本当に書く事に困らないなァ
昼バイトにいくと、何故かいつもは朝1人しかいない社員が3人もいた。 どうやら今日は店長が仕入れでお出かけするかららしい。 おかげで仕事前に、いつもは座れる事務所のソファーが満杯で座れなかった。いや、正確には1つ空いていたが、店長とFっちさんの間の濃ゆい席なのだった。 「座ってくださいよ、もといさん(仮名)」 と、新入社員のMさんが自分の席を譲ってくれようとする。(優しい好青年なんだこれが) 店長も気付いて「こっちに座りなよ」と言ってくれた。 Fさんは店長の膝を指して目で「ここへどうぞ」と言っていた。 この店ってどうしてオチを入れようとする輩がいるかな…(-_-メ)
他の店舗から(チェーン店なのだ)仕入れてきた商品の品出し。 大きな天狗のお面を品出ししていたMさんが、3mほど離れたレジにいたわたしと目が合ったとたん、 「うわ、もといさん(仮名)も見てる」 と、言った。 何の事かと思って良く見たら、天狗の面を腰に付けているのだった。ちょうど長い鼻の部分が(以下省略) 「………」 Mさん、ちょっとさわやかパンク君であこがれていたのに…。 「いや、Fさんが腰につけてみろって」 言い訳をしながらこちらに近づいて来た。 「あーそうですか」 呆れてマトモに受け応えする気にもならない。 「それじゃあ、それをMさんが前いた店舗に写真とって『僕はこんなに元気です』って書いて近況でも送ったらどうですか」 と、なげやりに言った。 すると、Mさんが固まってしまった。口が開いたままになっている。 「え?」 だから元気だって………??? Σうーーーわーーーーーーー!!!!<(゚○゚)> 「うわー」 「違うッ!違ううぅぅぅぅーーッッ!!!」 必死に否定したがMさんは信用してくれなかった。 「あーあ、やっちゃった〜♪」 「違うッッ!そんなつもりで言ったんじゃない!ただ近況で元気だって…うわああああ!!」 言えば言うほどドツボ。 しかしMさんは他の社員と違って優しいのだった。若さあふれる営業用スマイルでニッコリ笑って、 「わかりました!じゃあ、これは僕ともといさんの間の秘密ということで!」 と去っていった。 しばらくして。 「やあ、もーさん(仮名)何かM君にとんでもない事を言っちゃったそうじゃないか」 と、Fさんに声をかけられた。 「へ?!」 呆然とするわたし。近くでそれを聞いていたMさんが、 「あ、もといさん、僕は何を言ったかまではいってないんで!」 とやはりさわやかに言って例のお面を壁にかけ始めた。 それってほぼ言ってるも同然じゃんかー!!!! …さわやかな笑顔に騙されたわたしがバカだった…。今度復讐してやるー!!
帰ろうとすると、社員のYさんが「やる」と「ワンダーカプセル」の中身だけを5個分くれた。 …なんでYさんコレ5個も買ってるんだろう…とは思ったのだけれども、深くは聞かない事にした。…ありがとうね♪ 再び帰ろうと荷物を見ると…コンビニの袋が縛り付けられていた。 「なんか付いているし!誰だい!」 中を見ると、「ワンダーカプセル」「デジモン02ウエハース」「メタルデジモン」が入っていた。 「あ、それ、俺」 …どうやらFさんのバースデープレゼントはまだまだ続いていたらしい(苦笑) 「コンビニ行ったらそれ(ワンダーカプセル)なくてさ。こっち(ウエハース)を買ったんだよ。で、2件目にはこっち(メタルデジモン)があったんで入れといた」 食玩のオンパレードである。 「メタルデジモン」は前I君にお誕生日プレゼントでセラフィモンをもらったので、ダブってないかみると、これはフレイドラモンだった。 「それさあ、どれが好きそうかなと思ってちゃんと箱調べたんだよね」 「………調べたんスか……(-_-;)」<なんか嫌なこだわりが… Fさんはこう言うのもなんだが、かなり長身の男の人である。(わたしより2歳年上)それがコンビニでちまちまと食玩を漁っている姿…。 ………ありがとうね♪(笑)
ちなみに、帰って中をみると、Yさんのくれた中身はシュリモン・パグモン・大輔・ワームモン・テイルモン・チコモン・ガジモン。Fさんがくれた方は伊織とホルスモンが入っていた。後半4つが持っていないものだった。Fっちさんダブリ率低い! 「メタル〜」のフレイドラモンを組み立てようとしたら、部品が1コすっぽ抜けてどこかへいってしまった。………こ、今度探してあげるからね。
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