いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2008年12月26日(金) 本日の朝刊に文句1件、賛成1件

 今朝の新聞記事について、1件は文句、1件は大きな賛意を贈りたい。

文句!(読売新聞1面 市議年金2012年にも破綻)

 これは11月13日の日記に書いた、破綻が明らかな市議会議員年金は「詐欺」である、との内容をインタ−ネットで検索した記者が、区役所に訪ねてきて書いたものだ。

 面談では詳細な資料を渡し、以下のように述べた。

� ’肪召慮彊�は、国策で推進した「市町村大合併」の結果、退職議員が急増し、反対に現役議員が激減したことである。

�△弔泙蝓�破綻はそもそも明白だった。であれば、国の責任において、現在の受給者には財政的支援をし、現役には、何某かの解約一時金を払って終結せよ。

��私の直近の報酬明細を渡し、月額96,000円もの自己負担を強制的に控除しておいて、破綻が明白など、詐欺である。即刻脱退したい。

 と1時間近く説明した。ところが、読売の論調は、「公費負担過去10年で1100億円」と書き、御用学者らしき大学教授のコメント「雇用対策など自治体がすべきことが数多くあるなか、議員年金に税金を使うのは疑問」と、問題の本質をすり替え、読者におもねている。まったく、メデイアの情報操作は恐ろしい!

賛成!(産経新聞1面 もらうから与えるへ 曽野綾子)

 これは産経新聞1面に連載されている「小さな親切、大きなお世話」の、本日の分である。

 曽野さんが乗車したタクシ−運転手さんの話がまず紹介されている。この運転手さんは妻を若くして癌で亡くし父子家庭で、小さな娘さんがご飯を作って一人父親の帰りを待っているそうだ。「皿は父ちゃんが帰ったら洗うからな」と、夕食を一緒にすませて仕事に戻り、仕事が終わって帰宅すると、ちゃんと食器が洗ってある。「お客さん大したもんだよ」と。

 ところが、曽野さんはあまり驚かなかったという。なぜなら、以前、地方都市で夫婦ともに重度の障害者である両親の面倒を、おむつをした赤ちゃんがみている、との驚くべき話を施設の神父様から聞いたからだ。

 お父さんは歩いてトイレにいけない。そこで「尿瓶」と言うと、赤ちゃんが「尿瓶」を持ってきて、用を足した尿瓶をトイレに持っていって捨てる。この赤ちゃん自身も、おむつを汚すと、自分で新しいおむつを持って、歩けない母親のところに行き、ころんところがり、おむつを替えてもらう。そして、汚れたおむつを自分で捨てるのだそうだ。

 さらに、ペル−で曽野さんが出合った母親が結核で息を引き取るまで傍らで面倒をみていた5歳と2歳ぐらいの姉弟の例を紹介され、最後に「あの運転手さんの健気な娘さんは、大きくなってから決してぐれたりしないだろう。」と述べている。人は、自分が他人に与える立場にいるという自信を持つ限り、自暴自棄になることはない、とも。その通りだ!

 最後に、こう結ばれている。

今の日本は不満だらけだ。その理由は国家から、会社から、親からもらうことばかり当てにしているのに、彼らはそれほど豊かに与えてやれないからだ。親や国家が無能なのではない。だれも自分を助けてくれる人は本質的に
いないのだ。「赤ちゃん」まで親のために働ける。日本人の精神の方向性を、もらう期待から与える姿勢に180度転換すれば、この閉塞的な空気の重苦しさを解決する場面は多い。

この食うや食わずの状況で人を助けられますか、と言う人はあるだろうけれど、それは間違いだ。いささかでも与える生活はどんな貧しい境遇でもできる。与えることは国家社会に利用されることだ、という思想を払拭できれば、思いがけない道も開くのである。

 そして、同じ一面に偶然だろうか、「産経抄」というエッセイに「貧者の一灯」という話が掲載されていた。貧しい生活をやりくりして神仏に納めた1本の灯明のことだそうだ。

 経営していた会社が倒産して家族5人でワンボックスカ−で生活した経験を持つ濱田龍郎さんという方が、ある出会いから「障害者の家」を自力で建設するために頑張っていることを紹介している。禁酒禁煙、新しい服も買わず、資金を捻出し、お年寄りや障害者のために活動されているのだそうだ。
「産経抄」の最後は、こう結ばれていた。

「ずっと貧乏だったから、不景気と言われてもピンときません。逆に『貧者の一灯』が見直されるいい機会じゃないですか」。受話器から濱田さんの元気な声が聞こえてきた。

 ふう〜素晴らしい!議員年金に文句言っている自分が情けない!頑張ります!「貧者議員の一灯」が灯せるよう…
 



2008年12月24日(水) 振込み詐欺を騙そう!by蒲田警察署

 毎朝5時過ぎにポストから新聞2紙(読売、産経)を取り、チラシを含めスミからスミまで読むのが私の一日のスタ−トだ。クリスマスイブの今朝、手作り風の面白いチラシを見つけた。

 地元蒲田警察署が作成した「振込み詐欺撲滅」のチラシだが、被害防止だけではなく、積極的に警察と協力して犯人を捕まえる、と言う趣旨と、その文章が、とても素晴らしく感動した。このような発想が出来る警察官が地元に勤務されていることは、なんとも心強い。



 以下、そのチラシの文章を再掲する。

10月の振込み詐欺撲滅期間中、還付金詐欺については蒲田警察署管内において0件に抑えることができました。では、もう心配する必要はないのでしょうか。いいえ!決してそんなことはありません!

