈いたしました。
姉妹というのは、奇想天外な意思通信が計られているものなのか、あたしはてっきり「Q猿」を作成していたことがバレたかと思いましたわ。
さて。本日のお題ですが。 あたし、目があまり良くありません。大きいばかりで視力がイマイチです。 こういうのを「無用の長物」って言うんですか?いいませんね。在っても邪魔じゃありませんからね。 無かったら怖いですしね。 あっ!変なことを思い出しました。えー・・・ジャンル強制移動されたら困りますので表現を柔らかく・・・ 上記に出現した突飛なことをいう我姉妹がですね、もう一匹の我姉妹2の男の子が生まれた時に、おしめを変えてあげてたんですね。 その時に言った言葉が「無用の長物だ!」なんですね。ハハハハハハ(乾笑) その甥っ子も、もう中3ですからね。「無用」じゃなくなる日も近いかと。
また、話が逸れまして。 えーっと。目ですね。ガチャ目なんですわ。ちなみに、「誰に似てるの〜?」とネットで聞かれる際には、「ガチャピン」だと答えるのがあたしです。 えー。視力の話ですね。 右が「0.2の近視乱視」 左が「1.2の遠視」 いつ測ったか忘れましたが、とにかくガチャガチャでして、運転免許を取る際に視力検査しますね? その時に一人だけ別室に連れていかれまして、視野計なるもので視野の範囲を測られてしまいました。 酷い差別ですっ!両眼で0.7あれば良いんではなくて? ってことで、あたしは眼鏡を持ってはいますが、10年以上も前のものなので役に立ちません。裸眼で運転バリバリです。
そんなあたしは、一日中PCに向う仕事を10年以上やっております。 数年前、あたしはランドマークの一室にある会社に勤めておりました。 あの、横浜美術館のお隣のビルです。その頃はまだ、周りが開発されておらず、見晴らしの良い環境でした。 お隣の美術館には、仕事中に抜け出し、一人で行ったりもしてました。 仕事は、なかなかハードで夜遅くってこともあり、帰り道にはカップル、またカップル。ハートが見えるんじゃねーか?と思うほどでありました。 夜景をご覧遊ばせてるんでありましょう。カップル鈴なりの中、一人で疲れた顔して歩くのが嫌で、同僚を待ったりして無駄な抵抗を試みていた季節もあります。
そんなある日、オフィスから夜景を眺めて同僚を待っておりました。 外は美しい。カップルじゃなくても心奪われる光景であります。 同僚が「お待たせ」と隣にやってきました。浸っているかのようなあたしに「珍しいじゃん」と言います。 あたしは、その恵まれた景色の中に居るにも関わらず、あまりメルヘンな性格を前面に出せない故、外を眺めるなんて仕草を見せた事が無かったんでしょう。 ええ。あたしは、浸っていませんでした。ずっとずっと見つめつづけ、疑問に感じていた事を口にしました。
あるひ:「ねぇ、あれ、キレーね。なんのオブジェだろう?」
同僚:「ん?どれ?」
あるひ:「ほら、あそこで赤とか白とかキラキラしてるオブジェよ」
同僚:「オブジェ・・・・・・・ねぇ、もしかしてそれって・・・・・・ 道じゃない?」
ええ。ええ。ええ? あたしは、坂道に渋滞する車を見つめ、それをオブジェが建ってる物と思い込んでいたのであります。 その後の同僚が「オブジェに見えるなんて、さすがだね〜」という言葉が如何なる意味であったのか・・・
その会社、あたしにしては意外に長くおりました。よって、マイペースをかもし出すのに時間は掛からず、ついうっかり色んな言葉を発していたのですな。 例えば、ある日、転職してきた男性がおりました。その頃はマンションの一室がオフィスであり、みんな当然靴を脱ぐのです。 彼は、後にはそのキャラで人々を魅了しますが、その時点では異様さに人の興味を惹いてしまうタイプでありました。 その会社。第一言語が「英語」でありました。ええ。唯一喋れないのはあたしだけ。 そんな中で彼の上司は外人さんでした。その上司がベラベラ英語で話し掛けます。 彼は、声を発しません。「こいつ、もしや英語分かんないの?」と訝しげに皆の視線が集まります。 と、そこで外人らしく上司が「ニックネームは?」と聞きます。 そのとき、やっと一言。「タカ・・・」と彼は答えました。
