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■ 東京巨大資本、その眼下で。
人生二度目となる丸ビル体験。とはいえ、浮かれて遊びにいったわけではないです。仕事の資料探しで行きました。遊びには行けないです、私なんかが! ところで人生二度目だけあって、東京駅丸の内口を出て、はてどのビルだっけ?と迷いました。たぶんコレだったはず、というビルには何の装飾もない。一大エンターテインメントを提供する東京のプレイスポットなのに、おかしい。 いぶかしんで、そこらのタクシーの運転手さんに聞きました。 おじさん、一笑しながら「アレ」と指差す。 私、同時に「コレ?」と指差す。 なにやら笑いあってから別れたときに二人同時に「丸ビルなんて・・・ねえ?」と考えるのがわかりました。あきらめともはずかしさとも軽蔑とも屈辱ともつかぬ不思議な心持ち。なんか丸ビルが似合わない二人が丸ビルについて語り合う様。巨大なビルの下、巨大な資産を仰ぎ見ながら、関係のない庶民が心持ち共有する様。東京、丸の内、ただ広い場所で。二人の庶民が出会ったことに感謝したく思います。
2006年06月14日(水)
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