いまだに多くの犯人が犯行を繰り返しており、数々の既遂、未遂事件が発生しています。特にバイク便に自宅まで取りに行かせたり、犯人が直接取りに来る手口が増加しています。こういった新たな手口を駆使する犯人を捕まえるためには、皆様のご協力が欠かせません。

身内(を装った犯人)から「携帯電話が変わったから」「お金が必要だ(会社の金を使い込んだ、連帯保証人になった等)」の電話があったら、「振込み詐欺かも」と思っても「あなた本当にうちの息子?うちで飼っている犬の名前を言ってみなさい!」などと叫んだりせず「そうなの、わかった。」と受け流していただき、すぐに蒲田警察署に連絡してください。

もし、犯人がその気になってお金を受け取りに来たら、
蒲田警察署が待ち構えて逮捕します!

犯人がバイク便をよこしたら、
受け渡し場所まで付いて行き犯人を逮捕します!

また、犯人が「○○さんの口座に振り込んで。」と指示してきたら、口座番号をメモして蒲田警察署に連絡してください。口座番号を知ることができれば、警察はATMの防犯カメラに映る犯人の画像を手に入れられます。また、口座凍結の手続きをすれば、他の被害者が振り込んだ現金を取り返せる可能性もあります。

蒲田警察署では「検挙に勝る防犯なし」の合言葉の下、署員一丸となって検挙対策に取り組んでおります。振込み詐欺撲滅のため、今後も皆様の変わらぬご協力お願いいたします。

蒲田警察署犯罪抑止対策推進本部03−3731−0110(内線6504)

 わかり易く、説得力があるし、重要なところは、赤字や大きな文字になっており、現場の「検挙にかける熱気」が伝わってくるチラシである。但し、くれぐれも、ご自身で尾行したり、捕まえるようなことはお止めいただきたい。あくまで、警察への通報にとどめよう。

 頑張れ蒲田警察署!そして、いつもありがとう!




2008年12月20日(土) お役人から反論!そんなにもらってません@文化振興協会

 私のブログや日記の読者の相当数が大田区の職員さんであるのは、なんとなくわかってきた。しかし、多くの職員や教員の方に読んでいただくのは「民意」との乖離を防ぐ意味で誠に結構なことである。

 そして、時々「苦情」や「励まし」の書き込みを掲示板や、ブログのコメント欄にいただくのも楽しい。

 さて、今日は職員さんと思われる方から以下のようなお叱りを頂いたので以下、ブログへのコメント欄を再掲する。

またいい加減な数字を書いてますね (Unknown)

2008-12-20 01:55:42

文化振興協会に派遣されている区職員の平均年収が1000万円にもなるわけがないでしょう!人件費はそれに近くなるかもしれませんが。まさか区議会議員にもなっている方が年収と人件費の違いをご存じないとも思えませんが。それともわざと知らないフリをして煽ってるんですか?
それと、OBの平均年収ですが、区を定年退職した「再任用職員」の給料は特別区人事委員会が決めていますが、文化振興協会に勤務している区のOB職員の給料は、この再任用職員の給料より安いことはご存知ですか?
もうひとつ、文化振興協会に勤務している職員のうち、区派遣職員・区OB職員以外のいわゆる「固有職員」の平均年齢・勤続年数をご存知ですか?区派遣職員の平均年齢・勤続年数と比べれば、人件費の70%が彼らに支払われているのは当然と思いますが・・・。
最後にもうひとつ、文化振興協会が「天下り団体」とは!区議会議員としての見識を疑います!一体何を考えているんですか?

 これは、12月8日の本会議で、指定管理者として大田区文化振興協会を指定することに、私が反対した理由を書いたことについての、お叱りである。表現が不適切な点は、以下にお詫びして正しい表現にしよう。

32名いる大田区文化振興協会職員のうち、非常勤職員は6名、契約職員は5名、これらを差し引くと「正規職員」は21名である。そのうち、大田区職員の出向者は10名で人員ベ−スで48%。大田区を定年になった「特例固有職員」は7名で、33%。つまり、正規職員21名のうち17名、81%は、大田区職員またはOBである。

次に、年収が大田区出向職員の年収が1000万円超え、OBの年収が450万円を超える、との点については、このお叱りのとおり、雇用者負担の社会保障負担金(年金、健保)を含んでの数字で「人件費」と表記するのが正しい。これは以下のように訂正する。

財団法人大田区文化振興協会に勤務する大田区職員10名の人件費は、1人あたり1004万円であり、雇用者負担の社会保障費を除く年収は1人890万9千円である。また、大田区OB(60歳以上)職員7名の人件費は一人あたり452万1千円であり、同様に年収になおすと394万3千円である。

 さて、問題はこのお叱りの内容である。勿論正しく表記することに努めることは必要だし、そのご指摘には反論の余地はない。ただ、本件の本質からまったく逃げている反論である。

 お役人は、常に「いい訳」を考えるDNAを共有している、と常々書いているが、好例であろう。本件で私が訴えたいことは、些末な人件費の多い少ないではない。

�/Π�のうち区関係者が81%を占めるような財団法人を持ち続ける必要があるのか。(民間の評議員はいるが、ほとんど発言なしで事務局のシナリオ通りの会合で終わる)

�⊆�ら、施設管理のノウハウもマンパワ−もない財団は、大田区から受けた指定管理の仕事を民間の会社に「孫請け」に出している。であれば、直接、民間に任せれば、このような高額の職員は「貸会場業」に従事させなくとも、もっと「公務員がすべき」「重要なお仕事」に就かせることができる。

��ましてや「サ−ビスのなんたるか」「電話の出方」「名刺の受け取り方」など、民間では新入社員が学ぶ基本すら知らないOBが、館長を務めるなど、信じがたいことである。(ちなみに、大田区職員提案制度では「お電話が長引くときは、一度切って、折り返しお電話をする」というものが、提案事例として議会で発表された!!!)