彼のいない昼休みは、彼の話題で持ちきりでした。決して誰も、彼を「タカ」とは呼びません。 数ヶ月経っても、その上司ですら、彼を「タカ」とは呼ばず、あたしが勝手に付けた別のあだ名で呼ばれることになりました。 彼は無頓着だったのでしょう。そんな事も気にする様子はありませんでしたが。 更に無頓着さを出していたのは、彼の靴下でした。 スーツと靴下の色。合ってない人居ますね?あれ、あたし的には非常にNGです。 その本当は「タカ」君が履いていたのは、3足1000円であろうと思われるカラーソックスであることが、まず話題に上りました。 女性の視線は厳しいものです。 更に、そのソックスの状態が問題でした。親指姫が顔を出す。そんな事は、たまにあります。 朝、大丈夫でも、通勤途中で履いている内に開いちゃったなんてこと、あたしだってあります。 でもね。かかとが擦り切れているのは・・・あきらかに、一日にして成らずです。 「あいつは、貧乏だ」とか「だらしなさ過ぎる」とか「きっと髪も洗ってない」とか、とにかく色んな事を言われるハメになりました。 彼が、もう少し愛想がよければいいんですけどね。無愛想なんで余計に言われるんでしょ〜ね。
そんな中、あたしは大抵そういった話に参加せず、ただ笑うだけだったのですが、あまりにも可愛そうなんで庇ってみました。
あれは、穴では無い。繊維質が残っているのだから、メッシュなんだ。 ほら、ガーゼに似てるじゃあるまいか。 メッシュはいいぞ。夏場は特に涼しくていいっ! あたしはかかとにシモヤケが出来ることがある。 その逆に、かかと水虫対策かもしれないじゃないかっ! 水虫、うつったら嫌でしょ? 水虫よりもメッシュの方がまだ宜しいかと。
あたしの説得が功を奏したのか、それ以来、彼の靴下は「メッシュ」と呼ばれることになりました。 そんなあたしは、外人さんに「スゥィ〜トォ〜♪あるひ、スゥィ〜トぉ〜♪」と連呼される日々が続くことになります。 それが、如何に影口を叩かれる人物に対しても「甘い」という意味であったのか、同僚が教えてくれた「優しい」という意味であったのか、はたまた「食っちまうぞ」という意味であったのか。まー、食っちまわれなかったのでそれは無いか。 そんな上司がやはり転職組みで来た際に、英語の話せないあたしは、なんとかコミュニケーションを取ろうとネクタイを指差し 「ライオンキングだー」と言ったところ「ジャスト ライオン」と返され凹んだことも。 プロミスの看板は、それでもあきらかに「ライオンキング」にしか見えないのは、誰もが思いつくことであろう。
事ある毎に、あたしは色んなものを何かに見えると言い出すのがリラックスしている状態なんですわ。 本人は、それが普通であるからして、例え他人が違うと言っても「ダメだなぁ」と笑い飛ばす故、細かい例は覚えていないのが悔しい限り。 でも、これも皆が頷くであろう例は 「プリッツは、キリンの足に似ている」って事だろう。
そして、あたしがその頃いた『横浜ランドマークタワー』は絶対!絶対!誰がなんと言おうとも
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2002年07月03日(水)
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ニューマイカー |
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なんだ、このタイトル。
