いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2008年04月29日(火) 自衛官の名前がない春の叙勲発表

 本日、昭和天皇のお誕生日に『春の叙勲』が発表された。各界で活躍された方々のご苦労を、国家として天皇陛下のお名前をもって御礼しよう、という叙勲の意味は甚だ大きいと思う。

 たかが賞状とバッチだろう、という輩が多くなってきたことは、我が国の教育を労働組合と労働者に任せた結果であろう。権威や、伝統文化を否定することにより、自らの優位性を保とうとする集団が教員でいることは、国家の不幸ですらある。

 さて、その多くの人々の名前の中に、必ず散見される陸海空自衛官OB、事務方の名前が今回は一切見当たらない。改めて見直したが、やはり、ない。

 最近の不祥事や『あたご』の事故で、防衛大臣からかゴマすり官僚からか『辞退』の申し出でもしたのだろうか。だとしたら、現場の自衛官に大変申し訳ない処置である。

 24時間、生命を賭して我が国民の生命財産を護る自衛官は、国を護るという『名誉』だけが、大きなモチベーションである。独身隊員は、24時間プライバシ−の無い隊舎(内務班)で暮らす。

 食事も風呂も消灯時間までも管理され、生活する部屋はベットとロッカーだけがある大部屋。海上艦艇の乗員であれば、自分専用のベットすらない、という生活環境だ。

 それでも、国民のために働いている、という自負があるから、このストレスに打ち勝てるのだ。問題隊員が、災害派遣を経験して、優秀隊員に変身した事例は山ほど聞く。

 同じ今日の産経新聞には、全国の自衛隊基地などのゴルフ場の存在が報じられ、国民の感覚から乖離する、と述べられていた。航空基地や駐屯地の遊休地に隊員の私費で芝生を整備し、課業外(勤務時間外)や休日に利用することが、そんなに問題だろうか。

 であるとしたら、『国民の感覚と乖離』した生活環境も整備せねば、割りが合わない。

 先進諸国の軍人に対する恩恵、厚遇は『国家を護ってくれている』行為に対する御礼だと、概ね理解されている。我が国ではどうだろうか。職業に貴賎はないと言いつつも、自衛官や消防官、警察官、海上保安官など、生命を賭けて職務を遂行する公務員に対する処遇は事務方のそれに比べて低すぎる。

 身内びいきと思われるだろうが、2段ベットの12人部屋、外出は土日だけ、それも制服で、という青春時代を過ごした者としては一言申し上げたい。

 制服が仕事をしやすい環境を作るのが官僚、事務方の仕事であるはずなのに、今の仕組みは、現場を知らない官僚や政治家が、自衛官の仕事をしにくくしているとしか映らない。

 頑張れ防衛大臣!!

 



2008年04月28日(月) 鈴木隆之議員!君は男だ!!!エライ!!!

 先日の自民党大田区議団の幹事長選挙で、地元有力者などが『ある方』からの依頼と思われる言動で、3名の1年生議員に圧力をかえた、とのウワサを書いた。

 そして、その『ご意向』に沿わない投票行動をした、久が原地区選出の鈴木隆之議員には、卑劣な仕打ちが待っていた。なんと、各有力者などのご自宅に掲出してある『後援会事務所』の看板をはずせ、という連絡が入ったらしいのだ。

 これは、議員、候補者1人あたり後援会事務所、個人事務所各6枚づつ区内に掲出が許可されているもので、議員や候補者にとっては、最も重要な拠点に掲出するものだ。それを撤去しろというのは『絶縁宣言』に等しい。

 何も知らずに『誰か』に踊らされている、久が原地域の有力者と言われる方々らの行為はあまりにも『有力者』と言うには哀しい。そして、北朝鮮国民のように、無条件に言論を封殺しようとするこの地域の有力者の方々に比べて、素晴らしいのは鈴木議員の行動である。

 はずせと言われ、自らペンチを持参して看板を撤去したそうである。この行動は、まさに男である。

 こそこそ、街の有力者を使って、1年生議員に圧力を加える小物とは、まったく違った勇気ある行為である。

 さらに、たまげたのは、日曜日に行われた彼の区政報告会だ。松原忠義区長は、随分前から出席の予定で、祝辞も式次第で用意されていた。事前に自民党幹事長が確認もしている。ところがだ!当日、突然のキャンセル。

 会場を埋め尽くす150名からの後援者からは、不審の声があがったそうだ。

 いや、まさか『民間出身』の区長に限って『自分の気に入らない幹事長候補に投票した』との理由で、欠席したとは思えない。本当に急用がおありになったに違いない。しかしだ、この時期にドタキャンはまずい。誰かにそそのかされて、キャンセルしたに違いない、と邪推する輩が出ないとも限らないからである。

 私は、大将というのは、ドンと構えていなければならないと思っている。小事は部下に任せ、大らかに対極的な判断をするのが大将である。そして、ゴマすりと自己の保身昇任だけを考える小物と、職務への使命感と忠誠心のバランスが取れた賢者を見極める術も求めらる。さらには、例え対立する共産党の区議の報告会であっても、にこやかに参加し祝辞を述べるぐらいの『器』が首長たる人間には望まれるだろう。

 その意味では、再三その就任人事案件同意に『大反対』してきた教育委員会幹部が就任直後、私へ『頑張る』旨の電話を下さったことは、とても嬉しかった。

 政治屋になるか、政治家になるか? 何かを変えたくて政治家になるか、政治家になりたくて、何かを変えたフリをするか。

 例え、我々自治体議員であっても、その選択の差はとても大きい。有権者にはバレなくても、それは本人が一番知っている。

嗚呼、大揺れ大田区役所!!!!! 



