2003年04月28日(月)
20年以上前の話だけど、私が仕事をしていた頃、勤務先のボスに言われた言葉で、 「最初から無理だと思ったら、仕事を全部一人で引き受けない事。」 っていうのがあった。 つまり「自分の能力を見極めて、仕事を分担しなさい」という事だ。 安易に一人で引き受けてしまい、(書類の整理みたいに期限のない仕事なら別だが)期限に間に合わずに最後になって、皆に手伝って貰うより、最初に「全部は出来ない」と言うなり、引き受けた仕事を他の人にも分担すればよいのである。 これは一見仕事に消極的で無責任のように思われるが、自分の分以上の事を引き受けて、最終的に皆に迷惑をかける方が、よっぽど無責任なのだ。 勿論、仕事に慣れや自分を磨く事によって、自分が出来る仕事の範囲が広がっていく事は言うまでもない。
社会に出て仕事をするという事から離れて20年たつが、最近ふとこの言葉を思い出した。
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