ガー、ガー。 軽々とボードを回し着地する。まるでボードに足がくっ付いているようだ。彼のシューズはかなり使い込んでいて、オーリーのしすぎで、左のアウトサイドは穴が開いていて、テープで補修してあった。僕らの前で次々に trick をきめる。boad の絵が分からなくなる程滑りこんでいるのが boad をflipした時に分かった。track はindi で、傷だらけであった。 最近ベアリングを替えたから、乗りやすいよ。 flip 系のtrick ばかりやっているので、boadを最新の短くて軽い物に代えるつもりであった。軽く、速く、である。
今日新しい club が open するから行ってみようか。invitation card あるし。 僕と I と K の3人で行く事になった。 何か食べてから行こう。そういえばまだopen には時間があるね。Zも誘ってみよう。 そう言って tel してみる。30分後に合流する事になった。
センター街を歩いていつものラーメン屋に入る。 K は Skateboad magagine を見ながら、この trick 難しいんだよね、と言って、コマ撮りされた写真を僕らに見せた。 うーん。これはなかなか出来ないよ。 backside 180 backfoot flip であった。最近の技はむちゃくちゃである。 ただでさえ難しいのに、backside で make するのはたいへんだよね。骨折覚悟でやらないと出来る様にならないね。 I は最新のtribal を見ている。club event のチェックをしていた。 このevent は VJ もあるようだ。そう言って、schedule のpage を開いて見せた。
来週か。行ってみよう。
OK。
店を出て、センター街を歩いていつもbar を営業している場所に向かう。 タクシー乗り場に着いてZにtel する。仕事が終わらないので、club に直接行くとの事だった。 じゃあレコード屋に行こうかB時間もまだあるし。 OK。 3人でレコード屋に向かう。 突き当たりの棚から5、6枚 Record を取り出すと、窓際に並ぶ左端の turntable に record を載せ、視聴し始めた。最近気になっているレコードを今日はチェックしようと思っていた。 I は棚に目を通し、4、5枚取って視聴した。これいいよ。そういって1枚僕に渡した。最近は彼の好みも少し変わったようで、いつものHard house ではなくてVocal 物であった。Track は hard であったが、ちょっと変わったVocal が絡む曲であった。 いいじゃん。 K は入り口にあるSkateboad のgame に夢中であった。 I も久しぶりにレコード屋に来たらしく、何枚もチェックしていた。
しだいに客が増えてきた。店内の曲もHard house に変わってきた。店員が次々に新譜をかけていく。今日入荷のレコードが次々に売れていく。奥のbooth ではこれから行くevent のDJ が店員の用意したレコードに針を落としていた。 棚には曲のコメントが書かれたメモが付いていて、買う際の一応の目安になっていた。しかし、このコメントがくせもので、けっこうはずす事が多い。 好きなDJ のmix work でない限り、必ず視聴してから買うようにしている。
何軒も record shop があるが、レコードを視聴できるのはこの店くらいなので、最近はここばかり来ている。
僕もIも今日は買わなかった。レコード屋を出て、駅まで歩く。本屋に入る。Design関係の本をチェックする。ここは洋書が多いので、結構まめにチェックしに来ている。店に入ると3人各自目的のコーナーに向かった。僕は写真集の所に行きチェックする。Iはプログラムの本、Kはdesignの本を見ていた。
−−− 続く −−−
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