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■ 飛行機のテンション。
飛行機が飛ぶ瞬間。のろのろと滑走路を走り、そのうち一瞬止まった後、やっとやる気になりましたか?とばかりに急激にエンジン音を変えて、全力疾走する刹那。その瞬間が大好きです。毎回「飛行機のテンションが上がった!」と声を上げる私ですが、同時に私のテンションもピークを迎えています。飛行機は、飛びあがる時が一番です。ふっと空に持ち上がったとこなんか、なんで乗ってる私にも伝わるのか、不思議でなりません。そして、ぐるぐると旋回しながら、はるか上空を目指すとき、ななめになった視線の先に広がる海や陸や空が、子どもの時にのった遊具の豪華版みたいです(椅子がぐるぐるまわるやつ)。でもね、ところがね、これがね、雲の上にでちゃうとおもしろくないの。ずっと静かで、たいくつで。時々、窓から見えるブロッケン現象ぐらいしか、見る物がなくて。それでもね、昼と夜の境を飛行機がまたぐときは好き。空の果てがおいしそうなお酒みたいに濃い青と赤ににじむからね。あと、星空が大きいのは好き。地上では、地面の割合が大きい景色も、空にいくと、星空80%みたいな景色になるから。地球も宇宙なのねえって思えるから。嗚呼、飛行機にのりたい。昼と夜を飛び越えたい。テンションをあげたい。
2008年04月24日(木)
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