スナックおのれ
毛。



 泣きジョーズ。(涙鮫)

今日は、早めに帰れたのでお洗濯をしながら、テレビをだらだら。
踊るさんま御殿なんて、生活にまったく影響をきたさない、
洗濯への集中力を欠かさないですむ番組をつけて。
なんとなしにチャンネルを変える。
学校へ行こうの青少年(?)の主張が映る。
もちろん、途中からなので、何を主張しているのかサッパリわからない。
でも、こちらは何か愉快なことを期待して、
洗濯への集中を欠けさせて見入る。見入る。
「母は、かまってくれませんでした。」
映し出されるその子の母親の顔。
わざわざ、このために学校にきたんかいな。暇なこっちゃのう。
「でも、三者面談の時、私の成績を見た母が」
ほうほう。
「“あんたなにしてたの!”と言ったので、私はその場で
“こんな時だけ母親面すんな”と言ってしまいました。」
ああ、あるね。そういうのあるね。なるほどね。
「帰り、母の顔を見ると目が赤くなっていました」
「毎日、私たち家族のために働いてくれるお母さん。
私はなんてことを言ってしまったんだろう。」
ここらへんで、私、泣き始め。
「お母さん、ごめんなさい」
号泣。

ああ、いつになったら、政治家の悪事と私の涙はなくなるんだろう。

後悔。

2002年03月11日(月)
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