�い修靴董�年収890万、人件費1004万円である。この差額114万円は、本件の議論にはあまり影響はない。区内のビルメン会社で、890万円の年収の社員や、60歳の定年後394万円もらっている方を探してきて欲しい。

さてさて、「民間出身」の松原区長さんは、どうお考えだろうか?



2008年12月19日(金) 米国大使と小沢一郎代表欠席!@天皇陛下奉祝式典

 本日は、東京ド−ムシテイ・JCBホ−ルにおいて「天皇陛下御即位20周年奉祝中央式典」が行われ、ご招待を頂いたので参加した。主催は各界代表で構成された奉祝委員会(会長:岡村正日本商工会議所会頭)、奉祝国会議員連盟(会長:森喜朗元総理大臣)、議員連盟実行委員会(委員長:平沼赳夫元経産大臣)といった豪華メンバ−である。

 メイン会場には衆参両院議員、100ケ国の駐日大使ら外交団、各界からの来賓と我々招待者で埋め尽くされ、入りきれない一般の方々は、別棟でテレビ中継での参加となる盛況ぶりだった。

 さらに驚いたのは、麻生総理、総理経験者である安倍、福田、羽田各氏のお隣りには、公明党の太田昭宏代表のお顔もあったことだ。超党派の議連といいながら、最大野党の民主党の小沢一郎代表の姿はなかった。

 政党(複数の議員の所属する)で、代表が列席していない政党は、民主党と日本共産党だけだった。嗚呼!小沢さん!!だめじゃん!政権与党には到底なれませんな。

 また、参加100ケ国の大使、公使、領事などの名前が配布されたが、なんと、我が国最大、最良(と思っているのはこちらだけ?)の同盟国、アメリカ合衆国の外交官の名前がないのだ。

 大使の都合が悪ければ、公使や領事、それもダメなら書記官でもいい、なぜ参列しなかったのだろう。いまだに「マッカ−サ−」を表敬訪問された昭和天皇のように、こちらから来い!とでも思っているのだろうか。後日、事務局に真意を確認しようと思う。

 また、149名の参加国会議員名簿に、わが大田区選出の国会議員2名の名前がなかったことも大変残念である。我が国の国民統合の象徴たる天皇陛下の御即位20周年をお祝い出来ない国会議員、政治家はお引取願いたいものである。

大田区関係の国会議員の出欠:

欠席:平 将明氏(自民党 東京4区)
   石原 広高氏(自民党 東京3区)

出席:松原 仁氏(民主党 比例)

 御即位20周年誠におめでとうございます!万歳!
   



2008年12月18日(木) 非正規採用で結構です!自衛官募集

 世の中では「正規雇用」か「非正規」かということが問題視され、議論されているが、自衛官募集の現場では、その論調とは若干違う現象が起きている。

 自衛官は特別職の国家公務員だが、通常の公務員と違って、様々な採用方法がある。特に特徴的なものが「任期制隊員」という制度である。これは、武装集団であるために、常に「若年隊員」を確保する必要から作られたもので、18歳以上27歳未満の若者を期限を限って採用するものだ。

 陸上自衛官2年、海、空は3年を1任期として採用され、任期満了時に満期金という慰労金が支払われる。ただし、この身分のままでは定年まで勤務することは出来ず、3回程度更新すると退職せざるを得ないことになる。

 採用時から「正規隊員」としての身分を定年まで保障されるものは、我が母校である「自衛隊生徒」や、防衛大学校、防衛医科大学校学生、航空学生、一般曹候補学生などがある。これらを総称して「非任期制隊員」と呼ぶ。

 任期制隊員は、民間で言うところの「非正規雇用」、非任期制隊員は「正規雇用」といったところだ。そこで、任期制隊員として採用されたものは、陸、海、空曹の昇任試験の受験資格が出来ると(入隊後3年程度)、一生懸命に勉強して受験するのが通例である。

 が、だ。最近はいささか違っている、と募集最前線の広報官たちが嘆く。任期制隊員である、一般2等陸、海、空士の受験者は、受験人数確保のミッションもあり、だいたいが「非任期制隊員」である、陸、海、空曹候補学生の試験も同時に受験している。

 問題は、両方に合格した採用予定者の動向である。普通に考えれば、定年まで安定している「候補学生」での採用を選ぶはずだが、どうもそうではないらしい。曹候補学生になると、定年までの雇用は約束されるが、2年又は3年毎に支給される満期金がない。(その分は退職金や年金に加算されるのだが‥)

 そこで、両方合格した多くの採用予定者が「正規雇用」を捨て、いつでも自衛隊を辞めることが出来、満期金のもらえる「非正規雇用」での採用を選ぶのだそうだ。なんと嘆かわしい。