2008年04月26日(土) 無法地帯 長野駅前

 今日は、聖火リレーに抗議するために朝一番の新幹線に乗り長野に向かった。指定席を予約したが、自由席に乗りきれなかった中国人が指定席の通路に溢れ異様な雰囲気だった。そもそも、自由席の乗客は指定席には立ち席であっても入れないのがJRの規則であるが、中国人にはそんな規則は関係ない。途中で空いた指定席には、指定席券をもっていないのに勝手に座るなど、もはや治外法権の観すらある。

 長野駅に到着し、仲間の地方議員の部隊に合流しようとしたが、駅前の騒乱がすごい。とにかく、中国人の脱法行為が目に余るのだ。暴走族よろしく、中国国旗をかざして乗用車に箱乗り。周辺には白バイ、パトカー、制服、私服警官が多数いるのに無視。

 可哀想に普段がまじめな警察官である彼等には、政府から『無視しろ』と指示が出ているのだろう。一般市民を相手には偉そうに取り締まるのに、中国人相手には政府のご意向で無視とは心ある警察官はさぞかし腹立たしかったことだろうと思う。

 もはや、長野駅前は『平和の祭典』ではなく、ほとんど戦争だった。ただ、銃弾が飛ばなかっただけである。このような状況で、はたしてオリンピックを中国でやる意味があるのだろうか。人権後進国家中国は改めて、国際世論を見直すべきだろう。

 反面、中国側はさすが中央集権型国家である。すべてが統制されていた。我々側に特攻して血だらけになる人間も指令で来ているのが明らかである。我々の仲間を襲う時も、大きな中国国旗で隠す担当、殴る担当、と相当に訓練されていると思われる仕業だった。

 またほとんどの暴力行為も逮捕されなかった。双方乱闘して流血があっても、警察官は引き離すだけ。逮捕はなかった。長野県警と警察庁の『平穏に聖火リレーが行われた』というストリーのためか、流血は本日の長野市内では『合法』だった。

 さらには、中国人の乗用車箱乗り、ペットボトル投げ入れなど通常なら検挙される事案も今日だけは大丈夫だった。事なかれ主義の福田政権、警察官僚の『国家主権放置』が明らかな長野だった。

 写真を見ていただきたい。POLICEと書かれた強化プラスチックの盾を機動隊が向けている先は、中国人ではない。同朋たる日本人である。これには私は怒った。『諸君等は、どこの警官なのだ。盾を向けるべきはシナ人にであろう!』と。


 嗚呼、情けない無能力国家ニッポン!!!!!!!!



2008年04月24日(木) お待たせしました!環八踏切立体交差化

 ここ数年続けれらている『京浜急行連続立体交差事業』の最大のポイントである、環状8号線踏切がいよいよ、5月18日(日)に片側のみ立体化する。

 これは、慢性的なこの踏切りの渋滞解消のため、取り敢えず上り線だけを『仮線』で立体化するものだ。この仮線立体化により、環八で唯一残っていた踏切が解消し、この周辺4箇所の踏切が立体化する。

 上り線だけの立体化だが、踏切遮断時間は40%ほど減少すると見られており、この場所の慢性的渋滞は解消されるだろう。車族の私としては、大いに期待しているところであう。

 ちなみに、この事業全体の予算は約1650億円。うち国が600億、都が460億、大田区が200億円、京浜急行が330億円となっている。そして、この原資は、あの道路特定財源である。

 全線立体化まで、残り4年。はたして、その時、大田区の街はどうなっているのだろうか。頑張れ、大田区の街づくり!



2008年04月23日(水) まさかそんな‥!自民党幹事長選挙

 昨日は、我が会派の存続問題で、幹事長会が延々続いたことを書いた。今、区議会内では、5月23日の臨時会に向けての、議会内人事案件が花盛りである。特に、最大会派の自民党では、議長、幹事長、監査委員、委員長、副委員長など多くの役職があるので困難を極めているようだ。

 本日、漏れ聞くところによれば、自民党次期幹事長選挙が行われたようだ。自民党会派は、現在2人の長老をトップに2つに割れている、というのが大方の見方である。

 仮にそれぞれを『虎さんチーム』と『熊さんチーム』としよう。虎さんチームは、さる衆議院選挙で『おっぱいモミ事件』で辞職離党したN前衆議院議員(すでに公人ではないのでイニシャル)を党本部決定に反して応援し、除名、離党した区議(後に復党)が核である。区長選挙でも、党推薦の現区長とは距離を置いていた感がある。

 熊さんチームは、常に党決定に従って行動し、現平衆議院議員を推し、現松原区長を応戦したグループである。相対的に富裕層が多い議員集団でもあり、当然『主流派』を標榜するが、人員的に虎さんチームに負けており、現議長、幹事長、議会運営委員会委員長という要職は、虎さんに独占されている。

 さて、そこで今日の幹事長選挙である。今年当選した新人3名を除くと、虎さんチーム8名、熊さんチーム7名での僅差で虎側優位である。ここで重要なのが、新人3名の『票』の行方である。

 そこで出たウルトラCが『地元有力者のご意思』である。昨日までに、3名の新人議員に、それぞれの地元有力者から『幹事長選挙での君の投票行動によっては、次の選挙は応援しない』との連絡が入ったようだ。

 そして『これは松原区長の意思である』との、言葉を添えられた議員もいたとの話も聞く。結果、3名のうち2名が『天の声』に従い、熊さんチーム側に投票したようで、熊さんは9票ゲット。新人の中でも言動が常にしっかりしている久が原地区選出のS議員は『そのような発言に憤りを覚える』として反発。(私が区議を辞めたら、絶対に彼の応援団になりたい!格好いい!)

