伊豆の南端まで、母娘3人で早咲きの河津桜を見に行って来ました。 朝7時出発のバスツアーで、本来なら一泊二日の日程を、無理やり1日に収めたという強行旅行です。 三島についたのが昼ごろで、出発したころはパラパラだった雨が、この頃には大粒になっていました。 ここで「わさび漬け」の工場見学をして、イチゴ狩りもしてきました。ハウスを叩く音が響いていまして、中はとても賑やかです。 「30分一本勝負ですからね!」と声を上げるガイドさんにつられるようにして、気を入れて食べに行きました。時計を持っていかなかった私は、他の参加者の方々を一緒に戻ってきたのですが、戻ってきてみたら、15分しか経っていなかったんですよね。 ちょっと残念な気もしました。まだ食べられたのに〜。つめ放題とか、食べ放題とか、め一杯入れたい方なのですが、さすがに戻る(そんな考えが浮かぶほどには意地汚かったりします:苦笑)のも恥ずかしかったので諦めました。お腹は一杯になって、満足しましたしね。 イチゴ狩りなんて、本当に…思い出せないくらい久しぶりだったので、楽しかったです。
河津桜は濃いピンクの桜でした。花もソメイヨシノよりも大きくて、でも、木は低いんですよね。だから花が近くて親近感が湧くような気がします。 根本近くには菜の花も満開で、ピンクと黄色と緑がとてもさわやかな河川敷でした。 桜祭りの会場では、出店の種類が本当に多いんですよ。温泉街だからでしょうか、乾物から、果物、海産物にマーガレットやカーネーションなどの花も出ていました。 公園には、温泉の足湯に浸かれる施設がありまして、 (というほど大きくはないですね。スポーツクラブのジャグジーみたい) 事前に添乗員から連絡があったので、タオルを用意して浸かってきました。なんと言っても無料です。でも、皆さん綺麗に使っているんですよね。施設自体もできたてみたいでしたが、やはり、綺麗に使われていると気持ちがよくなりますよね。 雨上がりでそこそこ冷えていたので、ちょっと熱めに感じました。
日曜だったので、朝の渋滞はなく、帰りが少々オーバーしましたが、10時ちょい過ぎには自宅に付きました。 前日出発の方々は、夜中の1時過ぎてしまったそうです。午前中雨とはいえ、桜を見る頃には止んでいたので、本当に運が良かったと思いました。 行きも帰りもバスの中はずーっと寝ていましたが、家に着くなり畳に転がってしまいました。
玄関を入ると、ふわりと匂いが襲ってきます。「ふわり」と「襲う」というのもおかしいのですが; でも、そんな感じなのです。
飾ってある紅梅の花が、ここ数日の陽気で満開になったために、強い芳香を放っております。甘すぎない梅の匂いは好きですが、この花は特に匂いが強いようで、帰ってくるなり、くらくらとなります。
梅は盆栽が5鉢と、庭にあるのは1本だけです。薄桃色の花がようやく開いたので、それも合わせてアルバムにアップしました。 なんだかすっかり暖かくなってしまったので、春のようで、気も抜けてしまいそうですが、これからまた寒くなるんでしょうかね?
今書き込もうと思って「年」を間違って入力したら、やっぱり2月20日に同じ梅の話題を書いていて、ちょっとびっくりしました。昨年はまだまだ寒かったみたいですね。今年がいかに暖かいかが解りました。でも、梅の話題は同じ日か……。
2004年02月15日(日) |
『エドガーさんは行方不明』 |
「やだー、わたしったら」
が、心の中の密かなマイブームだったりします。 それくらい、スーザンは可愛らしかった。 実際にこんな女の子が、友達ほど親しくもなく傍にいたら、張り倒したくなるくらいの、天然ボケのお嬢様。 世の中、彼女みたいに生きられたら、どんなにか楽しいだろうなぁ。 それに輪をかけたように、船旅の途中で知り合い、即効婚約した、資産家の坊ちゃま。二人の掛け合いが、まさに「バカップル」で、もう観ているだけで、そこだけ春でした。
エドガーを殺そうとする櫻井淳子(役名忘れた)は若くて、美人で、魔性の女そのもので、とっても素敵でしたが、でも、オイシイのはスーザンなんですよね。 このあいだ若手お笑い芸人が相方を募集するのに、ボケの方がオイシイから、みんなそれになりたがるといっていたのが頷けます。
セットを動かさず、暗転だけの舞台って、わりと場所はリビングが多いんですよね。翻訳物は特にそうですが、ソファーセットと暖炉、2階に続く階段、部屋(玄関・地下室・キッチン)への扉と、芝居は違っても大抵そろっています。 その中でも、暖炉の上の小道具が重要アイテムだったりするんですよね。写真とか。 笑ったのは、秘密の部屋と繋がっている扉を開ける仕掛けと、金庫を出す仕掛け。とくに金庫はどう考えても一人では開けられないから、隠した意味がないような気がします。