 また、航空自衛隊や海上自衛隊の人気がないのだとも言われている。私が
自衛隊生徒として入校した時代は、失礼ながら空、海、陸の順で試験が難しかった。面接官から「空でダメな場合は、陸上でもよいか」とも聞かれた。

 ところが、今や航空自衛官のなり手が不足するのだそうだ。詳しい原因はわからないらしいが、考えられるものは、

�々匐�自衛隊の部隊は僻地にあり、実家の近くに勤務出来ない。
��訓練が他に比べて厳しいのではないか、との印象がある。

 さらには、第一線パイロット養成の制度である「航空学生」でも、ジェット戦闘機乗りよりも輸送機などの希望者が多い、という。

 どうも世の中が、それも次世代を担うべき若者が「厳しさ」を避けて通るような風潮があるようだ。なぜ、こんなことになってしまったのだろうか。運動会のかけっこは「序列化」につながる、と、全員で手をつないでゴ−ルさせるとか、騎馬戦は危険だからやめる、そんな教育現場の対応と無関係ではないと思うが。

自衛官採用についてはこちら
 



2008年12月15日(月) 空自イラク派遣部隊撤収開始!お疲れ様

 本日より、航空自衛隊イラク復興支援輸送航空隊が撤収をはじめた。平成15年7月の先遣隊派遣から5年、平成18年7月の陸自撤収後も、我が国の国際貢献の最先端として約200名の航空自衛官が黙々とその任務の達成にあたっていた。

 途中、本年4月には名古屋高等裁判所が判決理由のなかで「派遣は違憲」と述べるなど、様々な議論のまととなった。そもそも、「軍隊」を海外に派遣させる「理念」となる恒久法を作らず、その場限りの「特別措置法」などという時限立法により、誤魔化している政府の対応が、このような混乱を招いている。

 この判決を受けて、「現地の隊員は判決が出ても、命令の則って粛々と任務をこなしている。心情を代弁するなら、そんなの関係ねい!」と語った田母神幕僚長(当時)の言葉こそ、派遣隊員の声であったろうと思う。

 ミサイルが我が輸送機の前を白煙をあげて飛んでいった場面もあったと効く。着陸予定のバフダット空港がロケット攻撃を受け、着陸の可否につき、東京府中基地にいる、支援集団司令官に現地から連絡があったこともある。その時の司令官は流石である。「機長に判断を任せろ。責任は俺が取る。」

 平和な日本で、冷暖房完備の庁舎の中で、国会議員や裁判官が「あ-だ、こうだ」と議論している中、現地では命がけの行動が、「命令」のもと行われていた。その緊迫した状態を日本から判断することは不可能、として「機長に任せろ」と指揮した司令官は、なんともすばらしい。さらに、機長に責任を転嫁するおとなく、「責任は俺が」と、軍人として指揮官として当たり前だが、なかなか出来ない判断をされたことは、最大級の敬意に値する。

 そのような危険に何度も遭遇しながら、一人の犠牲者も出すことなく、飛行実績821回、輸送物資673トンという仕事を成し遂げたのだ。本当にお疲れ様でした。ありがとう!

 それにしても、麻生総理には、自衛隊の最高指揮官として「労いの言葉」と、輸送機の出迎えぐらいしてもよかったと思う。平和ボケの支持率激減のお坊ちゃんには無理か‥



2008年12月10日(水) 新たなビジネスチャンスいえ天下りチャンス?@運転免許

 誕生日近辺に気をつけなければいけない行事に「免許更新」がある。昭和50年に米国でカリフオルニア州の免許を「いとも簡単」に取得し、それを日本の免許に「書換えた」私は、すでに免許歴33年。

 ところが、小さな違反がチョコチョコあり、いまだかって「優良運転者」の特典である、更新5年の恩恵にあずかったことがない。議員になりたてのころ、支援者訪問やらで駐車禁止ばかり続き、ついには免許停止に追い込まれたこともある。その時の講習で隣席の男性がやけに私を見るので怪訝そうにすると「いぬぶし区議ですよね」と言われ、身の縮む思いをした。

 その後、旅行会社を経営する最中、大型免許も取得した。したがって、免許更新には、通常の視力検査の他に「深視力」という試験がある。何回か前までは、試験官が手動でハンドルをまわし、3本の棒が横一列になったらボタンを押す、という方式だった。

 実は、これがさっぱりわからなかった。どうやら乱視のようだった。しかし、試験官の手の動きでだいたいはわかる。適当に押しなんとかクリア−。ところが、最近は電動になって、この手は使えない。止む無く「眼鏡使用」となってしまった。

 さて、2時間の講習を終わると免許が交付される。が、今回は何やらややこしいことがあるようだ。暗証番号を登録しろという。個人情報保護のために、本籍地の印字を表面にせず、免許証に埋め込まれたICチップに書き込んである。それを専用の読み取り機にかざし、暗証番号を入れると本籍地がレシ−トのような紙に印字される、というシステムらしい。

 しかしだ、そもそも免許証に記載されている事項は、ほとんどが個人情報である。まして写真も貼られている。本籍だけ隠してなにになるのだろう。

 これは、どう考えても「新たなビジネスチャンス」を売り込んだ者がいそうである。試験場のいたる所に置かれた「暗証番号登録機」と「印字機」さらには、今後「本籍確認」のために官公署や金融機関などに配置されるであろう機器など、相当の金額のビジネスになろう。

 また、当然その製造メ−カ−や納入業者には「技術指導」などで、警察庁の官僚が天下り、いえ、再就職されるのだろう。そもそも、運転免許行政は、壮大な天下り職場を作り上げている部門だ。

 必ず受けなければいけない講習の講師は、運転免許本部の試験官の定年後の指定席だし、各警察署で免許事務の証紙販売や事務委託を受けているのも、OBの天下り公益法人である交通安全協会である。

 まあ、それが実体を伴い、必要なことだったり、公務員の人件費削減につながるのならOKであるが、先に書いたような大田区文化振興協会のごとき、天下りと現職公務員の雇用確保のための「外郭団体」や、新規機器導入であれば、それが怖〜い警察であっても、納税者や議員は是正を求めなくてはならない。



2008年12月08日(月) な、なんと自民党が反対しても陳情が採択!!!