 その結果、9対9の同数で、次期幹事長は決定されなかったようである。まさか、公明正大『民間出身』を標榜される松原区長に限って、このような姑息な手段を採るとは思えない。誰かが、区長の名前を語って、翻意を促したに違いない。凄い世界である。また、議会内のことに部外者である地元有力者を引きずり出す手法は、戦術としてはあまりにもシーラカンス的で哀れですらある。

 自民党幹事長選挙は、その後の議長選挙にも影響する人事案件である。議長選挙にもこのような『強要』を行うと、公職選挙法の規定が準用され、逮捕拘留を含む厳罰が加えられる。特に、現職公務員は永年楽しみにしてきた『退職金』もふいになる。各々方くれぐれもお気をつけあそばせ!

 嗚呼、怖い世界だ!大田区役所5階と10階‥‥



2008年04月22日(火) 会派とはなんぞや?

 今日は、区議会の幹事長会が開催された。これは、交渉会派(所属議員3名以上)の幹事長が集まって、議会内の調整を、公の議会運営委員会の前に行うもので、非公開である。

 国会や他の自治体議会の多くで、この幹事長会での決定が、ほぼそのまま議会運営委員会の決定事項になるため、密室だとか談合政治と批判を浴びている。三重県議会では、会派代表者会議(幹事長会に相当)を、公開し、議論の過程を県民に公開している。大変結構な取り組みである。

 さて、本日の幹事長会。午前10時に始まり、休憩を挟んで、再開は午後4時。これほどロングランになったのは、我が会派の扱いが原因である。仔細は『非公開の会合』という申し合わせなので書けないが、要するに、我が3名の会派を交渉会派として認めるのかどうか、という議論である。

 我々3名は、保守系無所属の荒木議員、生活者ネットワークの奈須議員、そして私の3名で構成されている。イデオロギーでは共通する荒木、犬伏の2名。議会改革では共通する意識の奈須、犬伏。という微妙な構図の会派は、時としてなんとしても意見がわれることがある。

 どうしても調整出来ない場合は、それぞれの議員の『良識』を尊重し『党議拘束』はしない、というのが申し合わせである。ところが、これが他の会派には気に入らないようだ。

 我が会派以外の会派は、すべて国政の政党が、そのまま会派になっている。その為、比較的意見の調整がつきやすいのだろう。が、といって、ある地域的な議案について、すべての会派所属議員が賛成だったり、反対で意識が同じということは困難ではないだろうか。結局、妥協して『会派意見』として調整しているのだろう。

 とすれば、我々の『自由意志』での、会派意見の相違は、なんとしても認められない、というのが他会派の意見だ。しかし、会派の意見が常に同じでなければいけない、という規定は法、条例、規則、いずれにも見当たらない。

 結局、様々な議論の末、ソフトランデイングでやっと閉庁時間ぎりぎりでまとまった。若い頃の私だったら、机を蹴っ飛ばして出て行ったと思うが、年を重ねるに従って、辛抱強くなるものである。

 政治の世界の難しいのは、いくら一人で正論を述べても、他から支持されなければ、犬の遠吠えに終わってしまうことである。反面、ビジネスの世界では、同業者の誰が支持してくれなくても、市場(マーケット)さえ支持してくれれば、勝ち組になれる。

 そういう意味では、政治の世界は不向きかもしれない。どっと疲れた1日だった。



2008年04月21日(月) 産経新聞さん間違いですよ!

 先日来書いている『区役所の文書紛失事件』が、本日の産経新聞都内版で報道された。以下、その一部を転載する。

メール便30通紛失
大田区役所 2週間把握せず

大田区役所で、区から区民に発送されるはずだった介護保険などに関する文書約30通が無くなっていたことが20日わかった。区は15日に区民から指摘を受けるまで約2週間にわたり紛失の事実に気づいていなかった。(以下略)

 私は、産経新聞こそ我が国を代表するマトモなマスコミであると信じてきたが、この報道には2点誤りがあるので訂正しておきたい。

�。隠菊�に区民から指摘されるまで‥の部分
正確には、15日の総務財政委員会で犬伏秀一区議会議員から指摘されるまで‥が正しい。確かに私は、区議であると同時に『区民』ではあるが、正しい報道という観点からは誤っている。取材した区幹部が、格好悪いので『区民』と答えたのか、または、記者のおかしな『政治的平等意識』から、あえて区議としなかったのか、いずれにしても、変な記事である。

�¬気�なっていることが20日わかった‥の部分
これも事実と相違している。20日に産経新聞の記者が知っただけの話で、遠藤久経営管理部長、伊藤勝康総務課長の両名からは総務財政委員会終了の2日後の17日には、事実を確認したこと、現在さらに調査をすすめていること、週明けには発表することなどが明らかにされている。

 記事どおり読めば、�\┐ざ萍韻�いるもんだ、区幹部が知らない情報を知っていて指摘するなんて、となり��大田区役所は大したもんだ、20日は日曜日なのに出勤して、文書管理のチェックをしているのか、となってしまう。

 産経新聞さん!記事は正確に書こうネ。でないと、朝日(チョウニチ)新聞と一緒になってしまいますゾ!!