えー。皆さん、色々な検索から、エンピツ日記にやってこられるらしいって話は、聞いておりましたが。 あたしの場合、そんな事は今まで一回も無かったんです。 それでも、観に来てくださるっていうことが、あたしにとっては何より嬉しいことなんですの。 正直、タイトルも一目を惹く物は付けてないっす。もっと、魅惑的にしろとか思うんですけどシャイなもんで・・・(照) まー、ぶっちゃけ、タイトルの内容に辿り着くまで、えらい長文を読むハメになってるかと思われます。
と、本日はその事を考慮して心を入れ替えましたのっ!サクサク行きますわよっ(多分) 上記に触れているとおり、検索されないあたしの日記ですが、昨日に限って意味不明の記号の羅列を発見しました。 早速、辿った所・・・Googleからいらしてる〜っではありませぬかっ! 何故に辿り着いたのか?と訝しげに思われるでしょう・・・ 引っかかったのは『新車購入』でありまして。しかも、その20頁目っていうんでしょうかね?随分とお時間かけて検索して来られた様ですわ。 えー、大変、心苦しく思いました。内容が伴って無い気がしたもんですから。何の目的で「新車購入」で検索されたかは存じませぬが。 そんな訳で、本日は、決して引っかからぬようにカタカナ表記なんですの。うほほ。
して、本日の追加猿はこれ。
えー、本日は前後模様にしてみました。左が『バイキン猿』(分かり易すぎっ)右が『Q猿』です。いわずと知れた、キューピーちゃんですわ。 後姿だけ見ると、Q猿、結構、気にいってます。前から見るとNGすぎる気配濃厚。 だのに、何故に前からまで付けたか?と理由が、本日のタイトルに関係するのですわ。
あたしの新車君。前の日記に書きましたが、駐車場の一つお隣と同じです。色も。 しかし、グレードは、あちらさんの方が上上上・・・パーツ着けまくりで敗北感を感じておりました。 が、朝10時に帰ってきて、夜18時過ぎに出かけるあたしは、そちらさんとは入れ違いで、同じ新車が並んでしまったという目撃談はありませぬ。 ちなみに、あたしのお隣は留守が多いようで、車庫入れが楽で得してます。 して、昨日・・・駐車場の大家さんに支払いに向っておりましたところ、横をそのハイグレードさんが通過した訳です。 「うっ・・・あたしがグレード下の持ち主とバレないようにしよう」などと考え、駐車場までの道のりをちんたらと歩きました。 ところが、なかなか出てきません。仕方ないです。とうとう駐車場に着いてしまいました。 そこへ、ひょっこり出てきましたの。ハイグレード車の持ち主がっ! さっきまで、「いやだ〜ん」と思っていたあたしは、何故か「らっき〜♪」に気分が変化しました。こりは、見るチャンスだっ!と。 ええ。見ました。拝見しました。スーツを着て、黒デカの銀行員が持ちそうなカバンを抱え、それに入りきらない数冊のファイルや書類を落としそうにしながら歩く、眼鏡をかけた横顔を。
あたしの車。どーでしょー。CMでもひたすら流れておりますが、女性向け?もしくは、若い男性向け?どっちにしても、若人向けであるとは営業マン君が申しておった品ですわ。 昨日は、何故かあたしが戻った時刻にも在ったので「火曜定休?美容師さんとか?」などと想像を巡らしておったわけです。 だから、もしかしたら、その出てきた方は、本当の持ち主じゃなく、家族に車を借りたのかもしれません。 やっと、ここで理由が登場ですっ!出てきたのは、あきらかに 「キューピーちゃんハゲのおっさん」だったのですわぁ〜ん(号泣)
えー、想像してください。上記のQ猿に眼鏡をかけて、目をもうちっと細く。黒デカカバンを持たせます。 チチチチチチチチチチ・・・・・如何ですかぃ?むりっぽいっすかぃ? じゃー、特別にアレンジしてみましょ〜♪ 「詳しくはホームページでっ!」←どっかのCMのパクりですな。 嘘です。へい。