 本日は、平成20年第4回定例会最終日である。今定例会に上程された議案、陳情、請願の採決が行われた。私は、羽田中学校建設工事請負契約について、反対討論をし反対。また、財団法人大田区文化振興協会に対し、向こう3年間「指定管理者」として区民ホ−ルアプリコ、区民プラザ、区民センタ−などの管理を委託することに反対をした。理由は以下である。

羽田中学校建築工事請負契約

当初から指名されたJVの間で「談合」がウワサされており、疑惑があった。ところが、チャンピオンではないJVが「チャンピオンの落札予定価格」より低い価格で入札することがわかった途端に、そのJVのメンバ−が「辞退」を申し出る。ところが、そのJVを入れたまま、6時間遅れで入札が「強行」された。結果、チャンピオンではないJVが落札をしたが、メンバ−企業1社が大田区との契約書に捺印を拒否。6日待ったが解決せず、再度入札したところ、チャンピオンを含む2社だけが応札し、5社が辞退としう異常な結果となった。

見かたによっては、「官製談合」対「民間談合」の結果「民間」が勝ったとも見えてしまう構図である。このような疑惑があるとすれば、再度JVを組みなおして、再入札をすべきである。ちなみに、チャンピオンが落札した価格は大田区の予定価格の99%である。(ほとんど予定価格!)

このような契約案件に賛成するとしたら、大田区議会と区政の歴史に大きな汚点を残すことになり賛成できない。

 結果は、自民党、公明党の賛成でこの契約も「無事」可決された。

財団法人大田区文化振興協会を指定管理者とする件

アプリコにおける「常識を逸した対応」については再三書いているが、さらに問題なのは、この財団職員の32名中17名が大田区職員またはOBで占められており、総人件費の70%以上が彼等に払われている。ちなみに、大田区職員の出向者10名の平均年収は1000万円!大田区OB(60歳以上)の平均年収は450万円!

はたして、貸会場業とビルメン業とさほど変わらない業務を、それも民間に再委託している法人の人件費として適正だろうか。天下り団体に仕事を作っているような「指定管理者」制度には賛成できない。

 本議案も自民、公明党の「ご理解」で可決された。

 面白かったのは、陳情の採択である。通常は「委員長報告」つまり、当該委員会で、その陳情につき「採択」なり「不採択」になった「結果」については、自民党と公明党の議員は反対をしない。

 ところがである。「高次脳機能障害者への支援」という、きわめてまっとうな陳情について、自民党の鈴木隆之議員が、な、なんと「委員長報告に反対」の討論をはじめたのだ。一体何が‥

 所管である健康福祉委員会のメンバ−は、自民党3会派が4名、公明党2名、民主党2名、共産党2名の10名である。従って5名以上が賛成か反対にまわれば、結果は決定する構図であう。普段であれば、自民4名と公明2名の6名が、「与党」としてお役所の思惑と同じ態度を示している。

 が、今回は違った。公明党が「お役所の意見」とは反対に「採択に賛成」の態度を示したのだ。その結果、委員長(民主党)が加わらなくても、賛成5名(公明、民主、共産)反対4名(自民)で、陳情が採択された。

 本会議においても、自民党3会派(議長を除く17名)のみが反対で、この陳情は採択されてしまったのだ。さて、困ったのはお役人だろう。まあ、しかし、議会の採択など、なんのそのと「前政権時代」から教えられている管理職が多いから、気にもしないかもしれない。

 そこのところは「前政権の遺物をぶっ壊す」を実践されている「現政権」には、議会の採択を真摯に受け止められるよう強く望むものである。

 しかし、これは、自民が反対しても議案や陳情が通る、という大田区議会の歴史的な事件でもあった。そして、そのキャステイングボ−ドを握り、作ったのは現在の最大会派公明党である。

 嗚呼!分裂、大田区自民党!早く最大会派に戻るべき!余計なお世話だが‥



2008年12月06日(土) 防衛省講堂でいぬぶし52周年式典挙行?