 以上、名前を書いてもらえなかった田舎議員の苦情である。



2008年04月20日(日) 大田区こどもガーデンパーテイ開催

 曇天の日曜日、区内各所で第57回こどもガーデンパーテイが開催された。これは、戦後の混乱期に遊び場のない子供たちに地域と行政が一緒になって楽しい一日を過ごしてもらおうと開催されたものが、今日まで続いている一大イベントだ。
 
 各会場ごとに作られた実行委員会が主体となり、大田区から支給される少ない予算のなかで、それぞれが工夫したコーナーを運営する。私の住んでいる六郷会場では、各町会、各小中学校、都立六郷工科高校、区立幼稚園、保育園、児童館、とんび凧の会、竹細工の会、ボーイスカウト、保護司会、消防団などがコーナーを運営した。

 PTAは各学校のテントを地域の方々が所有するトラックで会場まで運んでもらう。運ばれたテントは、実行委員やその場に居合わせた町会や他校の男性たちが協力して組み立てる、という具合に、まさに地域の力の総結集というところが、このイベントの大きな意義であろう。

 お客様たる子供たちは、各町会とPTAが協力して集め、会場まで引率するのだ。ただ、残念ながら、小学校高学年や男子児童には、いささか敬遠されてしまう傾向は時代の流れだろうか。また当会場は、同じ六郷という名前がご縁で交流が始まった秋田県六郷町(現在は合併で美郷町)の6年生児童が毎年参加してくれる。今年も23名の秋田の子供たちが参加してくれた。

 さて、会場では、早朝よりそれぞれの団体が総出で準備にあたった。プログラム委員というお役を頂いた私も、人手の足りないところを見つけてはお手伝いにまわる。

 普段力仕事とは縁遠い生活をしているので、流石にきつい一日ではあったが、人々が協力して、ひとつの事に取り組む光景は、とてもすがすがしい気分になる。ただ、そのボランテイア活動の現場を『絶好の広報の機会』とばかりに、挨拶まわりに集まってくる議員の姿は、私はあまり好きではない。

 強風と曇天ながら、区内全会場への参加者はなんと5万人弱。六郷会場では区内最多の8000人余りが参加した。事故もなく、天気もなんとかもち楽しい一日だった。準備にあたった皆さん、お疲れ様でした!



2008年04月18日(金) 犯人探しはやめろ!@大田区役所

 私の4月15日の総務財政委員会の質問を巡り、所管課を含め区役所は大騒ぎである。

 緊急の庶務担当課長会が開催され、オフィシアルには『他の部局では、文書紛失がないか、再度確認せよ』との指示が出されたが、水面下では『誰が犬伏に情報をリークしたのか?』との、犯人探しが行われている。

 また、同時期に読売の記事になった『定年1日前の勧奨退職』についても、誰が読売に流したのか?が、主たる問題になっている。犬伏ルートはサンケイじゃないか。読売は違うだろう。と情けない議論が続いている。甘いね!!

 本来、区民から雇用されている、地方公務員たる区職員の主たる問題は、

1.なぜ文書をなくしてしまったのか?

2.定年退職1日前に勧奨退職させ、2日後に任期付き職員で採用するほどの 専門性が、当該職員にあったのか?選考は公正公平だったのか?

 ということが論点になるべきが『犯人探し』が主たる論点とは、さすがにお役人社会である。

 また。もっと笑い話なのは、区民の個人情報の掲載されている文書を紛失して、私の議会質問まで知らなかった『能天気』な執行部は、週明けの月曜日に『盗難届』を蒲田警察署に提出すという。

 昨年にも健康福祉部で区職員が、個人情報を『紛失』し、最近では宿直職員が、同様に『紛失』したが、この時から他人のせいにする『盗難届』が出されるようになった。

 今回も、自らの情報管理、危機管理を棚にあげて『紛失』ではなく『盗難』として、保身を図る精神構造は、あまりのも哀れである。

 大田区職員、特に執行部の皆さんに声を大にして申し上げる。

1.犯人探しなど、姑息なことは止めよ!

2.問題の本質的解決を図れ!

3.盗難などという、自らの恥をさらすようなことは止め、紛失の事実と責  任の所在を明らかにせよ!

4.当該区民と、68万区民に誠意を持って謝罪せよ!

5.情報が漏洩した場合にどのような被害が起きるのか想定し、対策を急  げ!

6.再発防止策を策定せよ!

 そして、それぞれの家族に胸を張って誇れる仕事をお互いしようではないか。

 お父さんは、家族のために、正しくないことも正しいといい、嫌なことにも目をつぶり、保身に走り、昇任のためにはゴマをすって頑張っているんだ‥文句あるか!

 そんな生き方で、はたして、棺おけに入るとき恥じないだろうか。私には出来ない。

 心ある職員の声、マスコミは、いくら報復人事を行っても止めることは出来ない。そして、それらの良識ある言葉によって必ず崩壊する。そのことは歴史が証明している。

 そうならないよう警告している『お友達』の言葉を、真摯に聴ける理事者はいないのか!!!嗚呼、民間区長、大田区!!!!!!!!!!!!
 



2008年04月17日(木) 小規模多機能型施設 ひつじ雲

 厚生労働省の政策のダッチロールは、高齢者や障がい者の方々にとって迷惑このうえもないものだ。ビジョンがあって変更すのではなく、自らの見通しが甘く予算に困窮すると、なんだかんだと理由をつけて制度の改悪をする。

 自ら考えることを放棄し地方分権とは程遠い自治体職員は『左様ごもっとも』と、厚生労働省の『ご指導のとおり』住民や自治体議会に対して同様の『理由』を説明する。常にこの繰り返しである。

 介護保険では、このダッチロールが制度が新しいこともあって顕著である。当初、彼等は『在宅での介護が困難な状況なので、施設で介護する』と、大風呂敷を広げた。その結果、施設介護のためには、大盤振る舞いをし多くの民立民営の介護施設が建設され、建築業者には感謝されたのだった。

 ところが、この施設介護は、まず金がかかる。次に、物件費が安い地方に多く、人口の多い都市部に少ないという利用者人口とは逆転が起きた。そこで、もういらない、と政策転換。『介護は在宅と地域で』ときた。

 そこで、新たな仕組みとして出てきたのが、地域密着型の小規模多機能型居宅介護事業である。これは、施設に入れないために病院などで『社会的入院』を余儀なくされている高齢者や、在宅で家族が介護している方々を近くで見よう、という取り組みだ。