キャスト紹介の後の、幕引きが、映画みたいでした。部屋を出ていった最後の人が、手だけドアの隙間から出して、部屋のスイッチを消すんですが、その掌が裏返ると「END」が大きく書いてあるという…。 あれを舞台でやるとは思ってもいませんでした。わりと小規模の劇場だから、やることにしたんでしょうね。大劇場だと、さすがに遠くの客席からは見えませんもの。
これはオチがわかってしまうと、ちょっと面白さが半減してしまうクチかな。でも、キャストが良かったらまた行きたいですね。
隣町までスクーターで走っていたら、突風に見まわれまして、やや緩めに被っていたヘルメットがずれて、目の前を自分の髪に遮られてしまいました。 バサバサと顔にあたる髪が、とても痛かったです。矯正をかけているので、ピンと伸びた髪が角度によっては目に刺さりそうなんですよね。 風が痛くて、怖かったです。
夕方のニュースで春一番と聞いて、なるほど…と。 春一番の定義が色々出ていたんですが、立春から春分まで〜というところに、本当に春は近いのだなぁなどと思ったりしました。
今日はバレンタインデー企画で「LoveLetter」をやっていましたが、この映画で一番印象に残っているのは、柏原くんの現実離れした美しさでしょうか? 演技のたどたどしさがまた、若さを物語っていて、画面に見入ってしまいました。 光溢れる図書室の窓辺で、なびくカーテン中に消えてしまう…、その演出にこんなヤツ現実にいるわけないだろうっ! と思ったものですが、映画公開直後にこんな漫画みたいなことをやってのける人間を発見して、びっくりした思い出があります。 さすがにあそこまで綺麗じゃなかったけど。 ……今はなき稀有な人は、今どうしているのやら。
あとは胡散くさすぎるエっちゃん(豊川さんを家ではこう呼んでしまう;)が好きなんですよね。眼鏡の関西人ってどうしてこう、胡散くさいのでしょう? でもそこが良いのでした。
姉妹で見ながら、死んだ藤井樹の好みの顔が同じなのは良いとして、それがわかったのが死んだ後で良かっただろうなぁと、しみじみと言い合ってました。 へたをすると「悪魔の花嫁」とか「犬夜叉」状態になってしまいますもの(例はマンガか;)
2004年02月13日(金) |
人とはかくも薄情かな |
晩の食卓に「ふきのとう」の惣菜が並んでいたので、 「もう春なの? 嘘っ! 私の冬はまだ来ていないよ」と思いました。 残業で疲れ果てて、仕事以外にまったく気力を使えない時期のことです。
年明けからの残業時間が去年と比べて、驚くくらい少なくなっていたんですよね。 ということで、今年は、まだ本格的な冬は来ていないなぁ、と思っていたわけです。
始めは仕事の入りが遅いからだろうと思っていたんですが、前年資料を調べてもそうそう変わっていない。ずっとどうしてだろうと思っていたんですよ。 関連部署の人にまで「今年は空気がピリピリしていないよね」と言われたので、改めて後輩とアレコレ原因を探っていたところ、ようやく判明しました。
ひとつはアナログからデジタル化したために校正紙のコピーが楽になったこと。貼り込んだ版下って一枚一枚ガラス面に置いてコピーしなくてはなりませんが、出力した版下は連続コピーできますから。 そして、もうひとつは、月刊誌「時刻表」の進行がなくなったこと。 これを、すーっかり忘れていました。12月頭まで動いていたのに! しかも、上司の出張のダイヤを調べるときにも、時刻表を見ながら、もう終わっちゃったんだよなぁと言い合っていたのに!
過去は振り返らないとは言いますが、入社以来、ずーっと携わってきたというのに、後輩に指摘されるで気づかないとは…。これほど、綺麗さっぱり忘れるとは思っていなかったので、ちょっと驚きでした。
友人たちの中での最大の関心事だった「蜘蛛の巣」柄の着物! やってくれました。さすが宗方コーチ! あんな洋風の合宿所の大広間がどうして和室なのかとか、そのたもろもろのツッコミを差し引いて、あそこまでやってくれると、本当に嬉しいです。 ところで、蘭子は人知れずあの合宿所に仁の様子を見に現れたの? 同じところに泊まってるわけではないですよね? 昔はあんな高校生いない!と思っていた蘭子が、今のモデルの女の子なら、いそうなところが、時代の先取り…というか、憧れが現実になったということなんでしょうか? さすがに、お蝶夫人はムリそうだけど。 「R」マークの入った特設室内コートを持つお嬢様。某テニス漫画の金持ちお坊ちゃまでさえ、負けていると思いました(笑)
予報では、例年より暖かい晴れだったのに、寒い寒いと思って外を見たら、雪が降っていました。 けれど、朝のうちに少し降っただけで、すぐに止んでしまい、ちょっと残念です。1月の雪もこんな風だったかな。今年は雪で困ることはなさそうですね。 …まだ安心はできないかしら?