 今日は朝から、市ヶ谷にある防衛省講堂で行われた「自衛隊東京地方協力本部52周年式典」に参加をした。普通「周年行事」は5年毎や10年毎にやるものだが、自衛隊だけは全国の部隊、駐屯地、基地などで「毎年」実施が通例のようである。

 そして、今回は「防衛思想の普及と募集基盤の育成」を理由に、東京地方協力本部長より表彰状を頂くことになった。私が初めて自衛隊と係わったのは昭和47年4月3日の航空自衛隊第18期生徒入校式であった。そして、今目前にある大看板には「52周年」とある。なんと、私の生誕と同じ数字ではないか。その好き日に表彰状をいただけるとは、まさに偶然ではない!!(と、私には、なんでも自分に都合のよいように物事を見る癖がある。)

 地方協力本部長から30名以上の団体、個人が表彰状を頂く。が、これが普通の光景とは違うのだ。通常は、名前を呼ばれ、被表彰者が壇上に進んで本部長から頂く、というのが見慣れた光景だ。ところが、今回は、舞台下に座っている30名のそれぞれの前に本部長が出向いての授与であった。

 さらには、舞台壇上に演台が用意されているにも拘らず、本部長は舞台下で、被表彰者と同じ場所で「謝意」を述べられたのだ。その後、地方協力本部員中心の式典では、堂々と登壇され、制帽着用の上「指揮官」として訓示をされた。

 見事な使い分けである。本部長のファ−ストネ−ムにも感動する。なんと「揮司良」さんとおっしゃるのだ。正に、「良い指揮を司る」将官(陸将補)である。

 さきの田母神氏といい、この本部長といい、なぜ自衛隊を辞めた後に、素晴らしい指揮官に出会うのだろうか。まあ、人生はそんなものだろう。後悔先にたたず。過去と他人は変えれない!未来と自分は変えられる!



2008年12月05日(金) 職場体験でフリ−タ−が減る?by大田区教育委員会

 大田区の中学校では、2年生になると校外学習として長野県にある「大田区休養村とうぶ」に2泊3日で宿泊する行事がある。親元から離れること、普段と違った環境に泊りがけで行ける事などで、生徒達にはいたって人気のイベントであった。また、小学校で使っていた「老朽化した伊豆高原学園」とは違って、ホテルライクな施設も人気の一因だった。

 ところが、来年度から突如この行事が廃止になると発表された。その理由は、な、なんと「フリ−タ−対策」である。実は、同様の「校外学習」として、3日間の「職場体験」というものもある。

 これは、学校に協力をして下さる事業主の職場に3日間生徒がおじゃまして(本当に邪魔らしい‥)職場の体験をする、というものだ。この行事の難点は、「職場さがし」である。何しろ忙しい企業の現場において中学生の「おままごと」に付き合う余裕はない。

 担当の教員や地域の有志の努力と協力で、なんとか成り立っているのが現状だ。うちの娘の通っていた中学校の女子の間では、近所のケ−キ屋さんが大人気だったそうだ。理由は「帰りに余ったケ−キをもらえる」からだそうだ。はたして、彼女達は、フリ−タ−にならないで「そうだ!ケ−キ屋さんになろう」と思うのだろうか。否。

 ところが、何を勘違いしたのか大田区教育委員会と先生方は「フリ−タ−対策」のためには「職場体験」を増やそう、と決意されたようだ。3日間でも職場を見つけるのが大変なのに5日間にするというのだ。5日間も職場に迷惑にならないか、との保護者からの質問にある学校幹部は「大丈夫です。初日は準備、最終日は反省ですから3日と変わりません」。おいおい、なんじゃい。

 そもそも、フリ−タ−対策に近所のケ−キ屋さんやファミレスの皿洗いを経験させることが、どれほどの意味があるのだろうか。多分「働く意義を見出させる」ということだろう。大きな勘違いである。

 すべきは、学校や家庭、地域において「他人のせいにしない生き方」「小さな成功体験」を彼等に教えることであろう。フリ−タ−になり、大事件を起した人間の成長過程を見るにつけ親、とりわけ母親の影響の大きさを感じる。「権力」は悪、「企業」は悪、「政治」は悪、「父親」も悪、さらには「日本」も悪。

 こんな教育を受けていたら、誰が「頑張ろう」という気になるだろう。職場体験の日数を増やす感覚は、目の前で脳内出血をして瀕死の状態の人間に、小さな外傷だけを見て「バンドエイド」を貼って「私はやるだけのことはやった」と偽善者ぶっている自己満足にすぎない。

 はっきり言って、こんな粗末なビジョンしか持ち得ない「大田区」と「大田区教育委員会」さらには、発議した教員に教えられる子供達は不幸である。
 
 民間出身を標榜される新区長の、志ある再考を求める。

 



2008年12月04日(木) 田母神前空幕長熱く語る@衆議院議員会館

 今日は議会特別委員会の後、夕方衆議院に向かった。所属する日本会議首都圏地方議員協議会主催の研修会に出席するためだ。区内で別件の会合もあったが、今日はなんとしてもこちらに行きたかった。何しろ講師は「あの」田母神前空幕長なのだから。

 「危険人物の田母神です」と挨拶されさらには「慎重さに欠けると言われるが、そうではない。私は身長が足りないのだ」と、スタ−トから笑いを取る田母神節で始まった。以下、講演要旨であるが、文責はすべて私にある。


防衛省は「決心」の出来ない役所だが、今回は「決心」が早かった。普段もこれぐらい早く仕事をして欲しいものだ。

私は30歳代から「日本は悪い国」だという論調にしっくりいかなかった。歴史とは何か。それは勝者が作るものだ。勝った者が負けた側に歴史を押し付ける。日本にとってプラスなものは隠し、連合国にとって悪いものも隠した。従って、冷戦崩壊までは、連合国側に「都合の悪い資料」は公開されなかったが、冷戦崩壊後は、次々と米国やロシアから出てきた。

私が日米開戦は「アメリカに騙された」と発言したら、SF小説のようだと言った方がいる。しかし、米国の開戦を画策した政府高官が「日本をはめた」と書いた公文書が公開されているのだ。