 大田区でも昨年以来、一施設1500万円の補助金を予算化したが、手をあげる事業者がない。物件費が高いこと、24時間訪問介護の体制と、月額定額利用料(通称 まるめ)のため、サービスと人件費のバランスが取りにくい、ことなどが原因として考えられる。本気で整備するのであれば、区独自の介護報酬上乗せや、経常経費の補填などを検討する必要がある。

 さて、今日は、あるNPO法人の理事さんのご紹介で、このNPOが川崎市に運営する小規模多機能型居宅介護施設『ひつじ雲』を訪問した。川崎駅西口の大規模開発地区を通り抜けると、突然、住宅街になる。その一角に、看板がなければ普通の民家と見間違うほどこじんまりとこの施設はあった。

 この業界では知る人ぞ知る理事長さんからエピソードや苦労話をうかがった。

この施設は、登録人員の上限が20名。利用定員が1日あたり通所10名、泊まり4名。登録してあるメンバーであれば、突然の利用も受け入れるし、利用時間の延長も大丈夫。その際の料金は、月額負担金に含まれているので追加は発生しない。(但し、泊まりのみ1泊1700円追加)

提供出来るマンパワー、スペースも限られているので、あるサービスを利用者で譲り合う体制になっていることがありがたい。

地域密着型の施設は、近隣の口コミが大切で、こことは別の場所にアパートを借りて、会員が会員以外の友人を誘って語れるサロンのような部屋を作った。

小規模多機能型施設が伸び悩んでいるのは、その収入構造にある。成功している施設は、他のサービスを併設している施設か、物件費、人件費の安い地方の施設である。

福祉系の人材は、どのような想いでその仕事についているか、ということが重要で、うすっぺらな気持ちで従事していると、その気持ちは利用者さんい伝わってしまう。

 そして、最後に『まあ、しばらくは赤字でいいと思って始めた』とのお話に、同席した部外の理事さんから『ずっと赤字じゃないですか』と笑って訂正が入った。赤字補填に私財を投入しての運営だとのこと。

 厚生労働省の政策ダッチロールは、現場の多くの善意と負担により支えられていることを痛感した。

 施設から帰る時、ちょうど利用者の女性と目があった。やさしそうなこの方は『あら、もうお帰りですか。』と初対面の私に淋しそうな目をされた。また来ますよ、とお答えすると職員さんが『また来てくださるって!よかったね』と。

 古い民家を改造した施設。決して豪華ではないが、ぬくもりを感じる一瞬だった。また来ますよ!



2008年04月15日(火) 情実人事を防げ!@総務財政委員会

 今日は区議会総務財政委員会である。いくつかの事務報告がされたが、そんな些末なことは、本日にかぎりどうでもよかった。今日は、是非とも追求しなければいけないことが2点あったからだ。以下、私の質問の要旨である。


新たな大田区経営管理部管理職名簿によれば、新設された総務担当部長(空港対策兼務)の分掌に、秘書課、職員課、経理管財課、羽田空港対策が入っている。組織の基本は、人・物・金である。そのすべてを、ラインの部長である経営管理部長の所管から、スタッフ部長である森総務担当部長へ移すのは組織論からもおかしい。屋上にプレハブを建てると違法建築となるが、この組織も同じだ。であるとするならば、ラインの部長として、総務部を作るべきだ。

また、昨年来続いている、前政権の要職者に対する報復人事は異常である。参事級(部長)を渋谷区に出したり、課長職のポストである社会福祉協議会事務局長に参事をあてるなど明らかな報復だ。前政権で同じ目にあったから、というのなら、その辛さをわかっているだろう。子供の喧嘩ではない。
区職員の間には閉塞感、驚愕が蔓延している。仕事で評価する組織にしなければならない。公平な評価、仕事で評価する人事を行えば、ロイヤリテイは後からついてくる。恐怖人事は必ず崩壊する。子緒路ある管理職の再考を促したい。

任期付き職員の採用が、観光担当課長を含めて5名行われた。この制度は民間から有能な人材を集める趣旨だったはずが、5名のうち民間は1名だけ。残りは1名が国、1名が都(元大田区職員らしい)、2名は大田区の定年退職者ではないか。要するに、体のいい公務員の「天下り制度」を作っただけではないか。まして、定年1日前に勧奨退職させて、退職金を2回支給するなど、規則の濫用でもある。

条例や人事院規則では「選考」により、任期付き職員を採用せよとしているが、選考であれば、その選考基準を示すべきで、基準なし公務員になれるとしたら、それこそ、大昔に行われていたとウワサされる技能系職員の「情実採用」の復活になってしまう。採用基準はなにか。

お友達というのは、友人が悪さをしようとする時に止めるものだ。遠藤経営管理部長のお友達が、今、飲酒運転をしようとしていたとしたら、あなたは「さあ、どんどんやれ」と言うだろうか。止めるだろう。私は、お友達だと思うから、あえて申し上げているのだ。与党の皆さんも「与党だから支えてやらにゃいかん」ではなく、「与党だからとめにやいかん」と考えて欲しい。

 これに対し、大田区側の答弁は、いかに今回採用した職員が優秀であったかを述べたが、結局は「選考基準」は存在しないことを認めた。そして、森総務担当部長は「人事は人が先にありきだ。基準にあっても、使えない人材ではしかたない。」と、今回の人事も「仕事ありき」ではなく、「人ありき」であったことをあっさり認めた。

 今回採用された方は、区職員として優秀であることは誰もが認める。しかし、だからと言って「基準なし」に採用することは、公務員の人事制度を根幹から覆す愚行である。

 また「お友達」については、遠藤部長が「お友達というのは、一方的ではだめだ。双方がお友達と認め合わねば‥」と、犬伏は区政の「お友達」ではない、と断言した。おう、そうかい上等だ!!