もったいぶってここで新車君自慢を。 あたしの新車君。かわいーです。お目め(ライト)がでかくて、その瞳の中に少女漫画のように○がキラめいてます♪ キーロックすると、一回その○が点滅して御挨拶。解除すると、二回パチパチって御挨拶。 まるで、愛くるしい赤ちゃんが瞬きをするかのようですわ。 お目めが大きいからか、なんだか以前の車よりライトが明るいみたいです。 これなら、夜は見えなくなってしまうあたしの目でも、誰も轢かずに済みそうです。 ほら、前から来る車も、ちょっぴり眩しそうな顔をしています。 前から、ライトが明るい車に憧れてました。たまに居ますよね?改造しちゃって眩しい車。 なんてったって、ピカピカの新車です。5年保証のコーティングもしてあるので、水弾きもバツグンっ! でも、ちょっと、夕暮れで安全の為にライトを点けたはいいけど、明るすぎるかもしんない・・・ そんな謙虚な気持ちで、途中でライトをスモールにしたりなんだり。 そんなある日、ちょっと時刻がいつもより遅くなって自慢のライトバリバリ点灯して走っておりました。 さすがよねー。明るいわー。お相手の家までの道のりは、それはそれは海辺特有の狭苦しい道ばかりなんです。かれこれ、20分以上かかるんですけどね。 通りすがる人。前から来る自転車。自意識過剰にさせられるほど、あたしと車を見ます。うふふふふ。 新車なだけに、運転も丁寧。でも、なれた道なので、そこいらのおベンツとか高級車のヘタクソ夫人にも道を譲り、地べたを這うかの如くやってくるサメのような、紫&黒好きな音楽ガンガン兄ちゃんとも、上手い事すれ違うのですわ。
と。一台のトラックが、あたしにパッシング為さいました。ん?譲って上げたからかしら?いえいえ、譲り合いは大切ですわ♪お互い様ね。 そして、最も難関の細い住宅街に入ったあたり・・・どーもいつも違う景色に見えます。 家々の木々までもを、神々しく照らし出している・・・あぁ? もしや、もしや、これは・・・ライトの軸がズれてませんかぁ?
なんたることっ!これでは、眩しくて対向車も迷惑でしょう。歩く人々も嫌でしょう。 見られてたのは、あたしの車が美しく眩しかったからじゃなく、純粋に眩しかったからではないですかっ! ちと、泣きそうになりました。だって、ライトの軸がズレてたって、あたしには直せませんもの。 お相手の家までは、まだ細い道が続きます。ライト無しで走るのは、人を轢けと言ってるのと同じ状態です。ぶつかって来いと言ってるのと大差ありません。 仕方なくスモールのままで、5分ほどゆっくり運転すると、やっと信号に引っかかりました。 そこで、ちょっと思いました。もしや、これはハイビームって話では?と。 なんせ、あたしは小心者で、新しい物をいじくる事が出来ません。よって、今だにフォグランプの点け方を知らなかったりもします。 前の車を同じよね?と思い、ライトのバー(っていうんですか?)を前に押して見ました。大抵の車はこうするとハイビームになります。手前に弾くとパッシングです。 そのパッシングすら、どーやんだべか?と思って使用できなかったあたしです。 押せません。押せないぃ〜〜〜やっぱり軸がおかしいんだ〜〜っっ!!!と心の中で大絶叫状態。 そろそろ、信号は変わります。あ〜・・・どうしよう。まじかよぉ・・・ 途方に暮れました。お空も暮れてしまってますし。
と、あら?ナイスアイディアっ! 「押してダメなら、引いてみろっ」って言うじゃありませんか? でもね、バキったらどうしよう・・とまたもや小心者。でも、背に腹は変えられまへんっ!思い切って、手前にポンっ! あらららららら〜ん♪あららら〜ん♪あらららら〜ん♪(by エリーゼのために)
やったねっ!おめでと〜♪
