スナックおのれ
毛。



 愛すべき天敵、心無い天敵たちへ。

どうにもこうにもムカツク人が昔、いましてね、
今、某電気メーカーの開発にいるってのはわかってるんですけど、何をやっているんだか、皆目検討つきません。というより、しりたかないんですけど、そんなこと。かといって、ろくろく話したこともないんです。だけど、その人の行動パターンやら物言い、笑い方、返事の仕方にいたるまで大嫌いでした。それはあちらも同じだったらしくて、私のことが嫌いだったらしいですよ。

なぜか、その人と私の真ん中には、何人もの人がいて、おもしろがっている様子で。水と油、というよりは私の認識としては、もはやお互いまったく違う生き物の認識でした。よくよく考えてみれば、幸せです、お互いに。というのも、これでどちらかが相手のことを気にやんでいたら、不幸成立。でも、お互い嫌いな分だけ、存分に嫌いになれたというワケです。ある意味、両思い。気持ち良いほど、互いの気持ちが通じ合ってなかった、それだけです。
こんなことを書いたのは、まあ、そんなカタチの両思いもあるよね、ということを話したかっただけなんですが、世の中には、尊敬できる愛すべき「良い人たち」がいて、そんな人が、もし人を嫌いになるという行動自体を恥じているなら、気にやむ必要もないんだぜ、というパターンを知って欲しかった。さあ、前世からの因縁があることを知ってください。生まれながらにして、嫌い合う運命を担う自分の天敵に心馳せましょう。そして、心から嫌い合う日が来ないことを願いましょう。そんな人にあわないようにするために。

まあ、こんなことを書き始めた本当の理由は、にょんなことから奴を思い出してしまったうさばらしなんですけどね。あーあ、日記をうさばらしにつかっちゃった、駄目だなあ。私。だって、あのツラが鼻につくんだもん、目につくんだもん、むかつくんだもん。

2002年03月26日(火)
初日 最新 目次


My追加