 また、私の質問の後に発言した公明党の区議は、観光担当課長は公募で、定年退職者は身内で、というのはおかしい。事前に「こんな職を任期付きで採用する」と議会に示せ、と発言。

 民主党の国会議員秘書出身の木村区議は『国会総務委員会でこの法案審査の際、国から地方におりた時に、勝手に運用される懸念がある、と答弁されていたのを思い出す。今、ああ、こいういうことか、と理解できた。』と、しみじみ語った。公務員組合である自治労が応援する民主党のこの発言は重く正しい。

 次に、相変わらずの「談合」が疑われる入札案件に付帯して、大田区の恐ろしい情報管理につき指摘をした。

大田区役所の各出先を結んだり、郵便局への発送業務を行う交換便(通称メール便)が、昨年度から民間委託された。昨年度は前政権と親しかった「自転車撤去」の運送会社が受注し、それなりの成果をあげていた。ところが、今年から別の業者が受注したが、その対応はひどい。

文書の山を普通の台車に載せて庁内を回るから、文書はいつ落ちてもおかしくない。さらには、文書を廊下などに放置したまま担当職員が持ち場を離れるから「お持ち帰り自由」の状態である。

さらには、4月1日(火)戸籍住民課からの400通近い文書が紙袋ごと放置され、区民の通報で戻ったという事件。4月2日には、高齢福祉課発信の文書約20通、高齢事業課発信の文書50通余りが、業者が持ち場を離れた間に紛失した、と風聞聞くが、区民の個人情報が記載されている文書管理がこんなことでいいのか。

また、この業者は社員500名弱の大手であるが、ウワサによれば社会保険などに加入しないことで有名らしい。大田区との契約の「遵守事項」には、社会保険、労働保険に加入すること、と書いてあるが「社会保険被保険者加入届」の写しを提出させるべきだと思うがどうか。

 これに対し、総務課長は「適正に指導する」と答弁したが、私は譲らず、そんな呑気なことを言っている場合か!今にも区民の情報が漏洩するかもしれないのだ、今すぐ職員をメール便に付き添わせ業者指導と情報管理を徹底しろと要請した。
 
 また、あきれたのは「社会保険加入は、業者の労使の問題であり、区は関与しない」と答弁した契約担当の経理管財課長である。契約書に「加入すること」と書いてあるのだぞ、契約条項を遵守させるのがあなたの仕事だろう、と追求しても「立ち入り検査の権限がない」と、ふざけた答弁である。この業者との癒着すら想像せざるを得ない弁護ぶりだった。

 嗚呼、大田区役所!!!「民間出身」を標榜する新区長さん!!民間感覚は何処へ??????頑張れ!!!!

(後刻追記)
読売新聞都民版によれば、本件人事案件では、東京都総務局から2回にわたり「本来の趣旨に沿って運用せよ」と要請が大田区にあったそうだ。東京都はまともだ。

 



2008年04月12日(土) 議会は魚河岸たれ!by片山善博前鳥取県知事

 昨日参加した、第4回全国自治体議会改革推進シンポジウムの基調講演は、かっては改革派知事であり、辛口で地方自治を説く片山善博慶応義塾大学教授(前鳥取県知事)だった。氏のお話は、何かのシンポジウムのパネリストとしてうかがったことはあるが、講演として聞くのは初めてで、おおいに期待していたが、期待以上のものだった。以下、感動したフレーズを羅列する。

なんでもかんでも知的なことは東京でやるという風潮のなか、このような価値のある会合が、失礼ながら三重県の桑名という地方都市で行われることは大変意義深いことである。

我が国の地方自治の教科書の特徴はどれもこれも同じである。それは、上から見た地方自治論である。全体(国)があって、部分部分をわけて、それがうまく機能する方法論である。つまり、国から見た地方自治のあり方がメインなのだ。その結果、首長から見た自治体論となり、住民は、遥か彼方になる。

自治体をコントロールするのは誰か?国ではない、市民であるべきだ。地方自治論は、国が自治体をどうやってコントロールするかではなく、住民がいかに自治体をコントロールするかを学ぶ学問であるべきだ。

日常業務の中で、国によって右往左往させられるのは尋常の姿ではない。本来は、住民の意思、すなわち代表として選ばれた議会によってコントロールされるべきである。国のコントロールによる姿は、決して地方分権ではなく、中央集権である。その意味から、地方分権の中心は議会である。

議会は自治体の重要事項に関する決定を行うのだが、ちょっと本来の姿とずれていないだろうか。議会はスムーズに決めなければいけない、と思っていないだろうか。スムーズに決めるためには、根回しをし、談合をして、議会をシャンシャンで終わらせなければならない。

「決めている」という事実はあるが、公の場で議論していないので、決めたことにはならない。議論をして合意するという誰でもわかる「合意」と「納得」という過程を示すのが議会だ。

議会は魚河岸のようにならなければいけない。魚河岸では、毎日セリが行われている。魚河岸では、魚の価格をセる。議会では政策をセるべきだ。魚河岸では、前日にセリの価格を決めることはない。公の場でやる。だから、悔しくても納得をするのだ。議会は、結果を求める議論を公の場でしないから、反対派はすっとくすぶり続けるのだ。

権力は絶対に腐敗する、が政治学の定義である。では権力をどうしてチェックするのか。�仝⇔呂膨垢�居させない��権力を持つ者に対し、権力を持ったチェック機能を作る(議会)。

