ちきちき日誌




2000年10月24日(火)
本当に書く事に困らないなァ

昼バイトにいくと、何故かいつもは朝1人しかいない社員が3人もいた。
どうやら今日は店長が仕入れでお出かけするかららしい。
おかげで仕事前に、いつもは座れる事務所のソファーが満杯で座れなかった。いや、正確には1つ空いていたが、店長とFっちさんの間の濃ゆい席なのだった。
「座ってくださいよ、もといさん(仮名)」
と、新入社員のMさんが自分の席を譲ってくれようとする。(優しい好青年なんだこれが)
店長も気付いて「こっちに座りなよ」と言ってくれた。
Fさんは店長の膝を指して目で「ここへどうぞ」と言っていた。
この店ってどうしてオチを入れようとする輩がいるかな…(-_-メ)

他の店舗から(チェーン店なのだ)仕入れてきた商品の品出し。
大きな天狗のお面を品出ししていたMさんが、3mほど離れたレジにいたわたしと目が合ったとたん、
「うわ、もといさん(仮名)も見てる」
と、言った。
何の事かと思って良く見たら、天狗の面を腰に付けているのだった。ちょうど長い鼻の部分が(以下省略)
「………」
Mさん、ちょっとさわやかパンク君であこがれていたのに…。
「いや、Fさんが腰につけてみろって」
言い訳をしながらこちらに近づいて来た。
「あーそうですか」
呆れてマトモに受け応えする気にもならない。
「それじゃあ、それをMさんが前いた店舗に写真とって『僕はこんなに元気です』って書いて近況でも送ったらどうですか」
と、なげやりに言った。
すると、Mさんが固まってしまった。口が開いたままになっている。
「え?」
だから元気だって………???
Σうーーーわーーーーーーー!!!!<(゚○゚)>
「うわー」
「違うッ!違ううぅぅぅぅーーッッ!!!」
必死に否定したがMさんは信用してくれなかった。
「あーあ、やっちゃった〜♪」
「違うッッ!そんなつもりで言ったんじゃない!ただ近況で元気だって…うわああああ!!」
言えば言うほどドツボ。
しかしMさんは他の社員と違って優しいのだった。若さあふれる営業用スマイルでニッコリ笑って、
「わかりました!じゃあ、これは僕ともといさんの間の秘密ということで!」
と去っていった。
しばらくして。
「やあ、もーさん(仮名)何かM君にとんでもない事を言っちゃったそうじゃないか」
と、Fさんに声をかけられた。
「へ?!」
呆然とするわたし。近くでそれを聞いていたMさんが、
「あ、もといさん、僕は何を言ったかまではいってないんで!」
とやはりさわやかに言って例のお面を壁にかけ始めた。
それってほぼ言ってるも同然じゃんかー!!!!
…さわやかな笑顔に騙されたわたしがバカだった…。今度復讐してやるー!!


帰ろうとすると、社員のYさんが「やる」と「ワンダーカプセル」の中身だけを5個分くれた。
…なんでYさんコレ5個も買ってるんだろう…とは思ったのだけれども、深くは聞かない事にした。…ありがとうね♪
再び帰ろうと荷物を見ると…コンビニの袋が縛り付けられていた。
「なんか付いているし!誰だい!」
中を見ると、「ワンダーカプセル」「デジモン02ウエハース」「メタルデジモン」が入っていた。
「あ、それ、俺」
…どうやらFさんのバースデープレゼントはまだまだ続いていたらしい(苦笑)
「コンビニ行ったらそれ(ワンダーカプセル)なくてさ。こっち(ウエハース)を買ったんだよ。で、2件目にはこっち(メタルデジモン)があったんで入れといた」
食玩のオンパレードである。
「メタルデジモン」は前I君にお誕生日プレゼントでセラフィモンをもらったので、ダブってないかみると、これはフレイドラモンだった。
「それさあ、どれが好きそうかなと思ってちゃんと箱調べたんだよね」
「………調べたんスか……(-_-;)」<なんか嫌なこだわりが…
Fさんはこう言うのもなんだが、かなり長身の男の人である。(わたしより2歳年上)それがコンビニでちまちまと食玩を漁っている姿…。
………ありがとうね♪(笑)

ちなみに、帰って中をみると、Yさんのくれた中身はシュリモン・パグモン・大輔・ワームモン・テイルモン・チコモン・ガジモン。Fさんがくれた方は伊織とホルスモンが入っていた。後半4つが持っていないものだった。Fっちさんダブリ率低い!
「メタル〜」のフレイドラモンを組み立てようとしたら、部品が1コすっぽ抜けてどこかへいってしまった。………こ、今度探してあげるからね。

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