行政府の職員は、閣議決定に拘束されるという。私もそれぐらいの常識は持っているので、論文の中でも公の席でも「村山談話」について批判したことはない。過去にも今回の論文と同趣旨のことを発言したり、文章にしていたが、問題にはならなかった。なぜ今回は問題になったか?問題にしたかった者がいるからだ。

名古屋地方裁判所での判決の際「そんなの関係ねえ〜」と発言したが、前後をカットされ、その部分だけが報道されてしまった。だったら最後に「オッパッピ−」も入れるべきだったと反省している。

外交問題が発生した時に、軍を使って解決するのか、話し合いで解決するのかを判断するのが、諸外国のシビリアンコントロ−ル(文民統制)であり、それが常識だ。人と物と金を軍に渡すからその範囲で最強のものを作ってくれ、というのがシビリアンコントロ−ルの姿である。仔細なことまで、シロウトが指示しては屈強な軍は作れないし、村山談話を踏襲したら強い軍は作れない。

軍が強くなる基本は使命感である。お前達は強くなると悪さをする、お前達はロクな者じゃない、と言われたら働く気がなくなるだろう。歴史には必ず陰と陽の部分がある。これほどまでに陰の部分のみをクロ−ズアップしている国はない。どこの国でも「我が国はすばらしい」と教えている。誇りを教えている。

どんなに細かく法律で決めても、軍が動く時には想定外のことが出てくるが、現在の我が国の法律では、それもすべて法律を作らなければ動けない。なぜ、政府は我々自衛隊を信用してくれないのだろう。イラクで奥大使が襲撃された時、日本大使館に自衛隊を派遣しよう、との意見が出たが根拠法がないことを理由に実現しなかった。

日本が悪さをしたと言うが、南京大虐殺は当時の国際連盟でも「事実がない」として不問にされている。それよりも、長崎、広島の原爆、東京大空襲をなぜ責めないのか。こちらは、明らかであるし民間人を焼き殺す意図が最初からあったのだ。計画策定者も、爆弾を落としたパイロットも特定できる。

我が国が、このような国になったのは「大学教員の公職追放」が大いに効いた。戦後の東大や京大の学長には左翼が就き、その部下の教員が優秀な学生に「日本は悪い」と左翼思想を吹き込んだ。その世代が日本中で教育をした結果が今の日本だ。つまり勉強すればするほど「悪い子」になっていった。

日本の自衛隊は、他国からの侵略と、国会やマスコミと戦わなければいけない。トップが引いてしまうと部下も引いてしまう。だから、私が一歩でる。国会は国民のためにある。だから私が頑張ってくる。万一の場合は私が部下を護ると言ってきた。

現在のシステムは、制服から防衛大臣に情報を直接あげられない。内局の各部局を通すことが定められている。これは「国家弱体化システム」である。

私は国に対して悪さをはたらいた訳ではない。「日本はいい国だった」と発言しただけだ。野党民主党は、私の任命責任を追及している。つまり、どうして日本がいい国だったと言うような者を航空幕僚長にしたのだ。日本はろくな国じゃなかったと言うような人物を任命せよ、と言っているのだ。これが日本の国益を守る国会議員の発言だろうか。

指揮官(前後の話から総理を指すと思われる)が強くないと国が強くならない。防衛大臣は今回の私の発言に「それ位いいじゃないか」と言って欲しかった。防衛大学校学長は「自衛隊イラク反対」「首相の靖国神社参拝反対」と「政府見解」に反することを公で発言しているが何のお咎めもない。

制服にしゃべらせると怖いと言う人がいるが、そうではない。この国の政治システムは、中国や韓国に気に入れれることはOKで、反感をかうことはダメなのだ。

 実際にはまだまだ様々な内容があるのだが、書ききれない。講演終了後の懇親会に参加予定だったが、週刊誌記者が周辺に張り込んでいるので中止となってしまった。

 それにしても、こんな上司だったら、私はまだ現職の航空自衛官だったかもしれない。そうすれば、大田区幹部職員も、もっと思いのままに「お仕事」ができたのに、残念!

 頑張れ!田母神幕僚長!!



2008年12月02日(火) 祝 生誕52周年!!

 我が国の伝統的作法は「控えめ」であろう。お歳暮など贈り物は「つまらないものですが‥」などと言う。アメリカ人にこんな挨拶をしたら怒られてしまう。なんで、つまらないものを選んできたんだ!と。「今日は最高にすばらしいプレゼントを持って来ました」とやらなければならない。

 しかし、我が国でも「控えめ」ではない人種がいる。それは「議員」という分類に入る人々である。彼等(私もだ!)は、控えめどころか、いかに自分は素晴らしいか、素晴らしい仕事をしているかを語らなければならない。

 そこで、その人種に所属する私としては、本日12月2日「いぬぶし秀一生誕52周年」を祝ってくれ!と、あえて「控えめ」にお願いしたい。

 昭和31年12月2日、戦争の傷跡が残っていた東京都下(昔は都下と呼んだ)北多摩郡国立町の内野産婦人科病院で、紅顔の美少年が誕生した。当日の父の日記には、喜びと「美少年」への賛辞の言葉が溢れていた。

 ついこの間まで、20歳だと思っていたし、ついこの間まで息子はオムツをしていた。いつの間にか、老眼鏡を買い、難聴になっちまった。息子は、いつの間にか父親になり、自動的に「ジイジ」という称号を頂戴することにもなってしまった。