「わしら与党だから、ささえてやらねば〜」というのは親切ではない。暴走しそうな人を止めるのが2元代制だ。例えば、飲酒運転をしようとしている人がいたとしよう。友人だからといって「どんどんやれ!」とすすめるだろうか。友人だからこそ止めるだろう。

暴走を止める箍をはめるのが親しい人の親切だ。「与党だから止めにゃいかんな〜」が正しいのだ。議会と首長は、車輪の両輪という言葉があるが、両輪はくっつきすぎると一輪車になり倒れる。距離をおかなければ安定しない。

三輪車行政というのがある。これは、議会、首長、職員組合ががっちりスクラムを組んで、住民とっちのけで談合行政を行っているケースを言う。これは最悪である。

全国の自治体は実に呑気だ。そもそも暫定税率は3月31日に切れる法律だった。であるのに、全国の自治体は能天気に暫定税率が延長されることを前提に予算を組んでいる。それは、国のお役人の指導によっている。たかが、お役人の言葉を信じ国会の動向を無視して予算を組む自治体は、地方分権などとは程遠い。

その意味では、ガソリンスタンドのほうが余程真剣だ。4月1日はどうしよう、在庫はどうしよう、売価は、と必死に経営に真剣である。自治体は総務省の言うとおりに「ボ〜」として国の行方を見ているだけで楽チンだ。しかし、最後は自ら考えて行動するのが地方分権であり、結果としてそのほうが楽である。

国に擦り寄る自治体の首長、職員に苦言を呈するのが議会だ。「頼んで、頼んで、いい答弁をもらって嬉しかった」という議員の質問を否定はしないが、切ないではないか。

お役人が、しのごの言ってやらなければ、議員提案で議会として条例を作って無理やりやらせればいいのだ。また、議会の議決事項が追加出来るのだから、お役人がなんでも勝手に決めて、議員の泣き寝入りにならないようにすべきである。

自治体は議会が中心ではない。住民が中心だ。ただ、住民は日々の暮らしで忙しいから、有料で議員を雇っているのだ。

 いや、これでも、感動したフレーズの極一部である。慶応で1年生の授業を持っていらっしゃるとのこと。さっそく「盗聴」に行ってみようと思う。

 素晴らしい機会をありがとう!三重県議会さん!



2008年04月11日(金) 全国自治体議会改革推進シンポジウム@三重県

 今日は日帰りで三重県桑名市まで行ってきた。第四回全国自治体議会改革推進シンポジウム(主催:三重県議会・三重県議会改革推進会議、後援:全国都道府県議長会)に参加するためである。

 なぜ三重県か?三重県は北川前知事時代、行政側からの改革に触発され、議会改革が都道府県レベルでは最も進んでいるといわれる自治体である。会場となった一大リゾートにあるホテルには、なんと428名もの自治体議員が北海道から九州まで参集していた。毎度のことながら、23区の議員や都議会議員の姿は、ほとんどない。(情けねえ〜)

★★★三重県議会の特徴的改革★★★

�ゝ腸饑�策討論会議によって、議会の意思を決定し知事に要請する。
他の自治体(大田区議会も)のように、議員が勝手に要望し、質問するだけのものではなく、議会としての意思を明らかにする、当たりまえのことだが、どこもやっていない(していない)すばらしい取り組みである。

��会派代表者会議(大田区では幹事長会と呼ぶ)を一般県民に公開する。
多くの議案の審査や議会内役職、人事案件などが、幹事長会で打ち合わせされ、そこでの決定が議会運営委員会の場で「公」に決定されるのが、多くの自治体議会での仕組みだ。さらには、大田区を含めほとんどの議会が、この幹事長会(会派代表者会議)を非公開または秘密会にしている。これでは決定の過程が市民に見えない。すばらしい英断である。

�5聴�の海外派遣(一人120万円)の中止。
公費で行くかどうか激論の末、昨年から廃止した。よくぞ意見をまとめられた。すばらしい!!

�さ陳垢猟衫禝�者会見(月1回)の開催。
議長がマスコミ各社に対し、その月の議会での動きを発表。さらには、国政、県政の重大案件についての質疑に答える機会だそうで、議会公開のよい取り組みである。

�ジ�議会の出前講座を開催。
各議員が分担して、県内の小中高校で、議会の仕組みや県政についての出前講座を開催している。但し、自分の選挙区の学校には出向けないという、極めて真っ当ながら、議員には嫌がられる規制は立派である。

�δ滅�議会を目指して、定例会を年2回に削減!!!
削減して通年とは理解できないと思うが、一般的な議会は、年4回の定例会を行い、その会期中以外は、委員会のみが「閉会中審査」というのを行う。閉会中に、条例改正や契約案件などがあると「議会を開催する暇がない」との理由で首長の「専決処分」が行われる。このような事態を防ぎ、議員の常勤化を促す意味で、毎年2月から6月を第一回定例会、9月から12月を第二回定例会とし、会期をなんと230日にしているのだ。

驚きは、さる3月31日には、暫定税率廃止の総理記者会見を待って、議会を開き、夜7時に翌4月1日から有効な税条例を可決したとのこと、まさに自治体議会の鑑である。(ちなみに、大田区は別の国がらみの条例は専決処分をした)

��費用弁償の実費化
先日我が大田区でも、我々の長年の主張(廃止)に少し近づく形で、日額6000円の費用弁償(意味不明)が3000円に減額された。ところが、三重県では、これを完全実費精算にしたのだ。鉄道など公共交通機関はその運賃を、車や自転車の場合は、なんと1キロ30円!!!素晴らしい、当たり前の県民の感覚である。

 そして、第100代議長をお勤めの岩名秀樹氏(自民党)の説得力と人間味ある議会改革への取り組み報告は、会場内にその熱い情熱が染み渡るほどのものだった。このようなリーダーがいてこその議会改革だとも痛感した。