えー。正解。ハイビームでした。元がハイビームなんでそれ以上押せないのは当然です。 その状態で3日くらい優越感と共に走ってました。 車乗りなら御存知でしょう。ハイビームにすると、水色の眩しいハイビームマークがにメーター画面に点灯します。 はい。点灯してました。ライトを点ける度に目撃してました。でも、それは『新車だからさぁ〜〜』って理由で、そういう機能なんだと思ってました。 だってだってさぁ・・・あたし、ハイビームにした覚え無いんだもんっ! 怖がりだから、自分の車であっても余計な所は触らないもんっ! ちーーーーっっ!あたしは、密かに「やったのは、お相手に違いない」と思っておりまする。
では、くだらない後にくだらないQ猿オヤジの正解を♪
居ますね?居ますよね?こういうおじ様。 ちなみに、あたし、ハゲてる人は坊主にして欲しいと思ってます。 一番、嫌なのはバーコード。 風で、思いのほか長いバーコードが反対側に垂れ下がった日には、「あきらめろっ!」と叫びます。 うほほほほ
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2002年07月02日(火)
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笑うとこ |
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昨夜はお相手が夜勤だったので、すいか猿シリーズを一気に10個くらい作成。 さすがに、20時を周り腹減ったっつ〜こって、お相手の家に繰り出し冷蔵庫を漁り、作ったのが「レタスチャ〜ハン」。 生野菜を好まないあたしには、ぴったりの品。うまかったっす♪ 単にベーコンとアスパラ刻んで炒めて、レタスちぎって塩コショーで味付けしてご飯とまぜるだけなんすけど。 なので、本日の追加猿はこれ。
えー、一応、左が『キャベ猿』姉ちゃんで、その妹の『レタス猿』です。 レタス・・・未熟なあたしには難しかったっす。ギザギザと繊維質で何気に差別化計りましたの。 二匹して、ちょいと、おばはん風味っす。 ん?あら?良くみたら、ベッカムヘアーに似てませんこと?レタスちゃん・・無理?(笑)
そうそう。先程、メッセでネット知人Y君とワールドカップどーだった?ってお話をしてまして・・・ 相も変わらずあたしは「カーンがステキさ」を連呼。 Y君が「ゴリ男」ねぇ・・・と言うので「彼は繊細なゴリ男さっ!」言い張りましたの。 で、「ベッカムは?」とY君が聞くので「ベッカム・・・かわいいと思うよ」と答えたところ、「かっこいいの間違いでは?」と聞き返されましたの。 「いや、髪の毛が柔らかそーで、かわいいっす」 と説明しましたところ、「そーゆーとこ見るのね」と驚かれました。 はて。あたし、視点がおかしいですか?
視点がおかしいと言えば、先日、歯医者の話を友人Hとしてました。
あるひ:「親知らずってさ〜、歯を抜いちゃった時に移植できるんだってね」 友人H:「ああ、そうそう。それ、歯医者のT君が好きでね。一時期ブームだったよ」
えー、T君は開業医です。親知らずを移植するのがブームな歯医者って、ちょっと嫌ですな。
あるひ:「そーなんだ(笑)。あたしのお相手も、親知らず残ってたら良かったのにね」 友人H:「え?無いんだ?」 あるひ:「うん。4本とも抜いちゃったらしいよ」 友人H:「親知らず無さそうな顔してるもんねぇ〜」
・・・・・・そりは一体、どーゆー顔ですか!? 確かに、お相手の顔は小さいけれど。 十数年来の友人に、視点も観点もそこはかとなく違いを感じるあたしであります。
そして、我姉妹のすっとんきょ〜さは、もっとイカしてます。 先日の電話にて。最近、ADSLにすべく格闘中の彼女であります。
我姉妹:「自分で箱開けてさー、カード差し込もうと思うんだよねー」
彼女は、PC歴2年程度かと思います。素晴らしい勇気であります。
あるひ:「いいけどさぁ・・・破壊しないでよね」
彼女の性格から、「えーいっ!」とばかりに精密機械を壊しかねない不安から注意したのですが・・・
