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■■ 職人 vs. 管理職
2004年01月11日(日)

思えば日記を書き始めてそろそろ一年になる。当初は寝る時間も惜しんで毎日書いたのだけれども、案の定長続きはせず、最近は一ヶ月に数回のペースになってしまった。(12月は1回しか書けなかったし。) その理由は、必ずしも忙しかったとか、怠惰だったとかではなく、私が自閉症気味だったせいもある。日記を書かなかっただけではなく、外に対して自分を出すことがシンドイと感じるようになってしまっていた。おかしな話だが、会社での責任が重くなるのと反比例して、自閉症がひどくなっていったような気がする。もちろん、原因はそれだけではなかったと思うが、一因であることは確かである。某中央線で線路に飛び込む中間管理職の悲哀が、何となくわかるような気がする。編集者をやっている友人と久しぶりに話をしたら、こんなことを言っていた。「私は管理職には絶対なりたくない。管理職の立場にいると、職人として良い仕事ができなくなるから。」本田宗一郎や松下幸之助の偉大な例もあるが、一般的には正しい考え方なのかもしれない。自閉症気味になってしまったということは、仕事人としての自分の生き方をもう少し真剣に考えなければいけないというサインなのかもしれない。大袈裟に考えすぎているのかもしれないけれど、新年だから少し真面目に考えてみよう。
(写真:空に向かってすくすくと伸びるサボテン)
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