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■ 献血を考えてみました。
時折、献血します。とはいえ、無職のときに限ります。だって、血を抜くと眠くなって仕事できません。でも、本当の理由は、お金がなくて喫茶店に入れなかったからです。献血ルームではお菓子、お茶のたぐいが飲み放題。時間も潰せるし、無職の私にはちょうど良い、というわけです。 昔、某献血ルームでは図書券を配っていたそうです。もちろん、本当はいけないことなんですが、単純に良い制度だと思いました。だって社会貢献という自己満足でもって、忙しいときに時間をつぶしたり、痛い思いしたり、体調が悪くなるには、どうもワリが悪い。命を助けるなんて言われても、そいつが礼状をよこす訳でもなし、と思ってしまいます。 「献血」。血をささげるという意味の献血。嫌いです。ただもらうだけという姿勢があらわれています。どうも血は、病院にいったら、当然もらえるものとしているかたわら、献じるには「やってやってもいいよ」感がぬぐいされない気がしてなりません。だから私も喫茶店がわりになら「やってやってもいいよ」と思うんでしょう。とはいえ、血なんていつなんどき必要になるかわかりません。その場合は、いずれか同じ量だけお返ししたいな、とも思います。 血不足をうけて、秋葉原なんぞの献血ルームではメイドがマッサージをしてくれるそうです。しかし、果たしてサービスの問題なのか。結局、サービスと「やってもいいよ」のいたちごっこなんじゃないか。血が足りないなら、いっそのこと血を貸し借りするシステムに変えるのはどうだ?と思ってみたり。本人が返せなければ、まわりが返す方式で。預金みたいな預血も可能みたいな感じで。
2006年03月23日(木)
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