我姉妹:「破壊・・・ハカイって言えばさ〜、
墓石がね?」
・・・・・・(TT) あたしの予期せぬ言葉が、彼女の身に降りて参ったようであります。
「破壊から墓石に行くんじゃねーーーっっ!!!」
と叫ぶあたしに対し、 「だって、はかい・・・はかい・し。じゃんっ!」と最もらしい我姉妹は続けました。
我姉妹:「なんかさ、横にヒビ入ってたじゃん?それがさ〜、前の方もキちゃってるって電話があったんだよ」
どうやら、お寺さんからのご連絡だそうです。 はいはい。確かにね。はかい・しが、破壊しそーだってお話で、脈略も筋も通ってますがな。 あたしは言ってあげました。
「オメーぐらいだぞっ!墓石の話で、こんなに笑わせる奴はっ!」と。
ええ。そうなんですよ?笑っていいとこなんですよ?例え、これが「墓」の話であっても、いいんです。 我あるひ家は、一昨年去年と二年連続で不幸なんですわ。 そんな状態の本人たちが笑ってるんすから、笑っていいんす。 他にもですな。あるんすよ。 我父上のお参りに、あたしはこの我姉妹と以前、二人で参ったのですな。ええ。
「お父さん出てくるかな〜?」と、我姉妹は聞きます。 「出てきたら怖いから」と、あたしは冷静に答えます。
「ここで会ったが100日目っ!」
我姉妹がデッカイ声で言い出し、ゲタゲタ笑います。 ええ、確かに、百間日のお参りでしたからね・・・100日目なんすわぁ。 まー、こんなんは、ハッキリ言って大した事じゃありません。ちょいと書いていいのか迷う時の名言集は、他にも沢山ございます。
して、我姉妹。結局、新しい墓石を注文する事にしたらしい。 そんな彼女のテーマ曲は『月光仮面』
♪どーこーのだぁれかぁは しーらないけれど♪
ふっ なぜって? お墓には、亡くなった方の戒名が刻まれているっしょ? ところが、その人数が一人多いんだってさ。 だから、この歌。 ご先祖代々であろう御墓に、実はもう一人入ってるらしい事実を知った嫁がこの歌よっ 早速ツッコミ入れましたわよ。あたし。
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2002年07月01日(月)
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キョ〜れつっ |
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今日から、美術/CGジャンルに参りました。他の方を拝見すると、素人な自分としては、ちと敷居が高かったのですが。本文とイラストに関連性は大抵ありません。
ああ、こってり二日酔いだってばーっ 昨日、サッカーの前半戦途中くらいまでには帰りましょーねと約束し、行きつけの焼き鳥屋さんへ向った。 ところがだ。帰ろうか?と思うと酒の肴が来る。 いや、料理では無い。人だ。人。全く持って、そこに来る人々は変人が多い。 中でも、お相手と二人して大のお気に入りである加藤君が来ちゃった日にゃ、明日のことなど考えられなくなる。
その加藤君が来る少し前、変なオヤジが居た。入ってくるなり、かなり横柄で、何故か話し掛けるので会話をしていた。 今日のサッカーはどっちが勝つかなどという話では、あたしはとにかく「カーン!だ。カーン!に決まってる」とのたまい、お相手に「カーンしか知らないクセに」とバカにされつつも、やっぱりカーンだ!とめげなかった。 その横柄なオヤジの風体は、白髪に白髭。あたしは勝手に、海の側で見かける髭オヤジで態度がデカいのは、全てサーファーショップ経営者だと思っている。 そのオヤジは「とうもろこし焼いて」と注文。ところが、焼きあがると「持って帰るから」となる。「孫が好きでねぇ・・」と。 どうも近所に住んでる臭い。だのに、タクシーを所望する。 外に車が来た気配で、外に出たオヤジくん。が、どうやら勘違いらしい。 そのとき、お相手が、「誰だ?あれ?」とさんざん会話していたクセに言い出す。 すると、オヤジくんの反対側にいた、こっちもオヤジくんが「俺も知らねーんだよな」と言い出す。 「いいじゃねーか。知らなくたって」と飲みの席では誰とでも差別無く喋るあたしは思う。 と、あたしの隣のカメラマンだというお兄ちゃんがボソっと言う。 「あれ、○○○の親父さんですよ」と。お相手がすっとんきょーな声で「あのオヤジかっ!」と叫ぶ。
