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■ 電車で・・・。
またもや、山手線でずうずうしい浮浪者に出会いました。今回は、長椅子の端の格子にひょいと足を上げて、完全に横になりやがっていました。先ほど、食べたのかチョコビスケットの破片やら、そのものやらが散らばっている御様子。もちろん、浮浪者必須アイテムの少し薄汚れたビニール袋もありました。私自身の降りる駅に到着したら、ペットボトルでも投げつけておりたろかな、と妄想を膨らませておりますと、大変に空いていた車内に人がパラパラと入り出しました。先刻まで浮浪者専用のベットと化していた長椅子にも、とうとうつかれたサラリーマンたちが座り出します。 すると、この長椅子には通常、みられない面々が座り出します。まず、浮浪者のすぐ横に座った眉間にシワよりめのサラリーマンが「っくっせーんだよっ」という捨て台詞を残して隣の車両に移る。すると、携帯メールに集中する暗い技術者風の若者、横に、鼻くそをずぅっとほじっては丸めほじっては丸め、当たり一面に散らかす比較的女の子にモテそうな中途半端な兄さん、さらにその横にはメガネチェーンをなぜか胸の方にたらし、もくもくと携帯メールをやってる中年のおばちゃん、そして、さらにさらにその隣には、だらしなオシャレで髪をボーンとさせている若者サラリーマン。しかも、この若者サラリーマン、よっぽど髪型を気にしているらしく、常に髪をサワサワサワサワいじっているものの、脳天、分け目付近についている紙ふぶきの一片のようなゴミにはちっとも気づかない。 ちょっと見られない構図です。浮浪者以外の4人が、全員、メールをやりだすという瞬間もありました。 でも、しかしながら、どうも私は、髪型ボーンの兄さんの紙ふぶきが大変気になる。家に行ってから、気づいたかしら?それとも、そのうち手があたってみつけたかしら?ああ、ああ、山手線て、たまにおかしい。
2002年03月20日(水)
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