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■ 蟹。※文中、すべて仮名。
今日は、会社で松葉蟹を食べました。 バリッボリッ、ペチャペチャ・・・。 と言う音が、無言の中で響いていました。 小島さんが、声をかけるのがはばかれるほど、一生懸命、蟹と格闘していました。 氷さんが、あっと言う間に食べ終えて、私に顔の部分をくれました。 檜山さんも、いつのまにか食べ終わっていて、顔の部分をやはり私にくれました。 顔は、山手線の中で静かに持ち帰られ、 鍋に入れられたり、そのまま食べられたりしていました。 鍋の中にいる蟹は檜山さんにもらった蟹でした。 大きな蟹なので、湯に浸かりきりません。 顔の部分だけが島のように出て、蟹が温泉気分に浸っているかのようです。 なんとなく、そんな蟹を応援したくなった私は、 一緒に入っていた白菜のみじん切りを蟹のおでこの部分に盛り、 手ぬぐいのようにしてあげました。
本当に温泉に入って、赤くゆだっているかのような蟹。
食べ散らかして、蟹の殻まみれになったちゃぶ台。
晩餐の後。
コレ、いカニ!
2002年03月13日(水)
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