どうやら、そのオヤジさん。中学校の側のパン屋さんらしい。それを知るや否や、 「あっこのパン不味くてよー」だの「普段は大人しーのに、酒癖わりーな」だの「近所なんだから歩いて帰れやー」だの「あのパン屋は中学で持ってた」だのヤンヤとさっきまでニコやかに喋ってた飲み屋の客は一斉に言い出した。 なんて、酷い人たちなんだろうっ(TT)して、あたしはお相手が「パンをぱくって売ってた」という話を問い詰めた。 「何故にぱくったか?」と聞くと「だって、パンも買えない友達もいるだろ?」と答える。「ならば、ぱくった物はタダで上げなさい」とあたしが窘める。「タダだと、相手も気まずいだろう?」と最もらしい答えが返ってくる。「一体いくらで売ったんだ?」と犯罪歴を調べようとすると「10円か20円だよ」とさも大した罪じゃないかのように得意満面だ。「その前に、パクってはいけない」と今更ながら正論を唱えると、「パクらなければ、余って捨てることになるんだから」とあくまでも慈善事業をしていたと言わんばかりな態度をとる。「わからないよ?家で食べるかもしれない」とオヤジさんの肩を持つと「不味いんだから食うわけがない」と堂々と反論される。「それじゃぁ、きっとパン屋さんは赤字だったに違いない」と心配事を口にすると「いや、あのパン屋は今でも潰れていない」と正論が返ってきた。
と、そんな小競り合いの最中に加藤くん登場。加藤くんも同じ中学出身と聞く。 「その中学って、ロクなの居ないよなー」とついうっかり大声で言ってしまったあたしは、他のオヤジ客達も同じ中学卒業生であることを気づかないフリをした。 そんなこんなで「今日は二杯まで」と決めていたあたしが生中を飲み終わる頃、これまた常連カップルの女性の方が来る。 以前、お相手が男性の方に「旦那さん」と呼びかけ「旦那じゃないのよ」と窘めてくれた女性だ。 あたしだけの見解だが、そこは「不倫の巣窟」である。むやみやたらに一緒に居る熟年カップルを「夫婦」などと言ってはいけないのである。 えー、一応、そこでは名前で呼び合うのが慣わしだ。いつの間にやら、あたしも本名で呼びまくられている。ちなみに、あたしは殆どの人の名前を知らないという事実(笑) まー、それはいいとして。 そのカップルの女性の方は名前をかろうじてしっている。仮にJ子さんとしておこう。 男性の方は「ダーリン」だ。これは、ダーリンが一人で来ている時に「今日はJ子さんは?」と聞くと「ハニーは、なんたら」と答えてくれるので、当然、ハニーの相方はダーリンと決まっているからだ。
そのJ子さんが現れた時点で、あたしは酔いが程よくまわっていた。 そして、J子さんの言葉から、あたしは本調子になるのである。 「あらぁ、今日は一緒なのね。」とJ子さん。「そうなんですよぉ。良く、この人一人できてるみたいだけど」と、あたし。 それを横で聞いていたお相手が、隣の加藤君に話をふる。 「加藤君に会うのも、久々だよな。俺、来る時はめちゃくちゃ早いもんな」 その一言が決め手となる。 「おお、あたしがアンタの家に行く前までに帰らないとねー」とあたしの嫌味が炸裂する。 男って、何故か嘘をつきたがる。あたしは、別に焼き鳥屋に来たことぐらい素直に報告しなさい。怒らないからと常日頃言うのだが、お相手は言いたくないらしい。 そこで、話を逸らそうとお相手が必死になりかけた矢先、J子さんは言ってしまった。 「そうそう。金曜日も時間気にしてたわよねー」と。