 なぜ、自民党の議長が、一般的な自民党議員が嫌う(口にはするが‥)議会改革が出来たのか、甚だ不思議で、交流会の場で三重県議会議員に聞いてまわったところ、思わぬ事実があった。それは、議長は自民党だが4名の会派で、自民党籍の県議が3つの会派にわかれており、最大会派は無所属と民主党議員が作った会派(定数51名中24名)なのだ。

 な〜るほど!!だから出来たのか。この議会改革のム-ブメントが日本全国の議会に広がるよう祈って、名残惜しい桑名のホテルを後にした。

 そして、無事帰京する、はずだったが、事件はこの後起こった。最寄の近鉄の駅までバスで行こうとすると、どこぞの議会職員が「センセイ、名古屋行き高速バスのほうが便利です」と話しているのが聞こえたので、私もそのバスに乗り込んだ。

 高速バスと言いながら、停留所に何箇所が止まる。やっと高速道路に乗るとアナウスば流れた。「ここから名古屋までは25分です」え、え〜!!!もういかん。実はこの数分前から、交流会で調子よく飲んだビールが出口を求めて我が体内であばれはじめていたのだ。

 いや、ここで我慢せねば議会改革など出来ない、と訳のわからない理由をつけて頑張る。トイレと関係ないことを想像しようとするが、頭の中には名古屋駅でトイレを終わった姿しか現れてこない。数分後、意を決した。「運転手さん、ビニール袋ありませんか?」

 事情を察した運転手さんは「5分待ってください」と。5分の長いこと!!!高速道路の料金所を出るとバスを路肩によせ、無言でドアをあけてくださったのだ。大慌てで、ガードレール向こうの茂みで、幸せを満喫して車内ヘ。

 反省〜!!乗客の皆さんすみませんでした。しかし、いい会だった。明日は、片山慶応大学教授(前鳥取県知事)の基調講演の感動を書きたいと思う。

 おっ名古屋駅に赤福がある!買わねば〜



2008年04月10日(木) 法務大臣は私情を捨てよ!

 またマスコミの愚論が始まった。鳩山法務大臣が大臣就任から1年余りで、歴代法相の最多と並ぶ「異例のスピード」だ、というのだ。

 しかし、現在我が国には100名を超える確定死刑囚が「いつ訪れるかわkらないその日」を待ちながら生活している。その精神的苦痛のほうが、はるかに非人道的刑罰ではないだろうか。

 私は、法という名のもとに人間が人間の生命を合法的に奪う死刑制度については、いささか疑問を持つ一人である。人は神にあり得るのか、人間の永遠の命題に答えを出すだけの知見を持ち合わせていないが、素朴な疑問である。

 が、間接民主主義を採用している我が国において、国権の最高機関たる国会が可決した刑法、刑事訴訟法などに基づいて「確定した」死刑は、社会を維持していくための規範として認めざるを得ない。

 であるとすれば、それらの法を遵守すべき職にある法務大臣は、その職務については、一切の私情を挟むことなく、粛々と手続きとして命令書に署名すべきで、なんら躊躇する理由はない。

 そのことを、あいも変わらず「否定的」に論調する、我が国の低俗なマスコミは情けない。票にならなくても、国民生活に必要なことは主張する、実行する、ステーツマンたる政治家が望まれる。



2008年04月01日(火) 定年一日前に勧奨退職?退職金が増えますから‥

 管理職の異動人事で職員の人心が大きく揺れ動く大田区役所で、またも人事に関する疑念が発覚した。それは、昨日3月31日(年度末)をもって定年退職する職員2名が、3月30日に「勧奨退職」していた、という事実である。

 まあ、これだけならなんだろう?で済む話だが、事はそう簡単なことではない。なんと、このお二人は、1日だけ「大田区職員」から「無職」になり、多分、国民健康保険や国民年金に加入し名実共に民間人となった、が、本日4月1日には「任期付職員」の「統括係長」と「係長」として、それぞれ辞令を交付されたのだ。

 これは、昨年「観光課長」を民間から採用するため、と説明され議会で可決した「一般職の任期付職員の採用に関する条例」に基づき発令されたようである。条文を読む限りは「前職が公務員だったものを排除する」旨の規程はなく、同じ日に東京都職員だった人物を資産担当の課長で「任期付き」で採用をしている。

 が、だ。問題は任用よりも、退職日の扱いである。彼等が、もし定年の日まで勤務し翌日から任期付職員になる。すると、形式上は継続勤務(退職延長)となり、退職金はこの日にはビタ一文支給されない。ところが、1日おき、なおかつ勧奨退職扱いなら3月30日現在の給与月額(手当含む)に59.2ケ月をかけた金額が満額支給される。さらには、3年後には再度、3年分の退職金が貰える、という仕組みだ。

 では、継続勤務になるとどうなるか。3年後の退職日の給与月額に59.2ケ月をかけた退職金が支給される。現職の給与より任期付の給与が20%程度下がる(1名は採用時に統括に昇任したのでそれほどの差はない)ので、退職金の額は、今年もらうものより減額される。

 ところが、もしこの職員らが、再任用や再雇用という従来からある制度で採用されたとすると、年収は200万円程度。今回の任期付採用だと概ね800万円程度。3年間で1800万円もの差額が出るはずだ。とすれば、退職金の2割減額など、問題にならないほどの「厚遇」であるはずだ。

 しかし、お役所とお役人の感性は「規則上貰えるものは一円でも多く」なので、組織をあげて「仕組み」を作ったのだろう。お二人共、空港担当、福祉担当として優秀な職員さんだったことは認める。しかし、だからといって、このやり方はどうだろうか。

 心ある多くの大田区職員からも「なぜ?」の声があがっている。


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