今日のニュースはどこでも、牛丼販売の最終日ということでしたが、私はたぶん1度しか食べに行ったことがありません。 その1度の日のことは、かなり前のことなのに今でも覚えています。
友人同士で夜通しカラオケをしようということになり、友人の会社近くのBOXで閉店まで過ごしたんですが、その店が何故か4時閉店で、始発も動いていないし、途方にくれたところに、目に入ったのが吉野家でした。 へろへろの身体で食べた牛丼が、妙に美味しかったのが印象的です。 その後、いくら早朝で人もまばらとはいっても、空のどんぶりを前に長居するわけにも行かず、ドーナツ屋へと移動したのですが、そのとき〆切りに追われていた友人はおもむろにバックから原稿を取り出したのでした。 ドーナツ屋さん(M・Dともに)では、よく原稿やってたんですよね。懐かしい……。今同じ状況になったら、どうだろう…。 (でも、下書きまでが限度なんですよね。机が揺れるからペン入れはムリなのでした)
我が家では盆栽の梅がメインでしょうか? 今咲いているのは、ピンクですが、紅梅の蕾も徐々に膨らんできていますから、そのうち開くことでしょう。 プランターではゼラニウムやビオラ、パンジーも頑張って咲いているんですが、ちょっと寂しい状態になっています。 そして、表紙は寂しいので、ぼたん苑で撮ってきたぼたんです。淡いピンクが可愛らしい品種でした。やっぱり白とピンクが綺麗ですね。一般的なぼたん色といわれる赤紫は、どうしても上手く映りません。印刷色でいうとマゼンタかしら? 光の三原色と印刷の三原色の兼ね合いのせいなんでしょうかね?
今更のように、年明けに飾ってあった竹細工とアレンジメントを合わせてアップしてみました。
タイトルの意味が映画の中で語られると「あぁ…そうか」と、胸にくるものがありましたね。禅寺の行になぞらえた、このシーンが一番胸にこたえたかも。 失明するとしたら、最後に見たいものは何か、というのは、わかりすぎるくらいでしたが、それ以外を持ってこられても、ちょっと困りますよね。 「笑顔の綺麗なお嬢さん」とか、さすがさだまさしみたいなセリフもあって、思ったよりも楽しい場面も多かったので、観やすい映画でした。 「げげ」という音の響きと失明という題材から、もっと激しいものを想像していたのですが、淡々と、切ない話で、失明した人の説明が「暗闇ではなく、霧の中にいるよう」だとか、「闇という光を見ていた」という表現が、新鮮でした。今まで光を失うと思っていましたから。 時間の流れとともに迎えたラストシーンも、とてもすっきりしていて、久しぶりに映画を観たなぁと思いました。(実際久しぶりの映画だったし)
2004年02月05日(木) |
不覚にも泣いてしまった |
今週もリアルタイムで「マリみて」と「十兵衛ちゃん2」を観てしまったので、寝不足です。先週のビデオを観てどうしても我慢できなかったんですよ〜。「十兵衛ちゃん」が!! もう、泣きました。 不覚というか…、これは泣かせるところだろう…というところだったのでまぁ良いのですが。 爽やかな容姿に、清々しい置鮎くんの声で 「父が(柳生の殿より仰せつかった2代目様を探す)お役目を果たせぬときは、息子のお前が代わりに頼んだぞ」とか言われちゃうとね、息子としては果たすしかないじゃないですか。 それにしてもなぜあの父にあの子供なのだ? 顔は可愛いし、忍びの腕もかなりのものなのに、ちんまりとした小汚いガキんちょ。苦労したんだろうな……300年も成長せずに、そのまま生きているんだから。(たぶん…) 1を観ていないのでこの辺あやふやです。 回想で父が自由(ヒロイン)に2代目十兵衛の証である眼帯を受け取ってもらえなくて、「拙者、何のために300年も生きながらえてきたのか」と、泣き言を言っていたし。そして空に帰ったらしい…たぶん? 子供が使い慣れない大人の言葉を必死で使うように、 「拙者…、父上の帰りを、300年…待ちました。ある朝、これ(2代目十兵衛の眼帯)が右手に……。父上…探せなかったのでござろうか……。ここに…、自由さま…、会えなかった…で、ござろうか…?」 とか、たどたどしく(見かけは幼稚園児だからっ)言われちゃうとね、だーーーっ!! と涙が溢れてきちゃいましたよ。
『違うのよ〜、父は300年かかってやっと探し出せたけど、相手に断られちゃっただけなのよ〜』