実は、金曜日はあたしは自分の店の手伝いで、夜23時すぎにお相手の家に着いた。 当然の如く眠っていたお相手だが、酔っ払い特有の暴れ寝をしている。暴れ寝というのは、ゴロンゴロン寝返り激しく、悪態張りの寝言を連発。あたしが声を掛けても、五月蝿そうにする状態を言う。 その時にあたしは、叩いて尋ねたのである。 「あんた、焼き鳥屋いったんでしょ〜」と。だのに答えはノーだった。うほほほほほ。嘘はつくもんじゃねーだよ。 それから、あたしは首を取ったとばかりにヒートアップ。 「この人、いってないって嘘ついたんですよーーーっ」と大声で叫ぶ。店主が思わず笑い出す。「バカじゃん。バレバレ〜」とお相手を指差して笑うあたし。 すると、次にダーリンがやってきた。 「ああ、お待ちしてました〜」とJ子さんの隣の席を譲ってあげる。 ダーリンが言う。「おお、今日は一緒だねぇ。金曜も一人だったからさー」 ぎゃはぎゃは笑いながらあたしは、「それ、内緒なんですよー」と答える。 そのダーリンは、同情してくれたのかビールを奢ってくれ、お酌までしてくれる。 そうこうしている内に、他の3人連れのお客さんが「カラオケ近くに無い?」と言い出す。 口々に、目の前にあるだの、どこにあるだの言い出して、終いには「なんならアカペラで」と言い出す。 そこでダーリンがまた「金曜日も歌ってたじゃん。なんだっけ?」とお相手に言い出す。「だから、それは内緒なんだってばー」とあたしはまた笑い出す。 そのうちに、今度は店に来た時に居て、一旦帰ったはずのオバちゃんが、ひょっこりまたやってきた。 あたしとの間にクッションを置いた方が無難と思ったかどーかは知らんが、お相手が間の席を進める。 そのオバちゃんが、カラオケって話を聞いて歌い出す。「落ち葉の舞い散る散歩道〜♪」思わず、ゲタゲタ笑うあたしに不信がったであろうオバちゃんが「ね、一緒に歌ったよね」とお相手に言い出す。 「オバちゃ〜ん、それ、内緒だったんだってば〜」と教えてあげるあたし。 一体全体、何人に「内緒なんだよ」って言えばいいんだろう? そうこうしている内に、今度はご近所のお姉ちゃんが来た。そして、「金曜日と同じ歌うたってる」と言い出す。また、あたしは「だから、内緒だってばー」と言う。 その間に、あたしはビンビールを2本空けたらしい・・・
だから、あたしは二日酔い。頭が痛い。おまけに、胃が痛い。 昨日のつまみは、馬刺し&かつおの刺身&焼き鳥数本&そら豆である。 敗因は、馬刺しのおろしニンニクに違いない。 子供の頃から、父上のつまみの「レバ刺し」が大好物だった。でも、父上はよく「生のにんにくは強すぎるから、少しだけな」と言ってくれてたもんだ。 ああ、父上。今、やっと分かりました。本当に生にんにくは胃にキョ〜れつです。 その想いを胸に、朝から牛乳タップリのカフェオレを飲みつつ、ニンニクの絵を書いていたら、尚更具合が悪くなった。 その成果がこれ。
勿論、頼まれてもいないお猿も増やした。
えー。ニンニク猿くんと、その兄弟のタマネギ猿くんです。「にんたま兄弟」ね。 察しの良い方はお分かりであろう。ニンニクを作ってから惰性でタマネギを作りました。手抜きです。はい。 でもって、ニンニクは酔っ払いらしく。タマネギは自ら犠牲になって泣いてます。 どーも、イラストレータで書いた色合いと変わってしまうのが悩みでございます。 ってことで、カーン!観なくてごめんなさ〜い。 でも、酔っ払ってグルグルまわる中、ハイライトは見たわ。 ボー然としているカーンのお姿・・・素晴らしい仕事人である彼の心情。 いっくら酔ってても、グングン胸にきたわよっ(号泣)
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