 オヤジの存命年齢(享年42歳)を10年も超えたことには、なんんとなく不思議な「達成感」と「勝った」という気持ちがある。が、人生って結構短いもんだ、とも思う。

 その短い人生で、争ったり、妬んだり、出世競争をしたり、となんとも悲しいことだ。私は、今を大いに満喫している。夜寝るときに「ああ、今日も幸せだったな」と痛感しながら眠りにつける幸せに感謝だ。

 そのおおもとは、先祖であり、両親、とりわけ「ポジテイブな心」を教えてくれた父に感謝だ。さらには、多くの友人知人、支援してくださる方々、全国からこの日記を読んでくださる方々にも感謝をしなければならない。

 また、相手は「友人」とは思っていないだろうが、様々な場面で「お役人のDNA」を露呈して下さる大田区管理職の諸氏にも嫌味でなく感謝しなければなるまい。彼等の存在があるから、こんなチンピラ議員でも「存在感」を保つことが出来る。

 議会が正常に機能し、お役人が議会と緊張感を持って対峙していたら、私の存在は多分不要であろうし、つまらないから議員を辞めていたのではないかとも思う。

 そのように考えると、あらゆる人々に感謝。いや人々でけではない、あらゆる事象に感謝するべきだと思える。

 いささか抽象的な表現だが、52歳の誕生日を健康で幸せに迎えることができたこと-をSomething Greatさんに感謝すると共に、この52年間私に係わったすべての人々、すべての事柄に心から感謝したい。ありがとう!



2008年12月01日(月) 防衛省が条約違反??自衛隊生徒制度

 私はいささか変わった高校生時代を過ごした。それは「自衛隊生徒」というものだ。これは、陸海空の技術陸・海・空曹を養成するもので、中学卒業後4年間教育を受ける。航空自衛隊と陸上自衛隊の生徒は旧陸軍の幼年学校の一部を模倣しており、我々の術科(専門)課程での各コ−ス名の頭には、幼年学校生徒の呼称だった「KD(略称:カデ)」という文字が冠されていた。また、海上自衛隊生徒の制服は、旧海軍の予科練習生の七つ釦を着用している。


 ただ、幼年学校や予科練と違うのは、卒業後である。幼年学校は必ず陸軍士官学校に進学し高級将校への道が、予科練も海軍少尉に任官されていた。が、自衛隊生徒は、3曹(伍長)が約束されているだけだ。

 陸上には現在生徒出身の将官が9名いるが、いずれも生徒卒業後、防衛大学校に進学したので、「生徒」だから将官になった訳ではない。航空自衛隊ではいっとき将官がいたが、人事畑の防大出身者が「生徒」に対して否定的なため、現在は将官はいない。

 ちょっと自慢するが、各自衛隊生徒は中学卒業時の成績が各学校で1ケタ以内でないと入れない。昭和47年当時、東京都で航空自衛隊生徒合格者は3名だった。昨年は大田区から1名が合格したが、日比谷高校に合格したので、そちらにいってしまった。この段階では、実は防大よりレベルは高い!

 さて、その「生徒制度」がついに廃止になってしまったのだ。政府の総人件費削減制度の一環としての措置である。たかだか、年間50名の三等空曹
を養成するために、4年間もかける必要は無い、との官僚判断だそうだ。

 ところが、流石は将官9名いる陸自だけは大反対。いや「廃止」とはとても言い出せなかったらしい。ただ、人件費削減はのもうということで、「非自衛官化」とすることにした。実は、自衛隊生徒は15歳の入校時から「自衛官」なのだ。従って給料は15万円余り、ボ−ナスもでる。これは出しすぎ。

 ところが、防衛大学校学生や防衛医科大学校学生は防衛省の定員外の「職員」という扱いで、年齢は生徒より上なのに「学生手当」は約10万円。そこで、この制度を踏襲して「生徒」を再編しようというのが陸自の思惑だった。

 また「武力紛争における児童の関与・権利に関する条約の選択議定書」なる国際条約を国会で批准したことも関係しているかもしれない。この条約には「18歳未満の自国の軍隊の構成員が敵対行為に直接参加しないことを確保するためのすべての実行可能な措置をとること」と書かれており、現在の「自衛官」たる「生徒」は、法的には「防衛出動」に応じる義務があるのだ。とすると、条約違反となってしまう。

 そして、いよいよ来年4月入校の54期生から条約どおり「非自衛官化」する予定が、なんと「政局」で延期になってしまった。学校名も「陸上自衛隊高等工科学校」と決められ、制服は防衛大学校と同じものに、エンジのラインを入れたものを新調した。

 が、政局により「生徒」の身分変更を規定する自衛隊法、職員給与法、防衛省設置法改正案が審議未了で廃案となってしまったのだ。生徒を含む自衛官募集の最前線である全国の地方協力本部は大慌てだ。新しい制服、学校名のポスタ−、パンフレットを中学校に配布してしまったからだ。しかし、入校する生徒は逆にラッキ−である。自衛官のままだと、給与が月額5万以上多いし、ボ−ナスにも影響する。

 ただ、わが母校、航空自衛隊は、現在の2年生53期生の卒業をもって、53年間の「生徒制度」の歴史を閉じる。最後の生徒隊長は、わが同期の小柳一等空佐(大佐)である。

 最後の卒業式には是非、みんなで参加して懐かしい「生徒隊歌」を歌って送り出したいものだ。嗚呼!!航空生徒隊!


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