それを聞いてる自由も、もちろん泣いてて、子供を抱きしめようとするのですが、(結果的に子供から父を奪ったのは自分だからね)それでも眼帯は受け取れないので、泣く泣く「消えて」と。 次週気になるっ! ということで、起きて観ちゃったんですよね。 危機に陥った友人を救うために、結局は眼帯(がないと、変身できずに力を発揮できないので)をつける羽目になったんですが…。
1を観ていなかった十兵衛ちゃんをなぜ観る事になったかは、あまりにも笑っちゃう理由でして。 「マリみて」からの繋がりもあるのですが、うつらうつらとしながら観ていた初回ラストシーンで、ヒロインが眼帯をしたとたん『ナイスバディな美少女』に変身したからです。やれやれ。 普段の姿が「ぷりんぷりんのぽわんぽわん」ちゃんだったので、興味なかったのですが、日本刀を振り回す、黒髪美少女!しかも敵が、金髪美少女。そして、両者とも眼帯付き! 一気に目の覚めた私です。ははは。 同じような現象がセーラームーンでも起きたような気が…。5人のときには惰性で観ていたのに、天王と海王の二人が出てきたとたんに見方が微妙に変わったような(笑)
だから、マリみてもお姉さま方の方が気になったりして。
でも、さすがにリアルタイムは来週からは控えようと思ったのでした。年だし…。
今日は節分でした。 家に帰ると、すでに玄関は豆だらけです。 私が帰ってきたと知るやいなや、「一緒に豆まきしよう!」と珍しくイキオイこんだ妹が桝を持って迎えに出まして、着替えもせずそのまま「鬼は外〜福は内〜」 あまりに景気良く撒いたので、今年は食べる分が少なくなってしまいました。それでも、年の数+1…以上食べたような気がします;
2004年02月01日(日) |
あっというまに2月に |
一月があっというまに過ぎていってしまいました。年始休みもあったし、祝日もあったので、よけいにそう感じるんでしょうね。 そして、2月は日数が少なくて、3月は仕事が忙しいために、きっとあっというまに感じることでしょう。
隣の神社では、毎年2月の第一日曜日に町内の人たちが集まって、篠と半紙で作った的を、同じく篠で作った弓と矢で射るという行事が行われます。 私はこれをずーっと、節分と同じように魔よけとか、そういうのだと思っていたんですが、ふと思いついて聞いてみたら、「子宝祈願」だということでした。 だから、昔は子どもが欲しい順に射たそうなんですが、もう町内会に集まる人が子育てをすっかり終えた人たちなので、慣習として毎年やってるだけのようです。 子どもの頃は、大人がやり終わった後に、打ち捨てられた的と弓を持ち出して、子供たちで同じことをしたものです。(子宝祈願とは知らずに:笑) さすがに中学くらいになったらやらなくなりましたけど、弓に矢を番えるのが、とても格好良く見えたので、やってみたくてしょうがなかったんですよね当たれば気持ちが良いし。(所詮、素人の手作り品なので1日使えば、ボロボロです;) 私の高校は、弓道部があったので、袴姿の級友を見るにつけ、憧れたものです。私自身は部活動自体が苦手だったので、ちょっと迷いはしたけれど入りませんでした。 しかし、弓道場は危険区域なので、なかなか見ることはなかったんですよね。文化祭の後夜祭で、火を付けた弓を射るのがとても素晴らしい演出だったなぁと、しみじみと思い出しました。
弓引きといえば、先日国営放送で、からくり人形の番組がありまして、その中の「弓引き人形」がとても素晴らしくて、熱心に見ていました。的を当てるだけじゃなくて、外す仕掛けまで考えられているんですよ! 昔の日本人は素晴らしかったと、本当に感動しました。 それに、あのTOYOTAで茶運び人形をヒントにして、物を運ぶ自動ロボットを作ったっていうんですから。 作業ロボット自体は珍しくないのですが、それが、電気を使わない省エネというところが重要ポイントなのでした。しかも、仕掛けがシンプルなので、壊れてもすぐに修理できるという素晴らしさ。 他にもからくり人形が演技する山車(?)とか、昔の設計図の刷本とか、見ていて本当にわくわくしました。 ロボコンとはまた違った楽しさがありますよね。
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